Scary Kids Scaring Kids、亡きメンバーへ捧げる15年振りの新作『Out of Light』リリース

 

Scary Kids Scaring Kids : アリゾナ州ギルバートのポストハードコア・レジェンド、Scary Kids Scaring Kids (スケアリー・キッズ・スケアリング・キッズ) が、ニューアルバム『Out of Light』をVelocity Recordsから2022年5月27日にリリースしました。彼らのアルバムは、2007年のセルフタイトル以来、15年振りだ。

 

彼らの歴史をおさらいしておこう。

 

2002年に結成された彼らは、Cap’n Jazzの楽曲からバンド名を取った。ベース/ボーカルのTyson Stevens(後にボーカル/ソングライター)、ギターのChad Crawford、DJ Wilson(後にベースに転向)、Steve Kirby、キーボードのPouyan Afkary、ドラムのPeter Costaの6人組はまだ高校生だった。資金をかき集めデビューEP『After Dark』をレコーディングを制作すると、2003年の高校卒業を機に一度は解散も考えられたというが、フルタイム・バンドとして動き出すことを決意。バンドはImmortal Recordsと契約し、ファースト・アルバム『The City Sleeps in Flames』をリリースした。

 

 

2007年にセルフタイトル・アルバムをリリースすることには、スクリーモ/ポストハードコア・ムーヴメントの中心で活躍するようになっていた。 SONY MUSIC系列のRCA Recordsへと移籍し、Warped Tourへの出演など精力的にツアーを行う。Escape The Fate、Saosin、Chiodos、Pierce the Veilといったバンドらと同様に、シーンの一角を担うバンドへと成長していた。順調かに見えたバンドであったが、2009年に解散を示唆。何度もドラマーが入れ替わるなどメンバーラインナップが落ち着かないなど不安定な部分もあった。解散までの最後の一年は、現在MOD SUNとしてロックスターになったDerek Smithがドラマーとして在籍している。

 

 

解散から4年、2014年10月20日の朝、ヘロインの過剰摂取の疑いでボーカルだったTylerが29歳の若さで急逝。このニュースはスクリーモ/ポストハードコア・ファンに大きな衝撃を与えた。 2019年には、Tylerを追悼する「Loved Forever」と題した楽曲をScary Kids Scaring Kids名義で発表された。同年11月には『The City Sleeps in Flames発売15年記念ツアー』を開催。元Saosinで現在Dead Americanのフロントマンとして活躍するCove Reberがボーカル、リードギターにDon Vedda、ベースにJordan Flowerを加えたラインナップで行われた。

 

 

定期的にライブ活動を行っていたものの、新型コロナウイルスによるパンデミックでマイペースが活動が続いた。2021年にVelocity Recordsと契約し、正式なボーカリストは入れず、ゲストボーカルを迎えながらライブにソングライティングと精力的に動き出した。

 

 

本作も正式なボーカリストは不在。全楽曲に多彩なゲストを迎え、制作されている。ゲスト陣は下記の通り。

 

Scary Kids Scaring Kids 『Out Of Light』

https://velocity.lnk.to/outoflight

 

1. Nightmare (feat. Spencer Charnas of Ice Nine Kills)
2. The Dark (feat. Noah Sebastian of Bad Omens)
3. To the Unknown (feat. Vaines)
4. Until You Come Back (feat. Matt MacDonald of The Classic Crime)
5. Knock it all Down (feat. Lil Lotus)
6. New Morning (feat. Cove Reber of Saosin)
7. Omens (feat. Spencer Chamberlain of Underoath)
8. Black Hole (feat. Donovan Melero of Hail The Sun)
9. I Wanna Know (feat. Jesse Cash of Erra)
10. Escape from My Reality (feat. MOD SUN)
11. Endlessly Yours (feat. Tyler Posey & phem)
12. For Atlas (feat. Michael Swank of Foxera)

 

 

 

 

