Obscura、複数の法的案件について声明発表

ドイツのテクニカルデスメタルバンドObscuraが、現在進行している複数の法的案件について公式声明を発表した。声明では個々の案件の詳細や対象者を明らかにしていないものの、2026年2月以降、ドイツ国内で複数の人物に関する刑事告訴および訴追に向けた申立てを行っていると説明している。

バンド側によると、対象となっているのは、Obscuraが名誉毀損、侮辱、事実と異なる内容、あるいはその他の違法行為に該当する可能性があると考えている出版物や行為。これらに関連して生じた損害やその他の法的請求について、民事上の手続きも並行して進めているという。

また、今回の問題はひとつの出来事だけを対象としたものではないと強調。関係当局へ提出した資料には、2015年から現在までの出版物や行為が含まれており、Obscuraおよびメンバーに関する争いのある事実上の主張、著作権や知的財産に関する問題、個人情報の公開、そのほかドイツ法の下で当局へ調査を求めた事項が含まれているとした。

さらにバンドは、一連の問題による影響がObscuraだけにとどまっていないと主張。複数の海外企業や仕事上のパートナーも影響を受け、一部の企業からは脅迫や不適切な圧力を受けたとの報告があり、経済的損失が発生したケースもあるとしている。該当する企業は、関係当局へ情報や資料を提供しているという。

Obscuraは、オンライン上で公開された主張によって海外での活動にも実務上の影響が生じたと説明しており、中国公演に必要なビザの取得で大きな問題が発生したことにも言及。関連資料と証拠を提出しており、今後も当局へ全面的に協力していくとしている。

今回の声明の背景には、2025年初頭から表面化していた元メンバーとの楽曲制作をめぐる対立もある。元ベーシストのAlex Weberや元ギタリストのChristian Münznerは、2025年作『A Sonication』に自身が過去に制作した楽曲のアイデアやリフが許可なく使用されたと公に主張していた。

Münznerは当時、自身が書いたリフや楽曲構成が使用されていると主張し、法的手段を検討すると表明。これに対してSteffen Kummererは、元メンバー側の発言について多くのフラストレーションと不必要な公の中傷が存在すると反論し、SNS上で争うのではなく当事者間で解決すべき問題だとの立場を示していた。これらの主張について、今回のObscuraの声明は個別案件との具体的な関連性を明言していない。

バンドはファン、メディア、ビジネスパートナー、ミュージシャンに対し、現在進行中の案件について憶測、個人攻撃、さらなる公の論争へ加わらないよう要請。オンライン上で公開された主張を、確定した事実と混同しないでほしいと呼びかけた。

法的手続きが続いている間は、問題の具体的な内容についてこれ以上公の声明を行わない方針も示している。声明の最後には「Listen to music, not allegations.」という言葉を添えた。Obscuraは2025年2月7日に7thアルバム『A Sonication』をNuclear Blast Recordsからリリース。同作は『A Valediction』から続く3部作構想の第2章として発表されている。

Archspire、「Limb of Leviticus」ライブパフォーマンス映像公開 最新作『Too Fast to Die』を携え欧州ツアーへ

カナダ・バンクーバーのテクニカルデスメタルバンドArchspireが、「Limb of Leviticus」のライブパフォーマンス映像を公開した。映像はSavannah Bagshawが監督を務めている。

「Limb of Leviticus」は、2026年4月10日にリリースされた5thアルバム『Too Fast to Die』の6曲目に収録。アルバム発売に先駆け、1月13日にシングルとして公開され、Cloud Motion Designが制作したリリックビデオも発表されていた。

『Too Fast to Die』は2021年作『Bleed the Future』以来、約4年半ぶりとなったフルアルバム。Archspireは従来のレーベルを介したリリースから離れ、Kickstarterによるクラウドファンディングを実施し、本作を完全なインディペンデント作品として制作・リリースした。アルバムではDave Oteroがプロデュース、レコーディング、ミックス、マスタリングを担当し、Mike Lowが追加エンジニアリングで参加。アートワークはShindy Reehal、レイアウトとデザインはMindreaderのKevin Mooreが手掛けた。

また、『Too Fast to Die』は2025年に加入したドラマーSpencer Mooreが参加する初のArchspire作品でもある。前任のSpencer Prewettが2024年に脱退した後、バンドは新ドラマーを募集し、2025年5月にInferiで活動していたMooreの加入を正式発表。その後Flatline Audioでアルバムのドラムレコーディングを進めた。

現在のArchspireはOliver Rae Aleron(Vo)、Dean Lamb(Gt)、Tobi Morelli(Gt)、Jared Smith(Ba)、Spencer Moore(Dr)の5人編成。バンドは『Too Fast to Die』について、2021年のJUNO Award受賞作『Bleed the Future』からさらにスピードと精密さを押し進めた作品と説明している。

7月には『Too Fast to Die』の制作過程を追ったスタジオドキュメンタリーも公開。最初のレコーディングセッションから最終トラッキングまでを記録し、クラウドファンディングを支援したKickstarterのバッカーにも謝辞を送っている。Archspireは10月から、Crown Magnetar、The Zenith Passage、Analepsyを迎えた「European Vacation」ツアーを開催する。10月23日のドイツ・ケルンから11月21日のフィンランド・ヘルシンキまで、ヨーロッパ各地を巡る予定だ。

