
アメリカ・マサチューセッツ州出身のテクニカル・デスメタルバンドRevocationが、「Data Corpse」のオフィシャル・ミュージックビデオを公開した。同曲は2025年9月26日にMetal Blade Recordsからリリースされた9thアルバム『New Gods, New Masters』に収録されている。
ミュージックビデオはDavid Brodsky率いるMyGoodEyeのチームが制作。ヴォーカル/ギターのDave Davidsonがミュータント・サイボーグへ変貌する映像には、『鉄男』や『AKIRA』をはじめとするクラシックなサイバーパンク作品のイメージが影響を与えたという。
「Data Corpse」が扱うのは、SNS企業やデジタルデバイスによる個人データの収集と、それを利益へ変換する仕組み。Davidsonは、私たちがより魅力的な広告や商品を提示される代わりに、毎年少しずつ多くのプライバシーを差し出している状況から着想したと説明している。
楽曲ではその発想をさらに極端な世界へ発展。テクノロジーによって人間が食い尽くされ、魂までもが飽くことのないアルゴリズムの餌となっていくディストピア的なイメージを描いた。
「Data Corpse」は『New Gods, New Masters』の7曲目に収録。同アルバムは人工知能やテクノロジーへの依存、人間社会と技術の関係を重要なテーマとしており、「Sarcophagi of the Soul」ではスマートフォンへの依存、「Dystopian Vermin」では動物実験と社会構造、「Cronenberged」では暴走した科学実験を題材にしている。
『New Gods, New Masters』はDave Davidsonがプロデュースを担当し、Jens Bogrenがミックスとマスタリングを手掛けた。Travis Ryan(Cattle Decapitation)、Jonny Davy(Job For A Cowboy)、Luc Lemay(Gorguts)がゲストヴォーカルとして参加し、インストゥルメンタル曲「The All Seeing」にはジャズギタリストGilad Hekselmanを迎えている。
また、本作はギタリストHarry LannonとベーシストAlex Weber加入後初のフルアルバム。Davidson、Ash Pearson、Lannon、Weberによる現在の4人編成で制作された。
Revocationは現在、結成20周年を記念した北米ヘッドラインツアー20 Years Of Tormentを開催中。Defeated Sanity、Fuming Mouth、Weepingをサポートに迎え、バンドのキャリア全体から選曲したセットで各地を巡っている。ツアーは9月10日にウースターで開幕し、10月10日のフィラデルフィア公演まで続く。
『New Gods, New Masters』収録曲
1. New Gods, New Masters
2. Sarcophagi of the Soul
3. Confines of Infinity feat. Travis Ryan of Cattle Decapitation
4. Dystopian Vermin
5. Despiritualized
6. The All Seeing feat. Gilad Hekselman
7. Data Corpse
8. Cronenberged feat. Jonny Davy of Job For A Cowboy
9. Buried Epoch feat. Luc Lemay of Gorguts
『New Gods, New Masters』
2025年9月26日リリース
Metal Blade Records
Official Website
https://www.revocationband.com/