ブラジルの女性デスメタル “CRYPTA”、新体制初のニューシングル「A Portrait of Decay」リリース&ミュージックビデオ公開

Photo Credit: Rafael Karelisky]

ブラジルのデスメタルバンドCRYPTAが、ニューシングル「A Portrait of Decay」を9月24日にNapalm Recordsからリリース。あわせて公式ミュージックビデオを公開した。

「A Portrait of Decay」は、2026年4月にVictoria Villarrealが正式ギタリストとして加入して以降、現在のラインナップで制作された初の楽曲。Fernanda Lira(Bass / Vocals)、Luana Dametto(Drums)、Tainá Bergamaschi(Guitar)、Victoria Villarreal(Guitar)の4人体制による新たな活動の幕開けを示すリリースとなる。

バンドは今回の楽曲について、次のアルバムキャンペーンに先駆けて現在のラインナップを紹介し、今後の音楽の方向性を示すために選んだと説明。楽曲では、痛みや苦しみに耐える手段としての「解離」をテーマにしている。

「A Portrait of Decay」は2026年6月にベルギーでレコーディング。Project Zero StudioのYarne Heylenがエンジニアリング、ミックス、マスタリングを担当し、アートワークはブラジル人アーティストのMarcos Millerが手掛けた。

ミュージックビデオの脚本はドラマーのLuana Damettoが担当。楽曲の激しさとは対照的な、幻想的で夢のような景色から徐々に暗い環境へと変化していく映像を通して、時間や置かれた状況によって自分自身の見え方や感情が変化していく様子を描いている。

CRYPTAは2019年にFernanda LiraとLuana Damettoを中心に結成。2021年に1stアルバム『Echoes Of The Soul』、2023年8月には2ndアルバム『Shades Of Sorrow』をNapalm Recordsからリリースした。

『Shades Of Sorrow』期のツアーや各地のフェスティバル出演を経て、バンドは現在、新たな作品へ向けたフェーズへ移行。「A Portrait of Decay」は今後の新曲で展開される方向性を示す最初の楽曲として発表されている。次回アルバムのタイトルや発売日などは現時点で明らかにされていない。

さらに10月5日からは、Arch Enemy、The Black Dahlia Murder、Septicflesh、Thrown Into Exileとともに北米ツアーを開催。11月16日のシアトル公演までアメリカ、カナダ各地を巡る。

「A Portrait of Decay」
2026年9月24日リリース
Napalm Records

限定7インチ盤
2026年12月11日リリース
Napalm Records

Streaming / Purchase
https://lnk.to/Crypta-APortraitofDecay/napalmrecords

Official Website
https://www.cryptaofficial.com/

Necrophagist、Decrepit Birth、Revocationらのメンバーによるスーパーグループ”Void Sector Zero”が始動!Season of Mistと契約&デビュー曲「Vortex Divinium」トレーラー公開!

新たなプログレッシブ・スラッシュメタルバンドVoid Sector Zeroが、Season of Mistとの契約を発表した。あわせて、デビューアルバムからのリードシングルとして予定されている「Vortex Divinium」のトレーラーが公開されている。

Void Sector ZeroはChristian Muenzner(ギター/シンセ)、Alex Weber(ボーカル/ベース)、Gabe Seeber(ドラム)による3人組。MuenznerはNecrophagistでの活動やObscura、Alkaloidへの在籍歴を持ち、WeberはRevocation、Malignancy、Exist、SeeberはDecrepit Birth、Abigail Williams、Carach Angrenなどで活動してきた。

Season of MistはVoid Sector Zeroを、過去のバンドから影響を受けながら、プログレッシブ・スラッシュメタルへ現代的なアプローチを加えたプロジェクトとして紹介。現在、バンドはデビューアルバムを準備しているが、タイトルや発売日、トラックリストなどの詳細はまだ発表されていない。

Muenznerは以前からテクニカル・スラッシュを演奏したいと考えていたと説明。テクニカル・デスメタルへ傾倒する以前からCoroner、Voivod、Toxik、Martyr、Hexenhaus、Aspidなどを聴いており、新たなバンドでこのスタイルへ取り組むことを決めたという。

メンバーを選ぶ際にはWeberとSeeberがすぐに候補として浮かんだとし、Obscuraで共に活動した経験から、演奏面だけでなくステージ外でも相性が良いことを理解していたと振り返った。3人はObscuraの『A Valediction』期のツアーでも共演している。

公式プロフィールでは、Muenznerがギターに加えてシンセも担当。新バンドではテクニカル・デスメタルでそれぞれが培ってきた演奏経験を持ち込みながら、プログレッシブ・スラッシュメタルを軸とした作品を制作していく。デビューアルバムの詳細と「Vortex Divinium」の正式なリリース情報については、今後発表される予定だ。

Season of Mist – Void Sector Zero
https://www.season-of-mist.com/bands/void-sector-zero/

Obscura、複数の法的案件について声明発表

ドイツのテクニカルデスメタルバンドObscuraが、現在進行している複数の法的案件について公式声明を発表した。声明では個々の案件の詳細や対象者を明らかにしていないものの、2026年2月以降、ドイツ国内で複数の人物に関する刑事告訴および訴追に向けた申立てを行っていると説明している。

バンド側によると、対象となっているのは、Obscuraが名誉毀損、侮辱、事実と異なる内容、あるいはその他の違法行為に該当する可能性があると考えている出版物や行為。これらに関連して生じた損害やその他の法的請求について、民事上の手続きも並行して進めているという。

