現在のBring Me The Horizon (ブリング・ミー・ザ・ホライズン)は、活動当初のデスコアから遥かに進化を遂げ、オルタナティヴ・メタルコア、そしてよりロックのフィールドで活躍するようになった。しかし、彼らのルーツがメタルであることには変わりがないだろう。フロントマンのOli SykesはSobre La Dosisのポッドキャスト番組の中で、Bring Me The Horizonが始まる時、ハマった作品があるようだ。Sobre La Dosisの取材の中でOliは、メタルにのめり込むきっかけとなったのはどのアルバムかと聞かれ、次のように答えている。
Oliは以前、Linkin Parkが自身の音楽的ルーツであり、現在に至るまでのキーになっていると話しており、今回もそのように様々なメディアで答えているが、よりヘヴィな領域への入り口となったのは、メタルコアで成功したKillswitch Engageの2002年のアルバム『Alive Or Just Breathing』だったと話す。
Oliは取材に対し、このように答えている。
「初めて買ったメタルのレコード…、何をもってメタルと定義するかは人それぞれだと思うけど、最初に出会った2、3枚はLinkin Parkとかそんな感じだったと思うよ。初めて”これはメタルだ”と思ったアルバムは、Killswitch Engageの『Alive Or Just Breathing』だと思うね。初めて聴いた時は、”ああ、これはヘヴィすぎる”と思ったのを覚えているよ。
休暇をとってイギリスからバスでスペインに行った時、バスに乗る直前にこのアルバムを買ったんだ。初めて聴いたときは、”これは僕にはヘビーすぎる”と思ったんだ。”好きじゃない。クレイジーすぎる”ってね。でも、他に聴くものがなかったし、バスでの移動は丸一日かかるからずっと聴いていたんだ。スペインに着く頃にはすっかり気に入っちゃったんだ。
その後、DecapitatedやSuffocationといった様々なデスメタルや、Zaoのようなハードなものを聴くようになったんだよ。
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