「European Vacation」ツアー日程

10月23日 ケルン・Essigfabrik
10月24日 ナイメーヘン・Doornroosje
10月26日 ロンドン・Electric Ballroom
10月27日 マンチェスター・Academy 2
10月28日 グラスゴー・Slay
10月29日 ダブリン・The Academy
10月30日 バーミンガム・O2 Academy2 Birmingham
10月31日 ブリストル・Electric Bristol
11月2日 アントワープ・Kavka Zappa
11月3日 パリ・La Machine Du Moulin Rouge
11月5日 マドリード・Revi Live
11月6日 バルセロナ・Salamandra
11月7日 トゥールーズ・Le Bascala
11月8日 アーラウ・KIFF
11月9日 ミラノ・Legend Club
11月10日 ミュンヘン・Backstage
11月11日 カールスルーエ・Substage
11月12日 プラハ・MeetFactory
11月13日 ベルリン・Columbia Theater
11月14日 イェーナ・F-Haus
11月16日 ハンブルク・Gruenspan
11月17日 コペンハーゲン・VEGA
11月18日 オスロ・John Dee
11月19日 ストックホルム・Kollektivet Livet
11月21日 ヘルシンキ・Ääniwalli

『Too Fast to Die』収録曲

1. Liminal Cypher
2. Red Goliath
3. Carrion Ladder
4. Anomalous Descent
5. The Vessel
6. Limb of Leviticus
7. Deadbolt the Backward
8. Too Fast to Die

『Too Fast to Die』
2026年4月10日リリース
自主リリース

Bandcamp

https://archspire.bandcamp.com/album/too-fast-to-die

Official Website

https://archspire.net/

異彩を放つテクニカル/プログデス”Artificial Brain”、宇宙的恐怖と人間の変容描くニューアルバム『Antillia』11月リリースへ! 新曲「Quantum Malignancies」公開

Artificial Brainが、4thフルアルバム『Antillia』を2026年11月13日にProfound Lore Recordsからリリースすることを発表した。あわせて、アルバムからの第1弾シングル「Quantum Malignancies」を公開している。

『Antillia』は2022年のセルフタイトルアルバム『Artificial Brain』以来、約4年ぶりとなるフルアルバム。これまでニューヨークを中心に活動してきたバンドは現在、ヴァージニア州リッチモンドへ新たな拠点を置き、Inter Armaでも活動するMike Paparoをヴォーカル、BattlemasterのAlex Tomlinをドラムに迎えた新体制へ移行した。

現在のラインナップには、ギターのDan GargiuloとOleg Zalman、ベースのSamuel Smithも参加。2014年作『Labyrinth Constellation』、2017年作『Infrared Horizon』、2022年作『Artificial Brain』で築いてきた一連のSF的世界観を経て、『Antillia』から新たな章へ踏み込む。

バンドは新作を、これまでで最も短く、最も攻撃的なアルバムと説明。テクニカル/プログレッシブなデスメタルを軸に、ブラックメタル的な質感、激しいブラストビート、錯綜するギターソロ、霞がかったようなアンビエント要素を組み合わせながら、作品全体にはメランコリックで喪失感を帯びた空気が流れているという。

全9曲では、宇宙的恐怖、侵略、汚染、病、変容などが繰り返し描かれる。空から降り注ぐ未知の病、土壌や水を汚染する物質、癌を引き起こす医療用ナノボット、地球上の政府へ干渉する異星の存在などを通して、人類が宇宙という未知の領域の中で変質していく姿を描いた。

第1弾シングル「Quantum Malignancies」について、ベーシストのSamuel Smithは、『Antillia』における変化と、これまでのArtificial Brainから続いている部分の両方を表している楽曲だと説明している。

冒頭にはMiasmatic NecrosisのPaulo Paguntalanによるガテラルヴォーカルが入り、中盤にはArtificial Brainらしい物悲しいアルペジオを配置。新加入したMike PaparoとAlex Tomlin、そしてIan Jacyszynによるミックスによって、これまで以上に即時性のあるサウンドが生まれ、終盤では2本のギターによるソロへと展開する。

Paparoは歌詞について、『Antillia』では宇宙とその恐怖、未知なるものに対する人間の闘いを描きたかったとコメント。「Quantum Malignancies」では、人類社会をより良い方向へ変え得る技術が登場するものの、権力者によって歪められ、最終的に計画的な大量人口減少へ利用されていく物語が描かれる。

本作のレコーディングとミックスはIan Jacyszynが担当し、マスタリングはKrallice、Gorgutsなどでも知られるColin Marstonが手掛けた。アートワークはFleshfliesが制作している。

また、Paulo Paguntalanは過去のArtificial Brain作品にも継続して参加してきた人物で、今回の『Antillia』にもゲストヴォーカルとして登場。「Quantum Malignancies」の冒頭から、新体制とバンドの過去をつなぐ役割を担っている。

2014年の『Labyrinth Constellation』から始まった作品群を経て、新たなメンバー、新たな拠点で制作された『Antillia』。これまでの宇宙的デスメタルという核を残しながら、より攻撃性と即時性を強めた全9曲が収録される。

『Antillia』収録曲

1. The Wandering Star Prion
2. Quantum Malignancies
3. Obsidian Agents
4. Deciphering the Anachronistic Tongues of the Relic Satellites
5. Planet: Carrion
6. Against the Furthest Reaches of the Light
7. Cosmic Death Church
8. Solar Ark
9. Antillia (in Chromatic Aberration)

「Quantum Malignancies」
2026年9月21日リリース
Profound Lore Records

『Antillia』
2026年11月13日リリース
Profound Lore Records

Pre-order

https://linktr.ee/artificialbrain

Bandcamp

https://artificialbrain.bandcamp.com/album/antillia

20周年記念ツアー中のRevocation、個人データを食い尽くすテクノロジー社会を描いた新曲「Data Corpse」ミュージックビデオ公開 

アメリカ・マサチューセッツ州出身のテクニカル・デスメタルバンドRevocationが、「Data Corpse」のオフィシャル・ミュージックビデオを公開した。同曲は2025年9月26日にMetal Blade Recordsからリリースされた9thアルバム『New Gods, New Masters』に収録されている。

ミュージックビデオはDavid Brodsky率いるMyGoodEyeのチームが制作。ヴォーカル/ギターのDave Davidsonがミュータント・サイボーグへ変貌する映像には、『鉄男』や『AKIRA』をはじめとするクラシックなサイバーパンク作品のイメージが影響を与えたという。

