SOILWORK、ニューアルバムからスウェディッシュ・メタルの魅力詰まった新曲「Dreams Of Nowhere」リリース!

 

SOILWORK (ソイルワーク) が、2022年8月19日にNuclear Blastからリリースするニューアルバム『Övergivenheten (オーヴァーギヴンヘーテン)』から新曲「Dreams Of Nowhere」のミュージックビデオを公開しました。

 

本作のタイトルは『Övergivenheten』は、スウェーデン語で「放棄」を意味する。コロナ禍を経て前作から3年ぶりにリリースされるニューアルバムはSOILWORKのピュアな魅力が詰まった作品となりそうだ。

 

 

Soilwork メンバーラインナップ
Sven Karlsson – keyboards
Sylvain Coudret – guitar
Björn “Speed” Strid – vocals
Bastian Thusgaard – drums
David Andersson – guitar
Rasmus Ehrnborn – bass

 

SOILWORK:
Official Site: http://www.soilwork.org/
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Tomas Haake (Meshuggah)、バンドを表現する究極の”30秒”を語る

Metal Injection によるTomas Haakeの最新インタビュー映像が公開されました。このインタビューは「ASK THE ARTIST: Your Best 30 Seconds Of Music」というタイトルが付けられており、Meshuggahだけでなく、Anthrax、Motorsister、Dethklok、Honeybeeが自身の楽曲の中から30秒だけをピックアップするとしたらどんな楽曲がTeaserとしてぴったりかについて語っています。

Meshuggahには彼らの全キャリアを通して素晴らしい楽曲がたくさんあるが、間違いなく最大のヒットは2008年にリリースしたアルバム『obZen』のリードトラック「Bleed」だろう。この曲は「Future Breed Machine」に次いで2番目に多く演奏されてきた楽曲である。

Tomas Haakeはこの楽曲が最も多くの人をMeshuggahに引き込んだ曲であると語っている。しかし、もし彼が新しいファンへの入り口となるべきお気に入りの曲を選ぶとしたら、2002年にリリースしたアルバム『Nothing』に収録されている「Nebulous」だろうとしている。

Tomas Haakeはこのように続ける。

「ある意味、究極のTeaserとして30秒を選ぶのであれば、「Bleed 」でなければならないだろうね。「Bleed」の30秒は基本的にどれでもいい、キックがそれらしく鳴っている限りはね。バンドがどうのこうのという話ではないけど、ティーザーとしてならね (初めて聴いた人は「なんだ、これは!」と思うだろうけど)。そういう意味では、「Bleed」はぴったりだと思う。

個人的なことを言えば、「Bleed」を一度も演奏する必要がないことを望んでいるんだ。でも、やらなきゃいけないんだ。Meshuggahの他の側面として、もっとスローでアトモスフェリックな曲とか、そういうものをとても気に入っていて、例えば『Nothing』の 「Nebulous 」は、よりスローで不気味でダウンチューンな曲で、「Bleed」のような曲とは全く異なる雰囲気を漂わせる。

Meshuggahの名曲「Bleed」をシンフォニック・メタル風にアレンジした動画が話題に

 

様々なメタルの名曲をシンフォニックにアレンジする動画で話題の Missiq が、今回はMeshuggahの名曲「Bleed」を大胆にアレンジ。

 

Smash Into Pieces、深みを増したロックチューン「Throne」リリース!

 

[arve url=”https://www.youtube.com/watch?v=nQpySdJnr6I” /]

 

スウェーデンのオルタナティヴ・メタル/ロック・バンド、Smash Into Pieces (スマッシュ・イントゥ・ピーシズ) が、新曲「Throne」をリリース、リリックビデオが公開されています。バンドは2022年9月9日に通算7枚目となるニューアルバム『Disconnect』をリリースする予定。

 

メタルコアやポストハードコア・シーンでも高い人気を誇る彼ら。今回の楽曲は、Bring Me The Horizonを彷彿とさせるオルタナティヴなサウンド。キャッチーでアルバムで良いフックになりそうですね。

 

pre-save : https://orcd.co/album-disconnect

 

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Soreption、貫禄溢れる4年振りのニューアルバム『Jord』リリース!

