Evanescence、『The Open Door』20周年記念デラックス盤11月リリース決定!全曲リマスター+レア音源4曲追加

Evanescenceが、2006年に発表した2ndアルバム『The Open Door』の20周年を記念した『The Open Door (20th Anniversary Deluxe Edition)』を11月6日にCraft Recordingsからリリースする。

今回のアニバーサリー版では、オリジナルアルバム全13曲を2026年リマスター音源で収録。さらに『The Open Door』期のレア曲「If You Don’t Mind」「Together Again」「The Last Song I’m Wasting On You」と、これまで未発表だった「Good Enough」のデモ音源を追加した全17曲構成となる。

第1弾として「Sweet Sacrifice (Remastered 2026)」も先行公開された。

Amy Leeは『The Open Door』について、自身にとって境界を押し広げ、実験し、成長したいという思いを注ぎ込んだ非常に重要な時期の作品だったと振り返った。また、20年を経た現在も多くの人々に作品が響いていることは、自身にとって大きな意味があると語っている。

『The Open Door』は2006年9月25日にリリースされたEvanescenceの2ndスタジオアルバム。Billboard 200で初登場1位を記録し、発売初週には44万7,000枚以上を売り上げた。「Call Me When You’re Sober」はBillboard Hot 100でトップ10入りし、「Sweet Sacrifice」はGRAMMY AwardsのBest Hard Rock Performanceにノミネートされた。

20周年記念盤はCD、デジタル、2LPで展開。アナログ盤には通常のブラック盤に加え、Evanescence公式ストアのMidnight Nebula、Craft RecordingsのMetallic Blueなど複数の限定カラー盤も用意される。

Evanescenceは2026年6月に6thスタジオアルバム『Sanctuary』をリリースし、現在ワールドツアーを開催中。日本では12月1日、2日に東京・SGC HALL ARIAKE、12月4日にZepp Osaka Baysideで公演を予定している。

『The Open Door (20th Anniversary Deluxe Edition)』収録曲

1. Sweet Sacrifice (Remastered 2026)
2. Call Me When You’re Sober (Remastered 2026)
3. Weight Of The World (Remastered 2026)
4. Lithium (Remastered 2026)
5. Cloud Nine (Remastered 2026)
6. Snow White Queen (Remastered 2026)
7. Lacrymosa (Remastered 2026)
8. Like You (Remastered 2026)
9. Lose Control (Remastered 2026)
10. The Only One (Remastered 2026)
11. Your Star (Remastered 2026)
12. All That I’m Living For (Remastered 2026)
13. Good Enough (Remastered 2026)
14. If You Don’t Mind (Remastered 2026)
15. Together Again (Remastered 2026)
16. The Last Song I’m Wasting On You (Remastered 2026)
17. Good Enough (Demo)

『The Open Door (20th Anniversary Deluxe Edition)』
2026年11月6日リリース
Craft Recordings

Pre-order / Bandcamp
https://evanescence.bandcamp.com/album/the-open-door-deluxe-edition

Official Store
https://evanescencestore.com/products/open-door-20th-ann-lp

Official Website
https://www.evanescence.com/

Jim Root (Slipknot)、制作中の新作について語る「『Iowa』やセルフタイトルの再現は期待しないで」

SlipknotのギタリストJim Rootが、現在制作を進めている8thスタジオアルバムについて新たな情報を明かした。バンドは過去の作品を再現するのではなく、異なるアプローチを試しながらレコーディングを進めているという。

 

SNS上で初期作品のようなヘヴィなサウンドを求めるファンに返信したRootは、現在のSlipknotにとって重要なのは「自分たちを繰り返さないこと」だと説明。さまざまな方法を実験しているとし、『Iowa』や1999年のセルフタイトル作と同じものを期待しないでほしいという考えを示した。

一方で、現在のスタジオには初期作品を制作していた頃を思い出させる、不安定で張り詰めたような雰囲気があるという。ただしRootは、それが新曲の音楽性やプロダクションそのものが初期作に近づくことを意味するわけではないと明確にしている。

プロダクション面では、近年の作品についてギターのレイヤーを重ねすぎたと感じる部分があったことにも言及。今回のアルバムではRootとMick Thomsonによる左右のギタートラックを基本とし、必要に応じて少数の追加トラックやソロを加える、よりシンプルな方法を採用している。

ギターサウンドの選定では、Rootが16台のアンプを検証。プロデューサーのMatt Wallaceとともに、技術的に最も「良い」音ではなく、最も攻撃的で刺激的に感じられるアンプを選んだという。

レコーディングでは、ドラマーEloy Casagrandeとスタジオ内で実際に同時演奏する形でのトラッキングも実施。Slipknotが長い間行っていなかった方法で、Rootは今回のセッションについて、演奏そのものを重視しながらアナログを取り入れて制作していると説明した。ニューアルバムではMatt Wallaceがプロデュースを担当。Wallaceは9月9日にリリースされたニューシングル「Arsenal」の制作にも携わっている。

「Arsenal」はSlipknotが立ち上げたレーベル「(sic)est Records」からの第1弾リリースとなったが、Rootは同曲について制作中のニューアルバムには収録されないことを明らかにしている。また、アルバムで進めている他の楽曲を代表する曲でもないと説明した。

制作中の新作は、2022年の『The End, So Far』以来となる8作目のスタジオアルバムで、Eloy Casagrande加入後初のフルアルバムとなる。タイトル、発売日、トラックリストは現時点で発表されていない。Slipknotは同時期に、2027年の大規模ツアー「(sic)est Stadium Tour」も発表。ロンドンのWembley Stadiumを皮切りに、北米、南米を巡る予定となっている。

Official Website – https://slipknot1.com/

Bullet For My Valentine、5年ぶりのニューアルバム『Social Apocalypse』2027年3月リリース決定!先行シングル「Social Apocalypse」配信開始

Photo Credit: Federica Burelli

Bullet For My Valentineが、ニューアルバム『Social Apocalypse』を2027年3月19日にSpinefarmからリリースすることを発表した。あわせて、アルバムのタイトル曲「Social Apocalypse」をニューシングルとしてリリースし、公式ミュージックビデオも公開している。

