
アメリカのプログレッシブ/オルタナティブ・メタル・バンド ENTHEOSが、ニューシングル「Undone」をリリースし、オフィシャル・ミュージックビデオを公開した。同曲は10月23日にMetal Blade Recordsからリリースされるニューアルバム『Empty On The Inside』の6曲目に収録される。
「Undone」は、アルバム全体を象徴する中心的な楽曲のひとつ。ボーカルのChaney Crabbは、自分がかつて最も恐れていたような人間になってしまったという罪悪感と向き合うことをテーマにした曲だと説明している。
過去へ戻り、自分が壊してしまったものを元に戻すことはできないという現実に直面する悲しみも歌詞の核となっており、Crabbは非常に生々しい内容になったとコメント。その感情的な重さと楽曲のサウンドが完全に一致していると感じているという。
音楽面では、ENTHEOSが以前から取り入れたいと考えていたインダストリアル的なアプローチへ本格的に踏み込んでいる。バンドにとってはこれまでと異なる方向性を持つ楽曲でありながら、制作自体は非常に自然に進んだという。
Crabbは「Undone」について、一部のリスナーにとっては意外なサウンドに聞こえる可能性がある一方、自分たち自身に最も忠実な楽曲のひとつでもあると説明。今後もこの音楽的領域をさらに広げていきたいと語っている。
ニューアルバム『Empty On The Inside』では、Chaney Crabbとマルチインストゥルメンタリスト Navene Koperweisに加え、FallujahのScott Carstairs、AllegaeonのMichael Stancelが制作へ参加。これまで以上に全メンバーが一体となったソングライティング/レコーディングが行われた。
従来のENTHEOS作品ではCrabbとKoperweisのテクニカルな演奏力が大きな軸となっていたが、新作ではバンド全体でのコラボレーションを重視。複雑な演奏やプログレッシブな激しさを残しながら、よりタイトなソングライティング、強いフック、メロディックな要素を拡張している。
アルバム全体では、自分自身を暗闇の中で見失い、絶望と向き合った末に、以前の自分へ戻る方法が存在するのかを問いかける。タイトル『Empty On The Inside』が示すように、精神的な空虚さや自己喪失を作品の重要なテーマとして扱っている。
プロデュースはThe Black Dahlia Murder、Fallujah、Whitechapelなどを手掛けてきたMark Lewisが担当。マスタリングはSterling SoundのJustin Sturtz、アートワークはNine Inch Nails、Behemoth、Soundgardenなどとの仕事でも知られるZac Shifferが制作した。
収録曲「Tomblight」にはThe ContortionistのMichael Lessardがゲスト参加。全10曲を通してテクニカルなエクストリーム・メタルからメロディック、プログレッシブ、インダストリアルまで、ENTHEOSのサウンドをより広い領域へ展開する。
ENTHEOSは今夏、Jinjerとの北米ツアーを終えており、アルバム発売日の10月23日にはテネシー州ナッシュビルのThe ’58 at Eastside Bowlでリリース公演を開催する。Knoll、Dissonation、Vaelravynが出演し、その後のライブ日程も追加される予定となっている。
『Empty On The Inside』収録曲
1. Hell Is a Part of Me
2. Empty on the Inside
3. Hollow
4. Call My Name
5. Golden Crown
6. Undone
7. Tomblight feat. Michael Lessard
8. Pale Faith
9. Never Let Me Go
10. The Earth Will Move
『Empty On The Inside』
2026年10月23日リリース
Metal Blade Records
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https://www.metalblade.com/entheos/
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