【インタビュー】2020年上半期という時間 “Daisuke from Paledusk”

Daisuke (from Paledusk)

2020年も半分が終わろうとしております。その内の約半分は新型コロナウイルスの影響により全世界的にライブ活動が出来ない状況となりましたが、Daisuke君とって、どのような時間になりましたか?

今年は自分たちのリリースツアーや、国内外問わず沢山のフェスやライブに誘っていただいてて、より気合いが入っていました。でも、その殆どが延期になり素直に寂しかったです笑

だけどこの期間にリリースしたEP『HAPPY TALK』が、この状況の中で沢山の人に届いて嬉しいフィードバックがあり、今後更に加速した活動ができるのでとてもワクワクしてます。色んな思いが詰まった音源で、こんな状況でも確かに前進したと思います。

そしてこの自粛期間は自分の作曲センス、演奏力を磨く事ができた素晴らしい時間になりました。沢山の人とジャンル問わずに曲を書いたので、是非楽しみにしてて欲しいです。

 

この半年で聴いたアルバムの中で、良かった作品を教えてください。

なかなか選べないのでパッと思いついたのを書いて行きます。笑

Four Year Strong – Brain Pain
曲展開やリフがかなり好みです。明るくてヘビーで体が自然と踊り出したくなるリズムとサウンドが大好きです。

Harry Teardrop – 1000 Backyard Pools
少し前のリリースの曲なんですがニューヨークで活動してるアーティストで耳心地にいいサウンドが好きです。映像も味がとても出てていいです。

CIRRRCLE – BESTY
2年前のEP『Fast Car』を聴いてサウンドのクオリティの高さに驚きました。
曲ももちろん素晴らしいんですがビートメイカーのA.G.Oさんの作るビートが遊び心に溢れててそして踊れて堪らないです。今作では特にToo Lateが好きです。

Little Simz – Drop6
最近リリースされた音源で一曲目からLittle Simz節全開のラップが聴いてて気持ちいいです。ビートも大好物です。

Mura Masa – R.Y.C
バンド色がより強くなった今作が個人的には前作より好きです。
「No Hope Generation」と「Deal Wiv It」が特に好きです。

Daisuke君がプレイしているジャンルとは異なる音楽ジャンルの中で、この半年でよく聴いていたアーティストはいますか?もしあれば、最近気になっているジャンル、聴いてみたいと思っているジャンルについても教えてください。

上記にあげたアーティストの様に、あまりジャンル等を意識して曲を書いたり聴いたりしてないので個性があった新しいって思える唯一無二やアーティストを沢山知っていきたいです。

映画や本で気に入ったものはありましたか?

この期間中はあまり映画を見れなかったんですが「奇蹟がくれた数式」が良かったです。

インドのアインシュタインと並ぶ天才・ラマヌジャンと英国人数学者の奇蹟と友情を描いた実話を題材とした話で、一つの事に夢中になれる人のカッコよさを自分は感じました。

http://kiseki-sushiki.jp/

2020年下半期にはライブシーンが新しい形で戻ってくることを祈ります。Daisuke君は2020年の下半期に計画していることはありますか?言えることだけで問題ありませんので、ファンの皆様にメッセージをお願い致します。

4月にリリースしたEP「HAPPY TALK」のリリースツアーを延期して12月にやります。もちろん普通にツアーするんじゃなくて色々スペシャルな事を用意してます。

この期間中も水面下で色々仕込んだり沢山の事が決まったりで早く発表したくてウズウズする事ばかりあります。そしてそうする事ができたのも間違いなくファン、支えてくれるメンバー、スタッフのお陰です。本当に心から感謝してます。

僕達はそれにしっかり応えれるバンドなので是非これからも応援して欲しいし、これまでもこれからも一瞬たりともスピードは落とさずどんどん活躍していきます。もっともっとやばい曲書いてやばいギター弾いてやばいライブをします。
唯一無二の音楽家になれるよう精進していきます。

またライブハウスで会えるその日まで体調には気をつけながら情熱は枯らさずお互い成長してお会いしましょう。これからもPaleduskをよろしくお願いします。最後まで読んでくれてありがとうございました。

https://www.instagram.com/paledusk_jpn/?igshid=9jsbpnzc5o9x

https://www.paledusk.com/

https://riffcult.online/2020/06/18/paleduskkaito2020/

 

【インタビュー】2020年上半期という時間 “Matsuno from PROMPTS”

Matsuno from PROMPTS

2020年も半分が終わろうとしております。その内の約半分は新型コロナウイルスの影響により全世界的にライブ活動が出来ない状況となりましたが、Matsunoさんにとって、どのような時間になりましたか?

