2020年も半分が終わろうとしております。その内の約半分は新型コロナウイルスの影響により全世界的にライブ活動が出来ない状況となりましたが、Philippeさんにとって、どのような時間になりましたか?
2019年末にFOAD加入の話を頂き、4月末に国内外でツアーを予定していましたが全てキャンセルになり、たくさん準備をしていたのもあって少なからずショックでした。
しかし、そこからマインドを切り替えるにはそれ程時間はかからなかったです。自粛期間はほぼ外界と切り離されて自分のペースで今後の準備をしていくのは僕の性格上とても合っていて、心身共にリフレッシュできました。
この半年で聴いたアルバムの中で、良かった作品を教えてください。
bülow – Damaged, Vol.2 – single
ここ数週間は音楽聴いてる時間の半分は彼女の曲を聴いています。
声のミックスが本当に好みで、声の広がりと重厚感は聴いててゾクゾクします。
Crumb – Jinks
眠気を誘う声と楽器で光の明るい気持ちよさと影の陰鬱な気持ち悪さを合わせたような音を表現していてなんともむず痒いアルバムです。
そこに中毒性があるんですけどね。
Chase Atlantic – Chase Atlantic
バンド名を冠したこのアルバムが1番好きで2020年になっても僕の中では色褪せない最高のアルバムです。声、歌詞、楽器、同期、ビジュアル、全てドストライクです。
Post Malone – Hollywood’s Bleeding
なんの曲聴くか迷った時は大体このアルバムを聴いていました。
昔のPost Maloneももちろん好きですけど、今作の歌のスキル、ラップのスキル、フロウの詰め方、歌詞、どこを切り取っても文句をつけようがないと思ってます。今年の来日が叶うことを願うばかりです。
Invent, Animate – Greyview
Invent, Animateはメタルの中でも大きな影響を受けたバンドの一つで、ボーカルが変わってリリースされた今作も前作までの世界観をちゃんと引き継いでいて、リリース直後はとにかくリピートしていました。
Philippeさんがプレイしているジャンルとは異なる音楽ジャンルの中で、この半年でよく聴いていたアーティストはいますか?もしあれば、最近気になっているジャンル、聴いてみたいと思っているジャンルについても教えてください。
先ほどの質問にあるように、そもそもメタルよりもそれ以外のジャンルを最近は聴いています。ポップス,R&B,エレクトロ,ピアノ,ボサノバみたいなゆったりリラックスできる音楽を主に聴いています。
映画や本で気に入ったものはありましたか?
一時期よりかは映画や本を見たり読んだりすることは減ったんですが、一昔前の名作「シャッターアイランド」を最近見てとても面白かったです。
https://movies.yahoo.co.jp/movie/334301/
2020年下半期にはライブシーンが新しい形で戻ってくることを祈ります。Philippeさんは2020年の下半期に計画していることはありますか?言えることだけで問題ありませんので、ファンの皆様にメッセージをお願い致します。
いつライブができるか全く分からない今、僕らに出来ることは今後の為の準備です。
FOADでライブがまだ一回もできてない分、初ライブは普通のライブで終わらせる気はないです。バンドはやっぱり音源とライブ、その両方あってこそのものだと思うのでそれぞれ期待して待っててもらえればと思います。