また、今回の問題はひとつの出来事だけを対象としたものではないと強調。関係当局へ提出した資料には、2015年から現在までの出版物や行為が含まれており、Obscuraおよびメンバーに関する争いのある事実上の主張、著作権や知的財産に関する問題、個人情報の公開、そのほかドイツ法の下で当局へ調査を求めた事項が含まれているとした。

さらにバンドは、一連の問題による影響がObscuraだけにとどまっていないと主張。複数の海外企業や仕事上のパートナーも影響を受け、一部の企業からは脅迫や不適切な圧力を受けたとの報告があり、経済的損失が発生したケースもあるとしている。該当する企業は、関係当局へ情報や資料を提供しているという。

Obscuraは、オンライン上で公開された主張によって海外での活動にも実務上の影響が生じたと説明しており、中国公演に必要なビザの取得で大きな問題が発生したことにも言及。関連資料と証拠を提出しており、今後も当局へ全面的に協力していくとしている。

今回の声明の背景には、2025年初頭から表面化していた元メンバーとの楽曲制作をめぐる対立もある。元ベーシストのAlex Weberや元ギタリストのChristian Münznerは、2025年作『A Sonication』に自身が過去に制作した楽曲のアイデアやリフが許可なく使用されたと公に主張していた。

Münznerは当時、自身が書いたリフや楽曲構成が使用されていると主張し、法的手段を検討すると表明。これに対してSteffen Kummererは、元メンバー側の発言について多くのフラストレーションと不必要な公の中傷が存在すると反論し、SNS上で争うのではなく当事者間で解決すべき問題だとの立場を示していた。これらの主張について、今回のObscuraの声明は個別案件との具体的な関連性を明言していない。

バンドはファン、メディア、ビジネスパートナー、ミュージシャンに対し、現在進行中の案件について憶測、個人攻撃、さらなる公の論争へ加わらないよう要請。オンライン上で公開された主張を、確定した事実と混同しないでほしいと呼びかけた。

法的手続きが続いている間は、問題の具体的な内容についてこれ以上公の声明を行わない方針も示している。声明の最後には「Listen to music, not allegations.」という言葉を添えた。Obscuraは2025年2月7日に7thアルバム『A Sonication』をNuclear Blast Recordsからリリース。同作は『A Valediction』から続く3部作構想の第2章として発表されている。

Archspire、「Limb of Leviticus」ライブパフォーマンス映像公開 最新作『Too Fast to Die』を携え欧州ツアーへ

カナダ・バンクーバーのテクニカルデスメタルバンドArchspireが、「Limb of Leviticus」のライブパフォーマンス映像を公開した。映像はSavannah Bagshawが監督を務めている。

「Limb of Leviticus」は、2026年4月10日にリリースされた5thアルバム『Too Fast to Die』の6曲目に収録。アルバム発売に先駆け、1月13日にシングルとして公開され、Cloud Motion Designが制作したリリックビデオも発表されていた。

『Too Fast to Die』は2021年作『Bleed the Future』以来、約4年半ぶりとなったフルアルバム。Archspireは従来のレーベルを介したリリースから離れ、Kickstarterによるクラウドファンディングを実施し、本作を完全なインディペンデント作品として制作・リリースした。アルバムではDave Oteroがプロデュース、レコーディング、ミックス、マスタリングを担当し、Mike Lowが追加エンジニアリングで参加。アートワークはShindy Reehal、レイアウトとデザインはMindreaderのKevin Mooreが手掛けた。

また、『Too Fast to Die』は2025年に加入したドラマーSpencer Mooreが参加する初のArchspire作品でもある。前任のSpencer Prewettが2024年に脱退した後、バンドは新ドラマーを募集し、2025年5月にInferiで活動していたMooreの加入を正式発表。その後Flatline Audioでアルバムのドラムレコーディングを進めた。

現在のArchspireはOliver Rae Aleron(Vo)、Dean Lamb(Gt)、Tobi Morelli(Gt)、Jared Smith(Ba)、Spencer Moore(Dr)の5人編成。バンドは『Too Fast to Die』について、2021年のJUNO Award受賞作『Bleed the Future』からさらにスピードと精密さを押し進めた作品と説明している。

7月には『Too Fast to Die』の制作過程を追ったスタジオドキュメンタリーも公開。最初のレコーディングセッションから最終トラッキングまでを記録し、クラウドファンディングを支援したKickstarterのバッカーにも謝辞を送っている。Archspireは10月から、Crown Magnetar、The Zenith Passage、Analepsyを迎えた「European Vacation」ツアーを開催する。10月23日のドイツ・ケルンから11月21日のフィンランド・ヘルシンキまで、ヨーロッパ各地を巡る予定だ。

「European Vacation」ツアー日程

10月23日 ケルン・Essigfabrik
10月24日 ナイメーヘン・Doornroosje
10月26日 ロンドン・Electric Ballroom
10月27日 マンチェスター・Academy 2
10月28日 グラスゴー・Slay
10月29日 ダブリン・The Academy
10月30日 バーミンガム・O2 Academy2 Birmingham
10月31日 ブリストル・Electric Bristol
11月2日 アントワープ・Kavka Zappa
11月3日 パリ・La Machine Du Moulin Rouge
11月5日 マドリード・Revi Live
11月6日 バルセロナ・Salamandra
11月7日 トゥールーズ・Le Bascala
11月8日 アーラウ・KIFF
11月9日 ミラノ・Legend Club
11月10日 ミュンヘン・Backstage
11月11日 カールスルーエ・Substage
11月12日 プラハ・MeetFactory
11月13日 ベルリン・Columbia Theater
11月14日 イェーナ・F-Haus
11月16日 ハンブルク・Gruenspan
11月17日 コペンハーゲン・VEGA
11月18日 オスロ・John Dee
11月19日 ストックホルム・Kollektivet Livet
11月21日 ヘルシンキ・Ääniwalli