「Data Corpse」が扱うのは、SNS企業やデジタルデバイスによる個人データの収集と、それを利益へ変換する仕組み。Davidsonは、私たちがより魅力的な広告や商品を提示される代わりに、毎年少しずつ多くのプライバシーを差し出している状況から着想したと説明している。

楽曲ではその発想をさらに極端な世界へ発展。テクノロジーによって人間が食い尽くされ、魂までもが飽くことのないアルゴリズムの餌となっていくディストピア的なイメージを描いた。

「Data Corpse」は『New Gods, New Masters』の7曲目に収録。同アルバムは人工知能やテクノロジーへの依存、人間社会と技術の関係を重要なテーマとしており、「Sarcophagi of the Soul」ではスマートフォンへの依存、「Dystopian Vermin」では動物実験と社会構造、「Cronenberged」では暴走した科学実験を題材にしている。

『New Gods, New Masters』はDave Davidsonがプロデュースを担当し、Jens Bogrenがミックスとマスタリングを手掛けた。Travis Ryan(Cattle Decapitation)、Jonny Davy(Job For A Cowboy)、Luc Lemay(Gorguts)がゲストヴォーカルとして参加し、インストゥルメンタル曲「The All Seeing」にはジャズギタリストGilad Hekselmanを迎えている。

また、本作はギタリストHarry LannonとベーシストAlex Weber加入後初のフルアルバム。Davidson、Ash Pearson、Lannon、Weberによる現在の4人編成で制作された。

Revocationは現在、結成20周年を記念した北米ヘッドラインツアー20 Years Of Tormentを開催中。Defeated Sanity、Fuming Mouth、Weepingをサポートに迎え、バンドのキャリア全体から選曲したセットで各地を巡っている。ツアーは9月10日にウースターで開幕し、10月10日のフィラデルフィア公演まで続く。

『New Gods, New Masters』収録曲

1. New Gods, New Masters
2. Sarcophagi of the Soul
3. Confines of Infinity feat. Travis Ryan of Cattle Decapitation
4. Dystopian Vermin
5. Despiritualized
6. The All Seeing feat. Gilad Hekselman
7. Data Corpse
8. Cronenberged feat. Jonny Davy of Job For A Cowboy
9. Buried Epoch feat. Luc Lemay of Gorguts

『New Gods, New Masters』
2025年9月26日リリース
Metal Blade Records

Official Website

https://www.revocationband.com/

カナダのテクニカルデスメタル “Archspire”、新曲「Red Goliath」ミュージックビデオ公開

カナダのテクニカルデスメタル・バンド “Archspire” が、新曲「Red Goliath」のミュージックビデオを公開した。この楽曲は、2026年4月10日にリリース予定のアルバム『Too Fast To Die』に収録される。「Red Goliath」は、新作アルバムに先立って公開された楽曲のひとつであり、同作からの先行シングルとして発表された。『Too Fast To Die』はバンドにとって通算5作目のスタジオアルバムとなり、2021年の『Bleed The Future』以来の新作としてリリースされる予定だ。

ギタリストのDean Lambは楽曲について、「書くのが非常に難しい曲だったが、最終的に完成させることができた」と語っており、制作の過程をユーモアを交えて振り返っている。

新作『Too Fast To Die』はプロデューサーのDave Oteroとともに制作され、デンバーのスタジオでレコーディングが行われた。アルバムはクラウドファンディングによって制作資金が集められ、バンドにとって初の完全自主リリース作品となる。

また “Archspire” はアルバムのリリースに合わせ、2026年春に北米ツアー “The Long Roads Big Loads Tour” を開催する予定だ。ツアーには “Undeath”、“Crown Magnetar”、“Mutilation Barbecue” がサポートとして参加し、カナダとアメリカ各地で公演が行われる。

Official Website
https://www.archspire.net

Instagram
https://www.instagram.com/archspireband

オーストラリアのテクニカル・デスメタル重鎮”Psycroptic”、カヴァーシングル「Falling」公開

オーストラリア・タスマニア出身のテクニカルデスメタルバンド Psycroptic は、新しいスタンドアロンシングル「Falling」をリリースした。これは 1983 年にオーストラリアのロックバンド Little River Band が発表した同名楽曲のカヴァーで、バンド自身のデスメタルスタイルに再構築された作品として公開されている。

ギタリスト兼プロデューサーの Joe Haley は、カヴァー曲の選曲について、「Little River Band の楽曲を我々の音楽性に落とし込む試みだった」と説明している。数多くの楽曲を検討する中で、1983 年のアルバム『The Net』収録曲「Falling」は比較的ダークなトーンを持ち、自身のサウンドに適合しやすいと感じたという。また、録音は楽しく行われ、期待以上の仕上がりになったと述べている。

「Falling」のカヴァーは、元々 2018 年リリースのアルバム『As The Kingdom Drowns』のオーストラリア盤 CD のボーナストラックとして収録されていたが、当時はデジタル配信されていなかった。今回のリリースにより、世界中のリスナーがデジタルでアクセスできるようになった。

Psycroptic は 1999 年に結成されたテクニカルデスメタルバンドで、緻密な演奏と複雑な構成を特徴とするシーンの重要バンドである。これまでに複数のスタジオアルバムをリリースしており、今回のシングルリリースはファンが長らく待ち望んでいたレアトラックの公式配信として位置づけられている。

公式リンク
Official Website: https://psycroptic.global

Instagram: https://www.instagram.com/psycroptic/

USテクニカル・デスメタル “Inferi”、新シングル「Heaven Wept」ミュージックビデオ公開

テネシー州ナッシュビル出身のテクニカル・デスメタル・バンド Inferi は、新シングル「Heaven Wept」の公式ミュージックビデオを公開した。この楽曲は、2026年4月10日に The Artisan Era からリリースされる予定のフルアルバム『Heaven Wept』のタイトル曲であり、アルバムからの先行リリースとなる。