『Social Apocalypse』は2021年のセルフタイトルアルバム『Bullet For My Valentine』以来となるフルアルバムで、通算8作目。全10曲を収録し、Against The CurrentのChrissy CostanzaとLorna ShoreのWill Ramosがゲスト参加する。Chrissy Costanzaは「In The Absence Of You」でMatt Tuckとのデュエットを披露し、Will Ramosは「I Don’t Trust Tomorrow」にボーカルで参加。Bullet For My Valentineのアルバムとしては珍しく、2曲でゲストボーカリストを迎えた作品となる。

プロデュースは、これまで複数のBullet For My Valentine作品に携わってきたCarl Bownが担当。Matt TuckはBownについて、制作中に妥協を許さず、常に意見を示しながらバンドをより良い方向へ押し進める存在だと説明している。

アルバムのテーマについてTuckは、現代社会が急速に変化し続ける中で、世界で起きている出来事にポジティブな要素を見つけることが難しくなっていると語った。人々が互いに対立させられ、結束よりも衝突が目立つ状況や、父親として若い世代が生きる現在の世界を見た際に感じる変化などが作品へ反映されているという。

同時に公開されたタイトル曲「Social Apocalypse」は、バンドにとって4年ぶりとなる新曲。アルバム全体で扱われる社会への視点を提示する最初の楽曲として発表された。

Bullet For My Valentineは新作のリリースに先駆け、2027年1月から2月にかけてUK/ヨーロッパを巡るヘッドラインツアーも開催する。全公演にPendulumがスペシャルゲストとして出演し、Dark Divineがオープニングを務める。ロンドンでは2月26日にThe O2で公演を行う予定だ。

『Social Apocalypse』収録曲

1. Social Apocalypse
2. In The Absence Of You feat. Chrissy Costanza
3. I Don’t Trust Tomorrow feat. Will Ramos
4. Here Without You
5. Acid Rain
6. Fragile
7. CVLT
8. Masquerade
9. Read Between The Lines
10. Enough Is Never Enough

『Social Apocalypse』
2027年3月19日リリース
Spinefarm

Streaming / Pre-save
https://bfmv.lnk.to/SocialApocalypse

Pre-order / Official Store
https://merch.bulletformyvalentine.com/

Official Website
https://www.bulletformyvalentine.com/

Slipknot、2027年「(sic)est Stadium Tour」発表! Bring Me The Horizonが北米全公演に出演

Slipknotが、2027年に大規模なスタジアムツアー「(sic)est Stadium Tour」を開催することを発表した。7月3日のロンドン・Wembley Stadiumを皮切りに、北米、南米を巡る。ツアーはLive Nationがプロデュース。新たなステージセットとプロダクションを導入し、Slipknotのキャリア全体から構成するセットリストを披露することも明らかにされた。

初日となるWembley Stadium公演は、現時点で発表されている唯一のUK/ヨーロッパ公演。Marilyn Manson、Lorna Shore、Hatebreedがスペシャルゲストとして出演する。

7月16日のワシントンD.C.公演からスタートする北米ツアーでは、Bring Me The Horizonが全公演のダイレクトサポートを担当。さらに公演ごとにAcid Bath、Lamb Of God、Motionless In White、Lorna Shore、Kublai Khan TX、Polyphia、Loathe、Vendedが参加する。

ワシントンD.C.とクイーンズにはAcid Bath、モントリオールにはKublai Khan TXとVended、トロントとナッシュビルにはKublai Khan TXが出演。シカゴにはLamb Of God、ハーシーとボストンにはLorna Shore、ヒューストンにはPolyphiaが加わる。

コマース・シティとイングルウッドではLoathe、サンフランシスコではMotionless In WhiteとLoathe、フェニックスではMotionless In Whiteが出演。北米ツアーは8月18日のChase Field公演まで続く。

その後は9月に南米へ移動し、ブラジル、アルゼンチン、チリ、ペルー、コロンビアを巡る。サンパウロではThe Townに出演し、ブエノスアイレス、サンティアゴ、リマ、ボゴタの公演にはMarilyn MansonとHatebreedが参加する。

Slipknotは9月9日にニューシングル「Arsenal」をリリースしたばかり。同曲はバンドにとって約3年ぶりとなる新曲で、M. Shawn “Clown” Crahanがミュージックビデオを監督した。

同時に、バンドは2022年の『The End, So Far』に続く新たなスタジオアルバムの制作も進行中。Jim RootはMatt Wallaceをプロデューサーに迎えて制作していることを明かしているが、アルバムタイトルや発売日は現時点で発表されていない。また、「Arsenal」は次回作には収録されない単独シングルであることもRootが説明している。

「(sic)est Stadium Tour」日程

7月3日 ロンドン, UK – Wembley Stadium
出演:Marilyn Manson / Lorna Shore / Hatebreed

7月16日 ワシントンD.C., US – Nationals Park
出演:Bring Me The Horizon / Acid Bath

7月18日 クイーンズ, US – Citi Field
出演:Bring Me The Horizon / Acid Bath

7月21日 モントリオール, Canada – Parc Jean Drapeau
出演:Bring Me The Horizon / Kublai Khan TX / Vended

7月23日 トロント, Canada – Rogers Stadium
出演:Bring Me The Horizon / Kublai Khan TX

7月25日 シカゴ, US – Soldier Field
出演:Bring Me The Horizon / Lamb Of God

7月28日 ハーシー, US – Hersheypark Stadium
出演:Bring Me The Horizon / Lorna Shore

7月31日 ボストン, US – Fenway Park
出演:Bring Me The Horizon / Lorna Shore

8月3日 ナッシュビル, US – FirstBank Stadium
出演:Bring Me The Horizon / Kublai Khan TX

8月6日 ヒューストン, US – Daikin Park
出演:Bring Me The Horizon / Polyphia

8月9日 コマース・シティ, US – Dick’s Sporting Goods Park
出演:Bring Me The Horizon / Loathe

8月13日 イングルウッド, US – SoFi Stadium
出演:Bring Me The Horizon / Loathe

8月15日 サンフランシスコ, US – Golden Gate Park
出演:Bring Me The Horizon / Motionless In White / Loathe