『Too Fast to Die』収録曲

1. Liminal Cypher
2. Red Goliath
3. Carrion Ladder
4. Anomalous Descent
5. The Vessel
6. Limb of Leviticus
7. Deadbolt the Backward
8. Too Fast to Die

『Too Fast to Die』
2026年4月10日リリース
自主リリース

Bandcamp

https://archspire.bandcamp.com/album/too-fast-to-die

Official Website

https://archspire.net/

異彩を放つテクニカル/プログデス”Artificial Brain”、宇宙的恐怖と人間の変容描くニューアルバム『Antillia』11月リリースへ! 新曲「Quantum Malignancies」公開

Artificial Brainが、4thフルアルバム『Antillia』を2026年11月13日にProfound Lore Recordsからリリースすることを発表した。あわせて、アルバムからの第1弾シングル「Quantum Malignancies」を公開している。

『Antillia』は2022年のセルフタイトルアルバム『Artificial Brain』以来、約4年ぶりとなるフルアルバム。これまでニューヨークを中心に活動してきたバンドは現在、ヴァージニア州リッチモンドへ新たな拠点を置き、Inter Armaでも活動するMike Paparoをヴォーカル、BattlemasterのAlex Tomlinをドラムに迎えた新体制へ移行した。

現在のラインナップには、ギターのDan GargiuloとOleg Zalman、ベースのSamuel Smithも参加。2014年作『Labyrinth Constellation』、2017年作『Infrared Horizon』、2022年作『Artificial Brain』で築いてきた一連のSF的世界観を経て、『Antillia』から新たな章へ踏み込む。

バンドは新作を、これまでで最も短く、最も攻撃的なアルバムと説明。テクニカル/プログレッシブなデスメタルを軸に、ブラックメタル的な質感、激しいブラストビート、錯綜するギターソロ、霞がかったようなアンビエント要素を組み合わせながら、作品全体にはメランコリックで喪失感を帯びた空気が流れているという。

全9曲では、宇宙的恐怖、侵略、汚染、病、変容などが繰り返し描かれる。空から降り注ぐ未知の病、土壌や水を汚染する物質、癌を引き起こす医療用ナノボット、地球上の政府へ干渉する異星の存在などを通して、人類が宇宙という未知の領域の中で変質していく姿を描いた。

第1弾シングル「Quantum Malignancies」について、ベーシストのSamuel Smithは、『Antillia』における変化と、これまでのArtificial Brainから続いている部分の両方を表している楽曲だと説明している。

冒頭にはMiasmatic NecrosisのPaulo Paguntalanによるガテラルヴォーカルが入り、中盤にはArtificial Brainらしい物悲しいアルペジオを配置。新加入したMike PaparoとAlex Tomlin、そしてIan Jacyszynによるミックスによって、これまで以上に即時性のあるサウンドが生まれ、終盤では2本のギターによるソロへと展開する。

Paparoは歌詞について、『Antillia』では宇宙とその恐怖、未知なるものに対する人間の闘いを描きたかったとコメント。「Quantum Malignancies」では、人類社会をより良い方向へ変え得る技術が登場するものの、権力者によって歪められ、最終的に計画的な大量人口減少へ利用されていく物語が描かれる。

本作のレコーディングとミックスはIan Jacyszynが担当し、マスタリングはKrallice、Gorgutsなどでも知られるColin Marstonが手掛けた。アートワークはFleshfliesが制作している。

また、Paulo Paguntalanは過去のArtificial Brain作品にも継続して参加してきた人物で、今回の『Antillia』にもゲストヴォーカルとして登場。「Quantum Malignancies」の冒頭から、新体制とバンドの過去をつなぐ役割を担っている。

2014年の『Labyrinth Constellation』から始まった作品群を経て、新たなメンバー、新たな拠点で制作された『Antillia』。これまでの宇宙的デスメタルという核を残しながら、より攻撃性と即時性を強めた全9曲が収録される。

『Antillia』収録曲

1. The Wandering Star Prion
2. Quantum Malignancies
3. Obsidian Agents
4. Deciphering the Anachronistic Tongues of the Relic Satellites
5. Planet: Carrion
6. Against the Furthest Reaches of the Light
7. Cosmic Death Church
8. Solar Ark
9. Antillia (in Chromatic Aberration)

「Quantum Malignancies」
2026年9月21日リリース
Profound Lore Records

『Antillia』
2026年11月13日リリース
Profound Lore Records

Pre-order

https://linktr.ee/artificialbrain

Bandcamp

https://artificialbrain.bandcamp.com/album/antillia

200 Stab Wounds、3rdアルバム『Lowest Form』を2027年2月リリース決定! 新曲「Pangs Of Conscience」公開

アメリカ・オハイオ州クリーブランドのデスメタルバンド200 Stab Woundsが、3rdアルバム『Lowest Form』を2027年2月19日にMetal Blade Recordsからリリースする。2024年の『Manual Manic Procedures』以来となるフルアルバムで、全8曲を収録する。

発表にあわせて、アルバムのオープニングを飾る「Pangs Of Conscience」を第1弾シングルとして公開。オフィシャル・ミュージックビデオも公開された。

「Pangs Of Conscience」は、自分自身の本来の姿に反するような過ちを犯してしまう時期を経験し、そこから再び自分を見つけていくことをテーマにした楽曲。バンドは、音楽面でも歌詞面でも、これまで制作してきた中で特にダイナミックな楽曲のひとつだと説明している。

