Meshuggah 『Chaosphere』アルバムレビュー

Meshuggah 『Chaosphere』

Concatenation 4:17
New Millennium Cyanide Christ 5:35
Corridor Of Chameleons 5:02
Neurotica 5:19
The Mouth Licking What You’ve Bled 3:57
Sane 3:48
The Exquisite Machinery Of Torture 3:55
Elastic 15:30

3年振りのリリースとなった3枚目フルレングス (1998年)。97年にはデモ音源や「Future Breed Machine」のライブバージョンなどを収録したEP『The True Human Design』を発表。本作からベーシストに Pain of Salvation、Non-Human Levelでの活躍で知られる Gustaf Hielm が加入、前作同様エンジニアリングはDanielとFredrikが担当、マスタリングはPeter が行った。Meshuggahサウンドを象徴するようなアートワークはTomas自身が手掛けている。

前作『Destroy Erase Improve』で作り上げたスタイルはそのままに、細部にわたってこだわり抜かれた複雑なポリリズムグルーヴにフォーカスした作品となっているが、決して複雑なだけでなく、キャッチーである事は忘れていない。ミュージックビデオになっているアルバムのリードトラック「New Millennium Cyanide Christ」では、ツアーバンの中でメンバーがヘッドバンギングしながら自身の楽曲にノリノリな様子が確認出来る。サウンドのアクセントになっている Fredrik が鳴らすリードギターの不協和音も効果的に使用され、不気味な雰囲気を演出している。2008年にはリマスター盤が発売された。

 

脇田涼平著 『Djentガイドブック: プログレッシヴ・メタルコアの究極形態 (世界過激音楽)』

ミュート・シンコペーション・ポリリズム
超絶テクニック・最先端プロダクション
擬音語として誕生、「演奏法」と言われながらも事実上ジャンル化し、一世風靡
乗りにくいリズム・意表を突くような展開、まるで騙し絵の様な近未来音楽

336バンド、474枚紹介

購入はこちら : https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784908468483

 

Meshuggah 『Destroy Erase Improve』アルバムレビュー

Meshuggah 『Destroy Erase Improve』

Future Breed Machine 5:49
Beneath 5:38
Soul Burn 5:18
Transfixion 3:34
Vanished 5:05
Acrid Placidity 3:16
Inside What’s Within Behind 4:31
Terminal Illusions 3:47
Suffer In Truth 4:20
Sublevels

4年振りのリリースとなったセカンドアルバム (1995年)。92年からJensはボーカル専任となり、ギター/バッキングボーカルとしてMårten Hagströmが加入している。プロデューサーにはスウェーデン出身のDaniel Bergstrandを起用、ミックスは Fredrik が担当し、マスタリングはPeter in de Betou が務めた。

ハーシュノイズの嵐の中に打ち鳴らされる金属音から始まるオープニングトラック「Future Breed Machine」は、インダストリアルなサウンドスケープに落とし込まれた不協和音をチャームポイントにヘヴィに疾走。その後に続く「Soul Burn」や「Vanished」など、プログレッシヴな展開美の反復によって生み出される強靭なグルーヴを武器に突進を続けていく。後のMeshuggahスタイルへ繋がる作品として現在も高く評価されており、Rolling Stoneが選ぶ”50 Greatest Prog Rock Albums of All Time”にもリストアップされている。

Nuclear Blast America による北米流通により、Meshuggah の名は世界に広がり、同年には日本盤もリリースされている。

 

 

 

 

脇田涼平著 『Djentガイドブック: プログレッシヴ・メタルコアの究極形態 (世界過激音楽)』

ミュート・シンコペーション・ポリリズム
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Meshuggah 『Contradictions Collapse』 アルバムレビュー

Meshuggah 『Contradictions Collapse』

1. “Paralyzing Ignorance”  4:28
2. “Erroneous Manipulation”  6:21
3. “Abnegating Cecity”  6:31
4. “Internal Evidence”  7:27
5. “Qualms of Reality” 7:07
6. “We’ll Never See the Day” 6:03
7. “Greed” 7:06
8. “Choirs of Devastation” 4:00
9. “Cadaverous Mastication”  7:32
10. “Humiliative” (1998 bonus track) 5:17
11. “Sickening” (1998 bonus track) 5:46
12. “Ritual” (1998 bonus track) 6:17
13. “Gods of Rapture” (1998 bonus track) 5:10

 

Meshuggah の記念すべきデビューアルバムは、Nuclear Blastと契約しリリースされた (1991年)。本作はボーカル/ギターのFredrik Thordendal と Jens Kidman、ベース/ボーカルPeter Nordin、ドラム/バッキングボーカルTomas Haakeの4名で制作され、Peterを除く3名がソングライティングを担当している。プロデューサーには89年に発表されたデビューEP『Meshuggah』も担当したP.H. Rics を起用、前身バンドCalipashのメンバーである Niklas LundgrenとJohan Sjögren もソングライターとしてクレジットされている。

元々『(AllThis Because of) Greed』というタイトルが名付けられていた本作は、テクニカルなスラッシュメタルをベースとしながら、ところどころプログレッシヴな展開を見せる。Fredrikの刻むリフは既にソリッドでヘヴィ、Tomasのドラミングもそれに呼応するようにグルーヴを叩き込んでいく。日本では95年にVictorから日本盤 (リマスター)がリリースされ、2010年代前後にはヴァイナルでの再発や、リイシュー盤が発売されている。


脇田涼平著 『Djentガイドブック: プログレッシヴ・メタルコアの究極形態 (世界過激音楽)』

ミュート・シンコペーション・ポリリズム
超絶テクニック・最先端プロダクション
擬音語として誕生、「演奏法」と言われながらも事実上ジャンル化し、一世風靡
乗りにくいリズム・意表を突くような展開、まるで騙し絵の様な近未来音楽

336バンド、474枚紹介

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