8月18日 フェニックス, US – Chase Field
出演:Bring Me The Horizon / Motionless In White

9月4日 サンパウロ, Brazil – The Town

9月8日 ブエノスアイレス, Argentina – Estadio Huracán
出演:Marilyn Manson / Hatebreed

9月12日 サンティアゴ, Chile – Estadio Nacional
出演:Marilyn Manson / Hatebreed

9月14日 リマ, Peru – Estadio Nacional
出演:Marilyn Manson / Hatebreed

9月16日 ボゴタ, Colombia – Vive Claro
出演:Marilyn Manson / Hatebreed

アーティスト先行販売は9月29日各地10:00、Knotfest先行販売は同日12:00から開始。一般販売は10月2日各地10:00から予定されている。

Tickets / Official Website
https://slipknot1.com/

VIP
https://slipknot1.com/vip/

故Brent Hinds (元Mastodon)の遺産管理側、バンドとの訴訟について説明

元Mastodonのギタリスト/ボーカリストBrent Hindsの遺産管理側が、Mastodonとそのメンバーを相手取った訴訟について新たな声明を発表した。今回の声明では、新作『Marrow Deep』におけるHindsの肖像使用だけが訴訟の中心ではなく、バンド関連事業における権益の清算や会計処理が主要な争点だと説明している。

訴訟は9月3日にジョージア州フルトン郡の裁判所へ提起され、Troy Sanders、Bill Kelliher、Brann Dailorらが被告として名を連ねている。遺産管理側の主張によれば、HindsはMastodonを離れた後、自身が保有していた関連事業の権益について会計報告、評価、整理された形での分離を求めていたが、その手続きが完了する前に死去したという。

Hindsは2025年3月に約25年間在籍したMastodonを離脱。その後、同年8月20日にアトランタで発生したオートバイ事故により51歳で死去した。

遺産管理側は、Hindsが生前に自身の権益に対する補償を受け取っていなかったと主張。訴状によれば、その後Mastodon側から関連する権益をまとめて買い取るものとして8万ドルの小切手が送られたものの、その金額がどのように算出されたのかを示す詳細な会計情報が提供されなかったため、遺産管理側は小切手を換金せず、完全な会計処理を求めている。

また、遺産管理側はMastodonが2026年8月28日にリリースしたニューアルバム『Marrow Deep』のアートワークやプロモーションに、Hindsと認識できる肖像を許可なく使用したと主張している。ただし今回の声明では、肖像の使用そのものだけではなく、Hindsがバンドを離れたことでMastodon関連商品の収益を受け取る権利が終了したのかどうかという、より広い商業上の問題につながるものだと説明した。

遺産管理側は、Hindsが新作の制作には参加していないとMastodon側が説明する一方、その人物像をアルバムのマーケティングに利用したのであれば、Hindsが死後もMastodonのブランドと商業的に関係していることを示すものだと主張。その点と、Hindsが保有していたとする事業上の権益の評価との整合性を問題としている。

訴訟ではこのほか、Mastodonのドキュメンタリー『The Mastodon In The Room』でHindsの私生活に関する内容が公に語られたことについても異議が申し立てられている。

Mastodonは9月11日に声明を発表し、悪意があったとする主張を強く否定。今回の訴訟を根拠のないものだとする立場を示し、法的に争う方針を明らかにした。また、Hindsの記憶と音楽的功績を尊重するため、この件について今後公に発言する予定はないとしている。

一方、遺産管理側は最新の声明で、この訴訟はファンにどちらか一方を支持するよう求めたり、HindsとMastodonのメンバーが共に築いたものを否定したりする目的ではないと説明。また、法的手続きを進めることとHindsの死を悼むことは両立するとし、家族が憶測に基づく個人攻撃やハラスメントを受けているとして、法的手続きが進む間の配慮と尊重を求めている。

『Marrow Deep』は2026年8月28日にLoma Vista RecordingsからリリースされたMastodonの9作目のスタジオアルバム。Hindsの離脱と死去後、初めて発表されたフルアルバムとなる。

Official Website – https://www.mastodonrocks.com/

as shared by : https://www.guitarworld.com/artists/guitarists/brent-hinds-estate-issues-new-statement-regarding-mastodon-lawsuit

GWAR創設メンバー、SexecutionerことChuck Vargaが68歳で死去 癌との闘病の末に逝去

GWARの創設メンバーで、Sexecutionerとして知られるChuck Vargaが死去した。68歳だった。Vargaは癌との闘病を続けており、GWARのCasey Orr(Beefcake The Mighty)が9月25日に訃報を伝えた。

Orrによれば、Vargaは妻Bambiに手を握られながら穏やかに息を引き取ったという。OrrはVargaをアーティスト、パフォーマー、そして一人の人間として称え、ともに過ごせたことで自身の人生が豊かになったと追悼。故Dave Brockie(Oderus Urungus)やCory Smootら、先に亡くなったGWARの仲間たちにも触れながら、Vargaを偲んだ。

1958年にヴァージニア州で生まれたVargaは、彫刻、舞台美術、特殊効果、コミックアート、パフォーマンスなど幅広い分野で活動したアーティスト。1980年代初頭にVirginia Commonwealth Universityで学んだ後、リッチモンドでSlave Pit Studiosを共同設立し、音楽と演劇、美術を融合させたGWARの形成に深く関わった。

GWARではSexecutionerを生み出して自ら演じ、ライブパフォーマンスだけでなく、衣装、セット、プロップ、コミックなどバンドを構成する視覚的な世界にも携わった。GWAR公式によれば、Vargaは8つの主要ツアープロダクションに参加し、アメリカとヨーロッパを合わせて1,000公演以上に出演している。

1990年のアルバム『Scumdogs Of The Universe』では、自身のキャラクターを題材にした「Sexecutioner」を歌唱。Vargaは後年、この曲のアイデアを自ら提案し、それまで経験のなかったソングライティングの世界へ足を踏み入れたことを振り返っていた。GWARが初期にそのコンセプトを確立していく過程でも重要な役割を担った人物のひとりだった。

