Korum 『No Dominion』 (2003年 – Sekhmet Records)

Korum 『No Dominion』 (2003年 – Sekhmet Records)

  1. Reminder 03:32
  2. Away 03:57
  3. Thorn & Despair 02:37
  4. Soars 04:10
  5. First 02:29
  6. Ex Post Facto 05:11
  7. Decide 02:48
  8. Damage 05:34
  9. Abyss 01:09

前作『Son of the Breed』から1年という短いスパンでリリースされたセカンド・アルバム。Christopheがプロデュースを務め、MisanthropeやArgileのJean-Jacques Moréacがミックス、マスタリングを担当した。そのサウンドは前作の延長線上にあり、Cryptopsyを彷彿とさせるテクニカル・グルーヴがサウンドの要になっている。オールドスクール・デスメタル、さらにはスラッシュメタルのシュレッドリフも顔を覗かせる。狂気的とも言えるエナジー溢れる「Away」はミュージックビデオにもなっている。

Korum 『Son of the Breed』 (2002年 – Sekhmet Records)

Korum 『Son of the Breed』 (2002年 – Sekhmet Records)

  1. Cowardice 02:36
  2. Dying 03:49
  3. Raised upon All Men 02:10
  4. Time Has Come 04:16
  5. Circle Is Closing 02:10
  6. Shivering 04:20
  7. Enslaved 02:32
  8. Follow 03:36
  9. Carnival Masks 05:02
  10. Until the End 02:03

1999年パリで結成。ボーカルOlivier Delecroix、ギタリストNicolas Coudert、ベース/ボーカルChristophe Nedelec、ドラマーBoban Tomicの4人体制でレコーディングが行われた。オーガニックなサウンド・プロダクションは、ほとばしる汗と熱気をそのまま閉じ込めたような生々しさが感じられる。Napalm Deathを感じるグラインドコア的グルーヴの妙、スラッシーなリフ、ヒートアップしていくボルテージはアルバムが終わるまで止むことはない。「Dying」から「Time Has Come」までの一連の流れは非常に芸術的。