USテクニカル・デスコア、Crown Magnetarがニュー・アルバム『Everything Bleeds』をリリース!

コロラド州コロラドスプリングスのデスコア・バンド、Crown Magnetarが新曲「Nail Funeral」のミュージックビデオを公開しました。このミュージックビデオは、2023年7月14日にリリースされたニュー・アルバム『Everything Bleeds』の発表に併せて公開された。

アルバム配信URL : https://orcd.co/everythingbleeds

 

2021年に自主制作で発表したアルバム『The Codex Of Flesh』でブラッケンド・デスコア・シーンのニューカマーとして世界的な注目を浴びた彼らはUnique Leader Records との契約を発表。「The Level Beneath」、「Prismatic Tomb」とその世界観を拡大したダイナミックなデスコア・サウンドでファンの期待を超える先行シングルを発表してきた彼らの新作となれば、非常に高い注目が集まっていることだろう。

今回公開された「Nail Funeral」は、これまでCrown Magnetarが挑戦してきた、テクニカルでブラッケンドなデスコアを豊かなサウンドプロダクションでスッキリと整理したアルバムのキーと言える楽曲で、約4分半の中でドラマティックな展開を繰り返す仕上がりとなっている。

バンドはこれから大規模なツアーが予定されており、その演奏にさらに磨きをかけていくだろう。

 

テクニカル・デスコア、Exile To Decadenceが新曲「Where Demons Dwell」をリリース!

 

スペインを拠点に活動するテクニカル・デスコア・バンド、Exile To Decadenceが、2023年5月26日にLacerated Enemy Recordsからリリースするニューアルバム『Where Demons Dwell』からタイトルトラックを公開しました。楽曲冒頭からロー、ミッド、ハイと爆発的なガテラルで聴くものを恐怖のどん底へと落としていく。グルーヴィなリフワークも心地良く、またそれらは確かな技術によって裏打ちされたものであり、決して失望させないだろう。

 

 

 

Glass Casket、17年振りの新作をリリースすることが明らかに

 

Glass Casketが17年ぶりの新作となるセルフタイトルEPを、Silent Pendulum Recordsより6月9日にリリースすることを発表しました。この新作EPから先行シングル第1弾として「Let Them Go」がリリースされ、変わらないGlass Casketの魅力を2023年にしっかりと提示してくれています。WhitechapelやDecapitated、Cryptopsy、そしてもちろんBetween The Buried And Meのエレメンツも感じさせてくれますね。

 

 

Glass Casketはノースキャロライナ州ウィンストンセーラム出身で、Between the Buried and MeのメンバーであるギタリストのDustie WaringとドラマーのBlake Richardsonが参加していることで覚えている方も多いはず。WaringとRichardsonは、オリジナルメンバーのAdam CodyとSid Menon、さらに新しいメンバーであるWes Hauch(Alluvial、元The Faceless)と共に、2006年以来初めてGlass Casketとして活動を再開しているところです。

 

 

2000年代初頭に活躍していたGlass Casketは、2006年にリリースされたアルバム『Desperate Man’s Diary』を最後に活動がストップ、WaringとRichardsonはBetween the Buried and Meに専念するようになりました。

 

Waringはこの休止期間について次のように説明しています。

 

「実際には解散というようなことを決めたわけではなかったんだ。それぞれが自分の人生や計画を持っていただけだったんだよ。その当時、ほとんどみんな大学に通っていて、私はできるだけツアーや演奏をしたかったので、Blakeと一緒にBetween The Buried And Meに参加したんだ。『Desperate Man’s Diary』を録音したときには、すでにBetween The Buried And Meの『Alaska』がリリースされていて、ツアースケジュールもほとんど途切れることがなかったから、その期間にはGlass Casketはほんの数回のショーしか演奏しなかったんだ。」

 

 

2014年、WaringとRichardsonはギタリストのHauchと出会い、Glass Casketを復活させるための動きを始めました。Waringは当時のことについて次のように述べています。

 

「2014年、Wes Hauchが私のところに来て、1ヶ月ほど一緒にいて、Blakeと一緒にいくつかの曲を作って、いくつかのデモを録音しました。でもその時期はちょうど適切な時期ではなかったので、しばらくは保留にし、リフやパーツを保管して、もしタイミングが合えば使えるようにしていました。1年ほど前になって… Blakeが何かを制作し始め、アイデアを私たちにメールで送ってきました。そこからすべてが形になり、私は自分のギターのデモを制作して、どういう感じになるか、曲が私たちに与える印象を確認しました。みんなが曲に興奮していたので、Blakeは自宅でドラムを録音し、私はプロデューサーのJamie Kingと一緒に録音に入り、AdamはJamieと一緒にボーカルを録音し、Wesは自宅でソロを録音しました。予想以上に良いものになりました。それが良いタイミングだったんです。」

