In Flames (インフレイムス) が、新曲「State of Slow Decay」をサプライズ・リリースしました。現在彼らはツアー中で、既にこの楽曲をライブで演奏している模様。
In Flamesの13枚目のスタジオ・アルバム『I, The Mask』のリリースはもう3年も前だ。以降、2020年に『Clayman』を再発、フロントマンのAnders Fridénは、ソロ・サイドプロジェクト、If Anything, Suspciousを始動させるなど、これまでもアクティヴに動き続けてきた。Fridénは、If Anything, Suspciousという不思議な名前のもと、昨年新曲「Nodes Of Yesod」と「Farewell」を発表し、その後1時間15分以上に及ぶ17曲入りの大作『Lullabies for the Damned』をリリースしている。
話を「State of Slow Decay」に戻そう。この4分間のシングルは、In Flamesの特徴的なリフが散りばめられており、またAt The Gatesを彷彿とさせるドライヴ感に満ち溢れている。Fridénは、特にヘヴィーなアプローチをとっており、予想以上にヘヴィーな印象を受ける。過去数十年の間にサウンドを進化させてきたが、この曲のドライヴ感は、間違いなく彼らの初期を彷彿とさせる。この先、彼らがどのような作品を発表するのか非常に楽しみだ。