Breakdowns At Tiffany’s – Eternal Lords
前作『Gravity』から3年振りのリリースとなる3枚目フルレングス。メタルの土壌がしっかりとしたドイツの地で、レーベルに所属せずに活動を続ける彼ら。世界中にはそうした選択を取りながらもメジャーフィールドに負けない人気を持つバンドもたくさんいて、彼らも世界中に強力なファンベースを持つバンドのひとつと言えるだろう。
サウンドプロダクションに関しては、D.I.Y.メタルコアのスタンダードとも言えるレベルであるが、やはりソングライティングにおいて抜群のセンスを持っているように感じる。イントロ開けのオープニングトラック「Collapse」は、2010年代中期を思わせるメランコリックなメロディとの相性が良い激情系メタルコア・グルーヴがたまらない1曲で、続く「Animals」も同じく素晴らしい。2000年代後半からポストハードコア〜メタルコアまで追いかけているリスナーにはBreakdowns At Tiffany’sは2020年においてとても貴重な存在なのかもしれない。お世辞抜きで今年かなり聴いたし、需要があれば来日に向けて動きたいなと思う。
Thrones
Collapse
Animals
Tremors
Cold Sweat
Two Thousand Fears
Messenger
Into The Abyss
Eternal Lords
8643
Domestic Horrors
A Serpent’s Tongue
Unraveled
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