『メロデスガイドブック 世界編』発売!

昨年出版され話題となった『メロデスガイドブック 北欧編』の続編となる、『メロデスガイドブック 世界編』が2024年7月10日にパブリブより出版されました。著者は内藤智裕さん。先日私の手元にも届きましたので、この本の魅力をRIFF CULTの読者の皆さんに向けて紹介してみたいと思います。

 


 

どんな本?

本書は、北欧編で紹介されたスウェーデン、フィンランド、デンマーク、ノルウェー、アイスランドとフェロー諸島の他に、世界各地に点在するメロデス・バンドを紹介したものとなっている。超メジャー級からローカルシーンでしか知られていないドマイナー級まで複数のレイヤーにまたがり、統一的なシーンを形成しているとは言い難いメロデスの全体像を把握することが出来る本書は、メロデスだけでなく、メタルコア・リスナーにもオススメしたい内容となっており、Sadist、Nightfall、Aephanemer、Stortregn、 Intestine Baalism、Blood Stain Childといったバンドのインタビューに加え、Carcass、The Black Dahlia Murderといった大御所の紹介、加えて 「モダンメロデス」「デスラッシュ」「東方メロデス」「ジブリ」をキーワードに書かれた興味深いコラムが多数収録されている。このジャンルに詳しくなくても、メロデスというジャンルを知る入門書としてもオススメ。もちろん、コアなファンも楽しめる内容だ。

 

『テクニカル・デスメタル・ガイドブック』との繋がり

本書のレビューを読み進めていくと、先日私が執筆した『テクニカル・デスメタル・ガイドブック』で紹介したバンドがいくつか掲載されている。自分がテクデス本を執筆している時のことを思い出したり、自分の書いたレビューを読み比べてみたりすると、「テクデス側からの視点」と「メロデス側からの視点」で聴くことで随分と印象の違うバンドがいるということが分かる。例えば、AllegaeonやInferiといったバンドは、「テクニカル・メロディック・デスメタル」とも言えるバンドで、どちらのガイドブックに載っていてもおかしくないバンドだ。この二つのバンドを、さっき述べた視点の違いを意識して聴き比べてみると、かなり違って聴こえてくる。

 

RIFF CULTが来日を企画したバンドも掲載されている

RIFF CULTのチームメンバーが運営しているRNR TOURSで招聘したことがあるバンドが掲載されていて驚きました。Light This City は2019年に初来日し、東名阪をツアー。かなり盛り上がった記憶があります。メンバーのLauraとBenはHeartsoundsというメロディックパンク・バンドでも活躍しており、HeartsoundsはEpitaph Recordsからアルバムをリリースした経歴もあり、こちらのツアーもRNR TOURSで企画しました。レビューの中に来日したことも明記されていて、自分のことのように嬉しかったですし、レビューも熱く、今一度アルバムを聴き返したいと思いました。

来日した時の写真。みんなとても良い方でした!
ファンの皆さんとの写真

 

日本のバンドの紹介が充実している

Intestine Baalism、Blood Stain Childといった「メロデス」を語る上で欠かせない国内バンドのインタビューは読み応えありました。人柄が伝わってくるインタビューは、そのバンドをもっともっと好きになれるし、こうして書籍という形で残ることにとても意味を感じます。インタビュー以外にも日本のメタル・シーンについて丸々1ページ使って書かれた概要もかなり良くまとまってましたし、RNR TOURS/RIFF CULTで過去にブッキングさせていただいた多くのバンドが掲載されているのも嬉しかった。Alphoenix、Myproofをはじめ、Thousand Eyes、Serenity in Murder、Desolate Sphere、懐かしのDeGraceのレビューまで載ってるのが凄いです。View from the Soyuzの名前まで載ってます。

 

Imperial Circus Dead Decadenceかっこいい

日本のバンドのレビューをじっくり読みながら聴いていましたが、Imperial Circus Dead Decadenceは本当にかっこいい。もちろん存在は知っているし、聴いたこともありましたが、レビューを読みながら聴くという体験をしてみると、良さがさらに感じられました。「獄」はビデオもかっこいい。

 

『メロデスガイドブック 世界編』を読んだ感想

メロデスは帯のキャッチにもあるように「親しみやすいデスメタル」として知られているかもしれないが、その分ジャンルとしての境界線が曖昧で、多種多様なメタルのサブジャンルが存在する現代では「何がメロデスでメロデスでないか」というのが人によって違うものになっている。今回、著者の内藤智裕さんやパブリブ編集長のハマザキカクさんが北欧編、世界編の2冊で「メロデス」の歴史を丁寧にまとめ、ガイドブックとして完璧なものを作ったことは世界的にみても本当に凄いことだと思います。

熱い後書きに内藤さんがこの本に込めた想いが詰まっていると感じました!皆さんもぜひ本書を手に取ってみてください!絶対損はしません!

 

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