Vargaは1997年にGWARを離れ、ニューヨークでブロードウェイ、映画、テレビ関連の仕事へ移行。その後も折に触れてGWARのステージへ復帰し、Sexecutionerとして出演していた。また、GWARの長編映像作品『Phallus in Wonderland』の共同制作にも携わっている。

2026年4月には、Vargaが癌と闘病していることをGWARが公表。彼を支援するための献血キャンペーンが開始され、6月には癌治療、ホスピスケア、医療機器、看護などの費用を支援するファンドレイジングも行われていた。

Official Website – https://gwar.net/

Prong、新曲「Fear The Sun」リリース! Napalm Records移籍後初アルバム『Prong』は11月6日発売

ニューヨークのメタルバンドProngが、ニューシングル「Fear The Sun」を公開した。同曲は2026年11月6日にNapalm Recordsからリリースされる14thアルバム『Prong』に収録され、「The Banner」に続く第2弾シングルとなる。「Fear The Sun」はアルバムの5曲目に収録。Prongが長年鳴らしてきたニューヨーク・ハードコア、グルーヴメタル、スラッシュメタルの要素を軸にした、ストレートな構成と重量感を持つ楽曲として制作された。

Tommy Victorは新作発表後のインタビューで、「Fear The Sun」が生まれた背景についても説明している。自身の息子が最近のメタルバンドを集めたプレイリストを頻繁に聴いており、その中の多くのバンドからProngとの共通点を感じたことが楽曲制作のきっかけのひとつになったという。

そこから、よりトラディショナルな曲構成を意識して制作を進めた。Victorは完成した「Fear The Sun」について、非常にヘヴィでありながら“本当のロックンロール・ソングのようにも聴こえる”楽曲になったと振り返っている。

『Prong』は2023年の『State Of Emergency』以来となるスタジオアルバムで、Napalm Records移籍後初のフルアルバム。バンドにとって初めてセルフタイトルを掲げる作品でもあり、本編には全11曲が収録される。

アルバムタイトルについてVictorは、新たなレーベルで活動を始めたことに加え、現在のProngのサウンドにも新鮮さを感じていることが理由だと説明。これまでより速くヘヴィな楽曲、大きなフック、現在のバンドを反映したサウンドを持つ作品として、自分たちを改めて定義するタイミングだと考えたという。

アルバムはオープニングを飾る「The Banner」から、よりスピードを高める「New Commission」、インダストリアルな要素を取り入れた「The Uprising」、メロディを強調した「Uncertain Truth」へと展開。「Fear The Sun」に続いて「Commonsense Resolution」「Doomed World」「Proportionate Response」などが並び、ラストの「Our Continuance」まで全11曲で構成される。

ミックスとマスタリングはJudas Priest、Machine Headなどを手掛けてきたAndy SneapがBackstage Studiosで担当。Victorは先行曲「The Banner」の発表時にもSneapによる仕上がりについて言及し、新作のサウンドを高く評価していた。

現在のProngはTommy Victor(Gt/Vo)、Christopher Dean(Ba)、Tyler Joseph(Dr)の3人編成。1980年代後半のニューヨークで結成され、『Beg To Differ』『Cleansing』などを通じてハードコア、スラッシュ、グルーヴ、インダストリアルを横断するスタイルを築いてきた。

アルバム発売後の11月にはヨーロッパでライブも予定。ドイツ、オランダ、ベルギー、デンマーク、ギリシャなどを巡り、セルフタイトル作のリリースとともに新たな活動期間へ入る。

『Prong』収録曲

1. The Banner
2. New Commission
3. The Uprising
4. Uncertain Truth
5. Fear The Sun
6. Commonsense Resolution
7. Doomed World
8. Proportionate Response
9. Transgression
10. Simulated Drowning
11. Our Continuance

CD Bonus Tracks

12. Out of Body
13. Cruel Summer

「Fear The Sun」
2026年9月22日リリース
Napalm Records

『Prong』
2026年11月6日リリース
Napalm Records

Pre-order / Pre-save

https://lnk.to/Prong-Prong/napalmrecords

Bandcamp

https://prongband.bandcamp.com/album/prong

Godflesh、新曲「Master and Slave」公開 “最後から2番目”のアルバム『Decay』は9月25日リリース

イギリスのインダストリアルメタルバンドGodfleshが、ニューシングル「Master and Slave」を2026年9月15日にRelapse Recordsからリリースした。同曲は9月25日に発売される10thアルバム『Decay』のオープニングを飾り、8分45秒に及ぶ楽曲となる。

『Decay』からは、8月に第1弾シングル「Living/Ending」が公開されており、「Master and Slave」はそれに続く2曲目の先行曲。アルバムは全6曲で構成され、Godfleshにとって最後から2番目のスタジオアルバムとして位置付けられている。

Justin K. Broadrickによると、『Decay』は2023年作『Purge』と同じセッションから生まれた作品。もともとはひとつの大きな楽曲群として制作され、その中から『Purge』に適した曲を選び、残された楽曲を約1年後に別のアルバムとして発表する構想だった。

しかし、自主リリースではなく新たなレーベルから作品を届けるための環境を整えることに時間を要し、当初の計画から約2年遅れて完成。すでに録音されていた素材にもBroadrickが再び手を加え、Relapse Recordsから『Decay』としてリリースされることになった。

Broadrickは「Master and Slave」とアルバム最後の「Consume Me」を、『Decay』のコンセプトを担う特に重要な2曲として挙げている。この2曲だけでアルバム全体の演奏時間のおよそ半分を占めており、作品の始まりと終わりを形成する存在だという。

『Decay』の完成は、Godfleshの活動終了へ向かう時期とも重なった。Broadrickは2026年に腹部の大きな手術を受けており、アルバムのヴォーカル録音は手術前に完了。一部の楽曲ではヘルニアを抱えた状態で録音していたことも明かしている。

長年Godfleshで続けてきた激しい発声が身体へ大きな負担を与えていたことから、Broadrickは現在、Godfleshで求められるヴォーカルを続けることが身体的に不可能になったと説明している。一方で、ミックスは手術後の回復期間に行われ、普段は精神的、哲学的、実存的な痛みを表現してきたGodfleshに、今回は実際の身体的な痛みも重なる作品となった。