バンドはこの楽曲について、アルバム制作の初期に完成したトラックであり、作品全体の骨格となる重厚かつグルーヴィな雰囲気を築いたともコメントしている。ミュージックビデオは、アルバムの制作やライティング期間中に行われた北米およびヨーロッパツアーの映像を中心に構成されており、バンドのライブシーンやお気に入りの会場でのパフォーマンスが収められている。

公式リンク
Official Website: https://inferi.bandcamp.com

Instagram: https://www.instagram.com/inferi_official/

カナダのテクニカルデスメタル・バンド “Beyond Creation”、8年ぶりの新シングル「Reverence」とミュージックビデオ公開

カナダ・モントリオール出身のプログレッシブ/テクニカルデスメタルバンド “Beyond Creation” は、新シングル「Reverence」をリリースし、同曲のミュージックビデオを公開した。これはバンドにとって約8年ぶりとなる新曲である。また、ミュージックビデオは Season of Mist の公式 YouTube チャンネルで視聴可能となっている。

「Reverence」は、自己の本質や創造の真価を模索するテーマを持つ楽曲で、ボーカル兼ギターの Simon Girard は、明快さと幻想、内省と狂気の境界線を探りながら表現する内容だとコメントしている。彼は比較することを止め、本当に表現したいものに集中することが創造に至る鍵だと述べている。

“Beyond Creation” は 2005 年に結成され、2011 年にデビューアルバム『The Aura』を発表して以来、進化を続けてきたカナダのデスメタルバンドである。彼らはこれまでに複数のアルバムをリリースし、技術的な演奏と複雑な構成によりシーンでの評価を築いてきた。今回の新曲リリースはバンドの 15 周年ツアーの一環としての発表となっている。

公式リンク
Official Website: https://www.beyondcreationofficial.com

Instagram: https://www.instagram.com/beyondcreationofficial/

X(旧Twitter): https://x.com/beyondcreationoff

ブルータルデスメタル&テクニカルデスメタル 2025年の名盤

デスメタルの新曲、新譜はぜひRIFF CULTのプレイリスト「New Death Metal 2026」でチェックしてください!毎週大量の新曲を追加、簡単に今のデスメタルを知ることが出来ます。

▶︎Cryptopsy 『An Insatiable Violence』

Release Date: 2025年8月20日
Label: Victor / Season of Mist

Member Line-Up:
Flo Mounier – Drums
Christian Donaldson – Guitars
Matt McGachy – Vocals
Olivier Pinard – Bass

カナダ・モントリオールを拠点に活動するCryptopsyによるフルレングス作品。前作『As Gomorrah Burns』(2023年)からおよそ2年ぶりとなる本作は、Victor(日本盤)およびSeason of Mistからリリースされた。Nuclear Blast Recordsから移籍、わずか2年の間に制作された本作は、ギタリストのChristian Donaldsonがプロデュースからレコーディング、ミックス/マスタリングまでを手掛けている。近年浮き彫りになってきたCryptopsyの魅力は、テクニカルなスピードに埋没しそうでしないグラインディング・グルーヴだ。それらは時にカオスに響くが、本作ではブラックメタルの美的感覚が用いられており、スタイリッシュにまとまっていると感じる。爆発力抜群のブレイクダウン、FloらしいブラストビートなどこれまでのCryptopsyらしさももちろん健在。

 

▶︎Cytotoxin 『Biographyte』


Release Date: 2025年4月11日
Label: Blood Blast Distribution

Member Line-Up:
V. T. – Bass
Fonzo – Guitars
Grimo – Vocals
Jason – Guitars
Maximilian Panzer – Drums

ドイツ・ザクセン州ケムニッツを拠点に活動するCytotoxinによるフルレングス作品。前作『Nuklearth』(2020年)からおよそ5年ぶりとなる本作は、Blood Blast Distributionからリリースされた。結成以来5枚目となるアルバムであるが、一貫して原子力事故をテーマにした作品、そしてステージで独自の存在感を見せつけてきたCytotoxin。テクニカル・デスメタルとして語られることが多い彼らであるが、今年はテクニカル・デスメタル単独のレビューページは設けずに、ブルータル・デスメタルの中でレビューしていこうと思う (Cryptopsyも同様)。ミュージックビデオになっている「Condemnesia」がこの作品全体感を概ね表現しているといっていいだろう。Obsculaを彷彿とさせるプログレッシヴなタッピング、ギターソロを交えつつ、ダイナミックでフックの効いたリフ。どちらともの間をとったサウンドについて味気ないと感じるリスナーも一定数いるとは思うが、コンセプトを持つバンドとしては全体の世界観を意識した作りとして完璧だと思う。

 

▶︎Putridity 『Morbid Ataraxia』

Release Date: 2025年6月27日
Label: Willowtip Records

Member Line-Up:
Putrid Ciccio – Guitars, Vocals (2005–present)
Cédric Malebolgia – Drums (2018–present)
Giancarlo Mendo – Bass (2022–present)
Manuel “Skizo” Lucchini – Guitars (2022–present)
Andrea Piro – Vocals (2022–present)

イタリア・ピエモンテ州イヴレーアを拠点に活動するPutridityによるフルレングス作品。前作『Ignominious Atonement』(2015年)からおよそ10年ぶりとなる本作は、Willowtip Recordsからリリースされた。10年前に在籍していたのはギタリストのPutrid Ciccioのみ。残りのメンバーは本作がPutridityとして初めてのアルバムリリースとなる。個人的にはMolested DivinityのCédric Malebolgiaが加入したことは素晴らしいと思ったし、アルバムを聴いてみて本当にぴったりの人選だと感じた。どれだけのフレーズが一つの楽曲で展開しているのか、数えることも出来ないほど目まぐるしい転調。絶対にアクセルを踏み外さないといった気概すら溢れる楽曲がずらりと並び、最初から最後まで圧倒される。