こんなの修行ですよね、ただの(笑)
元々リリース予定があったのでこれは強制アルバム製作期間だと捉えて日々、白目のダルマのオジキと化しながらパソコンと向き合っていました。その甲斐あってか前よりも一段と日本語が喋れなくなりました。

この半年で聴いたアルバムの中で、良かった作品を教えてください。

DEGRADER – The Wolf and The Serpent
STAY SICK RECORDINGS所属でこのバンドはかなり熱いです!ADALIAH、BARRIER、SEDITIONIST、SWORN IN(初期〜中期)辺りのサラブレッドなDNAを継承しまくったであろう変態的ゴールデンエイジモッシュコアSHITで正真正銘『漢』の音楽。

SHIVERS – Nightmare Conquers All
ロシアのダウンテンポ系バンド重鎮なんですが、ここ最近聴いた音楽の中でも突出してヘヴィ過ぎましたね。戦車とか操縦出来ないとおそらくこの音は出せないな、と。。BODYSNATCHER、TRAITORS辺り好きな人には間違いなくオススメで、まさに漢の音楽。

ORTHODOX – Let It Takes Its Course
1stも衝撃的だったORTHODOXの2nd。恐らくKORN、SLIPKNOT、COAL CHAMBERとかの暗いニューメタルに影響受けたハードコアというかメタルコアの文脈では確実に語れないフレージング・曲展開は脱帽必至もん。
CODE ORANGE、VEIN、SEEYOUSPACECOWBOY、WRISTMEETRAZOR辺り好きなら狂っちゃいます、当然漢の音楽。

THE WORST OF US – Wring Me Out
このバンドはバランス感最高でモダンかつヘヴィな中に割と初期のVOLUMES的なグルーヴも有りつつ、エモーショナルなパートは天馬空を駆けるが如きで伝説の叙情SEASONS IN WRECKAGE辺りも彷彿とさせてくれます!
DEGRADERのVo. featしてる曲も有りで仲が良いのも納得の音楽性。言うまでもなく漢の音楽。

WOLFPACK – A.D.
フランス出身、前作迄はモダンなビートダウンという音楽性だったのがDEALER、ALPHAWOLFに肉薄するピッチシフター連発系のNU-METAL〜DOWNTEMPOに驚異の突然変異。個人的にはリフや展開がこういうのもあるのか系の連発で、元々の音楽性好きな人は意見分かれる所だと思いますがそれが逆にユーロビートダウン経由したバンドにしか作れないオリジナルな音になってると思います!やっぱりこれも漢の音楽。

Matsunoさんがプレイしているジャンルとは異なる音楽ジャンルの中で、この半年でよく聴いていたアーティストはいますか?もしあれば、最近気になっているジャンル、聴いてみたいと思っているジャンルについても教えてください。

僕はジジイなので現行でHUM、DEFTONES、FINCH辺りの影響下バンドDIGってます。さらに言うとQUICKSAND、FAILURE、FAR、RIVAL SCHOOLS辺りの影響下系も。。

メタルコアでもLOATHE筆頭にVEXES、VARIALS新譜等々DEFTONESISHなバンド〜HOLDING ABSENSE、TIGERWINE、OCEAN SLEEPER等の往年のスクリーモライクなバンドが再燃してる感じありますよね。

その辺りの流れとHIGHER POWER、DRUG CHURCH、NARROW HEAD、TRADE WIND、SOUL BLIND、I WAS AFRAID等のオルタナ〜初期スクリーモの流れを組む若干HC寄りのバンドや、STATIC DRESS、DARKNET、DOWNSWING、SABELLA、MODERN ERROR辺りのモダンなバンドが共鳴しつつ2020〜2021年はFINCH/DEFTONES/GLASSJAW的リバイバルがバコっと来るんじゃないかと着目してます!

あとCHAIの新曲聴いてます。

映画や本で気に入ったものはありましたか?

「コクソン」「新しき世界」「生き残るための3つの取引」

映画主に韓国サスペンス/スリラーとかのワルめDIGってます。
韓国のそっち系の特徴としては、

「主人公が警官かヤクザの2種類しかなくて(ヤクザが実は警察のイヌの場合もあるので実質8割警官)、そして最後は打ち合いになって全員死ぬ」

というのが基本パターンなんですが、一回騙されたと思って観て欲しいです。
コクソンは違うけど。

https://eiga.com/movie/86059/

https://movies.yahoo.co.jp/movie/347498/

https://movies.yahoo.co.jp/movie/339231/

2020年下半期にはライブシーンが新しい形で戻ってくることを祈ります。Matsunoさんは2020年の下半期に計画していることはありますか?言えることだけで問題ありませんので、ファンの皆様にメッセージをお願い致します。

OUTERSCAPE RECORDSという自主レーベルを立ち上げてそこからアルバムのリリースを予定してます。

とは言いつつ、約半分の曲は去年出たEPの曲でそれに新しく数曲追加してという感じなんですが既に何曲かYouTube等で配信してます!

Prompts – “Tunnel Effect” (Official Music Video)

https://youtu.be/81P9yzq-J28

今回ゲストボーカルもスンゴ目かつ、他の曲もまさかまさかな感じでEP収録曲知ってる人も間違いなく昂ぶれる内容になると信じてます!

Twitter: https://twitter.com/promptsofficial
Instagram: https://instagram.com/promptsofficial
Facebook: https://facebook.com/promptsofficial

【インタビュー】2020年上半期という時間 “Ryu, Yuya and Yusuke from DIVINITIST”

【名前 : 】Ryu Miura (画像左)
【アーティスト名 : 】DIVINITIST / Tamoto Project

【名前 : 】Yuya Yoshida (画像中央)
【アーティスト名 : 】DIVINITIST

【名前 : 】Yusuke Takano (画像右)
【アーティスト名 : 】DIVINITIST

2020年も半分が終わろうとしております。その内の約半分は新型コロナウイルスの影響により全世界的にライブ活動が出来ない状況となりましたが、みなさんにとって、どのような時間になりましたか?