Godfleshは1988年にBroadrickとベーシストのBen Greenを中心に結成。1989年の1stアルバム『Streetcleaner』以降、ディストーションギター、プログラムされたビート、反復的なリズムを組み合わせた独自のスタイルを築き、インダストリアルメタルをはじめとする後続のヘヴィミュージックへ大きな影響を与えてきた。

一度の活動休止を経て2010年代に本格復帰し、『A World Lit Only By Fire』『Post Self』『Purge』を発表。『Decay』の後にはGodfleshとして最後となるもう1枚のスタジオ作品も計画されており、Broadrickはその作品で『Streetcleaner』以来となるトレモロアームを再び使用するなど、最後にもう一度実験的な方向へ進む意向を明かしている。

『Decay』収録曲

1. Master and Slave
2. Living/Ending
3. Feral Colony
4. Fear of Man
5. Fodder
6. Consume Me

「Master and Slave」
2026年9月15日リリース
Relapse Records

『Decay』
2026年9月25日リリース
Relapse Records

Bandcamp

https://godflesh.bandcamp.com/album/decay

Pre-order

https://www.relapse.com/pages/godflesh-decay

Boris X Duranによるスペシャルセッションが限定12インチVinylにてリリース決定!

Boris X Duranによるスペシャルセッションの限定12インチVinylが大阪で開催の2マンライブにて先行発売される。

今回リリースの12インチは昨年都内で行われたBorisとDuranによるスペシャルセッションをアナログ化したもの。このセッションは両者が愛用しているGamechanger Audioのペダルのデモンストレーションとして行なわれた。borisのアルバムdronevilの20周年記念の一環として”泣きたがるスピード -the evilone which sobs-“が演奏された。

Boris3人の織りなすヘヴィドローンに、Duranの時にブルージーに響く天衣無縫なギターが纏わり付く。ドローン/アンビエント効果を最大にフィーチャーしながらHeavy Rockの濁流へ4者の剛腕が轟く。
互いに異なるベクトルで自己表現を探求し続ける両者が邂逅した奇跡のセッション。

レコードのカッティングとプレスはBorisの数々のアルバムをリリースするJack WhiteのThirdman Records  Pressingにて実地。クリアピンクに彩られ、片面には初共演時のフライヤーデザインを落とし込んだエッチングが施されている。この限定ヴァイナルは、9月24日(木)大阪・Yogibo META VALLEYで開催される2マンライブにて先行発売、一般販売については追ってアナウンスされる。

セッションの模様は YouTube にて全編視聴可能。

//////////Disc Info//////////

Boris X Duran -Lush Hub Session- 500 Limited Copies

1. 泣きたがるスピード -the evilone which sobs-

Takeshi / Guitar
Wata / Guitar & Echo
Atsuo / Drums & Percussion
Duran / Guitar

FAS-10

 

DURAN “VORNAK TOUR”

DURAN x Boris
2026.09.24
大阪 META VALLEY / META VALLEY , Osaka

Tickets
http://eplus.jp/duran/
http://tiget.net/events/490831

//////////Profile//////////

Boris
1992年結成、96年にTakeshi、Wata、Atsuoという3ピース編成へ。
活動当初から一貫して独自の方法論、自らの想い描く”Heavy”を追求し続ける。
”重さ”は深度を深めつつ、固定化されたジャンルやスタイルに捉われない音楽性はリアル”Heavy Music”と言えよう。
文字通り世界先端のロック・シーンにおいてその影響力も計り知れない。トレードマークとなっている「轟音・爆音」はその言葉だけでは語りきれぬ領域へ突入している。
活動30周年の2022年には『W』『Heavy Rocks(2022)』『fade』と3枚のアルバムを発表。
パンデミック以降はドラマーに准メンバーとしてMuchioを迎え、海外ツアーも継続して勢力的に行っている。
2023年秋には43公演に及ぶMelvinsとのU.S.ダブルヘッドライナーツアーを完遂。2024年春には清春とのAUSツアー、秋には1stアルバムの25周年記念U.S.ツアーをツインドラム編成にて6週間行った。
30年の活動を超えて独自のスタンス、D.I.Y.スタイルをさらに活性・先鋭化させている。

Official site: https://borisheavyrocks.com/

Duran
日本生まれ、フィリピン育ち。
スペイン系フィリピン人の父と日本人の母の間に生まれる。3 歳でピアノを始め、14 歳でベーシストである父の影響からギターを手にする。
数々のバンド活動を経て、2018 年に「DURAN」名義でソロ活動を開始。
2025 年からは「DURAN」をバンドとして活動させ、自身は 1 人のギタリストとして「Duran」名義での活動も展開している。
現代ロック・シーンの奇才、日本の偉大なギタリストのひとりと称され、強烈なファズ・サウンドとブルースを軸にした、野生味あふれるエモーショナルかつ官能的なギター・プレイと歌は、国内問わず高く評価されており、海外メディアやラジオでも取り上げられ、ライブツアーも行うなど活動の幅を広げている。
また、バンド「DURAN」の活動に加えて、稲葉浩志、スガシカオ、藤井風、Vaundy といった数多くの著名アーティストのライブやレコーディングにもギタリストとして参加している。

Linktree: https://linktr.ee/DURANtheband

The HU、最新アルバムから「Warrior Chant」ミュージックビデオ公開 モンゴル文化に根差したリズムと馬頭琴で“馬の歩み”を表現

Credit: Blguunee Hiroshi

モンゴルのバンド The HU が、「Warrior Chant」のオフィシャル・ミュージックビデオを公開した。同曲は2026年7月24日にBetter Noise Musicからリリースされた3rdアルバム『HUN』のオープニングを飾る楽曲で、アルバム発売に先駆けて3月20日に発表されていた。

リード・シンガーのGalaaは「Warrior Chant」について、ファンが親しんできたThe HUならではのリズムを備えた楽曲だと説明。3rdアルバムではリズム面でもさまざまなアプローチを取り入れており、それをHunnu Rockというジャンルをさらに広げていく過程と捉えている。