<Current members>

Chad Crawford – lead guitar (2019-present), rhythm guitar, vocals (2002–2010; 2019–present)
Pouyan Afkary – keyboards, synthesizers, programming, piano, backing vocals (2002–2010; 2019–present)
Peter Costa – drums, percussion (2002–2005; 2019–present)
Jordan Flower – bass (2019-present)

 

 

 

Crown The Empire 、老練のグルーヴ光るメタルコア 新曲「Dancing with the Dead」リリース

 

Crown The Empire : テキサス州ダラスのメタルコア・バンド、Crown The Empire (クラウン・ジ・エンパイア) が、新曲「Dancing with the Dead」をRise Recordsからリリースしました。この楽曲は、ワンテイク・ライブパフォーマンス・ビデオとしてRise RecordsのYouTubeチャンネルで公開されています。

 

バンドは2022年5月30日から「The Fallout 10 Year Anniversary Tour 」を開催する。

 

 

Power Tripのギタリスト、Blake Ibanezがバンドの近況を語る。

Power Trip のボーカリスト、Riley Gale (ライリー・ゲール) が2020年8月24日に急逝してからまもなく2年が経つ。Rileyが亡くなった直後は、彼に対する追悼モードがしばらく続いた。2022年、そのショックが次第に和らぐにつれ、Power Tripの残されたメンバー達は耐え難い立場に立たされることになったのだ。Rileyが亡くなった2020年、バンドの人気は急上昇中で、完全にブレイクしていたが、リーダーであったRileyを亡くしたバンドの選択肢はただひとつ、沈黙だった。

 

リード・ギタリストで創設メンバーのBlake Ibanez (ブレイク・アイバニーズ) は、2021年3月にロサンゼルス・タイムズ紙に「僕らは一緒に音楽を続けたいんだ。ただ、現時点ではそれがどのようなものかはわからないんだ」と語っているが、メタル系YouTubeチャンネル、Banger TVで行われた新しいインタビューで、Blakeはこれまでよりわずかに前向きな発言をした。Rileyが亡くなってからのPower Tripの活動についてBlakeはこう語っている。「たくさんの音楽があるんだ、僕らのタンクの中にはたくさんの曲がある。それがどうなるのか、期待していてほしい。特に僕らのアルバム『Nightmare Logic』を楽しんでくれたみんなは気に入ってくれるはずだよ。ここ数年、このプロジェクトに多くの時間を費やしてきた。この先、うまくいくのを待つ間、別のサイドプロジェクトもやっているんだ」。

 

 

ただ、BlakeはPower Tripの将来について、当然ながらまだ寡黙で曖昧な答えを続けている。「Power Tripの全作品が好きな人は、これから起こることに興奮するだろう。それが何であるか、あるいは何でないかを正確に言うことはできない。でも、今のところ計画は続いている。今言えるのはそれだけだよ」。

Karl Sanders (Nile)、13年振りのソロ・アルバムから新曲「The Sun Has Set on the Age of Man」リリース!

 

Karl Sanders : テクニカル・デスメタル・バンド、Nile (ナイル) のフロントマンとして知られるKarl Sandersが、13年振りにリリースするソロ・アルバム『Saurian Apocalypse』から、先行シングル「The Sun Has Set on the Age of Man」をリリースしました。

 

ニューアルバムは2022年7月22日にNapalm Recordsから発売される。Nileの神秘的なコンセプトはそのままに、そのサウンドのオーケストレーションにフォーカスした作品に仕上がっている。

 

Karlは「The Sun Has Set on the Age of Man」についてこう語っている。

“The Sun Has Set on the Age of Man “は、このアルバムについて、最初に聴く曲として最高だ。ニューアルバム『Saurian Apocalypse』のオープニング・トラックで、とてもシネマティックで不気味なムードメーカーの役割を果たしている曲なんだ。SF映画のオープニングシーンのようなこの曲は、この後に続く収録曲の多くのひねくれた旅への導入部としての役割を担っているよ。この曲は、太陽が沈み、夜が訪れた直後に感じる、未知の暗闇とその恐怖に対する古代からの進化的な意識を呼び起こすということについて表現したものなんだ。

 

そして、私の長年の友人でありNileのオリジナル・ドラマー、Pete Hammouraがパーカッションを、伝説的なギターシュレッダー、Rusty Cooleyがアコースティック・ソロでゲスト参加していることもあり、私にとって非常に特別なものとなっているよ。Rustyはエレキギターのシュレッダーだが、この曲でアコースティックギターでのデビューを果たしたんだ。PeteとRusty、ありがとう!”