『Lowest Form』のプロデュース、ミックス、マスタリングは、Power TripやCavaleraなどを手掛けてきたArthur Rizkが担当。アートワークはMunicipal WasteやFrozen Soulとの仕事でも知られるJames Bousemaが制作した。

新作では、200 Stab Woundsがこれまで軸としてきたオールドスクールなデスメタルの攻撃性を維持しながら、より引き締められたアレンジや楽曲内のダイナミクス、空間的な要素を拡張。ギターを中心としたヘヴィなサウンドに加え、シンセによるインタールードも取り入れられている。

「Symbolic in Glory」ではスポークンワードも導入。アルバム全体で楽曲ごとの個性を明確にしながら、激しいパートと緊張感を蓄積するセクションの対比を強めるなど、これまで以上に楽曲構成へ焦点を当てた。

バンドは『Lowest Form』について、これまでの人生で最も力を注いだ作品だとコメント。完成したアルバムへの誇りを語りながら、200 Stab Woundsにとって新たなチャプターの始まりになると説明している。

200 Stab Woundsは2024年6月に2ndアルバム『Manual Manic Procedures』をMetal Blade Recordsからリリース。同作には「Hands of Eternity」「Gross Abuse」「Release the Stench」、Code OrangeのJami Morganを迎えた「Ride the Flatline」など全9曲が収録された。

現在のラインナップはSteve Buhl(Vo/Gt)、Raymond Macdonald(Gt)、Todd Thompson(Ba)、Owen Pooley(Dr)の4人。新作リリースに向け、2026年9月にはMaulとTribal Gazeを迎えたアメリカ・ヘッドラインツアーを開催している。

さらに2027年1月からはWhitechapelのUK/ヨーロッパツアーにSylosis、Tribal Gazeとともに参加。ツアー期間中の2月19日に『Lowest Form』がリリースされ、その後も3月2日のワルシャワ公演までヨーロッパ各地を巡る予定だ。

『Lowest Form』収録曲

1. Pangs of Conscience
2. Wicked Butchery
3. Sweet Suicide
4. Methodically Slaughtered
5. Symbolic in Glory
6. Psychopomp
7. Taste of Betrayal…The Ultimate Consequence
8. Punishment Eternal

『Lowest Form』
2027年2月19日リリース
Metal Blade Records

Pre-order

https://www.metalblade.com/200stabwounds/

20周年記念ツアー中のRevocation、個人データを食い尽くすテクノロジー社会を描いた新曲「Data Corpse」ミュージックビデオ公開 

アメリカ・マサチューセッツ州出身のテクニカル・デスメタルバンドRevocationが、「Data Corpse」のオフィシャル・ミュージックビデオを公開した。同曲は2025年9月26日にMetal Blade Recordsからリリースされた9thアルバム『New Gods, New Masters』に収録されている。

ミュージックビデオはDavid Brodsky率いるMyGoodEyeのチームが制作。ヴォーカル/ギターのDave Davidsonがミュータント・サイボーグへ変貌する映像には、『鉄男』や『AKIRA』をはじめとするクラシックなサイバーパンク作品のイメージが影響を与えたという。

「Data Corpse」が扱うのは、SNS企業やデジタルデバイスによる個人データの収集と、それを利益へ変換する仕組み。Davidsonは、私たちがより魅力的な広告や商品を提示される代わりに、毎年少しずつ多くのプライバシーを差し出している状況から着想したと説明している。

楽曲ではその発想をさらに極端な世界へ発展。テクノロジーによって人間が食い尽くされ、魂までもが飽くことのないアルゴリズムの餌となっていくディストピア的なイメージを描いた。

「Data Corpse」は『New Gods, New Masters』の7曲目に収録。同アルバムは人工知能やテクノロジーへの依存、人間社会と技術の関係を重要なテーマとしており、「Sarcophagi of the Soul」ではスマートフォンへの依存、「Dystopian Vermin」では動物実験と社会構造、「Cronenberged」では暴走した科学実験を題材にしている。

『New Gods, New Masters』はDave Davidsonがプロデュースを担当し、Jens Bogrenがミックスとマスタリングを手掛けた。Travis Ryan(Cattle Decapitation)、Jonny Davy(Job For A Cowboy)、Luc Lemay(Gorguts)がゲストヴォーカルとして参加し、インストゥルメンタル曲「The All Seeing」にはジャズギタリストGilad Hekselmanを迎えている。

また、本作はギタリストHarry LannonとベーシストAlex Weber加入後初のフルアルバム。Davidson、Ash Pearson、Lannon、Weberによる現在の4人編成で制作された。

Revocationは現在、結成20周年を記念した北米ヘッドラインツアー20 Years Of Tormentを開催中。Defeated Sanity、Fuming Mouth、Weepingをサポートに迎え、バンドのキャリア全体から選曲したセットで各地を巡っている。ツアーは9月10日にウースターで開幕し、10月10日のフィラデルフィア公演まで続く。

『New Gods, New Masters』収録曲

1. New Gods, New Masters
2. Sarcophagi of the Soul
3. Confines of Infinity feat. Travis Ryan of Cattle Decapitation
4. Dystopian Vermin
5. Despiritualized
6. The All Seeing feat. Gilad Hekselman
7. Data Corpse
8. Cronenberged feat. Jonny Davy of Job For A Cowboy
9. Buried Epoch feat. Luc Lemay of Gorguts

『New Gods, New Masters』
2025年9月26日リリース
Metal Blade Records

Official Website

https://www.revocationband.com/

オーストラリアのテクニカル・デスコア”COMPLEXANT”、2026年11月来日決定!

