Power Tripのギタリスト、Blake Ibanezがバンドの近況を語る。

Power Trip のボーカリスト、Riley Gale (ライリー・ゲール) が2020年8月24日に急逝してからまもなく2年が経つ。Rileyが亡くなった直後は、彼に対する追悼モードがしばらく続いた。2022年、そのショックが次第に和らぐにつれ、Power Tripの残されたメンバー達は耐え難い立場に立たされることになったのだ。Rileyが亡くなった2020年、バンドの人気は急上昇中で、完全にブレイクしていたが、リーダーであったRileyを亡くしたバンドの選択肢はただひとつ、沈黙だった。

 

リード・ギタリストで創設メンバーのBlake Ibanez (ブレイク・アイバニーズ) は、2021年3月にロサンゼルス・タイムズ紙に「僕らは一緒に音楽を続けたいんだ。ただ、現時点ではそれがどのようなものかはわからないんだ」と語っているが、メタル系YouTubeチャンネル、Banger TVで行われた新しいインタビューで、Blakeはこれまでよりわずかに前向きな発言をした。Rileyが亡くなってからのPower Tripの活動についてBlakeはこう語っている。「たくさんの音楽があるんだ、僕らのタンクの中にはたくさんの曲がある。それがどうなるのか、期待していてほしい。特に僕らのアルバム『Nightmare Logic』を楽しんでくれたみんなは気に入ってくれるはずだよ。ここ数年、このプロジェクトに多くの時間を費やしてきた。この先、うまくいくのを待つ間、別のサイドプロジェクトもやっているんだ」。

 

 

ただ、BlakeはPower Tripの将来について、当然ながらまだ寡黙で曖昧な答えを続けている。「Power Tripの全作品が好きな人は、これから起こることに興奮するだろう。それが何であるか、あるいは何でないかを正確に言うことはできない。でも、今のところ計画は続いている。今言えるのはそれだけだよ」。