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【年間ベスト】Nightwish – Human.:II:Nature. (Symphonic Metal)

Nightwish – Human.:II:Nature.

フィンランドのシンフォニックメタル・レジェンド、Nightwishの通算9枚目となる5年振りのニューアルバム『Human.:II:Nature』は、大ボリュームの2枚組。一聴した限りではこの2枚の作品に連続性はなく、大きくチャプターとして区切られているようにも見受けられない。もちろんひとつの作品としての繋がりは感じられるので、まずはどちらもじっくりと聴いてみるのをオススメしたい。

特にDISC2は「All the Works of Nature Which Adorn the World」というタイトルが付けられており、インストゥルメンタルの組曲としてシンフォニックメタルの可能性を追求している。

メンバーラインナップは大きく変わっていないものの、2019年からドラマーにKai Hahtoが加入している。彼はWintersunにも在籍しており、キャリア初期はデスメタル/グラインドコアシーンで活躍していた人物。日本でも人気の高いRotten Soundにも1995年から2006年まで在籍していたから驚きだ。そのタイトでかっちりとしたドラミングは、Nightwishサウンドにも上手くフィットしている。

アルバムにおいてリード曲と言えるのは、ミュージックビデオにもなっている「Harvest」、そして「Noise」だろう。特に「Noise」のビデオは近代のテクノロジーの発展と文化の歴史についてメンバーの考えをアーティスティックに落とし込んだ2020年を代表するパワーメタルの1曲とも言えるだろう。

Disc 1
1. Music
2. Noise
3. Shoemaker
4. Harvest
5. Pan
6. How’s the Heart?
7. Procession
8. Tribal
9. Endlessness

Disc 2 – All the Works of Nature Which Adorn the World
1. Vista
2. The Blue
3. The Green
4. Moors
5. Aurorae
6. Quiet as the Snow
7. Anthropocene (including “Hurrian Hymn to Nikkal”)
8. Ad Astra

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