
アメリカ・ニュージャージーを拠点とするラテン・ニューメタル・バンド ILL NIÑOが、ニューシングル「Born To Suffer (Nacido Pa Sufrir)」をリリースし、オフィシャル・ミュージックビデオを公開した。2025年に加入した新ボーカリスト Tommy Rouletteにとって、ILL NIÑOで初めて正式にレコーディングした楽曲となる。
Tommy Rouletteはニュージャージーのメタルコア・バンド Jynxで活動した経歴を持ち、前任ボーカリスト Marcos Lealの離脱後にILL NIÑOへ加入。ライブではすでにバンドのフロントマンを務めてきたが、「Born To Suffer」で新体制のスタジオ作品が初めて届けられた。
楽曲では、ILL NIÑOがキャリアを通して武器としてきたヘヴィなギターとラテン由来のパーカッシブなリズムを再び強く押し出している。「Nacido Pa Sufrir」というスペイン語タイトルも併記され、英語とスペイン語を横断してきたバンドのアイデンティティを継承した。
ドラマーのDave Chavarriは以前、「Born To Suffer」について、デビュー作『Revolution Revolución』を思わせるヘヴィな楽曲だとコメントしていた。初期ILL NIÑOの持つ直接的な重量感を意識しながら、新ボーカリストを迎えた現在のサウンドへ落とし込んだ一曲と言える。
プロデュースはDave Chavarriとベーシスト Laz Pinaが共同で担当。ミュージックビデオはHatebreedやAs I Lay Dyingなどの映像作品でも知られるTom Flynnが監督を務めた。
ILL NIÑOは現在、8thスタジオアルバムの制作も進めている。正式なタイトルや発売日はまだ明らかにされていないものの、「Born To Suffer」はその新たなフェーズを示す最初の楽曲として位置付けられる。
バンドの最後のフルアルバムは2014年の『Till Death, La Familia』。その後はラインナップ変更や新作制作の延期が続き、かつて『IllMortals』というタイトルで告知されていた作品も正式なリリースには至らなかった。今回の新曲は、長く続いた過渡期を経て再び前へ進むILL NIÑOの現在地を示している。
現在のラインナップにはDave Chavarri、Tommy Roulette、Laz Pina、Jes De Hoyos、Salvadore Dominguez、Miggy Sanchez、Daniel Coutoが名を連ねる。今後はメキシコでの公演やAftershock Festival出演も予定され、新曲とともにライブ活動を継続する。
「Born To Suffer (Nacido Pa Sufrir)」
2026年9月4日リリース
ILL NIÑO
Tommy Roulette : Vocals
Dave Chavarri : Drums
Laz Pina : Bass
Jes De Hoyos : Lead Guitar
Salvadore Dominguez : Rhythm Guitar
Miggy Sanchez : Percussion / Backing Vocals
Daniel Couto : Percussion
Official Website