2010年代初頭、メタルコア/ポストハードコア・シーンの重要バンドとして、Woe, Is Meの存在感は抜群だった。Rise Recordsに所属していたことで知られるこのバンドは、結局10年近く前にラインナップの入れ替わりを繰り返しながら解散してしまった。バンドは解散を経てIssuesを結成し、両バンドはその後のスタジオリリースで互いに軋轢を生んだ。Woe, Is Meは結局、2013年の『American Dream EP』リリース直後に消滅してしまった。
Woe, Is Meは2010年にVelocity Recordsから『Number[s]』をリリースし、デビューを果たした。『Number[s]』の成功を経て、メンバーラインナップをバタバタと変えながら、Woe, Is Meから脱退したメンバーによるIssuesが大ブレイク。その影でリリースされた『Genesi[s]』は、素晴らしいアルバムであったものの、かつての勢いはなくなってしまった。そしてWoe,Is Meは解散の一途を辿ったのだ。
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— Woe, Is Me (@woeisme) July 26, 2022
2022年7月25日、Woe, Is Meの元メンバーが30秒のティーザーをTwitterなどのSNSにアップロード。新世代のWoe, Is Meは、HanceとMichelがボーカルを担当し、バンドの両時代を衝突させたようなものになりそうだ。このティーザー以外には、彼らの復帰に関する情報はない。タグ付けされたメンバー全員がソーシャルメディアのバイオグラフィーにWoe, Is Meを追加しているので、明らかに何かが進行中であることが伺える。続く情報を楽しみに待とう。