 

▶︎Anatomize 『Systematic Torture』


Release Date: 2025年5月16日
Label: New Standard Elite

Member Line-Up:
Logan Crum – Bass
Jackson Dekle – Guitars
Jake Roll – Drums
Ian Bagchi – Guitars
Nolan Evans – Vocals

アメリカ・オハイオ州コロンバスを拠点に活動するAnatomizeによるデビューEP。2025年5月16日にNew Standard Eliteからリリースされた。15歳〜17歳のメンバーで構成されるAnatomize、PeelingFleshをはじめでスコアやハードコア、ヒップホップと上手く結びついてきた現代スラムではなく、New Standard Eliteに代表されるようなブラスティング・ブルータル・デスメタルをプレイすること時代が素晴らしい。彼らの存在は間違いなくシーンの強烈なインパクトを与えるし、スラムに特化したシーンでも負けないブレイクダウンの力強さは持っている。タイトル曲ではSanguisugaboggをフィーチャー、バンドはSpecial ThanksにAnhedonia, Tomb Sentinel, Suffering, Dyskinesia, Inveracity, Disconformity, Voracious Contempt, Jimmy H. Doolittle, Suspectum, Shackled By Lust, Emasculatorの名前を挙げている。アメリカはいろんなジャンルが一気にリバイバル気味、ブルデスは彼らが引っ張っていくかもしれない。

 

▶︎ Bludgeoned by Deformity 『Epoch of Immorality』


Release Date: 2025年6月6日
Label: Iron Fortress Records

Member Line-Up:
Devin Swank – Vocals
Bradon Studebaker – Guitars
Andre Pickens – Guitars
Ethan Buttery – Bass
Adam Jarvis – Drums

アメリカ・(コロンバス/ボルチモア/アトランタ)を拠点に活動するBludgeoned by DeformityによるデビューEP。Iron Fortress Recordsからリリースされた。SanguisugaboggのDevin、Devinと一緒にImmortal Tormentで活動するBrandon、ハードコア・バンドJivebombのベースEthan、 Lock Up, Misery Index, Pig Destroyer, Scourのメンバーとして知られるドラマーAdamが在籍しているバンドであればそのサウンドが凄まじいことになっているのは聴かなくても分かる。特に面白いのはJivebombのメンバーがいることで、そのチョイスもSanguisugaboggぽい。ビートダウン・ハードコアであるとも言えるし、デスメタルであるとも言える。その間の感覚というのが非常に面白く、シーンを繋ぐトレンドでもあると言えるだろう。「Intestinal Suspension (Feat. Kat Madeira of Jivebomb)」のパーカッション的な音使いやKatのフィーチャリング・ボーカルも斬新。デビューEPから知れて良かったと思える。

 

▶︎Byonoisegenerator 『Subnormal Dives』

Release Date: 2025年6月13日
Label: Transcending Obscurity Records

Member Line-Up:
NOx – Drums
Tim – Vocals
Sh3la – Saxophone
M1t – Bass
HaL° – Guitars

ロシア・ペルミ地方を拠点に活動するByoNoiseGeneratorによるフルレングス作品。本作は2025年6月13日にTranscending Obscurity Recordsからリリースされた。2018年の前作『Neuromechanica』は今でも衝撃に残っており、ブルータル・デスメタルとジャズを完璧に融合させた作品として、コアなリスナーから評価されてきた。ジャズ側からの視点については不明であるが、ブルータル・デスメタルの激烈な転調、ストップ&ゴーをサックスがスタイリッシュに仕立ててくれる。時にそれはハッキリとデスメタルからジャズへと切り替わる為、いったい何を聴いているのか混乱してしまう瞬間も多い。さらに彼らはゴアグラインドやマスコアといった周辺のマイクロジャンルも巧みに飲み込み吐き出していく。ブルータル・デスメタルからジャズ、さらにはRuins、高円寺百景、BAZOOKA JOEといったプログレッシヴ・ハードコアへも繋がっていく快作。これは、他の誰にも作れない、完全オリジナル・サウンド。

 

▶︎Unmerciful 『Devouring Darkness』

Release Date: 2025年5月23日
Label: Willowtip Records

Member Line-Up:
Clint Appelhanz – Guitars, Bass
Jeremy Turner – Guitars, Bass
Trynt Kelly – Drums
Josh Riley – Vocals

アメリカ・カンザス州トピカを拠点に活動するUnmercifulによるフルレングス作品。前作『Wrath Encompassed』(2020年)からおよそ5年ぶりとなる本作は、Willowtip Recordsからリリースされた。元OriginコンピであるClintとJeremyのバンドであり、そのサウンドはOriginと瓜二つ。さらに本作にはOriginの名曲「Vomit You Out」のカバーがアルバムの中盤に収録されている。この2バンドの関係について何か問題があるのではと思っていたので、このようにカバーが収録されているということは人間関係に何かしがらみがあるというわけではなく、互いにやりたいこと、そしてそのペースが違うということなのかもしれない。Originはこのサウンドでは珍しいほどツアーを行なっているバンドであるし、サウンド以外の面で活動方針が違うのかもしれない (あくまで個人的な推測です) 。本作では2019年に加入したボーカルJosh Rileyにとって初めてのアルバムで、控えめな印象ではあるがローの効いたガテラルでUnmercifulサウンドを下支えしてくれている。Originはドラミング、Unmercifulはリフワークがそれぞれ凝っていて、瓜二つのサウンドでも注意深く聴いてみると全く違って聴こえてくる。「Unnatural Ferocity」のリフは地味に聴こえるが、結構面白いと思う。

 

▶︎Relics Of Humanity 『Absolute Dismal Domain』


Release Date: 2025年4月4日
Label: Willowtip Records

Member Line-Up:
Aliaksei Kurbatov – Vocals
Alexey Kaminsky – Guitars
Jens Johansson – Bass
Bryan Frazier – Drums