オーストラリアのテクニカル・デスコア/メタルコア・バンド COMPLEXANTの来日公演「COMPLEXANT JAPAN TOUR 2026」が、2026年11月に開催される。ライブは、東京・新宿CAT’S HOLEで行われる2公演。11月18日(水)、19日(木)の2日間にわたり、同会場でライブを行う。

COMPLEXANTは、オーストラリア各地のメンバーによって結成された5人組。Behemoth、Suffocation、Emperor、Nileなどから影響を受け、デスメタルの重量感とブラックメタルの暗黒性を融合させた、激しく重厚なサウンドを展開している。

2022年からオーストラリア国内で本格的なライブ活動を開始し、シングルやEPのリリースを重ねながら活動を拡大。これまでにCryptopsy、Fleshgod Apocalypse、Defeated Sanity、Unearth、Disentombといった海外の強豪バンドともステージを共にしてきた。また、デビューアルバム『Apex』では、Shadow of Intent、Ingested、Suffocationなどの作品にも携わってきたChristian Donaldsonがミックス/マスタリングを担当。バンドが掲げる重量感、暗黒性をさらに押し進めた作品となっている。

今回の「COMPLEXANT JAPAN TOUR 2026」は、東京のみで行われる2公演。出演バンドおよびチケット情報などの詳細は後日発表される予定だ。オーストラリアのアンダーグラウンド・メタルシーンから登場したCOMPLEXANTのサウンドを、日本で直接体感できる貴重な2日間となる。お見逃しなく。

▶︎COMPLEXANT JAPAN TOUR 2026

2026年11月18日(水)
東京・新宿CAT’S HOLE

2026年11月19日(木)
東京・新宿CAT’S HOLE

出演者、チケット情報など詳細は後日発表。

Cannibal Corpse、Deicideメンバー擁するバンド”Umbilicus”、新EP『Ambiguous』リリース!

Cannibal CorpseのPaul Mazurkiewicz、DeicideのTaylor Nordbergらが参加するハードロックバンドUmbilicusが、ニューEP『Ambiguous』を2026年11月20日にListenable Insanity Recordsからリリースする。発表にあわせて、先行シングル「Take Off」が公開された。

『Ambiguous』には全5曲を収録。「Take Off」はアップテンポなハードロックナンバーで、伸びやかなヴォーカルとギターワーク、前へ押し出すリズムセクションを軸にした楽曲となる。

ドラマーのPaul Mazurkiewiczは、新作について、バンドの成長を表現した5曲が完成したと説明。制作時と同じように、リスナーにも楽しんでもらいたいと語っている。

『Ambiguous』のレコーディング、ミックス、マスタリングはTaylor NordbergとJeramie Klingが担当。フロリダ州スプリングヒルにあるSmoke & Mirrors Productionsで制作された。作品は12インチ・アナログ盤とデジタルでリリースされる。

Umbilicusは、Paul Mazurkiewiczがドラム、Taylor Nordbergがギター、Vernon Blakeがベース、Brian Stephensonがヴォーカルを担当する4人組。MazurkiewiczとNordbergはそれぞれCannibal Corpse、Deicideで活動する一方、BlakeはAnarchusやNapalm Deathのライブメンバーとしての経歴を持ち、StephensonもAnnihilator、Skull Fistのライブに参加してきた。

バンドは2020年夏に結成。Mazurkiewiczが長年親しんできた1960年代後半から1970年代、1980年代初頭のロックから影響を受け、Grand Funk Railroad、Bad Company、Steppenwolfなどに通じるハードロックを演奏するプロジェクトとしてスタートした。

2022年9月にはデビューアルバム『Path Of 1000 Suns』をリリース。同作には「Hello Future」「Umbilicus」「Gates Of Neptune」など全10曲が収録され、メンバーが普段活動するデスメタルとは異なるクラシックなロック/ハードロックへの志向を打ち出した。

『Ambiguous』収録曲

1. Take Off
2. Lord Stormbrew
3. Prelude: Eternity
4. Winter’s Warmth
5. Magus Stellarum

「Take Off」
2026年9月4日リリース
Listenable Insanity Records

『Ambiguous』
2026年11月20日リリース
Listenable Insanity Records

Pre-order

https://umbilicusband.bandcamp.com/

ベルギー産デスメタル”CARNATION”、10月16日発売の新作『Symphony In Flesh』から第3弾先行シングル新曲「Labyrinth of Silence」MV公開

ベルギーのデスメタル・バンド CARNATIONが、ニューシングル「Labyrinth of Silence」をリリースし、オフィシャル・ミュージックビデオを公開した。同曲は10月16日に発売されるニューアルバム『Symphony In Flesh』からの第3弾先行シングルにあたる。

「Labyrinth of Silence」は、これまでのCARNATION作品の中でも特に催眠的でアトモスフェリックな側面を押し出した一曲。 hauntingなクリーン・イントロからゆっくりと暗いデスメタルへ沈み込み、没入感のある音像と重量級のリフが重なりながら、息苦しいほど濃密な空気を作り上げていく。

バンドは同曲について、聴き手を現実から完全に切り離し、楽曲だけの世界へ引き込む力があると説明。夢見るようなリードギターをミッドテンポのヘヴィなリフとグルーヴィーなドラムの上に重ねることで、空間と流れを生み出したという。