 

Soreption 『Jord』

▶︎https://linktr.ee/soreption

1. The Artificial North
2. The Forever Born
3. Prophet
4. Each Death More Hollow
5. A Story Never Told
6. The Chasm
7. The Nether Realm’s Machinery
8. Död jord

 

スウェーデン・スンツバルを拠点に活動するテクニカル・デスメタル・バンド、Soreption (ソレプション) が、前作『Monument of the End』から4年振り、通算4枚目のスタジオ・アルバム『Jord』をUnique Leader Recordsからリリースしました。本作はミックス/マスタリングを同郷のVildhjarta、Humanity’s Last BreathのBuster Odeholmが手掛け、SYN:DROMのRoger Bergstenがエンジニアリングを務めた。

 

また、多彩なゲスト・ミュージシャンが参加しており、「Död jord」にはArchspireのDean LambとTobi Morelliが参加。そのほかの楽曲にも、AbioticのJohnathan Matos、InferiのMalcolm Pugh、PsycropticのJoe Haley、AlbedoのIan Waye、InferiahのStefan Nordlanderといったギタリストが参加、The Dark AlamortéのキーボーディストJames CareyもSoreptionのサウンドに華を添えている。

 

と言うのも、2021年にMikael Almgrenが脱退してからSoreptionには現在ギタリストが在籍しておらず、本作はボーカルFredrik Söderberg、ベースRikard Persson、Tony Westermarkの3名を中心に制作された。

 

 

Soreptionのサウンドは、Acrchspireのメンバーが参加していることからも感じられるように、切れ味鋭いリフがタイトなグルーヴを生み出していくようなテクニカル・デスメタル・サウンド。ミュージックビデオにもなっている「The Artificial North」では時折、ショットガン・ガテラルのようなパートもあるので、テクニカル・デスコアが好きなリスナーにもアプローチ出来るだろう。全編通してテクニカルなフレーズがドライブ感をまとい展開されていくので、難解さはあまり感じられない。

 

スウェーデンといえばSpawn of PossessionやVisceral Bleedingといったタイプのテクニカル・デスメタルを思い浮かべると思うが、彼らはそんなバンドの現代版後継者と言えるだろう。前作ではSumerian Recordsと契約するなどオーバーグラウンドのメタルリスナーにもその名を知らしめ、コンスタントに音源リリース、ライブと精力的。「Each Death More Hollow」はプログレッシヴなエレメンツ、キーボードのオーケストレーションも交え、独自のサウンド・デザインで聴くものを魅了してくれる。

 

 

RIFF CULT : Spotifyプレイリスト「All New Technical/Brutal Death Metal」

RIFF CULT : YouTubeプレイリスト「All New Technical Death Metal」

Visceral Bleeding 『Absorbing the Disarray』 (2007年 – Neurotic Records / Willowtip Records)

Visceral Bleeding 『Absorbing the Disarray』 (2007年 – Neurotic Records / Willowtip Records)

 

  1. Bi-Polar 00:53
  2. Disgust the Vile 04:13
  3. Despise Defined 03:11
  4. Perpetual Torment Commence 03:37
  5. Emulated Sense: Failure 03:13
  6. Rip the Flesh 04:00
  7. Absorbing the Disarray 04:30
  8. Awakened by Blood 03:54
  9. Beyond the Realms of Reason 03:47
  10. Bring Forth the Bedlam 03:00
  11. Demise of the One That Conquered 05:12

 

3年振りのリリースとなる3枚目フルレングス。 前作発表後に、Dennisが脱退、オリジナルメンバーはギターのPeterのみとなった(本作リリース後Peterも脱退)。新メンバーにSplattered Mermaidsで活躍していたボーカリストMartin、ベーシストBody、ギタリストGermが加入。本作は、ウルトラファストなブラストビートに、Martinのグロウルが粘っこく絡み合うよう。Dennisの早口なボーカル・スタイルを継承し、グルーヴを加速させながら丁寧に咆哮。ピッキング・ハーモニクスを多用するチェーンソーリフも聴きどころだ。

