
オーストラリアのハードロックバンドAirbourneが、6枚目のスタジオアルバム『Airbourne』を2026年9月4日にSpinefarmからリリースした。2019年の『Boneshaker』以来、約7年ぶりとなるスタジオアルバムで、発売に合わせて収録曲「Kid In A Candy Store」のミュージックビデオも公開されている。
「Kid In A Candy Store」はアルバムの4曲目に収録。AC/DCの「Whole Lotta Rosie」に通じるロックンロールの精神を意識した楽曲として紹介されており、P.R. Brownが監督を務めたミュージックビデオでは、アルバム制作が行われたMusic Farm Studioでの映像と、周辺に生息する危険な野生動物を題材にした演出を組み合わせている。
『Airbourne』のプロデュースは、2013年作『Black Dog Barking』でもバンドと仕事をしたBrian Howesが担当。Mike Fraserがエンジニア、Zakk Cerviniがミックス、Ted Jensenがマスタリングを手掛けた。
レコーディングでは、バイロンベイ郊外にあるMusic Farm Studioを使用。同スタジオには、AC/DC、Rose Tattoo、The Angelsなどが初期作品の制作で使用したシドニーのAlbert Studios由来のNeveコンソールに加え、AC/DCのMalcolm Youngが所有していた8トラックのNeve機材も設置されており、Airbourneはこれらを実際のセッションに取り入れた。
バンドはヴィンテージ機材とテープを使って制作を進めたが、レコーディング期間中には機材トラブルだけでなく、サイクロンに近い嵐やヘビ、大型のクモなどにも遭遇。その後、メルボルンのHothouse Studiosへ移動し、Craig Harnathとともに残りの録音を完成させた。同スタジオはAirbourneが初期EPを録音した場所でもあり、ここでもかつてAlberts Studio 2で使用されていたNeveコンソールが使われている。
Joel O’Keeffeは、アルバム制作当初から大規模で象徴的な作品を目指していたと説明。Ryan O’Keeffeも、自分たちが愛するロックンロールの要素をすべて作品へ盛り込み、妥協せず制作することを重視したと振り返っている。
アルバムには、Mutt LangeとBryan AdamsがAirbourneと共同で作曲した楽曲も収録。「Here She Comes」と「Who Put The Rhythm In You?」の2曲で両者が共同作曲に参加した。「Here She Comes」は、Music Farm Studioを襲った嵐から生まれたアイデアを発展させた楽曲でもある。
また、「Bogotá」ではEddie Van Halenからの影響を取り入れ、Joel O’Keeffeが初めてEVHのFrankensteinギターを使用。アルバム最後の「Send Me To Rock ‘N’ Roll Heaven」では、Eddie Van Halenをはじめ、Lemmy、Doc Neeson、John Bonham、Bon Scott、Little Richard、Malcolm Young、Ozzy Osbourneら、ロックの歴史に名を残したミュージシャンたちに触れている。
Airbourneは今後、2026年11月から12月にかけてオーストラリアとニュージーランドで開催されるGuns N’ Rosesの公演にスペシャルゲストとして出演する予定だ。
『Airbourne』収録曲
1. Gutsy
2. Alive After Death (Last Plane Out)
3. Here She Comes
4. Kid In A Candy Store
5. Sky High
6. Who Put The Rhythm In You?
7. Christmas Bonus
8. Last Man Standing
9. Rock ‘N’ Roll Ya
10. Bogotá
11. Hells Got No Vacancy
12. Send Me To Rock ‘N’ Roll Heaven
『Airbourne』
2026年9月4日リリース
Spinefarm
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https://airbourne.lnk.to/Airbourne
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