フレンチ・デスグラインダー”Benighted”、22歳の新ドラマー Matthias Biechler を迎えた新曲「The Spineless Freak」公開

フランスのデスグラインドバンド Benighted が、新ドラマー Matthias Biechler を正式メンバーとして迎え入れたことを発表し、加入後初となる新曲 「The Spineless Freak」 を公開した。楽曲はオンラインで視聴可能となっている。

配信URL : https://benighted.fanlink.tv/TheSpinlessFreak

Matthias Biechler は22歳のドラマーで、過去4年間でドラム技術を磨き上げ、Fleshgod Apocalypse のドラマー Eugene Ryabchenko の指導を受けた後、Benighted のオーディションに参加し、バンドの最速曲を完璧に演奏したことを契機に正式加入が決まった。

「The Spineless Freak」は、この新ドラマーの存在を強調する楽曲として制作され、Benighted の過去の作品と共鳴する攻撃的なサウンドが特徴となっている。収録はドイツの Kohlekeller Studio で行われ、エンジニアの Kristian Kohlmannslehner によるプロダクションが施されていると伝えられている。

Benighted is:
Julien Truchan — Vocals
Emmanuel Dalle — Guitars
Pierre Arnoux — Bass
Matthias Biechler — Drums

女性ボーカルを加え動き出したNovelists、新曲「Okapi」をリリース、MV公開

フランスを拠点に活動するプログレッシヴ・メタルコア・バンド、Novelistsが新曲「Okapi」を配信リリース、ライブ・パフォーマンス映像を公開しました。ゴスペル・クワイアをバックに、ボーカルのCamille Contrerasに加え、ダンサーのThéa Rodgoldがビデオに参加している。

2024年4月4日に南フランスのマルセイユで撮影された。バンドによると、この曲は昨年から制作中で、彼らの人生における激しい挑戦の時期に書かれたため、個人的に重要な意味を持つという。彼らはこう説明する:

「Okapi」は、2023年から2024年の初めにかけて書かれた曲で、バンドとしても個人としても、それぞれの人生に起こった多くの変化や疑問の中で書かれた、とても重要な曲なんだ。違う街への引っ越しから、家族との別れ、死、病気など。たった数ヶ月の間に、私たちの私生活でたくさんのことが起こった。そのような理由から、この曲を完成させるのに当初予想していたよりも時間がかかってしまったが、今振り返ってみると、必要な時間をかけてよかったと思うよ」。

配信URL : https://novelistsfr.lnk.to/okapi

 

 

ソリッドなフック溢れるフレンチ・ブルータル・デスコア、DeathAwaitsが新曲「Voracious Instinct」をリリース!

 

フランス・リヨンを拠点に活動するスラミング・ブルータル・デスメタル・バンド、DeathAwaits が新曲「Voracious Instinct」をリリースしました。この楽曲は、5月22日にリリースを控えている新作『Voracious Instinct』のタイトルトラックで、StillbirthのLukasがフィーチャリング・ゲストとして参加している。

 

 

Facebook: https://facebook.com/deathawaitsband
Instagram: https://instagram.com/deathawaits_official

 

フレンチ・メタルコア注目株、Resolveが新曲「Death Awaits」のミュージックビデオを公開!

フランスを拠点に活動するメタルコア・バンド Resolve が、Arising Empireより最新シングル「Death Awaits」のミュージックビデオをリリースしました。この曲は前作アルバム「Between Me and The Machine」に続く作品であり、Resolveにとって新しい時代の幕開けとなるもの。

 

バンドのベーシストRobin Mariatはこの楽曲について「Death Awaitsは僕らの信条です。我々はいずれ同じ結末を迎え、それを受け入れ、恐れるべきではないと考えています。しかし、死は – 少なくとも私たちの社会では、しばしば悲しく荘厳なものと見なされますが、私たちのトラックはほぼその反対で、アップビートで獰猛で、希望に満ちたコーラスがあります。この曲のミュージックビデオを作成するのは、長い間がかかりましたが最も楽しい時間でした。約100人のファンと友人を集め、私たちは音楽の響きに合わせて頭蓋骨を打ち鳴らし、人生への愛を祝いました。来週から始まるツアーでこのトラックをライブで演奏することを心待ちにしています!」

バンドのTwitter: @resolveofficial
バンドのInstagram:@resolveofficial
バンドのFacebook:facebook.com/resolveofficial

Gojira、ニュー・シングル「Our Time Is Now」をリリース!