 

 

▶︎Karl Sanders 『Saurian Apocalypse』

1. The Sun Has Set on the Age of Man 03:33
2. The Disembodied Yet Slither Among Us 06:09
3. The Evil Inherent in Us All 04:33
4. Skull Fuck Ritual (Skull Breach edition) 04:33
5. Nada Zaag 06:17
6. An Altered Saurian Theta State 06:49
7. Nihil Emplexus 07:36
8. Divergence: The Long Awaited Third Primordial Ascension 05:03
9. Mask of Immutable Self Delusion 05:48
10. No Creature More Deserving of Cataclysmic Annihilation 10:33

 

Pre-Order here: https://lnk.to/SaurianApocalypse

 

 

Brand of Sacrifice、Ryo Kinoshitaをフィーチャーした「Demon King」リリース!

 

カナダのブルータル・デスコア・バンド、Brand of Sacrifice (ブランド・オブ・サクリファイス) が、Crystal LakeのRyo Kinoshitaをフィーチャーした「Demon King」をリリースしました。

 

「Demon King」は、2020年12月にリリースされた楽曲で、今回はRyo Kinoshitaをフィーチャーしたバージョン違いのニューシングル。RyoのグロウルがBrand of Sacrifireをさらにブルータルに仕上げる。

 

 

https://twitter.com/ryo_crystallake/status/1529025052926042113

Malevolence : メロディック・デスメタルとビートダウン・ハードコアの高次元融合 新作『Malicious Intent』リリース!

 

Malevolence : イングランド・シェフィールドのメタリック・ハードコア・バンド、Malevolenceが、通算3枚目のスタジオ・アルバム『Malicious Intent』をNuclear Blast からリリースしました。

 

 

2022年2月にNuclear Blastとの契約を発表し、シーンをざわつかせた彼ら。前作『Self Supremacy』はBeatdown Headwear Inc.からのリリースで、ビートダウン・ハードコア・シーン内での局地的な人気に留まっているかと思いきや、一気にメジャーなメタルレーベルと契約とは驚きです。契約と同時に発表された「On Broken Glass」は、ミュージックビデオのディレクションこそハードコア・スピリット溢れる仕上がりですが、そのサウンドはメロディック・デスメタルやメタルコアに通ずるクリーン・パートを有し、単なるビートダウン・ハードコア・バンドではないことをシンプルに誇示します。頭を過ったのはFor Todayというメタルコア・バンド。でもMalevolanceはもっとメタル。

 

 

ハードコアとメタルを繋ぐようなポジションとしてMalevolenceがどれだけ有能かというのは、Triviumのマシュー・キイチをフィーチャーした「Salvation」でも感じられる。キイチらしいリフ、現行のTriviumにも通ずるメロディラインがタフなサウンドにこんなにもフィットするのかと驚きすら感じる。

 

メロディック・デスメタルやメタルコアとビートダウン・ハードコアの最新系クロスオーバー、Malevolenceが2022年のフェスシーズンを盛り上げる姿が容易に想像出来る。

 

Malevolence – Malicious Intent 

1. Malicious Intent
2. Life Sentence
3. On Broken Glass
4. Still Waters Run Deep
5. Higher Place
6. Karma
7. Above All Else (feat. Matt Honeycutt)
8. Do Or Die
9. Salvation (feat. Matthew K. Heafy)
10. Armageddon

 

 

 

Limp Bizkit 、最新アルバム『Still Sucks』のツアーが各地で大盛況。何が起きている?