 

 

▶︎Visceral Bleeding ディスコグラフィー & アルバムレビュー
2002 – Remnants of Deprivation
2004 – Transcend into Ferocity
2007 – Absorbing the Disarray

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Visceral Bleeding 『Transcend into Ferocity』 (2004年 – Neurotic Records / Willowtip Records)

Visceral Bleeding 『Transcend into Ferocity』 (2004年 – Neurotic Records / Willowtip Records)

 

  1. Merely Parts Remain 03:24
  2. Fed to the Dogs 03:04
  3. Indulge in Self Mutilation 03:15
  4. Fury Unleashed 03:18
  5. Trephine the Malformed 03:16
  6. All Flesh… 02:57
  7. Clenched Fist Obedience 03:11
  8. Fire Took His Face 02:45
  9. When Pain Came to Town 03:29

 

2年振りのリリースとなったセカンド・アルバム。オリジナルメンバーのNiklasが脱退、新たにMarcusと交流のあったDeathbootのTobiasが加入し、レコーディングが行われた。前作で見せたファストでグルーヴィなテクニカル・ブルータル・デスメタル・サウンドを基調に、破壊力抜群のギターソロ、まくしたてるように展開されるガテラル・ヴォイスをカオスに炸裂させる。オープニングの「Merely Parts Remain」からアクセル全開で、ストップ&ゴーを巧みに操り、ゴリゴリのベースサウンドと雪崩のように繰り広げられるメランコリックなリフが終始畳み掛けてくる。

 

 

 

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2002 – Remnants of Deprivation
2004 – Transcend into Ferocity
2007 – Absorbing the Disarray

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Visceral Bleeding 『Remnants of Deprivation』 (2002年 – Retribute Records)

Visceral Bleeding 『Remnants of Deprivation』 (2002年 – Retribute Records)

 

  1. Spreader of Disease (Burn the Bitch) 03:42
  2. Carved Down to the Bone 02:48
  3. Gasping… 03:13
  4. Remnants of Deprivation 03:01
  5. State of Putrefaction 03:05
  6. To Disgrace Condemned 02:33
  7. Time to Retaliate 02:20
  8. Butcher Knife Impalement 02:59
  9. Exposive Surgery 02:50

 

1999年マルメで結成。本作はボーカルDennis Röndum、ギタリストのMarcus NilssonとPeter Persson、ベーシストCalle Löfgren、ドラマーNiklas Dewerudの5人で制作されている。当時Dennisはドラマーとして、そしてNiklasはベーシストとしてSpawn of Possesionにも在籍していた。両バンドを比べるとそのサウンドは酷似しているが、Visceral Bleedingはストップ&ゴーを繰り返しながらアクセルを踏み込むようなスラッシュ・メタルの影響が感じられる。捲したてるように展開するガテラル・ヴォイス、火の粉をあげながら炸裂するギターソロとリフは中毒性抜群。

 

 

 

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2002 – Remnants of Deprivation
2004 – Transcend into Ferocity
2007 – Absorbing the Disarray

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Spawn of Possession 『Incurso』 (2012年 – Relapse Records)

Spawn of Possession 『Incurso』 (2012年 – Relapse Records)

  1. Abodement 01:38
  2. Where Angels Go Demons Follow 05:38
  3. Bodiless Sleeper 05:47
  4. The Evangelist 09:45
  5. Servitude of Souls 04:31
  6. Deus Avertat 05:38
  7. Spiritual Deception 06:34
  8. No Light Spared 04:37
  9. Apparition 08:24

6年振りのリリースとなった彼らのラスト・アルバム。Jonas Bryssling、Dennis以外のメンバー脱退し、新たに当時ObscuraのギタリストだったChristian Münzner、Deeds of Fleshに在籍していたベーシストErlend Caspersen、ドラマーHenrik Schönströmが加入。デスメタリックなメロディが満点の星空の如く降り注ぐ比類なき完璧なテクニカル・デスメタルは、究極の演奏技術とそれをアクロバティックに配置した抜群のセンスによって形成されている。シンフォニックなオーケストレーションもどこか奇妙でSpawn of Possessionのスタイルにマッチしている。