 

フランスを拠点に活動するプログレッシヴ・メタル・バンド、Gojira が新曲「Our Time Is Now」をリリースしました。KornやGhost、Turnstileらも参加するゲーム「NHL 23」のサウンド・トラックとして発表された。

 

 

ten56. 、ニューメタルコアから更に進化を続ける新曲「Traumadoll + RLS」のミュージックビデオを公開

Out of Line Musicのニューメタルコア/デスコア・バンド、ten56. が新曲「Traumadoll + RLS」のミュージックビデオを公開しました。Spotify等のプラットフォームで確認すると「Traumadoll」のみですが、ミュージックビデオではこれまでten56.がプレイしてきたニュー・デスコアにオルタナティヴ・ラップを聞かせる「RLS」を合わせた組曲のような仕上がりとなっています。

 

 

Betraying The Martyrs 『Silver Lining』(2022年 – Out of Line Music)

 

Betraying the Martyrs 『Silver Lining』 アルバムレビュー

1. Black Hole
2. Pressure
3. Embers
4. Mirror
5. Swan Song

 

2008年からフランス・パリを拠点に活動する Betraying the Martyrs の3年振りとなる新作は、Sumerian Recordsからフランスの新鋭レーベルOut of Line Musicへと移籍してリリースされた。これまでバンドのフロントマンとしてバンドをメインストリーム・メタルコア・シーンへと導いてきたボーカリスト、Aaron Mattsが2021年に脱退。新たに加入したボーカリストRui Martinsのデビュー作として注目が集まっている。

 

[arve url=”https://www.youtube.com/watch?v=fV85Fz–rQw” /]

 

Aaron脱退後にリリースされた最初のシングル「Black Hole」は、雄大なメタルコア・ビートにシンフォニックなアプローチを交えながら、これまで培ってきたBetraying The Martyrsのスタイルを聴かせてくれる。新しいと感じるのはやはり、Ruiのボーカルで、クリーン・パートもそつなくこなしている。ややプログレッシヴなエレメンツが増えたかなと感じたものの、続く「Pressure」は燃えるようなメタルコア・チューンで作品のキラーチューンとして存在感を見せる。

 

[arve url=”https://www.youtube.com/watch?v=v90-Yu4bnPw” /]

 

エンディングを飾る「Swan Song」はミュージックビデオとして公開されており、彼らがどこに向かっていくのかを感じさせる仕上がりとなっている。メロディは深みを増し、メロディック・デスメタルやオルタナティヴ・メタルのスケール感を持つこの楽曲は、Betraying The Martyrsを次のステージへと押し上げてくれるはずだ。

 

https://twitter.com/MartyrsTweets/status/1540283493464276994

Korum 『No Dominion』 (2003年 – Sekhmet Records)

Korum 『No Dominion』 (2003年 – Sekhmet Records)

  1. Reminder 03:32
  2. Away 03:57
  3. Thorn & Despair 02:37
  4. Soars 04:10
  5. First 02:29
  6. Ex Post Facto 05:11
  7. Decide 02:48
  8. Damage 05:34
  9. Abyss 01:09

前作『Son of the Breed』から1年という短いスパンでリリースされたセカンド・アルバム。Christopheがプロデュースを務め、MisanthropeやArgileのJean-Jacques Moréacがミックス、マスタリングを担当した。そのサウンドは前作の延長線上にあり、Cryptopsyを彷彿とさせるテクニカル・グルーヴがサウンドの要になっている。オールドスクール・デスメタル、さらにはスラッシュメタルのシュレッドリフも顔を覗かせる。狂気的とも言えるエナジー溢れる「Away」はミュージックビデオにもなっている。

Korum 『Son of the Breed』 (2002年 – Sekhmet Records)

