
フランス・リヨンのメタルコア・バンド RESOLVEが、ニューアルバム『Spread My Ashes Into Space』を2027年1月15日にArising Empireからリリースすることを発表した。あわせて、アルバム表題曲「Spread My Ashes Into Space」のオフィシャル・ミュージックビデオも公開されている。
「Spread My Ashes Into Space」は、現実の重さから逃れたいという切実な衝動をテーマにした楽曲だ。日々の雑音や期待、プレッシャーが耐え難いものになった時、すべてを捨てて静かな場所へ消えてしまいたい。その感覚を、果てしない宇宙空間というイメージへ置き換えている。
バンドが歌詞を書く際に繰り返し浮かんだのは、「それは治療なのか、それとも逃避なのか」という問いだった。宇宙はルールも神も存在せず、ただ無限の暗闇が広がる場所として描かれ、現実から完全に切り離された究極の静寂と自由を象徴する。
RESOLVEは、実際にすべての重圧から逃げるため、もっと静かで穏やかな場所へ人生そのものを移してしまいたいと感じた時期があったと明かす。その感覚は近年さらに強くなっており、自分だけが抱いているものではないとも考えているという。
一見すると、「Spread My Ashes Into Space」の歌詞はすべてを諦めるような暗い内容にも読める。しかしバンドは、むしろ希望から書かれた曲として受け取ってほしいと説明。逃げ場を失い、完全に追い詰められた状態から、それでも自分自身を救う方法を探そうとする姿が中心にある。
音楽面では、RESOLVEがこれまで築いてきたモダン・メタルコアを軸に、より大きなスケールへ踏み込んだ。巨大なギターリフ、アトモスフェリックなエレクトロニクス、広がりのあるメロディを重ねつつ、ボーカルでは生々しい脆さも残している。
ヘヴィネスを保ちながら空間を広げ、感情的な瞬間でも激しさを失わないアレンジは、新作全体の方向性を象徴するものだ。2023年作『Human』で確立した音楽性を単純に繰り返すのではなく、よりシネマティックで奥行きのある世界へ進もうとする姿勢が表れている。
『Spread My Ashes Into Space』は、2021年の『Between Me and The Machine』、2023年の『Human』に続く3rdスタジオアルバム。全10曲を収録し、「Godtier」「Mind Awake, Body Asleep」「Micromegas」「Dancing On Saturn’s Rings」「I Hate The Thing I Love The Most」など、宇宙や意識、感情を想起させるタイトルが並ぶ。
RESOLVEは9月から北米ツアーを展開し、アッシュビル、ノーフォーク、ストラウズバーグ、ハートフォード、ロチェスター、セイヤービル、マディソン、コロンバスなどを巡る。9月20日にはLouder Than Lifeへの出演も予定され、その後カナダ公演へ向かう。
アルバム発売直後の2027年1月からはフランス国内ツアーも開催。ランス、ストラスブール、ヴィルールバンヌ、モンペリエ、リモージュ、トゥールーズ、ナントなどを巡り、1月30日のパリ公演で締めくくる。
『Spread My Ashes Into Space』収録曲
1. Spread My Ashes Into Space
2. Godtier
3. Mind Awake, Body Asleep
4. Micromegas
5. Don’t Feel Sorry For Me
6. MANIFEST
7. Dancing On Saturn’s Rings
8. Ephemeral
9. I Hate The Thing I Love The Most
10. Neon Tide
『Spread My Ashes Into Space』
2027年1月15日リリース
Arising Empire
Pre-order
https://arisingempire.com/resolve
Official Website