
アメリカ・コロラド州を拠点とするテクニカル・デスメタル・バンド Allegaeonが、「Dark Matter Dynamics」のオフィシャル・パフォーマンスビデオを公開した。同曲にはギタリスト/マルチインストゥルメンタリストのAdrian Bellueがゲスト参加しており、2025年4月4日にMetal Blade Recordsからリリースされた7thアルバム『The Ossuary Lens』に収録されている。
「Dark Matter Dynamics」では、Allegaeonが得意とするテクニカルで重量感のあるデスメタルと、スティール弦アコースティック・ギターによる繊細なサウンドを融合。Greg Burgessは、自身が愛するスティール弦アコースティックの音楽をAllegaeonへ持ち込み、さらにそのスタイルをAdrian Bellueとともに掘り下げられたことを「永遠に誇りに思う」と振り返っている。
ボーカルのEzra Haynesも、Bellueとは近年親交を深めてきたと説明。楽曲については、Allegaeonらしい科学を題材としたテーマを持ちながら、激しいギターリフの間にソウルフルでアトモスフェリックなインストゥルメンタル・パートを配置することで、アルバムの幅広さを示す一曲になったと語っている。さらにコーラス部分を、これまでのAllegaeonで「最もジャンプしたくなるリフ」と表現した。
タイトルが示す通り、歌詞ではダークマターや宇宙物理学を題材にしている。原始ブラックホール、重力レンズ、赤方偏移、暗黒エネルギー、時空の歪みなどの科学用語を盛り込みながら、直接観測することのできないダークマターを“光の亡霊”“重力の幽霊”のような存在として描いている。
今回の映像はKyle Lamarが撮影したパフォーマンスビデオ。公開時には、デンバーで開催されたFlatline FestでBellue本人を迎えて「Dark Matter Dynamics」を演奏することも発表され、同フェスにはCattle Decapitation、The Zenith Passageらも出演した。
『The Ossuary Lens』はAllegaeon通算7作目のフルアルバムで、2015年に脱退したオリジナル・ボーカリストEzra Haynesが復帰後初めて参加したフルアルバムでもある。HaynesがAllegaeonのアルバムでボーカルを務めるのは、2014年の『Elements Of The Infinite』以来となった。
アルバムはデンバーのFlatline AudioでDave Oteroとレコーディングされ、AllegaeonにとってOteroと制作した6作目のアルバムとなった。作品全体では“死”を大きなテーマに設定し、それぞれの楽曲で異なる角度から死という概念を見つめている。
「Dark Matter Dynamics」ミュージックビデオ
『The Ossuary Lens』
2025年4月4日リリース
Metal Blade Records
ストリーミング/購入
https://allegaeon.bandcamp.com/album/the-ossuary-lens
Official
https://www.metalblade.com/allegaeon/