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2003 – Cabinet
2006 – Noctambulant
2012 – Incurso

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Spawn of Possession 『Noctambulant』 (2006年 – Neurotic Records)

Spawn of Possession 『Noctambulant』 (2006年 – Neurotic Records)

  1. Inception 01:58
  2. Lash by Lash 04:10
  3. Solemn They Await 03:26
  4. Render My Prey 03:56
  5. Eve of Contempt 04:13
  6. Sour Flow 05:54
  7. By a Thousand Deaths Fulfilled 04:07
  8. Dead & Grotesque 04:19
  9. In My Own Greed 05:25
  10. Scorched 04:02

3年振りのリリースとなったセカンド・アルバム。Neurotic Recordsへ移籍、ボーカリストJonas Renvaktarが加入し5人体制で録音されている。Visceral Bleedingのプロダクションも手掛けるMagnus Sedenbergがプロデュースを手掛けた本作は、『Cabinet』に比べグッと洗練されたサウンド・デザインにより各パートの高等技術が浮き彫りとなった。忙しなく配置されたリフはエレガントな響きも見せ、「Lash by Lash」、「Dead & Grotesque」など個性溢れるプレイに思わず聴き惚れる楽曲がずらりと並ぶ。ラストの「Scorched」は衝撃的。

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2003 – Cabinet
2006 – Noctambulant
2012 – Incurso

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Spawn of Possession 『Cabinet』 (2003年 – Unique Leader Records)

Spawn of Possession 『Cabinet』 (2003年 – Unique Leader Records)

  1. Lamashtu 00:48
  2. Swarm of the Formless 03:12
  3. Hidden in Flesh 04:29
  4. A Presence Inexplicable 04:00
  5. Dirty Priest 03:20
  6. Spawn of Possession 04:01
  7. Inner Conflict 03:02
  8. Cabinet 03:32
  9. The Forbidden 04:39
  10. Church of Deviance 03:34
  11. Uncle Damfee 04:10

1997年カルマルで結成。2枚のデモを経て制作された本作は、ボーカル/ドラムDennis Röndum、ギタリストのJonas BrysslingとJonas Karlsson、ベーシストNiklas Dewerudの4人体制でレコーディングされている。Deeds of Fleshを彷彿とさせるテクニカル・デスメタル・スタイルの中で印象的なのは、デスメタリックなギターのハーモニーだ。隙間なく叩き込まれるドラミングに吸い付くようなリフは、ピッキング・ハーモニクスやデモニックなギターソロを交え終始炸裂。精巧なベースラインも彼らのテクニックを裏付けている重要な要素だと言える。

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2003 – Cabinet
2006 – Noctambulant
2012 – Incurso

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Meshuggah 『The Violent Sleep Of Reason』アルバムレビュー

Meshuggah 『The Violent Sleep Of Reason』

Clockworks 7:17
Born In Dissonance 4:34
MonstroCity 6:13
By The Ton 6:04
Violent Sleep Of Reason 6:51
Ivory Tower 4:59
Stifled 6:31
Nostrum 5:15
Our Rage Won’t Die 4:41
Into Decay 6:32

4年振りのリリースとなった 8 枚目フルレングス。2003年にはフリーダウンロード EP『Pitch Black』、2014 年にはアメリカとヨーロッパツアーでレコーディングされたライブ音源をまとめた 3 枚組のライブ盤『The Ophidian Trek』を発表。本作はスペインの画家Francisco Goya による作品『The Sleep of ReasonProduces Monsters』にインスパイアされており、アルバムタイトルやアートワーク、歌詞にその世界観が落とし込まれており、テロリズムや宗教的教義にまで及ぶ。新しい試みとして、各パートを個別に録音しエディットしながら制作するのではなく、メンバー全員で楽曲を演奏しそれをエディットしていくというライブ形式で録音が行なわれている。よって Fredrik ではなく Tue Madsen がエンジニアリング / ミキシングを担当し、マスタリングはThomas Eberger が手掛けている。