Korum 『Son of the Breed』 (2002年 – Sekhmet Records)

  1. Cowardice 02:36
  2. Dying 03:49
  3. Raised upon All Men 02:10
  4. Time Has Come 04:16
  5. Circle Is Closing 02:10
  6. Shivering 04:20
  7. Enslaved 02:32
  8. Follow 03:36
  9. Carnival Masks 05:02
  10. Until the End 02:03

1999年パリで結成。ボーカルOlivier Delecroix、ギタリストNicolas Coudert、ベース/ボーカルChristophe Nedelec、ドラマーBoban Tomicの4人体制でレコーディングが行われた。オーガニックなサウンド・プロダクションは、ほとばしる汗と熱気をそのまま閉じ込めたような生々しさが感じられる。Napalm Deathを感じるグラインドコア的グルーヴの妙、スラッシーなリフ、ヒートアップしていくボルテージはアルバムが終わるまで止むことはない。「Dying」から「Time Has Come」までの一連の流れは非常に芸術的。

Impureza 『La caída de Tonatiuh』 (2017年 – Season of Mist)

Impureza 『La caída de Tonatiuh』 (2017年 – Season of Mist)

  1. Lamentos de un condenado 03:03
  2. Sangre para los dioses 06:17
  3. Otumba, 1520 05:25
  4. El Dorado 00:55
  5. Abre-aguas (En la tormenta de Tláloc) 05:11
  6. Leyenda negra 04:58
  7. Corazón al cielo (Homenaje a Paco de Lucía) 01:29 instrumental
  8. Camino hacia Mictlán 03:49
  9. El nuevo reino de los ahorcados 05:04
  10. Último día del Omeyocán 04:19
  11. La caída de Tonatiuh 05:58 instrumental
  12. La llegada de los teules 03:43

2004年フランス中北部にある街、オルレアンで結成。「デスメタルmeetsフラメンコ」という個性的なスタイルでデビューから人気を誇示してきた。本作は7年振りのリリースとなったImpurezaのセカンド・アルバムで、ボーカルEsteban Martin、ギタリストのLionel Cano MuñozとOlivier、ベーシストFlorian、ドラマーGuilhemの5人体制でレコーディングが行われた。妖艶なフレッドレス・ベースのダンサブルなプレイをセクシーに引き立てるフラメンコギターの音色。テクニカル・デスメタルのクラシカルな要素としっかりハーモニーを生み出すフラメンコ、一聴の価値あり。

Eradykate 『Rektaliation』 (2004年 – Gary Records)

Eradykate 『Rektaliation』 (2004年 – Gary Records)

  1. 69 03:47
  2. Sodomize the Armless Child with a Pneumatic Drill
  3. La philocoprie dans le bavoir 05:07
  4. The Abortive Baseball Bat 03:19
  5. Déflorée a la machette 03:46
  6. Je vais te brutalé l’anus 01:47
  7. Fucked Through a Gash In the Stomach 02:27
  8. Anal Sex with a Leper 06:24

1999年トゥールーズにて結成。2010年からGorodのフロントマンとして活躍するボーカリストJulien Deyres、元ZubrowskaのギタリストMickaël AndréとPhil Pornopork、ベーシストLord Anusripper、ドラマーStéphane Nestiriの5人体制でレコーディングを行った。アヴァンギャルド/マスコア出身のメンバーがいるからか、アクロバティックな展開を見せるテクニカル・フレーズを軸に置きながら、嵐のようなデスメタルを展開。「Sodomize the Armless Child with a Pneumatic Drill 」を聴けば、このバンドの唯一無二の個性を掴めるはずだ。

Dysmorphic 『An Illusive Progress』 (2018年 – Unique Leader Records)

Dysmorphic 『An Illusive Progress』 (2018年 – Unique Leader Records)

Last Breath
Bathos
My Clay
Diving Mask
Unmasked
It Creeps
Elements
Seven Steps
In The Minds Of The Sculptor
In The Palms Of The Sculptor
The Vow Of The Bees