楽曲のリズムはモンゴル文化に深く根差したもの。GalaaとEnkushは馬の歩みを模した馬頭琴のソロに取り組み、そのリズムが楽曲全体を通して使われているという。さらにJayaがモンゴルの管楽器を加え、Unuが重厚なパーカッションとドラムを担当。複数のモンゴル伝統楽器を前面に取り入れた一曲に仕上げた。

『HUN』は全11曲を収録し、2022年の『Rumble of Thunder』に続くスタジオアルバム。The HUが自ら掲げるHunnu Rockを軸に、モンゴルの伝承や歴史、文化に根差した要素を取り込みながら制作された。

アルバムには「Warrior Chant」のほか、「The Men」「Echoes of My Father」「Horsemen」「Grey Hun」などを収録。「Lost Soul」のデジタル版にはNothing MoreのJonny Hawkinsがゲスト参加しており、The HUとHawkinsにとって初のコラボレーションとなった。

The HUはGalaa、Jaya、Enkush、Temkaを中心に活動。馬頭琴、トブショール、ツォールなどのモンゴル伝統楽器とホーミー/スロートシンギングをロック、メタルの要素と組み合わせたHunnu Rockを掲げ、2016年の結成以降、世界各地で活動を続けている。

現在はRob ZombieとMarilyn MansonによるFreaks On Paradeの北米ツアーにOrgyとともに参加中。その後は9月29日からSKÁLDをスペシャルゲストに迎えたUK/ヨーロッパ・ヘッドラインツアーをスタートし、グラスゴー、ロンドン、ベルリン、ワルシャワ、パリなどを巡る。

『HUN』収録曲

1. Warrior Chant
2. Lost Soul
3. The Men
4. Echoes of My Father
5. Shadow
6. Horsemen
7. Greed
8. The Real You
9. Grey Hun
10. Universe
11. Second Face

「Warrior Chant」
2026年3月20日リリース
Better Noise Music

『HUN』
2026年7月24日リリース
Better Noise Music

Streaming / Order : https://thehu.lnk.to/hun

Official Website : https://www.thehuofficial.com/

元SlipknotのドラマーJay Weinberg、新曲「Another Head on the Pile」でRyan Pattersonとコラボ

Jay Weinbergが、Fotocrime/ColiseumのRyan Pattersonを迎えたニューシングル「Another Head on the Pile」をリリース。オフィシャル・ミュージックビデオも公開された。

「Another Head on the Pile」は、Weinbergが自身の名義で展開しているコラボレーション・シリーズの最新曲。Ryan Pattersonがヴォーカルとギターソロで参加し、Weinbergはドラム、ギター、ベース、キーボードなど複数の楽器を担当している。楽曲はWeinbergとPattersonによって書かれた。

レコーディングにはShannon Forrest、Brandon Highfill、Pattersonが参加。ミックスをZach Weeks、マスタリングをNick Townsendが担当した。これまでのWeinbergのソロ作品にも携わってきたスタッフが再び制作を支えている。

ミュージックビデオはWeinberg自身が監督を務め、Tommy Johnsが撮影、Jack Rogersが編集とコラージュを担当。アートワークは、これまで「Sandstone」「Drone Operator」などでもWeinbergと仕事をしてきたPaul Romanoが手掛けた。

Weinbergは2025年11月、DeafheavenのGeorge Clarkeを迎えた「Sandstone」で自身名義のシングル・シリーズを始動。2026年3月にはCode OrangeのJami MorganとShade BalderoseによるNOWHERE2RUNをフィーチャーした「Drone Operator」、7月にはSoftcultとの「Drown Fountain」を発表している。

「Drown Fountain」ではWeinberg自身が初めてヴォーカルも担当し、ドラムを使用しない楽曲に挑戦。ゲストごとに異なるアプローチを取り入れながら、ドラマーとしての活動とは別軸で自身の楽曲制作を続けてきた。

現在WeinbergはFuming Mouthのドラマーとしても活動している。バンドが2026年7月にTriple-B Recordsからリリースしたアルバム『The Ringing Bell』にも参加。過去にはSlipknotで約10年間活動したほか、Suicidal Tendencies、Infectious Groovesなどでもドラムを担当してきた。

一方、Ryan PattersonはFotocrimeの中心人物として活動し、ハードコア/パンクバンドColiseumでも長年ヴォーカルとギターを担当してきた。今回の「Another Head on the Pile」では、そのPattersonとWeinbergのコラボレーションが実現している。

「Another Head on the Pile」
2026年9月4日リリース

Official Website

https://www.jayweinbergofficial.com/

Evanescence、2026年ワールドツアー北米公演で撮影した「Tell Me When You’ve Had Enough」ミュージックビデオ公開

Evanescenceが、最新アルバム『Sanctuary』収録曲「Tell Me When You’ve Had Enough」のオフィシャル・ミュージックビデオを公開した。映像の監督はEric Richterが担当。2026年ワールドツアーの北米公演中に撮影され、現在のEvanescenceのライブパフォーマンスを軸とした作品に仕上げられている。

 

「Tell Me When You’ve Had Enough」は、他者からコントロールされたり、操られたりすることにうんざりした人々へ向けた楽曲。争いを避け、抵抗の少ない道を進み続けるために、どこまで自分たちが犠牲を払うのかを問いかけ、本当に抵抗すべき瞬間をテーマにしている。

楽曲の共同作曲とプロデュースにはZakk CerviniとJordan Fishが参加。CerviniはBad Omens、YUNGBLUD、Bring Me The Horizon、Spiritboxなどを手掛け、FishもBring Me The Horizonでの活動を経て、Poppy、House of Protection、Architectsなどの作品に携わってきた。

「Tell Me When You’ve Had Enough」は、2026年6月5日にリリースされたEvanescenceの6枚目のスタジオアルバム『Sanctuary』に収録。アルバムは全12曲で構成され、同曲は2曲目に配置されている。

『Sanctuary』は2021年の『The Bitter Truth』以来、約5年ぶりとなるスタジオアルバム。Amy Leeは制作に3年以上を費やした作品であることを明かし、自分ではコントロールできない多くの出来事への感情を音楽へ向けると同時に、音楽と人とのつながりを通じて希望を生み出す場所にもなったと説明している。