ピュアなグルーヴを意識して聴くと、厳格に整合されたサウンドに比べ、ややマイルドなグルーヴが感じられる。シンバルの響き、リフの残響、Fredrik による実験的なギターエフェクトの感覚的なアレンジは、オーガニックなブルータリティ & グルーヴの頂点を極めた Meshuggah にしか鳴らせない次元に到達している事を誇示しているかのようである。

SONY DSC

脇田涼平著 『Djentガイドブック: プログレッシヴ・メタルコアの究極形態 (世界過激音楽)』

ミュート・シンコペーション・ポリリズム
超絶テクニック・最先端プロダクション
擬音語として誕生、「演奏法」と言われながらも事実上ジャンル化し、一世風靡
乗りにくいリズム・意表を突くような展開、まるで騙し絵の様な近未来音楽

336バンド、474枚紹介

購入はこちら : https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784908468483

Meshuggah 『Koloss』アルバムレビュー

Meshuggah 『Koloss』

I Am Colossus 4:43
The Demon’s Name Is Surveillance 4:41
Do Not Look Down 4:44
Behind The Sun 6:14
The Hurt That Finds You First 5:34
Marrow 5:37
Break Those Bones Whose Sinews Gave It Motion 6:57
Swarm 5:28
Demiurge 6:16
The Last Vigil 4:33

4年振りのリリースとなった7枚目フルレングス。2009 年には『The Single Collection』、その翌年にはワールドツアーの模様を収めたライブ盤 +DVD『Alive』を発表。メンバーそれぞれがアイデアを出し合ってきたこれまでとは違い、各メンバーが担当するポジションに専任する形でレコーディングが行なわれた。「The Hurt That Finds You First」と「Demiurg」のみ Mårten が歌詞を担当しているが、その他は Tomas が手掛けており、スポークンワードも彼によるもの。Fredrik がエンジニアリングを行い、Danne Bergstrand がミックスを担当、マスタリングは Göran Finnberg によって施された。アートワークはロシアのグラフィックデザイナー KeerychLuminokaya。

オープニングを飾る「I Am Colossus」は、スローテンポであることで強調される奥行きのあるサウンドをプレイし、これまであまり見られなかったアトモスフェリックなギターワークも効果的に挿入されている。強烈に複雑な「The Demon’s Name is Surveillance」や、スラッシーな「The Hurt That Finds You First」など、Meshuggah にしてはバラエティに富んだスタイルで構築されている。

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Meshuggah 『obZen』アルバムレビュー

Meshuggah 『obZen』

1 Combustion 4:08
2 Electric Red 5:51
3 Bleed 7:22
4 Lethargica 5:47
5 Obzen 4:24
6 This Spiteful Snake 4:52
7 Pineal Gland Optics 5:12
8 Pravus 5:10
9 Dancers To A Discordant System 9:36

3年振りのリリースとなった6枚目フルレングス。本作からベーシストに Dick Lövgren が加入、ドラムはプログラミングではなく、Tomasが実際にプレイしている。前作同様、ミックスは Fredrik が担当し、マスタリングはBjörn が手掛けた。印象的なアートワークは Tomas のアイデアによるもので、グラフィックデザイナー Joachim Luetke が手掛けている。蓮華座で禅を組み瞑想する両性具有の人物は心の平和を求める姿とされ、不気味な 3 本腕は血塗られた手のひらが 6 の字の形になっており、「666」を表している。これは人間の本質的な邪悪さを表現しているとされている。このアートワークには制限が掛けられており、日本盤はズームアップされたものが使われている。

複雑なテーマを持ちながらも、Meshuggah の代表曲とも言える「Bleed」を含む楽曲は、癖になるポリリズムの反復が瞑想のような心地良さを与えてくれる。高度に処理された波打つようなリフは、後のデスメタル、特にプログレッシヴ / テクニカルシーンにとって大きな衝撃を与えた。母国スウェーデンやイギリスでチャートイン、アメリカでは半年で 5 万枚を売り上げる好セールスを記録。難解である事の美的感覚がオーバーグラウンド・メタル・シーンで確かに受け容れられる事を証明した歴史的な作品。