5年振りのリリースとなったセカンド・アルバム。新たにギタリストFrançois Le Lyon、ドラマーDanny Leeが加入。First FragmentやBeyond Creationを彷彿とさせるうねるベースラインを取り入れ、スウェディッシュ・デスメタルのエレメンツを組み込んだメロディアスなテクニカル・デスメタルをプレイ。「The Diving Mask」のプログレッシヴな趣、「In the Minds of the Sculptor」のシュレッダーリフの応酬、クラシカルなドラマ性溢れるテクニカル・サウンドを流麗に聴かせるセンスを感じる。

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2013 – A Notion of Causality
2018 – An Illusive Progress

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Dysmorphic 『A Notion of Causality』 (2013年 – Unique Leader Records)

Dysmorphic 『A Notion of Causality』 (2013年 – Unique Leader Records)

  1. A Notion of Causality 04:33
  2. Suffer by Our Ancestors 03:35
  3. Penitentiary of Letdown 03:36
  4. Underlying Reality 03:29
  5. Sceptical Existence 04:16
  6. Cerebral Hemispheres 04:27
  7. Disenchantment 04:52
  8. Through the Eyes of Madness 03:43
  9. Deafening Screams of Pain 04:09
  10. A Frame Too Small 00:51
  11. Flavors of Unknown Spaces 04:04

2009年トゥールで結成。前身バンドNecroticismが改名する形で活動がスタートし、ギタリストEric Haure-Touzet、ベーシストJohann Sadokを中心に、ボーカルBaptiste、ギター/ボーカルJulio、当時Kronosでも活動していたドラマーQuentin Regnaultで本作を制作した。奇奇怪怪とした展開美を誇り、Nocturnusを彷彿とさせる複雑なメロディ、時折スラッシーに鋭く刻み込まれるリフがファストに躍動。「Penitentiary of Letdown」や「Cerebral Hemispheres」はテクニカル・デスメタルの美しさの極み。

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2013 – A Notion of Causality
2018 – An Illusive Progress

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Dungortheb 『Extracting Souls』 (2014年 – Great Dane Records)

Dungortheb 『Extracting Souls』 (2014年 – Great Dane Records)

1 Intro
2 Inside
3 A Red Night
4 Behind Your Eyelids
5 6:43
6 Sad War
7 Impact
8 When I Believe I Live
9 From Memories To Silence
10 Heaven Can Hate
11 Outside

6年のブランクを経てリリースされた3枚目フルレングス。Clément Decrockによってプロデュースされ、これまで以上に洗練されたサウンド・プロダクションで制作されている。物語の始まりを予感させるイントロを経てスタートする「Inside」は、スタイリッシュなプログレッシヴな雰囲気で溢れており、繊細なフレーズを丁寧にプレイしていく。「When I Believe I Live」や「Heaven Can Hate」など、ベテランの域に達した彼らの老練の技術を味わえる一枚だ。不気味な世界観を持つアートワークはデビュー作からE-Ghost/UC’TCMが担当している。

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2003 – Intended to…
2008 – Waiting For Silence
2014 – Extracting Souls

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Dungortheb 『Waiting For Silence』 (2008年 – Great Dane Records)

Dungortheb 『Waiting For Silence』 (2008年 – Great Dane Records)

1 Lethargy 2:59
2 Another Way To Die 4:32
3 Intended To Fal 3:02
4 Addicted 5:33
5 Waiting For … 3:01
6 Silence 4:58
7 Only Way To Die 4:54
8 N.D.E. 4:37
9 Trip Into Obscurity 4:32

5年振りのリリースとなったセカンド・アルバム。新たに同郷のレーベルGreat Dane Recordsと契約して制作された本作は、ギタリストがJean-MarcからArkhasisを脱退したばかりだったJérémy Durinにスウィッチ、新たにベーシストSamuel Baudoinが加入し、5人体制でレコーディングされている。前作同様、溢れんばかりに詰め込まれたギターのリード・パートがDungorthebサウンドを支配、インストゥルメンタルの楽曲を挟みながらじりじりとボルテージを高めながら展開する、燻し銀の作品。

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2003 – Intended to…
2008 – Waiting For Silence
2014 – Extracting Souls

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