Year Of The Knifeが重大な事故に巻き込まれ一部メンバーが危篤状態に (7/7更新)

ハードコア・バンド、Year Of The Knifeが、6月27日 (火曜日)にアメリカ・ユタ州でのツアー中に大事故に巻き込まれた。バンドが乗車したバンはトレーラートラックの荷台と衝突する交通事故を起こし、ギタリストのAndyとドラマーのAaronの兄弟は、この事故で両足を骨折するなどの怪我を負い、ギタリスト兼ベーシストのBrandonは脳震盪を起こしたが、最も重傷を負ったのはボーカリストのMadiだった。

事故の写真

バンドは事故の後、Brandonによってメンバーの状況を投稿してきた。Madiは頭部と脊椎にかなりの外傷を負い、いくつかの骨折もしているという。7月2日、Brandonの父親でMadiの義父が、Madiの容態について最新情報を伝えた。その中で、マディは今後数週間のうちに何度も手術を受けることになり、昨日の時点では医学的に昏睡状態にあることが明らかにされた。

Madi

「7月2日(日)。この日はBrandonとともにユタに来た最初の日だった。涙を流しました。私たちはここにいることにとても安堵していますが、Madisonのことがとても心配です。皆さんの愛と祈り、そしてBrandonとMadiへの寄付に感謝します。皆さんの愛と寛大さに圧倒されました。Madiは回復していますが、深刻な重体です。

彼女はこれから何度も手術を受けることになり、とても長い道のりを歩むことになります。彼女の治癒への旅が1000マイルかかるとしたら……現在はまだ5マイルしか進んでいません。医学的に誘導された昏睡状態にありながら、明るい兆しを見せている。Madiがいるユタ大学外傷センターは素晴らしいです。私たちはMadiを安心して任せられます。そしてMadiとBrandonには、地球上で最も素晴らしい友人と家族がいることも知っています!私たちはみんなをとても愛しています。

 

この事故に関する最新のアップデート (7月4日) では、Madiの容態が危篤から安定期に入ったことが明らかになった。しかし、残念ながら彼女の回復にはまだ長い道のりが待っている。この事故でバンを大破させられたことは言うまでもないが、これから長い回復過程が待ち受けているので、彼らはクラウドファンディングを行なっている。世界中から多くの寄付が集められており、一度は目標金額を達成するが、標額は20万ドルに引き上げ、寄付を継続しています。

 

Year Of The Knifeへ寄付が出来るGo Fund Meのページはこちら

 

 

*7月7日のアップデート

Madiの怪我は頭部と脊椎への外傷で、現在は安定した状態にあるが、現在も医学的な昏睡状態にあり、今後手術が予定行われるとのこと。

マディの夫であるベーシスト/ギタリストのBrandonは、バンが収容されたレッカー置き場を訪れ、完全に破壊されたAndyのキック・ドラムを除くバンドの機材のほとんどを取り戻すことに成功したことをソーシャルメディアで報告した。

 

 

メンバーの怪我については、ドラムのAndyは足首を2カ所骨折したが、その後退院し、母親のサポートのもとデラウェア州に帰郷した。ギタリストでAndyの双子の弟であるAaronは、大腿骨の骨折を修復する手術を受けた。さらに、シートベルトの衝撃で右頸動脈を裂傷しておりまだ入院中。ギタリスト兼ベーシストのBrandonは脳震盪を起こし、複数の打撲傷を負ったものの数日前に退院した。

 

 

最も重篤な状態にあるMadiは多くの手術に直面しており、予後は不明。Madiはソルトレイクシティに長期滞在する予定で、友人たちの協力で病院の近くに家具付きの家を用意したという。メンバー全員の回復への道のりは長く、収入減、医療費、バンの修理費、ユタでの宿泊費などが経済的負担となっている。この困難な時期にYear Of The Knifeを支援するため、上記のGo Fund Meページで寄付が募られている。

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