 

最新アルバム『STILL SUCKS』のリリースツアーを行っている ニューメタル・レジェンド、 Limp Bizkit。$NOT、YUNG GRAVY、SCOWL、DYING WISH、WARGASM UKらジャンルの垣根を超えたフレッシュな注目アーティスト達が各公演のオープニング・アクトに抜擢され、2022年4月28日から2022年5月31日にまでアメリカ/カナダでライブを繰り広げている。

 

様々なメディアでこのツアーの模様が伝えられており、特に多いのが、ファンをステージに招き入れてパフォーマンスを行っているという記事だ。

 

 

Rage Against the Machineの「Killing in the Name」のカバーはすでにLimp Bizkitのセットリストの定番だ。この曲を演奏する時、ボーカリストの Fred Durst は、デュエット相手を観客席から見つけ、「Dad Vibes」仕様の椅子に座らせています。 この椅子は、このツアーの小道具としてSNSでも話題になりました。Fredはツアーのすべてのショーのオープニングでこの椅子に座り、古いテレビのリモコンをいじりながら、「Dad Vibes 」の演奏を始めるのです。

 

 

もう一つ話題になっている小道具は、アルバムアートワークに登場する主婦に見立てた人形だ。 この1950年代風の主婦は、アートワークに忠実で、ステージ上でマルボロのタバコを咥え、片手で掃除機をかけている。

 

ユニークなステージで日夜繰り広げられるパフォーマンスの模様は、ファンによってSNSなどに投稿されています。Limp Bizkitの独特のファニーなライブに釘付けになること間違いなし。

 

 

Visceral Bleeding 『Absorbing the Disarray』 (2007年 – Neurotic Records / Willowtip Records)

Visceral Bleeding 『Absorbing the Disarray』 (2007年 – Neurotic Records / Willowtip Records)

 

  1. Bi-Polar 00:53
  2. Disgust the Vile 04:13
  3. Despise Defined 03:11
  4. Perpetual Torment Commence 03:37
  5. Emulated Sense: Failure 03:13
  6. Rip the Flesh 04:00
  7. Absorbing the Disarray 04:30
  8. Awakened by Blood 03:54
  9. Beyond the Realms of Reason 03:47
  10. Bring Forth the Bedlam 03:00
  11. Demise of the One That Conquered 05:12

 

3年振りのリリースとなる3枚目フルレングス。 前作発表後に、Dennisが脱退、オリジナルメンバーはギターのPeterのみとなった(本作リリース後Peterも脱退)。新メンバーにSplattered Mermaidsで活躍していたボーカリストMartin、ベーシストBody、ギタリストGermが加入。本作は、ウルトラファストなブラストビートに、Martinのグロウルが粘っこく絡み合うよう。Dennisの早口なボーカル・スタイルを継承し、グルーヴを加速させながら丁寧に咆哮。ピッキング・ハーモニクスを多用するチェーンソーリフも聴きどころだ。

 

 

▶︎Visceral Bleeding ディスコグラフィー & アルバムレビュー
2002 – Remnants of Deprivation
2004 – Transcend into Ferocity
2007 – Absorbing the Disarray

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Visceral Bleeding 『Transcend into Ferocity』 (2004年 – Neurotic Records / Willowtip Records)

Visceral Bleeding 『Transcend into Ferocity』 (2004年 – Neurotic Records / Willowtip Records)

 

  1. Merely Parts Remain 03:24
  2. Fed to the Dogs 03:04
  3. Indulge in Self Mutilation 03:15
  4. Fury Unleashed 03:18
  5. Trephine the Malformed 03:16
  6. All Flesh… 02:57
  7. Clenched Fist Obedience 03:11
  8. Fire Took His Face 02:45
  9. When Pain Came to Town 03:29

 

