
Limp Bizkit が、2025年10月18日に逝去したベーシスト Sam Rivers の死後、初となるライヴを現地時間11月29日、メキシコ・シティで行った。これは彼らの中南米ツアー “Loserville Tour” の初戦だった。
ライヴでは開演前に Sam Rivers への追悼映像が上映され、スクリーンには「Sam Rivers, our brother forever」「Sam Rivers, we love you forever」の言葉が映し出された。メンバーとサポート・ベース Richie “Kid Not” Buxton がステージ中央で抱き合い、深い追悼の意が示された。
Buxton がベース演奏を担当し、バンドは過去曲から代表曲までを含む15曲のセットを披露。“Break Stuff”や“Rollin’ (Air Raid Vehicle)”などを含むステージで、Rivers の遺志を継ぎつつライブを行った。
Limp Bizkit は、Sam Rivers を「バンドの鼓動」と称していた。今回のライヴは、追悼と同時に前進の一歩として実施され、今後の活動継続を明言する場となった。