歌詞では、自分自身をうまく表現できない苛立ちや、心の内側に閉じ込められている感覚を扱う。そこから抜け出そうとしても、内面の闇が精神と肉体の両方へ影響を及ぼしていく。その葛藤を言葉へ落とし込む制作過程そのものが、バンドにとってカタルシスをもたらす経験になったと語っている。

ニューアルバム『Symphony In Flesh』では、CARNATIONが自分たちの原点へ意識的に立ち返った。タイトなソングライティング、記憶に残るリフ、妥協のない攻撃性を改めて中心へ据えつつ、アレンジや作品全体の流れは従来以上に洗練されている。

バンドは今回の制作について、単に過去のサウンドを再現するのではなく、音楽面だけでなくビジュアル面も含めて、自分たちらしさの核心を再確認したかったと説明。その上で、より強く引き締まった楽曲を書き、すべての要素を一段階上のレベルへ押し上げることを目指した。

その結果、『Symphony In Flesh』はCARNATION自身が“これまでで最も完成された姿”と位置付ける作品に仕上がった。収録曲には「Blackmouth」「Flesh-Eating Frenzy」「Kingdom of Dreams」「Towards Death」など全9曲が並び、「Labyrinth of Silence」はアルバム中盤の5曲目に配置される。

レコーディング、ミックス、マスタリングはProject Zero Studio / Y-ProductionsでYarne Heylenが担当。アートワークはPeter Sallaiが手掛けた。

『Symphony In Flesh』はバンド自身によるセルフリリース作品として10月16日に発売される。

『Symphony In Flesh』収録曲

1. Blackmouth
2. Flesh-Eating Frenzy
3. Symphony in Flesh
4. Kingdom of Dreams
5. Labyrinth of Silence
6. Towards Death
7. Twisted Visions
8. Boundless Pathways
9. Legacy of the Forefathers

『Symphony In Flesh』
2026年10月16日リリース
Self-Released

Taken from the album “Symphony In Flesh” out October 16th, 2026.
Preorder here: https://carnationband.com

Recorded, Mixed and Mastered by Yarne Heylen
Directed and Edited by Yarne Heylen
Filmed by Yarne Heylen & Jenny Puentes

NAILS、2曲入り新作『Fear Based Life』リリース Closed Casket Activitiesと契約、5thアルバムは2027年夏

アメリカ・カリフォルニア州オックスナードのNAILSが、2曲入りの新作『Fear Based Life』をClosed Casket Activitiesからリリースした。「Dollar Bin Generation」と表題曲「Fear Based Life」の2曲を収録し、2024年の4thアルバム『Every Bridge Burning』以来となる新曲が公開されている。

今回のリリースとあわせて、NAILSはClosed Casket Activitiesとの正式な契約も発表した。バンドと同レーベルの関係は今回始まったものではなく、Todd Jonesは2011年頃からClosed Casket ActivitiesのJustin Loudenとツアー、ビジネス、活動方針などについて相談を続けてきたという。

バンドは、これまで活動を支えてきた各レーベルへの感謝を示した上で、過去15年間にわたりClosed Casket ActivitiesがNAILSの舞台裏で重要な存在だったと説明。今回正式に契約することは、現在のNAILSにとって最適な選択だとコメントしている。

「Dollar Bin Generation」と「Fear Based Life」は、2025年11月から12月にかけて制作された。Todd Jones、Andrew Solis、Carlos Cruzの3人による共同作業で書き上げられ、完成した2曲の相性が非常に良かったことから、ひとつのリリースとしてまとめることになった。

プロデュースはNAILS自身が担当。レコーディングはAndrew SolisとKevin McCombs、ミックスはSolis、マスタリングはNick Townsendが手掛けている。

アートワークにはLeviathanでの活動でも知られるJef Whitehead(WREST)が参加し、フロントカバーを制作。Cavan Hooverが追加アートワーク、Duran Levinsonがベルリンで撮影した写真、Martin Stuartがレイアウトとテキストを担当した。

『Fear Based Life』はデジタルで配信されているほか、7インチ・アナログ盤も複数のカラーバリエーションで発売される。フィジカル版は10月9日の出荷が予定されており、Closed Casket Activities限定カラーを含む複数仕様が用意されている。

NAILSは今回の2曲を、次なるフルアルバムへつながる作品として位置付けている。バンドはすでに5thスタジオアルバムを2027年夏にリリースする予定であることを明らかにしており、『Fear Based Life』はその新たなフェーズへの橋渡しとなる。

NAILSは2024年に『Every Bridge Burning』を発表。同作は約8年ぶりとなるフルアルバムとしてリリースされ、Todd Jonesを中心に、短時間で極端な攻撃性を叩き込むハードコア、パワーヴァイオレンス、グラインドコアの要素を凝縮したサウンドを展開した。

新作『Fear Based Life』でもその直接的なアプローチを維持しており、「Dollar Bin Generation」は約1分49秒、「Fear Based Life」は約2分36秒という短い尺で構成。2曲合わせても約4分半というコンパクトな作品となっている。

『Fear Based Life』収録曲

1. Dollar Bin Generation
2. Fear Based Life

『Fear Based Life』
2026年9月2日デジタルリリース
7インチ盤:2026年10月9日発売予定
Closed Casket Activities

Pre-order

https://closedcasketactivities.com/products/nails-fear-based-life

Extermination Dismemberment、新曲「Annihilation Order」発表 9月からCarnifexらと北米ツアーへ

ベラルーシのスラム/ブルータル・デスメタル・バンド Extermination Dismembermentが、ニューシングル「Annihilation Order」をリリースし、オフィシャル・ミュージックビデオを公開した。