Ryu : DIVINITISTの音楽性やそれぞれの技術を見つめ直す良い機会になりました。ただ、BrutalにSlamなDeathcoreで良ければいいという考えではないので、様々な音楽や映画や自然に触れ、大地に感謝をし、新たな知恵を得るために模索する日々を送っていました。

Yuya : 加入当初からこのような事態になってしまい悶々としていますが、ライブが出来る日に向けて準備しています。

Yusuke : ライブが出来ないながらも制作に集中することができて、普段より音楽を聴き込む時間が増えました。

この半年で聴いたアルバムの中で、良かった作品を教えてください。

Ryu :


Loathe – I Let It in and It Took Everything
Loatheは、Tamoto ProjectのメンバーであるMomotoにオススメしてもらい、聴き始めました。聴いた瞬間ここに私が求めていた世界観、音楽性があると同時に懐かしさを感じました。暴力性と静寂の共存に心打たれました。

envy – The Fallen Crimson
待ちに待った約5年ぶりのアルバム。聴くだけで情景が想像でき自然と涙がこぼれてきます。この作品を多くの言葉で語ることができないです。聴いた人にしか分からない感覚がこの作品に詰まっています。

Yuya :
Gift Giver – Scumbag Pt.4
Code Orange – Underneath
Hollower – Cicada
If I Were You – Hate Me

Yusuke :


Filth – The Burden of Isolation
スラム系のリフやビートダウンパートのセンスが良くてかなり影響を受けましたね。

I Built The Sky – The Zenith Rise
収録されてるどの曲も必ず耳に残るリフがあって聴き飽きなかったです。

Stephen Taranto – Permanence
ひたすら人外テクニックに圧倒されました。しかしただ速いだけじゃなく、音楽的にテクニックを昇華できている点が素晴らしかったと思いますね。

みなさんがプレイしているジャンルとは異なる音楽ジャンルの中で、この半年でよく聴いていたアーティストはいますか?もしあれば、最近気になっているジャンル、聴いてみたいと思っているジャンルについても教えてください。

Ryu : RYKEY、Max Gowan、Beyond the Ghost、Peter Gundryを聴いていました。Hip Hop、Indie rock、Dark Ambientは私を構成する大部分を占めています。Dark Ambientは私の個人プロジェクトで制作をしていますので、今後もっとDigっていきたいです。

Yuya : サントラをDigしていました。インストなども聞きたいですね。

Yusuke : Jakub Zyteckiを聴いていました。JazzやFusion系のアーティストやジャンルを掘り下げたいと思っています。

映画や本で気に入ったものはありましたか?

Ryu : 今年はやっぱりMIDSOMMARですね、観てる途中私の思想と重なった部分があり自然と笑みがこぼれる作品でした。

https://www.phantom-film.com/midsommar/

Yuya : 劇場版SHIROBAKOは全クリエイターに見ていただきたいですね。魂燃えます。

http://shirobako-movie.com/

Yusuke : 特になし

2020年下半期にはライブシーンが新しい形で戻ってくることを祈ります。みなさんは2020年の下半期に計画していることはありますか?言えることだけで問題ありませんので、ファンの皆様にメッセージをお願い致します。

Ryu : 私達は現在アルバムの制作をしており、ライブ活動再開については焦ってはいません。ですが、ライブをしたいという気持ちは日々増すばかりです。安心してライブができる環境が戻ってくることを願っています。

そして、今年の夏に新曲をリリース予定です。誰もが知ってるあるボーカルが海を越えた地から音源に参加してくれます。前作から更に進化し、洗練された型にはまらないDIVINITISTのサウンドと思想を今後リリースされる曲で感じてほしいです。

Yuya : 緊急事態宣言の取り下げはありましたが、まだ安全とはいえないので技術の向上や制作や広報のサポート等できたらいいなと思っています。ライブができる日を楽しみにしています。

Yusuke : 夏頃リリース予定のヤバいシングルを楽しみにしていてください。

Facebook: https://facebook.com/divinitist/
Instagram: https://instagram.com/divinitist/
Twitter: https://twitter.com/divinitist/

Bring Me The Horizonのニューシングル「Parasite Eve」人気YouTuber達の反応

Bring Me The Horizon待望のニューシングル「Parasite Eve」がリリースされ、多くのファンがリアクションしました。多くのYouTuber達も視聴の様子をリアクションビデオとして発表しています。みなさんの反応と近いのは誰?

Nik Nocturnal (チャンネル登録者数 : 26万人)
https://www.youtube.com/channel/UCLhcQ0bBZTLipRJ7D42Riow

https://www.youtube.com/watch?v=ib2o7BaPbjQ

D-GiBBY (チャンネル登録者数 : 20万人)
https://www.youtube.com/channel/UC5DZ4oicRvd_rCK7zxTBXFQ

Wyatt Stav (チャンネル登録者数 : 17.5万人)
https://www.youtube.com/channel/UCvUox1QciZ7pfc6HiTeweng

iamsickflowz (チャンネル登録者数 : 7.46万人)
https://www.youtube.com/channel/UCCYB9cbIK2rCVRVo1d-So2w

METALBIRB (チャンネル登録者数 : 4.3万人)
https://www.youtube.com/channel/UCKfMt1RyHN7g7RRqFvuHNRQ

【インタビュー】2020年上半期という時間 “Takuya from Sable Hills”

Takuya (Sable Hills)

2020年も半分が終わろうとしております。その内の約半分は新型コロナウイルスの影響により全世界的にライブ活動が出来ない状況となりましたが、Takuya君にとって、どのような時間になりましたか?