2年振りのリリースとなったセカンド・アルバム。オリジナルメンバーのNiklasが脱退、新たにMarcusと交流のあったDeathbootのTobiasが加入し、レコーディングが行われた。前作で見せたファストでグルーヴィなテクニカル・ブルータル・デスメタル・サウンドを基調に、破壊力抜群のギターソロ、まくしたてるように展開されるガテラル・ヴォイスをカオスに炸裂させる。オープニングの「Merely Parts Remain」からアクセル全開で、ストップ&ゴーを巧みに操り、ゴリゴリのベースサウンドと雪崩のように繰り広げられるメランコリックなリフが終始畳み掛けてくる。

 

 

 

▶︎Visceral Bleeding ディスコグラフィー & アルバムレビュー
2002 – Remnants of Deprivation
2004 – Transcend into Ferocity
2007 – Absorbing the Disarray

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Visceral Bleeding 『Remnants of Deprivation』 (2002年 – Retribute Records)

Visceral Bleeding 『Remnants of Deprivation』 (2002年 – Retribute Records)

 

  1. Spreader of Disease (Burn the Bitch) 03:42
  2. Carved Down to the Bone 02:48
  3. Gasping… 03:13
  4. Remnants of Deprivation 03:01
  5. State of Putrefaction 03:05
  6. To Disgrace Condemned 02:33
  7. Time to Retaliate 02:20
  8. Butcher Knife Impalement 02:59
  9. Exposive Surgery 02:50

 

1999年マルメで結成。本作はボーカルDennis Röndum、ギタリストのMarcus NilssonとPeter Persson、ベーシストCalle Löfgren、ドラマーNiklas Dewerudの5人で制作されている。当時Dennisはドラマーとして、そしてNiklasはベーシストとしてSpawn of Possesionにも在籍していた。両バンドを比べるとそのサウンドは酷似しているが、Visceral Bleedingはストップ&ゴーを繰り返しながらアクセルを踏み込むようなスラッシュ・メタルの影響が感じられる。捲したてるように展開するガテラル・ヴォイス、火の粉をあげながら炸裂するギターソロとリフは中毒性抜群。

 

 

 

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2002 – Remnants of Deprivation
2004 – Transcend into Ferocity
2007 – Absorbing the Disarray

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Spawn of Possession 『Incurso』 (2012年 – Relapse Records)

Spawn of Possession 『Incurso』 (2012年 – Relapse Records)

  1. Abodement 01:38
  2. Where Angels Go Demons Follow 05:38
  3. Bodiless Sleeper 05:47
  4. The Evangelist 09:45
  5. Servitude of Souls 04:31
  6. Deus Avertat 05:38
  7. Spiritual Deception 06:34
  8. No Light Spared 04:37
  9. Apparition 08:24

6年振りのリリースとなった彼らのラスト・アルバム。Jonas Bryssling、Dennis以外のメンバー脱退し、新たに当時ObscuraのギタリストだったChristian Münzner、Deeds of Fleshに在籍していたベーシストErlend Caspersen、ドラマーHenrik Schönströmが加入。デスメタリックなメロディが満点の星空の如く降り注ぐ比類なき完璧なテクニカル・デスメタルは、究極の演奏技術とそれをアクロバティックに配置した抜群のセンスによって形成されている。シンフォニックなオーケストレーションもどこか奇妙でSpawn of Possessionのスタイルにマッチしている。

▶︎Spawn of Possession ディスコグラフィー & アルバムレビュー
2003 – Cabinet
2006 – Noctambulant
2012 – Incurso

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Spawn of Possession 『Noctambulant』 (2006年 – Neurotic Records)

Spawn of Possession 『Noctambulant』 (2006年 – Neurotic Records)

  1. Inception 01:58
  2. Lash by Lash 04:10
  3. Solemn They Await 03:26
  4. Render My Prey 03:56
  5. Eve of Contempt 04:13
  6. Sour Flow 05:54
  7. By a Thousand Deaths Fulfilled 04:07
  8. Dead & Grotesque 04:19
  9. In My Own Greed 05:25
  10. Scorched 04:02