「Annihilation Order」は、極端に低くチューニングされたギター、重量級のブレイクダウン、低音ボーカルを前面に押し出した楽曲。バンドが長年追求してきたスラミング・デスメタルの攻撃性を、より密度の高いサウンドへまとめ上げている。

バンドは同曲について、自分たちの“音の怒り”を完全に凝縮した楽曲だと説明。これまで創造してきたヘヴィな要素を最も純粋な形へ集約し、すべてのリフ、ブレイクダウン、ブルータリティを妥協のない形へ鍛え上げたとコメントしている。

今回のリリースは、2026年3月に発表された「The Final Verdict」に続く新曲となる。「The Final Verdict」では、人生の意味や自己の重要性に対する疑念、希望の喪失、虚無へ向かう感覚をテーマにしながら、従来以上に大規模なプロダクションとサウンドデザインを導入していた。

「Annihilation Order」はUnique Leader Recordsからリリースされ、ストリーミング版には1分17秒のイントロ「Resistance Is Futile (Intro)」と、3分12秒の表題曲の2曲を収録。現在のExtermination Dismembermentが目指す極端な重量感を短時間に凝縮した構成となっている。

Extermination Dismembermentは2009年にベラルーシ・ミンスクで結成。2010年の『Butcher Basement』、2013年の『Serial Urbicide』を経て、約10年ぶりとなる3rdアルバム『Dehumanization Protocol』を2023年に発表した。2024年にはデビュー作を再構築した『Butcher Basement (Revamped)』もリリースしている。

新曲公開直後の9月4日からは、All Shall Perishの『The Price Of Existence』20周年北米ツアーへ参加。Carnifex、Mauledとともにフレズノ、サンタアナ、デンバー、シカゴ、デトロイト、トロント、モントリオール、ボルチモア、アトランタ、サンディエゴなどを巡り、10月3日のサンノゼ公演まで日程が組まれている。

Extermination Dismemberment line-up in the video:
Vladislav Martirosov – Vocals
Arseniy ‘RED BETON’ Kovalchuk – Guitar / Vocals
Vihtar Kanashevich – Bass
Maxim Bely – Drums

Supermassive Orchestra members in the video:
Violins – Ekaterina Nesterova-Gritskevich, Alesya Nosova, Valentina Naumenko, Mariya Kolesnaya
Cellos – Aleksander Korshuk, Anastasiya Ilyina

 

Music Credits:

Produced & Mixed by Arseniy Kovalchuk & Vladislav Martirosov
Lyrics by Vladislav Martirosov
Mastered by Arseniy Kovalchuk

Video Credits:

Directed by Arseniy Kovalchuk & Vladislav Martirosov
Camera Operators – Olga Orlova, Mikhail Belyaev
Camera Assistant / Grip – Egor Kulik

Edited by Vladislav Martirosov & Arseniy Kovalchuk
Visual Effects by Vladislav Martirosov
Color Grading by Kirill Savitskiy & Vladislav Martirosov
Foley & Sound Design by Vladislav Martirosov

Technical Production – Bounce Event / Sergey Grudino
Lighting Engineer – Roman Spiridonov
LED Screen Engineer – Mikhail Pikun
FOH Sound Engineers – Pavel Kruhly, Uladzislau Krasutski
Truck Driver – Andrey Klokel
Technician Crew – Pavel Kruhly, Mikhail Pikun, Andrey Klokel, Arseniy Gordeychik, Timofey Yanushevski, Uladzislau Krasutski, Uladzislau Makhavenka

BTS Photographer – Alina Schmigel
Makeup Artist – Olga Verbitskaya

テクニカル・デスメタル・バンド Allegaeon、「Dark Matter Dynamics」MV公開 アコースティック名手Adrian Bellue参加で“ダークマター”を描く

Photo by Stephanie Cabral

アメリカ・コロラド州を拠点とするテクニカル・デスメタル・バンド Allegaeonが、「Dark Matter Dynamics」のオフィシャル・パフォーマンスビデオを公開した。同曲にはギタリスト/マルチインストゥルメンタリストのAdrian Bellueがゲスト参加しており、2025年4月4日にMetal Blade Recordsからリリースされた7thアルバム『The Ossuary Lens』に収録されている。

「Dark Matter Dynamics」では、Allegaeonが得意とするテクニカルで重量感のあるデスメタルと、スティール弦アコースティック・ギターによる繊細なサウンドを融合。Greg Burgessは、自身が愛するスティール弦アコースティックの音楽をAllegaeonへ持ち込み、さらにそのスタイルをAdrian Bellueとともに掘り下げられたことを「永遠に誇りに思う」と振り返っている。

ボーカルのEzra Haynesも、Bellueとは近年親交を深めてきたと説明。楽曲については、Allegaeonらしい科学を題材としたテーマを持ちながら、激しいギターリフの間にソウルフルでアトモスフェリックなインストゥルメンタル・パートを配置することで、アルバムの幅広さを示す一曲になったと語っている。さらにコーラス部分を、これまでのAllegaeonで「最もジャンプしたくなるリフ」と表現した。

タイトルが示す通り、歌詞ではダークマターや宇宙物理学を題材にしている。原始ブラックホール、重力レンズ、赤方偏移、暗黒エネルギー、時空の歪みなどの科学用語を盛り込みながら、直接観測することのできないダークマターを“光の亡霊”“重力の幽霊”のような存在として描いている。