脇田涼平著 『Djentガイドブック: プログレッシヴ・メタルコアの究極形態 (世界過激音楽)』

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Meshuggah 『Catch Thirtythree』アルバムレビュー

Meshuggah 『Catch Thirtythree』

Autonomy Lost 1:40
Imprint Of The Un-Saved 1:36
Disenchantment 1:44
The Paradoxical Spiral 3:11
Re-Inanimate 1:04
Entrapment 2:28
Mind’s Mirrors 4:29
In Death – Is Life 2:01
In Death – Is Death 13:22
Shed 3:34
Personae Non Gratae 1:47
Dehumanization 2:55
Sum 7:16

3年振りのリリースとなった 5枚目フルレングス。2004年には 21分の長尺曲のみ収録した EP『I』をリリース。本作はそのアイデアを元に全曲が連なるように構成されており、『Catch 22』という小説からインスパイアされた「ジレンマ」や「矛盾している状態」というテーマが全体のコンセプトになっている。制作ラインナップは前作『Nothing』と同じであるが、ドラムパートはDrumkit from Hell というソフトウェアを使用しプログラミングされており、このソフトウェアの制作には FredrikとTomasが関わっている。Tomas以外のメンバーがギター、ベースフレーズのアイデアを出し合い、Tomasよるスポークンワードを交えながらレコーディング作業が行なわれた。ミックスは Fredrikが担当し、マスタリングはBjörn Engelmannが手掛けた。

はらわたにズンと響くようなヘヴィネスが、多弦ギターによる多彩なギターワークが整合感あるドラムパートと重なり合い、金属工場の巨大プレス機のような趣がある。基本的なスタイルは変わらないものの、コアなメタルヘッズをうならせる細部までエディットされたサウンドで高い評価を得た。Billboard200 で 170 位にランクイン、収録曲「Shed」は、映画『Saw III』のサウンドトラックにも収録されている。

脇田涼平著 『Djentガイドブック: プログレッシヴ・メタルコアの究極形態 (世界過激音楽)』

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Meshuggah 『Nothing』アルバムレビュー

Meshuggah 『Nothing』

Stengah 5:38
Rational Gaze 5:04
Perpetual Black Second 4:38
Closed Eye Visuals 7:25
Glints Collide 4:55
Organic Shadows 5:07
Straws Pulled At Random 5:10
Spasm 4:14
Nebulous 6:33
Obsidian 4:20

4 年振りのリリースとなった 4 枚目フルレングス。ベーシストのGustafが脱退し、Mårten がリズムギターとベースを兼任する形でレコーディングが行なわれた。プロデューサーは起用せず、Fredrik がエンジニアリングを担当している。強烈に重厚なリフがハンマーのように振り下ろされるオープニングトラック「Stengah」は、前作『Chaosphere』の延長線上にあるサウンドに感じるが、Nu Metalにも接近するようなグルーヴを兼ね備えている。 続く「Rational Gaze」や「Glints Collide」なども、複雑なポリリズムを有効なエッセンスとして安定したグルーヴを生み出している。

本作は Billboard 200にも165位にランクインし、オーバーグラウンド・メタル・シーンにおいて成功を収めた。2006 年にはアートワークを一新し、2005 年に出演した DownloadFestival の模様を収めたDVDを追加した再録盤をリリース。こちらの作品ではオリジナルで使用した7弦ギターではなく8弦ギターを使用し、ドラムもトリガーを採用。「Nebulous」や「Obsidian」では新しいサウンドを元に再構築され、テンポが変更されている。この変化を聴き比べるのも面白い。レビュー掲載のアートワークはオリジナルのもの。

脇田涼平著 『Djentガイドブック: プログレッシヴ・メタルコアの究極形態 (世界過激音楽)』

ミュート・シンコペーション・ポリリズム
超絶テクニック・最先端プロダクション
擬音語として誕生、「演奏法」と言われながらも事実上ジャンル化し、一世風靡
乗りにくいリズム・意表を突くような展開、まるで騙し絵の様な近未来音楽

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