ベラルーシ・ミンスクを拠点に活動するRelics Of Humanityによるフルレングス作品。前作『Ominously Reigning upon the Intangible』(2014年)からおよそ11年ぶりとなるフルアルバムは、Willowtip Recordsからリリースされた。2019年にEP『Obscuration』をリリースしたり、シングルリリースもあったりとそこまで久しぶりの作品という気がしないが、アルバムはここまで間が空いていた。アルバムアートワークが非常にシンプルだが、一目でJon Zigとわかる。Relics Of Humanityの魅力はかなり特殊で、簡単に言えばドゥーミーさが他と全く違う。アートワークの暗さ、派手な装飾のないサウンドプロダクション、遅さの中に速さを感じさせる職人芸はロシアやベラルーシのバンドらしいとも感じる。Willowtipの芸術派プログレッシヴ、エクスペリメンタル・サウンドが好きに確実に刺さるサウンドだと思う。

 

▶︎Bloodtruth 『Execration』

Release Date: 2025年11月18日
Label: Selfmadegod Records

Member Line-Up:
Stefano Rossi Ciucci – Guitars
Riccardo Rogari – Bass
Giacomo Torti – Drums
Luis Maggio – Vocals
Francesco Caponera – Guitars

イタリア・ウンブリア州ペルージャを拠点に活動するBloodtruthによるフルレングス作品。前作『Martyrium』(2018年)からおよそ7年ぶりとなる本作は、Selfmadegod Recordsからリリースされた。アルバムのリード曲でありミュージックビデオにもなっている「Retribution And Flames」からも分かるように、ここまで紹介してきたCryptopsyやPutridityといった激しいストップ&ゴー、アクセルの巧みな踏み分けといったスタイルとは違い、統一感のあるスピードの中で、プログレッシヴに、テクニカルに、リフやシンバル、タッピングなどが渦巻いていくというスタイルが特徴的である。ミュージックビデオの中でメンバーがGojiraやNileのシャツを着ているのも納得で、それらのバンドに通ずる「グルーヴ」がBloodtruth最大の魅力であり、ブルータル・デスメタルにおいては希少価値の高いサウンドであると思う。私自身、イタリアのバンドとはたくさんツアーしてきたのだが、メタルに限らずイタリア人の血には芸術的であることから逃れられない何かがあると感じる。それはメタルやパンクといった音楽ジャンルの違いだけでなく、あらゆる芸術における部分、さらには生活における部分においても。イタリアについて触れたことがある人なら言葉にならないそれに頷いてくれるはずだ。

 

▶︎Dissonant Seepage 『Dystopian Putrescence』


Release Date: 2025年6月6日
Label: Comatose Music

アメリカ・ニューヨーク州ロチェスターを拠点に活動するDissonant Seepageによるフルレングス作品。前作『The Darkness Will Swallow You Whole』(2023年)からおよそ2年ぶりとなる本作は、Comatose Musicからリリースされた。全体的にミドルテンポ主体で、要所にベースドロップを差し込んだり、ブラストビートの嵐に溶け込んでいくかのようなガテラルのドゥーみーな広がりが地味だが面白い。テクニカルな要素が少なく、人によっては物足りなさを感じるかもしれないが、現代スラムの強烈さとは違うピュアなスラムリフのオーガニックな良さが感じられる作品だと思う。モッシュをしないスラミング・リフ。それもいい。「 Immortal Until Decay」後半のブレイクダウンはかなりハマりました。

▶︎Cordyceps 『Hell Inside』

Release Date: 2025年7月25日
Label: Unique Leader Records

Member Line-Up:
Rafael Gonzalez – Vocals
DeLorean Nero – Guitars
Michael Nolan – Drums
Chris Rosset – Bass

アメリカ・コロラド州デンバーを拠点に活動するCordycepsによるフルレングス作品。前作『Betrayal』(2020年)からおよそ5年ぶりとなる本作は、Unique Leader Recordsからリリースされた。Cordycepsの鳴らすCondemnedやDisentombに近いUnique Leader Recordsのブルータル・デスメタル・サウンドはすっかり少なくなってしまった。レーベルも近年はブラッケンド・デスコアのリリースを数多く手掛けているため、この手のサウンドを持つ新しいバンドが出てきていない現状だ。不規則に連なるチェーンソーリフ、まるで仕事のように淡々と叩き込まれるドラミングの機械のような冷たさが心地良い。

 

▶︎Torsofuck 『Feasting on Carved Remains』


Release Date: 2025年4月3日
Label: New Standard Elite

Member Line-Up:
Mikko Friberg – Vocals, Guitars, Bass
Miro Friberg – Drums

フィンランド・エスポーを拠点に活動するTorsofuckによるEP。前作『Postpartum Exstasy』(2023年)からおよそ2年ぶりとなる本作は、New Standard Eliteからリリースされた。本作はデュオ編成で制作されているのが、新しくドラムを担当しているのはMikkoの息子で16歳のMiro。ブルータル・デスメタル、ゴアグラインドの中でもヴィジュアルの過激さでいったらトップレベルのTorsofuck。まさか親子編成になるとは誰も想像していなかっただろう… 。息子のMiroも別でLimblessというバンドをやっており (*父親も参加) 、こちらは2020年結成ということなので、結成時は11歳…。ゴアグラインド/ブルータル・デスメタルの英才教育。さて作品であるが、ざらざらとした質感はそのまま、ややスラムに傾倒したフレーズもあるが、ほとんどゴア譲りだろう。Miroのドラムもユニーク。2025年にTorsofuckで興奮するとは思っていなかった。

 

▶︎Fleshmangled 『Morphing Into Despised Victimology』

Release Date: 2025年4月3日
Label: New Standard Elite

Member Line-Up:

Julian Gonzalez  – Guitars, Vocals
Kian Abulhosn  – Drums, Vocals (backing)
Dom Reed  – Bass
Nando Gomez  – Guitars

