【まとめ】2020年1月のメロディックパンク必聴10曲 (解説付き) +11曲

Cigar – Classic You (Bridge City Sessions)
2020年1月に奇跡の初来日を果たしたアメリカ/オレゴン拠点のスケートパンク・レジェンド、CigarがYouTubeチャンネル「Bridge City Sessions」にて新曲Classic Youのセッション動画を公開しました。このビデオのミックス/マスタリング作業は日本ツアー中に行われており、ツアー中、移動の車内でメンバーがミックスをチェックしていました。ツアーに遊びにきてくださった方ならご承知の通り、メンバーそれぞれの個性的なアレンジがスケートパンク・グルーヴを生み出し、哀愁をおびたボーカルハーモニーが楽曲を色彩豊かに彩ります。先週、南米ツアーも発表し、引き続き勢力的な活動が期待される彼らから目を離す事が出来ない。

The Affect Heuristic – Mel Gibbons
UKテクニカル・メロディックパンク中堅、The Affect Heuristicのニューシングル「Mel Gibbsons」が話題になっています。ソングライティングを手がけるギタリストのDaveとAnthonyは見るからにメタラーで、影響を受けたアーティストにもSiKThやBetween the Buried and Me、Archspire、Intervalsといったプログレッシヴメタル、テクニカル・デスメタルバンドの名前を挙げています。冒頭のタッピングフレーズからガッツポーズしてしまうメロディックフリークスも多いと思いますが、アウトロに挿入されているサックスフォンの音色も心地良く、面白いアレンジだと思います。ギター陣のテクニックに耳を奪われますが、ボーカリストSeanも良いシンガーです。SeanはFable Mindというバンドもやっていて、実はRebukeの初来日でマーチガイとしてRNR TOURSに参加してました。人間性も最高で、是非The Affect Heuristicで再来日して欲しいですね!

UTOPIA NOW – The Problem With Judgment
メロディックパンク・カルト、Utopia NowのニューEP『Jefferson’s Baby』がPeople of Punk Rock Recordsより発売されました。Utopia Nowがソロプロジェクトである事はあまり知られていないですが、ソロであるからこそこれだけのボーカルハーモニーが生み出せるような気がします。Bad ReligionやEngraveリスナーは要チェックです。

Anti-Flag – Christian Nationalist
ニューアルバム『20/20 Vision』をリリースしたAnti-Flag。この楽曲はアルバムのリードトラックというわけではありませんが、分かりやすく痛烈なトランプ批判をしながらも、Against Me!を彷彿とさせるような明朗なパンクロックチューンです。ビデオ冒頭の”Make America Great Again!”は、トランプの発言としてではなく、KKKの元最高幹部でアメリカ合衆国の白人国家主義者として知られるDavid Dukeのものとして表現しています。単にアメリカ人の為のパンクロックではなく、どの国の政治にも問いかけるべき問題を表現している本物のパンクロックアルバムを作り上げたAnti-Flagに脱帽。

F.O.D. – Thirtysomething And Counting
ここ数年のヨーロピアン・メロディックパンクバンドの評価基準にもなっている”ボーカルハーモニー”。その頂点に君臨するのはベルギーのF.O.D.といっていいでしょう。初来日時には多くのファンを魅了し、メンバーそれぞれ仕事で忙しいにも関わらず、勢力的な活動で夏のヨーロッパフェスティバルを席巻。ファンベースを拡大し続けています。この楽曲もF.O.D.にしか作れない極上のボーカルハーモニーが光るメロディックパンク曲です。

Laughing In The Face Of – Helldweller
この夏来日が決定しているUKテクニカル・メロディックパンク・ベテラン、Laughing In The Face Ofの新曲が続々公開されています。これらの楽曲は来日前に発表される予定のニューアルバム『Here Lies Ordinary』にも収録されるので、間違いなく来日ツアーでも披露される事でしょう。シュレッダーリフ満載の超高速メロディックサウンドは、過去来日したFair Do’sやDarko、Almeidaが好きなら気にいるでしょう。個人的にはドラミングがかなりツボで、ドタバタメロディック的な良さも内抱したハイブリットサウンドだと感じます。

Red Atlanta – The Problems in Your Way
ルイジアナ出身メロディックパンクバンド、Red Atlantaのニューアルバム『Unsettled』収録のリードトラックがリリックビデオとして公開されました。Lagwagonや黄金期のBlink182に感じられる爽やかで切ないメロディを基調とし、ダイナミックな楽曲展開が魅力。アルバムとても良いので、是非聴いて欲しいです。
https://redatlanta.bandcamp.com/album/unsettled

Zebrahead – The Perfect Crime
1月中旬にリリースされたZebraheadのニューEP『Wanna Sell Your Soul?』に収録されている楽曲。アグレッシヴでファストなサウンドは、幅広いメロディックパンクリスナーに受け入れられるサウンドです。日本で絶大な人気を誇る彼らですから、またこの楽曲を日本で披露する機会もありそう!

The Bombpops – Notre Dame
3月13日にリリースされる待望のセカンドアルバム『Death in Venice Beach』から先行公開されたミュージックビデオ。すっかりFat Wreck Chordsの看板バンドとして、アメリカを中心にファンベースを持つ彼女たち。パンチの効いた女性フロントマンふたりの存在感に気を取られがちですが、本作は格段にメロディック/ポップパンクバンドとしてレベルアップした印象があります。これから公開されるだろう新しい楽曲も楽しみです。

The Suicide Machines – Awkward Always
これも2020年1月のビックニュースでした。The Suicide MachinesがFat Wreck Chordsと契約し、3月27日にニューアルバム『Off Revolution Spring』を発表します。The Suicide MachinesがFat Wreckからと驚いた人も多いかもしれませんね。

 

その他にも素晴らしい楽曲があったので、紹介します!

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