バンド活動の在り方を考え直すきっかけになりました。Sable Hillsはちょうどこの時期にリリースが重なったので、どんな方法で発信していくかメンバーと考えてきました。

結果的に、初の試みだった配信LIVEやアフタートーク等、この状況にならないと考え付かなかったような取り組みもあったし、長い人生の中で考えたら必ずしも100%悪い訳ではないのかもと。ツアーやライブも全て延期になってしまい途方にくれた時期もあったけど、諦めずにチャレンジしてよかったです。

 

この半年で聴いたアルバムの中で、良かった作品を教えてください。

Testament – Titans of Creation
今作もアートワークがカッコいい。最近KsEやLOG等にもfeatしているVoが最高なのと、何よりサウンドプロダクションが良すぎる。普段スラッシュメタル聴かない人でも、これだけ音良ければ上がるはず、と思います。好きなトラックは1と4。

 

August Burns Red – Guardians
メタルコアバンドをやっている身として当然の様に聴きまくったので。個人的には前作を機に進化した感ありますね。今作はテクニカルな楽曲に加え、シンプルなヘヴィさにも力を入れてます。個人的に7曲目の「Ties That Bind」はかなりきてます。

 

Heaven Shall Burn – Of Truth And Sacrifice
2枚組のアルバムって大体嫌な予感が的中するんですが、この作品に至ってはその必要はありませんでした。昔どこかのインタビューで読んだ事があって、彼らほどの名声を手に入れながら、サラリーマンしながら音楽し続けるというスタンス凄いと思います。(現在は分かりませんが)

 

 

Sylosis – Cycle of Suffering
ギターボーカルのJoshが最近UKのArchitectsに正式加入したので、そもそも新譜のリリースに驚き。練り上げられたリフが美しすぎてひたすら感嘆しました。ベースの扇風機ヘドバンはかなり上級なのでそちらも必見。

 

END – Splinters from an Ever-Changing Face
様々なエクストリームミュージック要素を詰め込んでいて、二作目にして既に名盤。ボーカルのBrendanは本業のCounterpartsで、去年10月に共演した時、めっちゃ気さくでナイスガイでした。「日本から絶対に出るな」って3回くらい言われました。笑

Takuya君がプレイしているジャンルとは異なる音楽ジャンルの中で、この半年でよく聴いていたアーティストはいますか?もしあれば、最近気になっているジャンル、聴いてみたいと思っているジャンルについても教えてください。

あまりこういうジャンルが好きっていうより、そのアーティスト/グループが持つマインド的なものを最初に見ています。

NOISEMAKERは曲だけじゃなくライブもバンドスタイルも凄く格好良いなと思ってます。兄弟でクリエイティブに活動している点は自分達も同じなので、リスペクトさせて頂いてます。

あと藤井風めっちゃ良いですね。海外だとMogwaiMaeを万年聴いてて、その都度に感情的になってます。

ドビュッシーも。PS4のサイコブレイクというゲームにハマってて。セーブポイントみたいな所で流れる影響で、月の光を聴くと安心した気持ちになります。

メタルに限らず音楽を聴くときは、何故それが良いのか考えながら聴くようにしてます。音源がそんなに好みじゃなくてもバンドとして見ると格好良かったりすることが沢山あるので。逆の場合はショックだけど。笑

映画や本で気に入ったものはありましたか?

自粛前に映画館で観たものだと、去年出たサスペリアのリメイク版が良かったです。

https://movies.yahoo.co.jp/movie/365936/

Radioheadのトム・ヨークが劇中の音楽を担当しているのですが、それがこの映画の狂気を何倍にもしていてめっちゃ怖い。グロ注意。ホラー・サスペンス好きな人でも、好みは分かれると思います。

2020年下半期にはライブシーンが新しい形で戻ってくることを祈ります。Takuya君は2020年の下半期に計画していることはありますか?言えることだけで問題ありませんので、ファンの皆様にメッセージをお願い致します

まず第一に、この大変な時期にSable Hillsをチェック、サポートして頂いてありがとうございます。バンドをSNSで発信してくれたり、マーチを買ったりする事に対して、今まで以上に感謝の気持ちを持ってます。

自粛前から決まっていたイベントに関しては、現状主催者の方針に従っているので、「時」がきたらまたライブ会場でも皆さんに会いたいです。それまでも決して止まる事はせず、新しいニュースを届けられるよう自分たちも準備していくので。

そして何よりも、3曲入りニューシングル 『FLOOD』を沢山聴き込んでくれたら嬉しいです。ミュージックビデオもしっかりテーマを追求して作り上げたし、自分もリアルずぶ濡れになってますから。

https://twitter.com/SableHills_

https://www.instagram.com/sablehillsjp

https://www.sablehills.jp

2020年上半期のスラミング・ブルータル・デスメタル 名盤アルバム TOP5

 

