Rolo Tomassi : 秘めた美しさを解き放つ傑作『Where Myth Becomes Memory』リリース!

 

Rolo Tomassi : イングランドはロンドン/ブライトンを拠点に活動するマス・メタル/オルタナティヴ・メタルバンド、Rolo Tomassiがニューアルバム『Where Myth Becomes Memory』をMNRK Records/Musicからリリースしました。

 

前作『Time Will Die and Love Will Bury It』から4年振り、通算6枚目のスタジオ・アルバムは、ドラマーAl Pott加入後、最初のアルバムとなる。2015年の『Grievances』に始まり、2018年の『Time Will Die And Love Will Bury It』と続く意図しない3部作の最終章として、バンド自身本作は過去最高傑作だと話している。

 

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2000年代後半からRolo Tomassiを追いかけている、またはなんとなく知っているリスナーにとって、彼/彼女らは間違いなく「マスコア/カオティック・ハードコア」として認識しているはずだ。芸術性の高いサウンドはフック、グルーヴとは違った美的感覚を持ち、長年それをRolo Tomassiらしさとして維持してきた。前作辺りからそのサウンドに大きな変化が現れ、いわゆる現代ヨーロッパのメタルコア/ポストハードコア、言ってしまえばBring Me The Horizonのオルタナティヴな感覚を取り込み、「メタルコア」としてもカテゴライズできるようなサウンドをプレイし始めた。もちろんベースにあるのはマスコアであるのだが、静と動、そして緩急を操りながら新しいサウンドを聴かせてくれる。

 

 

昨年11月に公開されたミュージックビデオ「Drip」が過去と現在のRolo Tomassiの違いをサウンドから、そしてヴィジュアルからも感じることができる良曲だ。

 

同じくプログレッシヴ・メタルコアとも形容できるサウンドで幕を開ける「Cloaked」もアルバムのキーポイントと言える楽曲。ミュージックビデオも美しい。

 

そして今年1月に公開された「Closer」。シューゲイズ、ブラッゲイズ、ポストメタルといった音楽の心地良さを持ちながら、Rolo Tomassiとして積み上げてきたキャリアからなる独特の暗さも感じられる。とにかくこのアルバム、Rolo Tomassiを前時代的なマスコアだと認識している人にこそ聴いてほしい。今のイングランド・メタルっぽいし、本当に大きな影響力を持っているように感じます。

 

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