オーストラリアのベテラン・ポストハードコア・バンド SIENNA SKIES、新曲「Pillow Talk」リリース

オーストラリア・シドニーを拠点とするSIENNA SKIESが、ニューシングル「Pillow Talk」を9月1日にリリースし、オフィシャル・ミュージックビデオを公開した。長年のポストハードコアを土台にしながら、今回はオルタナティブ・ロックの側面をこれまで以上に前面へ押し出している。

「Pillow Talk」では、常にヘヴィな展開で押し切る従来型のアプローチから少し距離を取り、メロディ、アトモスフィア、ボーカル表現を楽曲の中心へ配置した。ギターは依然として重要な役割を担うものの、より広い空間を使ったアレンジによって、一つひとつの旋律や感情が自然に浮かび上がる。

激しいパートを積み重ねてインパクトを作るのではなく、ダイナミクスをゆっくりと変化させながら楽曲を展開。音数を抑える場面も効果的に使い、余白そのものを「Pillow Talk」の個性として活かしている。

こうした方向転換は、これまでのSIENNA SKIESから完全に離れるものではない。バンドは以前からポストハードコアの中に強いメロディックな要素を持っており、今回の新曲では、その部分をさらに大きく引き出した形だ。

結果として「Pillow Talk」は、ヘヴィミュージックのリスナーだけに照準を合わせた作品ではなく、オルタナティブ・ロックやエモを好む層にも届きやすい仕上がりとなった。それでも、SIENNA SKIESらしい感情的なソングライティングやギターを中心とした構成はしっかりと残されている。

バンドは2000年代からオーストラリアのポストハードコア/エモ・シーンで活動し、『Truest of Colours』『The Constant Climb』『A Darker Shade of Truth』などを発表。近年も2024年のEP『Only Change Is Permanent』、2025年の「Elated」「Brick」、2026年8月の「Slowburn」と継続的に新曲を届けてきた。

「Pillow Talk」は、そうした流れの中でも特にメロディックな方向へ踏み込んだ一曲と言える。ヘヴィさを増すことだけを進化とせず、抑制や空間を取り入れることで別の強度を生み出した。

9月からはオーストラリア国内で「Spring Tour 2026」も開催。ブリスベン、ゴールドコースト、ワガワガ、メルボルン、アデレード、パース、シドニーなどを巡り、新曲を携えて各地のステージへ戻る。

「Pillow Talk」
2026年9月1日リリース
Passion Eight Records

Official

https://linktr.ee/siennaskies

Website: https://siennaskiesband.com
Merch: https://siennaskies.myshopify.com

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