アメリカ・カリフォルニア州ウェストコヴィナを拠点に活動するFleshmangledによるデビューアルバム。EP『Agonizing Paranoia』(2023年)からおよそ2年ぶりとなる本作は、New Standard Eliteからリリースされた。Jon Zigによるアートワークだけでも名盤確定であるが、ブルータル・デスメタル・リスナーがNew Standard Eliteに期待するサウンドとして100点満点のサウンドだと言える。オーガニックなサウンドプロダクション、そしてなんといってもJulianの個性的なガテラルは一聴の価値あり。オープニングを飾る「Severance of a Virile Idolatry」の後半部分だけでも聴いてみてほしい。

 

▶︎Putrescent 『Butchery of Disembowelment』


Release Date: 2025年2月7日
Label: Trading the Cadavers

インドネシアを拠点に活動するPutrescentによるデビューアルバムで、、Trading the Cadaversからリリースされた。2022年に活動を開始した新しいバンドで、Death Artery, Devouring Carnage, Disvile, Gorested, Hephaestus, Nematocyst, Reveals, Rhizotomy, Rotten Blood, Spastic, Vertiginous, Vile Desolationといったバンドに在籍するギタリストHendika Dwi Prasetyoがキーパーソンだ。アルバムではVulvectomyのDiego Fanelliをフィーチャーした「Abominable Incision Carvings」がリードトラック。ここまでくると、アンビエント的に流しておきたいとも思えるインドネシアン・ブルータル・デスメタル。もちろんじっくり聴きても面白いし、とにかくギターのトーンが心地良い。

 

▶︎Omnicidal Instinct 『Catharsis in Blight』


Release Date: 2025年2月7日
Label: P2

Member Line-Up:
Florent Duployer – Drums
Erinç Yılmaz – Guitars, Bass
Paulo Henri Paguntalan – Vocals

ドイツ・ハンブルクを拠点に活動するOmnicidal InstinctによるデビューEP。ドラムのFlorentはトルコのCenotaphのメンバーで、Erinç Yılmazと共にドイツ在住。ボーカルのPauloはアメリカ・ニューヨーク拠点でEdenic PastやEncenathrakhなど玄人好みのブルータル・デスメタルに在籍している。レーベルは彼らのサウンド、そして全体的なテーマ込みで「Misanthropic Brutal Death Metal (人間嫌いのブルータルデスメタル) 」と評し、『トム・ソーヤーの冒険』で知られる著者マーク・トウェインの言葉を多数引用している。ブルータル・デスメタルのテーマに哲学的な考えがどんどん持ち込まれて欲しいと思うし、Cattle Decapitationのようにサウンド的なところ以外から支持されるバンドがもっと増えていいと思う。

 

▶︎Dysmorphic Demiurge 『Of Chaos and Eternal Night』


Release Date: 2025年1月30日
Label: Vomit Your Shirt

Member Line-Up:
Randy Brown – Guitars, Bass, Drum programming
Jason Monroe – Guitars, Bass, Drum programming
Cade Brown – Vocals, Bass

アメリカ・テネシー州ノックスヴィルを拠点に活動するDysmorphic Demiurgeによるフルレングス作品。前作『The Great and Terrible War』(2022年)からおよそ3年ぶりとなる本作は、Vomit Your Shirtからリリースされた。RandyとJasonは1995年から1998年にかけて「Labyrinth」と呼ばれるバンドで活動していたそうだが、その後20年以上の時を経て再びバンドを立ち上げた。ミドルテンポ主体のブルータル・デスメタルで、スラミングパートも多く組み込まれているが、全体的にはプログレッシヴさも重要視した作品作りがなされていて、「The Prophecy of Chaos」などで感じられる効果的なSE (あるいはエフェクト) も個性的で面白い。フィーチャリングゲストも豪華なのでクレジットを確認してみてほしい。

メロディック・テクニカルデス”Inferi”、新曲「The Rapture of Dead Light」ミュージックビデオを公開

テネシー州出身のメロディック・テクニカルデスメタルバンド”Inferi”は、新曲「The Rapture of Dead Light」のミュージックビデオを公開した。これは、2026年4月10日リリース予定のスタジオアルバム『Heaven Wept』からの先行シングルである。

アルバム『Heaven Wept』は、2021年作『Vile Genesis』以来の7作目のスタジオ作品として制作されている。制作過程ではラインナップの変更があり、Sanjay Kumarが加入したほか、Malcolmがベースを担当している。本作は、ドラマーSpencer Mooreにとっての最後のアルバムとなる。ミュージックビデオ「The Rapture of Dead Light」は、先行シングルとして視覚的作品と共に公開されている。

Official Website
https://inferimetal.com/

“The Rapture of Dead Light” from INFERI’s ‘Heaven Wept’ In Stores April 10th.
Get ‘Heaven Wept’ Here: https://ffm.to/inferi.oyd

テクニカルデスメタル”Carrion Vael”、新作アルバム『Slay Utterly』リリース!「Truth or Consequences」のMVも公開

リッチモンド出身のテクニカルデスメタルバンド”Carrion Vael”は、新曲「Truth or Consequences」の公式ミュージックビデオを公開した。この楽曲は、2026年1月16日にUnique Leader Recordsからリリースされた最新アルバム『Slay Utterly』に収録されている。公開された映像は「Truth or Consequences」のパフォーマンスを捉えたものであり、同作アルバムの核となる楽曲のひとつとして映像作品化されている。

SAVE – https://orcd.co/SlayUtterly

Artist: Carrion Vael
Song: Truth or Consquences
Album: Slay Utterly
Release date – 16th January 2026

Official Website
https://www.carrionvael.com/

Infant Annihilator、2026年に新作アルバムをリリースする予定であることが明らかに

デスコア/テクニカルデスメタルバンド”Infant Annihilator”は、新作スタジオアルバムを2026年にリリースする予定であると発表した。これは、2019年リリースの『The Battle of Yaldabaoth』に続く作品となる。