 

ここまで再度Glass Casketが動き出すまでの流れを振り返ってきました。ここで簡単にGlass Casketの歴史を振り返っておきましょう。

 

初期Glass Casket おさらい

 

Glass Casketは最初のデモ『To Cherish a Falsity』をリリースした当時、Gadrelというバンド名を名乗っていました。このバンドは、いくつかのメンバーの前身バンドである Narayan が解散した後に結成されています。 前述の通り、Dustie WaringとBlake RichardsonはBetween the Buried and Meのメンバーでもあり、Adam CodyはメタルバンドWretchedとグラインドコアバンドColumnsのメンバーでした。Jake Trothは、A Desperate Man’s Diaryのレコーディング前にGlass Casketに加入し、Columnsでも演奏していましたが、2007年にバンドを離れています。

 

 

Glass Casket 『We Are Gathered Here Today』アルバムレビュー

 

*『デスコア・ガイドブック掲載』

 

2004 年ノースカロライナ州中北部に位置するウィンストン・セーラムにて結成。2001 年から活動していた Gadrel というバンドが改名した形で、Glass Casket の活動がスタートした。メンバーは、Upheld に在籍していた事で知られるベース / ボーカル Sid Menon、Between the Buried and Me のドラマーBlake Richardson とギタリスト Dustie Waring、Columns、Wreched で活躍したボーカリスト Adam Cody、ギタリストの Ian Tuten の 5 人体制で本作の制作活動をスタート。Abacus Recordings とサインし発表された本作は、テクニカルなリフワークが印象的なデモニックなデスコアで、シンプルでありながら、癖のある楽曲展開やフレージングが面白い。2006 年にセカンド・アルバム『Desperate Man’s Diary』を発表した。

 

Amoeba 『Counterweight』 (2014年 – Independent)

Amoeba 『Counterweight』 (2014年 – Independent)

  1. Mind Coercion 03:02
  2. A Wretched Domain 03:04
  3. Depths of Deceit 03:26
  4. In Loathsome Avarice 03:44
  5. Outrageous 01:24
  6. Plague Mongers 03:02
  7. Abnegate 02:13
  8. Martyrdom 03:41
  9. By Lawful Violence 04:58

2010年フランス北東部に位置するストラスブールで結成。本作は、2011年にデビューEP『Day in Black』のリリースを経て発表された最初で最後のフルアルバム。ボーカルLucas Hahl、ギター/ボーカルMarius Philippi、ベース/ボーカルSimon Reiss、ドラマーLouis Schmidtの4人でレコーディングが行われ、Fleshgod Apocalypseなどを手掛けたStefano Morabitoがプロデュースを担当している。安定感のあるブラストビートに絡みつくチェーンソーリフがAmoebaの魅力で、まるで生き物のように楽曲のテンションの起伏を演出している。

Mankind Grief、エイリアンをテーマにした衝撃のテクニカル・デスコア 「Scourge of the Macrocosm」リリース!

 

Mankind Grief : スペイン・バルセロナを拠点に活動するテクニカル・デスコア・バンド、Mankind Griefが、新曲「Scourge of the Macrocosm」をSlam Worldwideからリリースしました。この楽曲は、2022年6月24日にLacerated Enemy Recordsからリリースされるニューアルバム『Monarch』の収録曲。

 

シンフォニックなアレンジを施したデスコア・サウンドは、テクニカルなドラミングを肝にずっしりと重く、前進していく。Lorna Shoreなどにも似たブラッケンド要素もあり、またエイリアンをテーマにしたバンド活動も目を引く。

 

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Credits:
Recorded by Esquimal Studio.
Mixed/Mastered by Chris Wiseman.
Video by Marc Agudo & Francesc Gómez.

Archspire : 人間離れした超絶技巧が炸裂する新曲「Drone Corpse Aviator」のMV公開!

Archspire : カナダ/バンクーバーのテクニカル・デスメタル/デスコアバンド、Archspireが新曲「Drone Corpse Aviator」のミュージックビデオを公開しました。この楽曲は、10月29日にSeason of Mistからリリースされるニューアルバム『Bleed the Future』に収録される予定で、これまで公開されているタイトルトラック、「Golden Mouth of Ruin」に次ぐ第3弾シングル。

 

とにかくレベルが違う。ボーカリストOliver Rae Aleron、ドラマーSpencer Prewettは特にミュージシャンとして持ってる実力とセンスが素晴らしい。一瞬もブレイクしない「Golden Mouth of Ruin」にも驚いたが、本楽曲も目眩がするほどファスト。今年ナンバーワン・テクニカルメタルアルバムになるかもしれませんね。