アルバムに先駆けて発表された「Who Will You Follow」は、BillboardのMainstream Rock Airplay、Rock & Alternative Airplay、Hot Hard Rock Songsで1位を獲得。『Sanctuary』もBillboardのTop Hard Rock Albumsで2位、Top Album Salesで3位を記録した。

また、Evanescenceの代表曲「Bring Me To Life」は2026年6月25日、アメリカで1,000万ユニット相当を示すRIAAダイヤモンド認定を獲得。2003年のデビューアルバム『Fallen』から生まれた同曲が、新作リリースと同じ時期に新たな認定を受けることになった。

『Sanctuary』収録曲

1. Beautiful Lie
2. Tell Me When You’ve Had Enough
3. Who Will You Follow
4. Rapture
5. Afterlife
6. Sanctuary
7. How Do I Heal
8. About Us
9. Calm Down
10. Self Destruct
11. Forever Without You
12. Wide Open Heart

『Sanctuary』
2026年6月5日リリース
BMG

Official Website

https://www.evanescence.com/

Official Store

https://evanescencestore.com/collections/sanctuary

PRESIDENT、信仰、死、存在意義への葛藤を描いたデビューアルバム『Blood Of Your Empire』リリース

イギリスを拠点とするPRESIDENTが、デビューアルバム『Blood Of Your Empire』を9月4日にAtlantic Recordsからリリースした。全10曲を収録し、アルバム発売に合わせて新曲「Sleepwalker」も公開されている。

『Blood Of Your Empire』は、2025年に始動したPRESIDENTにとって初のフルアルバム。これまでに発表されてきた「Angel Wings」「DOOM LOOP」「dark heaven」「Mercy」などを収め、ヘヴィミュージック、エレクトロニック、R&B、シネマティックなアトモスフィアを横断するサウンドを一枚にまとめた。

作品の中心にあるのは、信仰、死、存在意義、人間と宗教の関係だ。PRESIDENTは、自身の実存的な危機と、信じることの意味を理解しようとした経験からアルバムが生まれたと説明している。

宗教は人々に大きな慈愛や目的、美しさをもたらしてきた一方で、歴史上、多くの苦しみや流血にも結び付いてきた。『Blood Of Your Empire』では、その相反する二つの側面の間に存在する緊張を掘り下げる。

楽曲制作は、長年抱えてきた恐怖や混乱、疑問と向き合うための手段にもなったという。単純に宗教そのものを否定するのではなく、自分自身が何を信じ、何を疑い、どう生きるのかを問い直す過程が作品全体へ反映された。

先行曲「dark heaven」では、信仰が人間を結び付けるものでありながら、権力や強欲によって分断や暴力の正当化に利用されてきた矛盾を描いた。「Mercy」でも歴史上、宗教の名のもとで流された血に目を向けつつ、それを信仰そのものではなく、人間が教えを歪めて利用してきた結果として捉えている。

アルバム冒頭の「Angel Wings」は、PRESIDENT自身がこのプロジェクトのサウンドを説明する際に最も象徴的な楽曲として挙げている一曲。ヘヴィなギターとダンスミュージック的な感覚を融合し、バンドが掲げるジャンル横断的なスタイルを端的に示した。

アルバムジャケットには、フランスの画家 Eugène Delacroixによる『The Battle of Poitiers』を使用。同作品は現在、パリのルーヴル美術館に所蔵されている。

PRESIDENTは2025年、匿名性とミニマルな情報公開を保ったまま活動をスタート。ジャンルや個人のアイデンティティを前面へ出す従来型のプロモーションとは距離を置き、楽曲、映像、ライブそのものを中心にプロジェクトを展開してきた。

2026年にはBad Omensのサポートとして初の本格的なアメリカツアーを経験。その勢いを受け、『Blood Of Your Empire』発売日の9月4日から自身初となる北米ヘッドラインツアーをスタートした。

ツアーはナッシュビルのBrooklyn Bowlを皮切りに、シカゴ、ニューヨーク、トロント、モントリオール、ボストン、フィラデルフィア、アトランタ、デンバー、シアトル、ロサンゼルスなどを巡り、10月14日のダラス公演まで続く。全公演が事前にソールドアウトしており、一部日程にはShowing Teethがサポートとして出演する。

11月からはヨーロッパ/UKツアーも開催。ストックホルム、オスロ、コペンハーゲン、ベルリン、ハンブルク、ケルン、パリ、ブリュッセルを経て、カーディフ、グラスゴー、マンチェスター、バーミンガム、ロンドンへと向かう。

『Blood Of Your Empire』収録曲

1. Angel Wings
2. DOOM LOOP
3. dark heaven
4. Pink Noise
5. Mercy
6. Sleepwalker
7. Dionysus
8. This Will Divide Us
9. Hate Figure feat. Ando San
10. White Devil

『Blood Of Your Empire』
2026年9月4日リリース
Atlantic Records

Streaming

https://president.lnk.to/BloodOfYourEmpire

Official Website

https://www.presidentband.com/

Slipknot、ニューアルバムのレコーディングが進行中であることが明らかに Jim RootがInstagramで制作状況を報告

Slipknotが、8枚目となるスタジオアルバムのレコーディングを進めている。ギタリストのJim Rootが最近の投稿で「#newrecord」のハッシュタグを使用し、その後Instagram Storiesでも制作中の様子を公開。現在、新作のトラッキングが進行していることが明らかになった。

バンドは2026年7月の時点で、新作に向けて約50のアレンジを制作していることを明かしていた。ただしRootは、それらすべてが完成した楽曲ではなく、今後さらに手を加える必要があるアイデアも含まれていると説明している。

プロデューサーにはMatt Wallaceを起用。Faith No More『The Real Thing』『Angel Dust』、Mushroomheadなどを手掛けてきた人物で、Slipknotはメンバー同士のジャムセッションから生まれたアイデアをもとに楽曲を構築している。

Rootによれば、Eloy Casagrandeと自身、Michael Pfaffらが長時間ジャムを行い、そこで生まれたパートをM. Shawn “Clown” CrahanとWallaceが整理しながら曲へ発展させる方法を採用。完成されたデモを持ち寄るだけではなく、メンバーが同じ空間で演奏しながら形を作る、バンド初期にも通じるアプローチで制作が進められている。