 

Visions of Disfigurement – Aeons of Misery

 

2013年イギリス/マンチェスター出身の4人組。4年振りのリリースとなる本作はRealityfade Recordsからのリリースとなった。デスコアリスナーにも受けるだろう切れ味鋭いソリッドリフ満載のキャッチースラム。AnalepsyやKraaniumは好きなら是非チェックしてほしい大推薦盤。

 

https://www.facebook.com/visionsofdisfigurement/

 

 

Indricothere – Tedium Torpor Stasis

 

Behold the ArctopusやGorgutsを始め、数多くのプロジェクトでメタルシーンを牽引してきたColin Marstonによるソロプロジェクト。近年ではブルータルデスメタルのプロジェクトにも数多く参加しており、サウジアラビアのグラインドコアバンド、Creative Wasteのメンバーらと行っているSijjeelではハイクオリティなグラインディングブルータルデスで話題となった。Indricothereでは、Funeral DoomとSlamを組み合わせたFuneral Slamとも形容できる新しいサウンドを追求。そのサウンドは実験的ではあるものの、作品を聴けばこのジャンルのクロスオーバーに大きな可能性を感じるはずだ。

 

https://www.metal-archives.com/bands/Indricothere/109135

 

 

Esophagus – Defeated By Their Inferiority

 

チリを拠点に2008年から活動する彼らのデビューアルバム。これまではEP、デモ、スプリット作品のみのリリースで影の薄い存在だったが、本作ではハイクオリティなスラムサウンドを聴かせてくれる。Visions of Disfigurementらが所属するRealityfade Records所属らしさはありながらも南米らしい血生臭さもスラムリフをさらにブルータルなものにしてくれる。

 

https://www.facebook.com/esophagusslam/

 

 

Antipathic – Covered With Rust

 

昨年フルアルバム『Humanimals』をリリース。この作品はスラムシーンで大きな話題となったのは記憶に新しいだろう。本作はEPでありながら、ハイクオリティなスラムをプレイ。ベース/ボーカルTatoのラッピンガテラルは巧みにテンポチェンジするスラムサウンドの上をグルーヴィーに転がりまわり、ドラマティックな楽曲構成が終盤のスラムパートの破壊力を何倍にもパワーアップさせる。

 

https://www.facebook.com/antipathicband/

 

 

Bleeding Spawn – Pariah Attestant

 

南アフリカを拠点とするスラミングブルータルデス。2016年にリリースしたデビューアルバム『Pathogenic Mechanized Abomination』以来4年振りの本作はEPでありながらも聴きごたえ十分であるし、セカンドアルバムへの期待が高まる。土地柄、どんなバンドに影響を受けているのかなどわかりにくい部分も多いが、そんなミステリアスさが、まだ聴いたことのないスラムを聴かせてくれるのではないかという期待が膨らませてくれる。

 

https://www.facebook.com/bleedingspawnmp/

 

【インタビュー】2020年上半期という時間 “Yanchi (Justice For Reason / 5PM Promise)

Yanchi (Justice For Reason & 5PM Promise)
https://twitter.com/Yanchi_JFR

2020年も半分が終わろうとしております。 その内の約半分は新型コロナウイルスの影響により全世界的にライブ活動が出来ない状況となりましたが、Yanchi君にとって、どのような時間になりましたか?

限定的にリモートワーク対応もありましたが、私はいつもと変わらずにフルタイムで出社していました。

一方で土日にライブが出来ない事、ライブに行けない事で生活における音楽/ライブの重要性を認識しました。 現在はライブ活動における世界中のコロナ対策やガイドラインについて、何か参考に出来る良いアイデアはないかウォッチングを行っています。

4月には新しくインターネットレーベル”DigxDigxDigxRecords“を立ち上げ、友好のあるアジアのバンドと共に10曲入りのコンピレーションアルバムをリリースしました。

アジアのエモーショナルな楽曲がテーマとなっています。メロディックなバンドが好きな方は無料ですので良かったらチェックしてみて下さい。

https://digxdigxdigxrecords.bandcamp.com

この半年で聴いたアルバムの中で、良かった作品を教えてください。

Motives – Death Throes
オハイオ州の叙情/メロディックハードコア。
Faith Love Hope Promotions (現Dreambound)全盛期にかじりつく様にチェックしていた叙情バンド達のバイブスを2020年に感じる事が出来た1枚。 アー写/ジャケ/マーチに”死”を多用した厨二な所も◎

Artisan – Grey
オーストラリアのプログレッシブメタルコア。
トリプルボーカル/トリプルギターの濃厚な構成が産み出す叙情系浮遊プログレッシブメタルコアスタイルで美味しい所を全部詰め込んだ私の好きな理想のオージーサウンド。 同郷のIncentivesが好きな人にオススメ。

Dream Escape – CHAOS
イスラエル(!?)のプログレッシブメタルコア。
浮遊感/ピロピロ/Chug等を搭載しており、楽曲の引き出しが多くて面白い。 VolumesやErra直系サウンドにRise Records直系ポストハードコアのシンセ/ベースドロップを効果的に使い、融合させたのは衝撃的。

