【年間ベスト】The Lawrence Arms Skeleton Coast (Chicago Punk)

The Lawrence Arms – Skeleton Coast

拠点 : イリノイ州シカゴ
レーベル : Epitaph Records

1999年から活動を続けるベテラン・パンクバンド、The Lawrence Armsの7枚目となるフルアルバムは、前作『Metropole』から6年振りで、同じくEpitaph Recordsからリリースされました。プロデューサーは長くThe Lawrence Armsと共に制作を行ってきたMatt Allison。これまでThe Lawrence Armsはシカゴでレコーディングを続けてきましたが、今回はシカゴを離れ、Mattと共にテキサスのSonic Ranch Studiosで2週間に渡って録音が行われています。これについてChrisは、シカゴという故郷にとらわれる事なく制作がしてみたかったと話しています。

オープニングトラックの「Quiet Storm」から続く「PTA」と、アップテンポでハイエナジーな楽曲で幕を空けていきますが、The Lawrence Armsの独特の暗さがかすかに内包されておれ、シカゴ・パンク的なエモーショナルに溢れています。「Last, Last Words」「Ghostwriter」といった楽曲は、さらにビターで聴きごたえ十分です。

コロナウイルス流行前に制作されたアルバムではありますが、どこか2020年の世界を表現しているかのような雰囲気があるのも面白いところだと思います。

1 Quiet Storm
2 PTA
3 Belly Of The Whale
4 Dead Man’s Coat
5 Pigeons And Spies
6 Last, Last Words
7 (The) Demon
8 Ghostwriter
9 How To Rot
10 Under Paris
11 Goblin Foxhunt
12 Lose Control
13 Don’t Look At Me
14 Coyote Crown

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