ボーカリストのDickie Allenはソーシャルメディアを通じて、アルバムの最新ミックスを長期間聴いており、ファンにこの作品を届けることを強く望んでいると述べた。また、メンバーであるAaron KitcherとEddie Pickardが本作に深く関与しており、彼らがこのアルバムをさらに良いものにするために制作作業を続けていると説明している。

Allenは、自身のボーカルパフォーマンスがこれまでで最高のものになったと感じていると述べている。新作アルバムは、これまでの活動の流れを汲む内容になる見込みである。

カナダのテクニカルデス”Archspire”、新曲「Limb Of Leviticus」をリリース

カナダ出身のテクニカルデスメタルバンド”Archspire”は、新曲「Limb Of Leviticus」をオンラインで公開した。これは5thスタジオアルバム『Too Fast To Die』からの第2弾先行シングルとなっている。

バンドは同アルバムの制作費をクラウドファンディングで約396,326カナダドルを集めて制作しており、『Too Fast To Die』はファンの支援によって完成した作品である。

“Archspire”はこのリリースをサポートする北米ツアー「Long Roads Big Loads Tour」を2026年4月〜6月に予定しており、Crown MagnetarやMutilation Barbecueと共に各都市を巡るスケジュールが発表されている。

Official Website
https://www.archspire.net/

Suicide Silence、ギタリストChris Garzaが休養へ SoreptionのIan Wayeをライブギタリストに起用

カリフォルニア出身のデスコアバンド”Suicide Silence”は、ギタリストのChris Garzaが一時的に休養を取っている間、SoreptionのギタリストIan Wayeを今後のライブ公演に参加させることを発表した。

この発表は、”Suicide Silence”のギタリストMark Heylmunによる声明を通じて明らかにされた。Heylmunは、Garzaが個人的な事情によりライブ活動から一時的に離れる決断をしたことに理解と支持を示した上で、バンドとして予定されている公演を継続するための判断であると説明している。

声明によると、Ian Wayeは今後予定されているヨーロッパおよびアジアでのライブ公演において、ギタリストとしてステージに立つ予定となっている。Wayeはスウェーデンのテクニカル・デスメタルバンドSoreptionのメンバーとして知られており、その演奏技術を評価されたうえで今回の起用に至った。

Heylmunは、自身が2005年に”Suicide Silence”へ加入して以降のバンドの歩みについても言及し、活動の中で幾度も変化や困難を経験してきたと述べた。その上で、今回の判断はライブ活動を止めることなく継続するためのものであり、予定されている公演は実施されると説明している。

Official Website
https://www.suicidesilence.net/

USテクデス”Carrion Vael”、Unique Leader Records から未解決の斧殺人事件を題材にした新シングル「1912」リリース & MV配信

米国インディアナ州リッチモンドを拠点とするテクニカル・メロディック・デスメタルバンド Carrion Vael が、新シングル 「1912」 とその公式ミュージックビデオを公開した。楽曲は現在オンラインで視聴可能となっている。

「1912」は、2026年1月16日に Unique Leader Records からリリースされる予定の最新スタジオアルバム Slay Utterly に収録される楽曲で、本作の2ndシングルとして位置づけられている。アルバムには前作からのリード曲「19(fucking)78」に続く形で収められる。

バンドは「1912」について、1912年6月にアイオワ州 Villisca で起きた未解決の斧殺人事件を題材にしたと説明している。この事件では、大人2名と子ども6名が1軒の家で惨殺され、犯人はその後つかまることなく姿を消したという歴史的背景がある。楽曲はこの恐ろしい出来事を歌詞テーマに据え、激烈なサウンドで展開される。

最新作 Slay Utterly は、バンドが歴史の暗部や連続殺人事件などを音楽的に描くコンセプトを継続する作品となっており、Carrion Vael のテクニカルかつダイナミックな演奏スタイルが各曲で発揮されるものとして紹介されている。アルバムでは他にも多彩なテーマと楽曲が収録される予定だ。

SAVE – https://orcd.co/SlayUtterly

Artist: Carrion Vael
Song: 1912
Album: Slay Utterly
Release date – 16th January 2026
_____________________________________________

Label: Unique Leader Records
Genre: Technical Death Metal

カナダのテクニカルデスメタル Archspire、新曲「Carrion Ladder」MV公開&ニューアルバム「Too Fast To Die」2026年4月発売決定!

カナダ出身のテクニカルデスメタルバンド Archspire が、最新シングル 「Carrion Ladder」 とその公式ミュージックビデオを公開した。映像はオンラインで視聴可能である。

「Carrion Ladder」は、2026年4月10日にリリース予定の新アルバム Too Fast To Die からのリードシングルであり、バンドの高速かつ精密な演奏スタイルを示す楽曲として位置づけられている。映像はギタリスト Dean Lamb が監督し、メンバー共作のビジュアル表現となっている。

Too Fast To Die は5年ぶりの新作スタジオアルバムで、以下のトラックリストが発表されている:

Liminal Cypher

Red Goliath

Carrion Ladder

Anomalous Descent

The Vessel

Limb of Leviticus

Deadbolt the Backward

Too Fast to Die
本作はバンドの技術的完成度をさらに押し上げた構成になる予定だ。

アルバムは、バンドが自主制作により進めている最新作で、制作にはプロデューサー Dave Otero が関与している。また、メンバーはオーストラリアでのヘッドライナー公演を含むツアーもアナウンスしており、Aborted や Organectomy などをサポートに迎える日程が予定されている。

“After nearly five years, ARCHSPIRE return with their latest album, TOO FAST TO DIE, their most extreme and technically precise record yet. Following the JUNO Award–winning Bleed the Future (2021), the band push beyond the limits of speed and precision once again, solidifying their place as one of the most relentless forces in modern metal.”

PRE-ORDER THE ALBUM NOW: https://www.archspire.net