He Films the Clouds – NODE
カリフォルニア州のプログレッシブメタルコア/ポストハードコア。
浮遊感/オシャレフレーズ/エフェクトの使い方が理想で個人的にツボ。 やりたい放題変化球プログレッシブメタルコアで展開が予想出来ないサウンドが楽しめる。

The Ghost Inside – The Ghost Inside
説明不要。待望の復活作は捨て曲無しの王道メタルコアで全曲最高。
今までリリースしてきた作品の要素が全部詰まっていますが、特に最後のAftermathで涙した人も多いと思います。

Yanchi君がプレイしているジャンルとは異なる音楽ジャンルの中で、この半年でよく聴いていたアーティストはいますか? もしあれば、最近気になっているジャンル、聴いてみたいと思っているジャンルについても教えてください。

台湾のガールズバンドですが、NekoJamはかなり聴きました。
Rock/Electro/Kawaiiがジャムの様に溶けて煮詰まってます。今ライブを見てみたいバンドの上位ですね。 同郷のP!SCOや猫繋がりでNeco Hacker好きな人にオススメです。

ジャンルでは2020年はDark Ambient/Emo-Rap/Japanese Trapをよくチェックしています。

 

映画や本で気に入ったものはありましたか?

本ですが、『安楽死を遂げるまで』が非常に良かったです。

安楽死が認められた諸国における安楽死事情を取材しながら、死を巡る思索を深めていくノンフィクション作品ですが、様々な事情で安楽死を選択される方々の背景や価値観について知る事が出来ます。

今後の人生設計において、「安楽死を人生の選択肢の1つとして知っておきたい」と簡単な気持ちで考えて読み始めましたが、 お金以外の様々なハードルを超えた後に受けれる制度という事と様々なケースの取材から死について改めて考える事が出来ました。

https://honto.jp/netstore/pd-book_28777026.html

2020年下半期にはライブシーンが新しい形で戻ってくることを祈ります。 Yanchi君は2020年の下半期に計画していることはありますか?言えることだけで問題ありませんので、ファンの皆様にメッセージをお願い致します。

Justice For Reasonは2月に新作EP『労働革命24』をリリースしましたが、メンバーの脱退もありました。現在は新メンバーも加入して新体制での再始動に向けて動いています。

5PM Promiseは新曲制作を行っており、新譜制作に向けて進めておりますが、何かしらの形で年内に新曲をリリース出来ればと考えています。

DigxDigxDigxRecordsもコンピレーションアルバムの第2弾含めて、コロナが落ち着けばアジアを巻き込んだ”何か”を模索しています。

【インタビュー】2020年上半期という時間 “かわんちゅ (Betrayer Death Penalty)”

かわんちゅ (Betrayer Death Penalty)
http://artist.aremond.net/bdp/

2020年も半分が終わろうとしております。その内の約半分は新型コロナウイルスの影響により全世界的にライブ活動が出来ない状況となりましたが、かわんちゅ君にとって、どのような時間になりましたか?

ライブもスタジオも制限され、フラストレーションは溜まりましたが、レコーディングや作曲、個人のスキルの向上に力を注ぎ、良い時間の使い方をできたと思います。

我々のホーム心斎橋VARONと共催し、無観客有料配信ライブとコラボTシャツを販売し、売り上げを全て寄付させていただきました。バンドの始動一発目の自主企画でも使わせてもらったVARONに微力ながら恩返しできたのではないかと思います。

こんな状況で不謹慎な物言いになってしまうかもしれませんが、バンド淘汰の一歩を担ったのではないかと考えております。有事に素早く行動して発案する力のあるバンド、他力本願のバンドを見分けることが出来たと感じております。

この半年で聴いたアルバムの中で、良かった作品を教えてください。

IC3PEAK ” До Cвидания”
Bjork meats TRAPな感じで世界観もあり素晴らしい。ロシア語なので何言ってるかはわかりませんが…。

鬼束ちひろ “ REQUIEM AND SILENCE”
こちらはベストアルバムなのですが単純に明るくない感じで好きです。

THE NOVEMBERS “At The Beginning”
リスナーに解釈を委ねる音楽って感じで最高でした。

Downy “無題 第七作品集”
前作より人間味のある音楽性になってるように感じて、雰囲気は変わりますが好きでした。

milet “eyes”
1stとは思えないスキルと楽曲のアルバムです。

かわんちゅ君がプレイしているジャンルとは異なる音楽ジャンルの中で、この半年でよく聴いていたアーティストはいますか?もしあれば、最近気になっているジャンル、聴いてみたいと思っているジャンルについても教えてください。

上記でお答えしたように自分たちのプレイしてるジャンルはそんなに聞いてないですね。嫌いなジャンルはないので、自分の中でその音楽のジャンルを断定できない!みたいなアーティスト見つけたいですね。

映画や本で気に入ったものはありましたか?