新曲についてRootは、非常に速いグラインドピッキングを用いたリフから、メロディックで重いドゥーム的なパート、クリーンなインタールード、実験的な要素まで幅広いアイデアが生まれていると説明。一方で、近年再び盛り上がりを見せるニューメタルへ回帰する作品ではないとも明言し、さまざまな音楽的背景を持つメンバーが集まったSlipknot自身の音楽として制作していると語った。

今回のアルバムは、2024年に加入した元SepulturaのEloy Casagrandeが参加する初のSlipknotフルアルバムとなる。RootはCasagrandeについて、その高い技術力や幅広い音楽的バックグラウンドが新作の制作にも大きな刺激を与えていると説明していた。

また、長年ターンテーブルを担当してきたSid Wilsonの離脱後、初めて制作される正式なスタジオアルバムにもなる。Slipknotは2022年の7thアルバム『The End, So Far』をもってRoadrunner Recordsとの長期契約を完了しており、次回作をどのレーベル/形態でリリースするのかも現時点では明らかにされていない。

『The End, So Far』から約4年。新作は楽曲制作の段階から実際のレコーディングへ進んだことが確認されたものの、アルバムタイトル、収録曲、発売日などの詳細はまだ発表されていない。

Fear Factory、新ボーカルMilo Silvestro加入後初の新曲「Roboticist」MV公開 ニューアルバムは2026年末〜2027年初頭を予定

アメリカのインダストリアル・メタル・バンド Fear Factoryが、ニューシングル「Roboticist」をリリースし、オフィシャル・ミュージックビデオを公開した。同曲は、ボーカルのMilo Silvestro、ドラマーのPete Webber、ベーシストのTony Campos、ギタリストのDino Cazaresによる現ラインナップとして初めて制作されたスタジオ音源となる。

「Roboticist」は、2021年に発表された『Aggression Continuum』以来となるFear Factoryの新曲であり、2023年に加入したMilo Silvestroにとってバンドで初めて正式にレコーディングした楽曲でもある。Pete Webberも同様に今回がFear Factoryでのスタジオデビューとなった。

楽曲では、Fear Factoryが30年以上にわたって描いてきた人間と機械の対立、人工知能の進化、テクノロジーが人類の制御を離れていく未来というテーマを継承。肉体が滅びても意識だけが残るディストピア的な世界を描き、機械的なリフと攻撃的なリズムにメロディックなフックを組み合わせている。

Dino Cazaresは「Roboticist」について、未来はこれから訪れるものではなく、すでにここに存在していると説明。人間、機械、そしてその先に待つものをめぐる戦いを表現したFear Factoryの次なる進化であり、新時代の始まりを示す楽曲だと語っている。

「Roboticist」のプロデュース、レコーディング、ミックス、マスタリングはDamien Rainaudが担当。ミュージックビデオはVincente Corderoが監督し、Arion Csiharがプロデュースを手掛けた。

今回のリリース日時にもFear Factoryらしい仕掛けが施されている。「Roboticist」は8月29日午前2時14分に公開されたが、これは映画『Terminator』シリーズの世界で人工知能Skynetが自我に目覚めた日時へのオマージュとなっている。SFやディストピア的未来像から長年影響を受けてきたFear Factoryならではの演出となった。

なお、「Roboticist」自体は完全な新曲ではなく、2023年にインストゥルメンタル版の初期形が公開されていた。その後Milo Silvestroのボーカルを組み込む過程でアレンジが変更され、当初エンディングとして使われていたパートを中盤へ移動するなど、正式なFear Factory楽曲として再構築されている。

Fear FactoryはすでにMilo SilvestroとPete Webberを迎えたニューアルバムのレコーディングを完了している。Dino Cazaresによれば、新作はNuclear Blastから2026年末から2027年初頭にかけてのリリースが見込まれており、「Roboticist」も同作へ収録される予定となっている。

新曲公開後もFear Factoryは大規模なツアー活動を継続する。8月末からCrystal Lake、Hate、The Nocturnal Affairとともに「Cybernetic Domination Tour」でヨーロッパ/UKを巡り、その後10月からはMushroomheadとの北米共同ヘッドラインツアー「Soul Of A New War Machine Tour」を開催する。

さらに11月にはDarkest Hour、Brotalityを迎え、「Cybernetic Domination Tour」のアメリカ公演を実施。シアトル、ポートランド、サンディエゴ、ポモナ、ロサンゼルスなどを巡りながら、現ラインナップによるFear Factoryの新章を本格的に展開していく。

現在のラインナップ

Dino Cazares : Guitars
Milo Silvestro : Vocals
Pete Webber : Drums
Tony Campos : Bass

「Roboticist」
2026年8月29日リリース
Nuclear Blast

ストリーミング

https://fearfactory.bfan.link/roboticist

Official Website

https://fearfactory.com/

moreru、「詩人に口無し」ミュージックビデオ公開! 7inchアナログ盤を10月31日にリリース

moreruの新曲「詩人に口無し」のミュージックビデオが、YouTubeで公開された。

「詩人に口無し」は、8月28日に配信リリースされたシングルの表題曲。ロックンロールパンクを軸に、モッシュパートやシンガロングパートを取り入れた楽曲として発表されている。ミュージックビデオの監督は、夢咲みちる(Vo)が務めた。

また、「詩人に口無し」は10月31日にカラーヴァイナル仕様の7inchアナログ盤としてリリースされることも決定。アナログ盤には、SIDE Aに「詩人に口無し」、SIDE Bに「思弁的射聖障害残尿論」「死の逆(生ではない)」が収録される。

【リリース情報】

moreru
Single「詩人に口無し」
2026年8月28日配信リリース

https://ssm.lnk.to/PoetMenTellNoTales

【7inchアナログ盤】

moreru
『詩人に口無し』
2026年10月31日リリース
カラーヴァイナル仕様

収録曲:

SIDE A

詩人に口無し

SIDE B

思弁的射聖障害残尿論
死の逆(生ではない)

https://ssm.lnk.to/PoetMenTellNoTales_7inch