アメリカ・コロラド州のデスコア・バンド Crown Magnetarが、ニューシングル「Dead Crown」をリリースし、オフィシャル・ミュージックビデオを公開した。同曲は9月25日にUnique Leader Recordsからリリースされる3rdスタジオアルバム『The Hollowing Of Godflesh』のラストを飾る楽曲となる。
「Dead Crown」は、ニューアルバムの中でも特にダークなコンセプトを扱った一曲。ボーカルのDan Tuckerによれば、王冠を人間の頭蓋骨へ外科的に打ち込み、それが肉体と融合しながら内側から徐々に腐敗させていくというイメージを中心に据えている。
Tuckerは同曲を、バンドがこれまで書いてきた中でも最もヘヴィな楽曲のひとつと説明。リフとドラムが途切れることなく押し寄せ、終盤ではすべての要素を削ぎ落とし、極めて原始的なブレイクダウンへ突入する構成となっている。
ミュージックビデオはDakota Johnsonが監督を担当。Johnsonは先に公開された「Shut Up And Bleed」の映像も手掛けており、『The Hollowing Of Godflesh』で描かれる残酷でグロテスクな世界観を引き続き映像化している。
『The Hollowing Of Godflesh』は全10曲を収録し、Crown Magnetarにとって2023年の『Everything Bleeds』に続くフルアルバムとなる。これまでに「Desecrate Infinite」「Impaled Genesis」「Godkiller」「Shut Up And Bleed」が公開されており、「Dead Crown」はアルバム発売前の最新シングルとして発表された。
Dan Tuckerは新作について、これまでのCrown Magnetarを最も完全な形で表現した作品だと説明。バンドの持つ生々しい攻撃性を失うことなく、ソングライティング、アトモスフィア、楽曲のスケールをさらに拡張したという。
新作では新加入ギタリスト Rob Maramonteの存在も大きな要素となっている。MaramonteはFallujah、The Zenith Passageでの活動歴を持ち、Thy Art Is MurderやAll Shall Perishのライブにも参加してきた人物で、テクニカルかつ鋭いギターワークをアルバムへ加えている。
収録曲「Sculptures Of Suffering」にはFlesh Carvingがゲスト参加。全10曲を通してデスコアの破壊力とデスメタル由来のリフワークを軸に、より大規模な展開と不穏な空気感を取り入れている。
Crown Magnetarはアルバム発売直前の9月17日から、オーストラリアのTo The Graveと共同ヘッドラインツアー「The Sawed Off Suffering Tour」を開催する。Face Yourselfが全日程に参加し、Backbiter、Tracheotomy、Squelching、Ameonnaが地域ごとに出演する。
ツアーはシカゴ、デトロイト、トロント、モントリオール、ブルックリン、ボルチモア、アトランタ、ダラス、ロサンゼルス、シアトルなどを巡り、10月17日のデンバー公演まで行われる。
『The Hollowing Of Godflesh』収録曲
1. Gun Eater
2. Desecrate Infinite
3. Domination
4. Impaled Genesis
5. The Hollowing Of Godflesh
6. Godkiller
7. Shut Up And Bleed
8. Torture Engine
9. Sculptures Of Suffering feat. Flesh Carving
10. Dead Crown
『The Hollowing Of Godflesh』
2026年9月25日リリース
Unique Leader Records