次回作のアルバムのテーマにもなってるSE7ENは昔からですが、自粛中も何回も見ました。自粛期間中は泣ける犬の映画とか見てボロ泣きしてました。

https://movies.yahoo.co.jp/movie/28593/

2020年下半期にはライブシーンが新しい形で戻ってくることを祈ります。かわんちゅ君は2020年の下半期に計画していることはありますか?言えることだけで問題ありませんので、ファンの皆様にメッセージをお願い致します。

正直まだどうなるか断言できませんが、ことが上手く運べば今年の秋頃にアルバムリリースとリリースパーティーをやろうと思っています。

今作のアルバムはサウンドプロデュースや体制チェンジに伴う音楽性のチェンジなどBetrayer Death Penaltyというバンドの方向が大きく変わる転機となるアルバムになると思いますので、みなさん是非チェックお願いします。

【インタビュー】2020年上半期という時間 “KAITO from Paledusk”

KAITO (from Paledusk)
https://www.instagram.com/paledusk_jpn
https://www.paledusk.com/

2020年も半分が終わろうとしております。その内の約半分は新型コロナウイルスの影響により全世界的にライブ活動が出来ない状況となりましたが、KAITO君にとって、どのような時間になりましたか?

自分たちは今年国内外でのフェスへキャリア史上最多数のオファーを頂いていましたし、ツアーも決まってました。なので、自分たちにとって、もちろん苦しい時間でした。

しかし、どうせ苦しい時間なのは変わらないのならとメンバー各々で考え、自分たちの本当の力や、能力、できることを見直すことで、これからすべきことを見直すことができる時間になりました。

ここまでライブができなかったり、非日常な日々はきっとこれからの人生で二度と訪れないと思います。そう言った意味では気づきのある意味のある時間にできたと思ってます。もちろん、ライブがしたい気持ちが一番ですが(笑)

 

この半年で聴いたアルバムの中で、良かった作品を教えてください。

MIYAVI – Holy Nights
タイトルでもあり収録曲の”Holy Nights”と言う曲が特にすきです。自分個人の意見ですがギターも歌も全てが”MIYAVI”という感じがして、最高です。毎日聞かせていただいてます。

 

THE GHOST INSIDE – The Ghost Inside
言わずもがなこちらの作品です。TGIは自分にとって他の誰にも変えられない存在です。そして、TGIがすきな人なら全員わかると思うのですが、本当に今作、全曲にTGIが詰まってました。勇気をもらえるアルバムで大好きです。

ralph – BLACK BANDANA
リリースされてから本当に盛りなしで5周ずつは毎日聞きます。全曲リード曲で、リリック、声、全てが最強です。いつか一緒にライブしたいです。

https://www.youtube.com/watch?v=bcH2rKkm0P4

Tyler, the Creater – IGOR
ここに並べた他の音源に比べると少し前のリリースですが、Tylerは自分にとって憧れです。ファッション、パフォーマンス何をとってもカリスマ。これまでの彼の曲もどれも大好きなんですが、IGORは本当に他の人が真似できないことが詰め込まれまくってると思います。毎日聴いてます。何か一つでも彼から盗みたいですね。(笑)

Hys plasma – June
Paleduskのギター、Daisukeもトラックを書いてるHys plasmaのデビュー作です。彼は実は元々とあるバンドのドラマーで、一年ほど前に対バンしたのですが、当時はドラムをしてたのみでラップをしてたわけではなかったんです。そこから自分のやりたい音楽を始め、やっとできた音源がこれです。

英語もラップも全くできない時から俺やDaisukeに相談してきたり、彼はとにかく前のめりでしたが、そんな彼の性格、人に見えない努力が現れた一枚だと思います。22歳の自分にとって数少ない年下の仲間ですが、正直年下とか関係なく素晴らしい音がここにあります。これから絶対来ると思います。聴けば一発でクセになるんで、ぜひ。

KAITO君がプレイしているジャンルとは異なる音楽ジャンルの中で、この半年でよく聴いていたアーティストはいますか?もしあれば、最近気になっているジャンル、聴いてみたいと思っているジャンルについても教えてください。

すみません。この質問を見る前に前問を答えてしまってましたので、前問の答えで全然他のジャンルのものを既に答えてしまってました(笑)

でも、そこにPaleduskの本質が現れてると思ってます。

Paleduskはメタルコアだ〜とか、ハードコアの派生だ〜とかよく言われたりなんかしますが、正直どうでもいいし、なんでもないです。”ジャンル”というものにリスペクトがあるからこそ、自分たちは様々な場所から吸収をし、混ぜ、それを超えていきたいと常に考えてます。

純度の高い音楽はやはりかっこいいですが、Paleduskはその面では変な言葉ですが、”Paledusk度100%”で常にいるので、それをこれからも揺らぐことなく突き詰めていきたいです。

 

映画や本で気に入ったものはありましたか?

かなり見る方なのであげるとキリがないですが、最近だと”GET OUT”ですね。
言わずもがな評価は高いですが、まあシンプルにホラーという感じというよりは、”人間の怖さ”が強く感じられる作品だと思います。作品の随所に人種差別問題について考えさせられる描写もあります。何度でも見て、考えたいと思える作品でした。

https://movies.yahoo.co.jp/movie/361302/

2020年下半期にはライブシーンが新しい形で戻ってくることを祈ります。KAITO君は2020年の下半期に計画していることはありますか?言えることだけで問題ありませんので、ファンの皆様にメッセージをお願い致します。

発表していることですが、2020年4月にリリースした”HAPPY TALK”のツアーが12月に延期になってます。まず何よりこれを完璧にやり切れる日が待ち遠しいです。ここまで読んでくれた人にだけこっそり伝えるプレゼントがあるとすれば、4月から12月に延期になった間、Paleduskはサボっていたわけではないですし、元々のツアーよりスペシャルなことを何個も考えてます。来年には今の数倍の規模にいるバンドだと思いますので、伝説のツアーにしたいな、なんて思ってます。楽しみにしててください。

ファンやこれを読んでくれてる人へのメッセージは、まず何より感謝を伝えたいです。

ライブができない間もPaleduskの音楽を聴いてくれたり、マーチを手にしてくれたり、全てが幸せなことですし、力になります。お返しは何倍にもしてしますので、これからもPaleduskをよろしくお願いしますね!