3年振りのリリースとなったセカンド・アルバム。Neurotic Recordsへ移籍、ボーカリストJonas Renvaktarが加入し5人体制で録音されている。Visceral Bleedingのプロダクションも手掛けるMagnus Sedenbergがプロデュースを手掛けた本作は、『Cabinet』に比べグッと洗練されたサウンド・デザインにより各パートの高等技術が浮き彫りとなった。忙しなく配置されたリフはエレガントな響きも見せ、「Lash by Lash」、「Dead & Grotesque」など個性溢れるプレイに思わず聴き惚れる楽曲がずらりと並ぶ。ラストの「Scorched」は衝撃的。

▶︎Spawn of Possession ディスコグラフィー & アルバムレビュー
2003 – Cabinet
2006 – Noctambulant
2012 – Incurso

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Spawn of Possession 『Cabinet』 (2003年 – Unique Leader Records)

Spawn of Possession 『Cabinet』 (2003年 – Unique Leader Records)

  1. Lamashtu 00:48
  2. Swarm of the Formless 03:12
  3. Hidden in Flesh 04:29
  4. A Presence Inexplicable 04:00
  5. Dirty Priest 03:20
  6. Spawn of Possession 04:01
  7. Inner Conflict 03:02
  8. Cabinet 03:32
  9. The Forbidden 04:39
  10. Church of Deviance 03:34
  11. Uncle Damfee 04:10

1997年カルマルで結成。2枚のデモを経て制作された本作は、ボーカル/ドラムDennis Röndum、ギタリストのJonas BrysslingとJonas Karlsson、ベーシストNiklas Dewerudの4人体制でレコーディングされている。Deeds of Fleshを彷彿とさせるテクニカル・デスメタル・スタイルの中で印象的なのは、デスメタリックなギターのハーモニーだ。隙間なく叩き込まれるドラミングに吸い付くようなリフは、ピッキング・ハーモニクスやデモニックなギターソロを交え終始炸裂。精巧なベースラインも彼らのテクニックを裏付けている重要な要素だと言える。

▶︎Spawn of Possession ディスコグラフィー & アルバムレビュー
2003 – Cabinet
2006 – Noctambulant
2012 – Incurso

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BURN WOUND、驚愕のカオス轟かせる新曲「XÆDA」リリース!

 

東京を拠点に活動するエクストリーム・メタル・バンド、BURN WOUND が新曲「XÆDA」をリリースしました。新体制になってリリースされる第2弾シングルで、後日発表されるEPに収録予定・ストリーミングサービスでも配信予定とのこと。

 

 

ReflectionsやVildhjartaを彷彿とさせるプログレッシヴ・デスコア/Thallの雰囲気があり、ぜひライブで体感したいサウンドです。

 

Demoralizations & UMBER MIST、スプリットEP『 Thorough Rejection』リリース!

 

“Emotional Ambient Metalcore”を自称するDemoralizations と、新生UMBER MISTによる4曲入りスプリットEP『 Thorough Rejection』がリリースされました。

 

それぞれのYouTubeアカウントではヴィジュアライザーも公開されています。

 

 

 

 

 

提婆達多(Devadatta)、マシンガン・リフ炸裂の新曲「Rage」リリース!

 

提婆達多(Devadatta) : 仙台を拠点に活動するデスコア/デスメタル・バンド、提婆達多(Devadatta) が新曲「Rage」をリリースしました。

 

マシンガンのようにリフを炸裂させ、デスメタル/デスコアを変幻自在に行き来する独自のヘヴィネスを展開。世界中見渡しても、こんなに個性的なサウンドはなかなか見つからないだろう。

 

Linkcore: https://linkco.re/uzs26mb9
Bandcamp: https://devadatta.bandcamp.com/track/rage
YouTube: https://youtu.be/dKnvbWSfAQk

 

RIFF CULT : Spotifyプレイリスト「All New Deathcore」

 

RIFF CULT : YouTubeプレイリスト「All New Deathcore」