今回の映像はKyle Lamarが撮影したパフォーマンスビデオ。公開時には、デンバーで開催されたFlatline FestでBellue本人を迎えて「Dark Matter Dynamics」を演奏することも発表され、同フェスにはCattle Decapitation、The Zenith Passageらも出演した。

『The Ossuary Lens』はAllegaeon通算7作目のフルアルバムで、2015年に脱退したオリジナル・ボーカリストEzra Haynesが復帰後初めて参加したフルアルバムでもある。HaynesがAllegaeonのアルバムでボーカルを務めるのは、2014年の『Elements Of The Infinite』以来となった。

アルバムはデンバーのFlatline AudioでDave Oteroとレコーディングされ、AllegaeonにとってOteroと制作した6作目のアルバムとなった。作品全体では“死”を大きなテーマに設定し、それぞれの楽曲で異なる角度から死という概念を見つめている。

「Dark Matter Dynamics」ミュージックビデオ

『The Ossuary Lens』
2025年4月4日リリース
Metal Blade Records

ストリーミング/購入

https://allegaeon.bandcamp.com/album/the-ossuary-lens

Official

https://www.metalblade.com/allegaeon/

Korpse、Lamb Of Godの名曲「Now You’ve Got Something To Die For」をブルータル・デスメタル仕様でカバー 3曲入りEP『Forbid』リリース

オランダのスラム/ブルータル・デスメタル・バンド Korpseが、Lamb Of Godの「Now You’ve Got Something To Die For」をカバーした音源を公開した。同曲は8月21日にUnique Leader Recordsからリリースされた3曲入りニューEP『Forbid』に収録されている。

原曲「Now You’ve Got Something To Die For」は、Lamb Of Godが2004年に発表したアルバム『Ashes Of The Wake』の3曲目に収録された楽曲。MachineとLamb Of Godがプロデュースを手掛けた同作を代表する楽曲のひとつで、Korpseはそのグルーヴ・メタルを基盤とした原曲を、自身のスラム/ブルータル・デスメタル・サウンドへと再構築している。

今回のカバーは、EP『Forbid』を構成する3曲のひとつとして収録されたもの。Korpseは新作について、妥協のないブルータリティに歌詞とメッセージを加えることで、さらなる攻撃性を持たせた作品だと説明している。さらに、自分たちは誰かが求める居心地の良いイメージに合わせようとしているわけではないとし、これまでと変わらず徹底したブルータル・サウンドを追求していく姿勢を示した。

Korpseによる「Now You’ve Got Something To Die For」のカバー自体は、EP発売に先駆けて8月上旬にUnique Leader Recordsから先行公開されていた。今回『Forbid』の正式リリースによって、作品の一部として改めて聴くことができる。

Lamb Of Godの原曲は2004年の『Ashes Of The Wake』に収録され、20年以上にわたってバンドの代表的なカタログのひとつとなっている。Mark Mortonは同曲について、Panteraを思わせるギターリフにChris Adlerの高速なデスメタル系ドラムを組み合わせたことで、異なるヘヴィメタルの影響が交差する楽曲になったと振り返っている。

『Forbid』
2026年8月21日リリース
Unique Leader Records

Official

https://www.uniqueleader.com/

アメリカのデスメタル重鎮 “Immolation”、新曲「Attrition」ミュージックビデオ公開

アメリカのデスメタルバンド “Immolation” が、新曲「Attrition」のミュージックビデオを公開した。楽曲は、2026年4月10日に Nuclear Blast Records からリリースされるアルバム『Descent』からの先行曲として発表された。「Attrition」はアルバムからのセカンドシングルとして公開された楽曲で、ミュージックビデオはギタリストの Robert Vigna が監督を務めている。楽曲は重厚なデスメタルサウンドを軸にした構成で、アルバム『Descent』に収録される10曲のうちの1曲として収録される予定だ。

バンドは楽曲について、領土争いなど人類が繰り返してきた戦争や衝突をテーマにした内容であると説明している。楽曲ではドラマー Steve Shalaty の演奏が重要な役割を担っており、軍隊的なリズム感とシンバルワークが楽曲の構造を支えているという。

Official Website
https://www.evilimmolation.com

Instagram
https://www.instagram.com/immolation_official

カナダのテクニカルデスメタル “Archspire”、新曲「Red Goliath」ミュージックビデオ公開

カナダのテクニカルデスメタル・バンド “Archspire” が、新曲「Red Goliath」のミュージックビデオを公開した。この楽曲は、2026年4月10日にリリース予定のアルバム『Too Fast To Die』に収録される。「Red Goliath」は、新作アルバムに先立って公開された楽曲のひとつであり、同作からの先行シングルとして発表された。『Too Fast To Die』はバンドにとって通算5作目のスタジオアルバムとなり、2021年の『Bleed The Future』以来の新作としてリリースされる予定だ。

ギタリストのDean Lambは楽曲について、「書くのが非常に難しい曲だったが、最終的に完成させることができた」と語っており、制作の過程をユーモアを交えて振り返っている。

新作『Too Fast To Die』はプロデューサーのDave Oteroとともに制作され、デンバーのスタジオでレコーディングが行われた。アルバムはクラウドファンディングによって制作資金が集められ、バンドにとって初の完全自主リリース作品となる。

また “Archspire” はアルバムのリリースに合わせ、2026年春に北米ツアー “The Long Roads Big Loads Tour” を開催する予定だ。ツアーには “Undeath”、“Crown Magnetar”、“Mutilation Barbecue” がサポートとして参加し、カナダとアメリカ各地で公演が行われる。

Official Website
https://www.archspire.net

Instagram
https://www.instagram.com/archspireband