【インタビュー】2020年上半期という時間 “Bitoku (Sailing Before The Wind)”

Bitoku (from Sailing Before The Wind)

https://twitter.com/SBTW_official
https://twitter.com/Bitoku_Bass

2020年も半分が終わろうとしております。その内の約半分は新型コロナウイルスの影響により全世界的にライブ活動が出来ない状況となりましたが、Bitoku
君にとって、どのような時間になりましたか?

未来への準備時間になりました。まとまった時間がとれたので、昔のデータを整理したり、制作環境を整えたり。

テンションが変わらないまま過ごしているせいか、家族や周りからは逆に心配されますw。「ライブできないのに全然悲しそうじゃないね?!」みたいな。

もちろんライブ(ツアー)できないのは悲しいですが、ただ悲観的になっても、自分の見方が変わるだけで事実は変わりません。少なくとも不平不満を言って自分の調子が上がったことはないので、ポジティブ思考を保っています。そもそもファンは、”愚痴を見るため”にフォローしてくれるのではないと思いますし。

自分はライブがなくてもnoteでコラムを書き続けられているので、それに救われた感はありますね。表現の場が0にならなかった。とにかく読んでくれる方のおかげです。ありがとうございます。

https://note.com/bitokubass

この半年で聴いたアルバムの中で、良かった作品を教えてください。

Harem Scarem – Change the World
フルアルバム15枚目にして、このタイトルをもってくる時点で感動してました。先行で出したシングル2曲のチョイスもうなずける。メロディセンスはいまさら言うまでもないのですが、さらに特筆すべきは音を抜くタイミング。とくにシングル(1曲目&4曲目)でのドラムの抜き方は神がかり的。メロディの速効性もありつつ浸透性もある作品で、聴く度に自分の中で評価が上がっています。

FM – Synchronized
曲が良いのは言わずもがな、ポイントは「2020年のリリース」として聴けること。「100弦ギターでドロップΩ」みたいな世界線の対極にある音楽ですが、決して古臭さは感じない。普遍性は時代性を超越できることの証明が、自然と行われている作品。とくに5曲目Brokenがヤバいですね、ベースラインも圧巻のクオリティ。

(先のHarem Scaremもそうですが)他の人間が、同じ機材を使って同じフレーズを弾いても、この説得力は出ないでしょう。

Bitoku君がプレイしているジャンルとは異なる音楽ジャンルの中で、この半年でよく聴いていたアーティストはいますか?もしあれば、最近気になっているジャンル、聴いてみたいと思っているジャンルについても教えてください。

Eric Ethridege, Dan + Shay, Seth Alley, Mitchell Tenpennyなど聴いています。noteを書くときのBGMとして。カテゴライズするならポップカントリー?でしょうか。Spotifyを芋づる式に漁っているだけなので、ジャンルはあんまり気にしたことがないです。

あとは、70’s-80’sのハードロックバンドをもう一度探求しています。Grand Funk Railroad, Atlanta Rhythm Section, KISSなど。聴いてなかったアルバムを1枚ずつ。

後追い世代ゆえに、バンドの歴史を踏まえながら聴けるのが良いですね。代表作や評価も定まっていますし、レビューも多い。レビューが多いからこそ、自分にはない視点から同じ曲を楽しめる。

……って、「温故知新」といえば聞こえは良いですけど、ぶっちゃけ自分はただ好きだから探求しています。無人島でもSpotifyへのアクセス権さえあれば、死ぬまで生きていけるでしょう。

映画や本で気に入ったものはありましたか?

『ブレーキ・ダウン』、面白かったです。たまたまテレビで流れていて見ました。

https://movies.yahoo.co.jp/movie/83683/

2020年下半期にはライブシーンが新しい形で戻ってくることを祈ります。Bitoku君は2020年の下半期に計画していることはありますか?言えることだけで問題ありませんので、ファンの皆様にメッセージをお願い致します。

まずライブについて。SBTWとしては、無理にせかせかライブする必要はないと思っています。そもそも、誰かに「やりなさい」と言われてやるものでもない。やるにしても僕が独断で決めはせず、一緒にプレイするバンドメンバーの考えを尊重したい。

もちろん無観客での配信や、さまざまな取り組みを否定するつもりはありません。僕らも既に決まっていたイベントはありますし、臨機応変に対応していきます。

新曲は、下半期に出るかもしれません。「未来への準備時間になりました」といったわりに、曲は一切作っていなくて…w。気まぐれな性格なので、気が向いたら制作します。

とはいえ、何もしてないわけでもなく。YouTubeは頻繁に更新しているので、ぜひチェックしてみてください。未公開だったライブ映像が見れます。

https://www.youtube.com/user/SailingBeforeThewind