
アメリカ・ワシントンD.C.のメタルコア・バンド Darkest Hourが、11thスタジオアルバム『Suffer Divine』を10月30日にMNRK Heavyからリリースすることを発表した。あわせて、アルバム表題曲「Suffer Divine」のオフィシャル・ミュージックビデオも公開されている。
「Suffer Divine」は、正義と責任をテーマにした楽曲。ボーカルのJohn Henryは、憎悪や分断を広めることを選び、自らのエゴを満たすために他者を傷つける人々へ向けた曲だと説明している。
ニューアルバム『Suffer Divine』は全11曲を収録。Darkest Hourが長年築いてきたメタルコアとメロディック・デスメタルの融合を軸に、スラッシュメタル由来のスピード感と攻撃性、密度の高いギターワークを前面に押し出した作品となる。
ギタリストのMike Schleibaumは、新作について「怒り、スラッシュ、攻撃性に満ちている」と表現する一方、音楽的には非常に密度が高く、メロディック・デスメタルへの愛情から生まれた作品でもあると説明している。
アルバム全体のコンセプトでは、自分自身が経験した苦しみから自己価値や意味を見いだすという考えを扱う。Schleibaumによれば、『Suffer Divine』の制作そのものがそのテーマを体現する過程となり、怒り、痛み、苦悩を注ぎ込みながらも、作品の中には同じだけの希望が存在しているという。
そのため『Suffer Divine』は、単純に怒りだけを吐き出す作品ではなく、希望、怒り、共感という異なる感情を同時に抱えたアルバムとして完成した。
プロデュース、エンジニアリング、ミックスはMark Lewisが担当。WhitechapelやCannibal Corpseなど数多くのヘヴィミュージック作品に携わってきたLewisとともに制作され、現在のDarkest Hourの演奏力と、バンドが持つメロディック・デスメタル由来のサウンドをより明確に引き出している。
「Suffer Divine」のミュージックビデオはThomas Mignoneが監督を担当。Darkest Hourは今回のアルバムに向けてMignoneと4本のミュージックビデオを撮影しており、表題曲はその第1弾として公開された。
現在のDarkest HourはJohn Henry、Mike Schleibaum、Nico Santora、Aaron Deal、Travis Orbinによる5人編成。1990年代半ばからパンク/ハードコアとメロディック・デスメタル、スラッシュメタルを融合し、アメリカのメタルコア・シーンを代表する存在として活動を続けてきた。
11月からはライブ活動も本格化し、Fear Factory、Brotalityとともにアメリカツアーを開催。スプリングフィールド、ウィチタ、デンバー、シアトル、ポートランド、サンディエゴ、ポモナ、ロサンゼルスなどを巡る予定となっている。
『Suffer Divine』収録曲
1. All Cruelty Springs From Weakness
2. Gods Of Decay
3. No Conquered Hearts
4. Salvation
5. Suffer Divine
6. Warrior
7. Vile Angel
8. The Unforgiving Hand
9. Tribalist
10. Everyday Horrors
11. A Story Of Redemption
『Suffer Divine』
2026年10月30日リリース
MNRK Heavy
Pre-order
https://darkesthour.ffm.to/sufferdivine
Official
https://officialdarkesthour.bandcamp.com/