GhostのGenesisの「Jesus He Knows Me」と今回の「Phantom of the Opera」、そしてTelevisionの「See No Evil」、The Stranglersの「Hanging Around」、Tina Tunerの「We Don’t Need Another Hero (Thunderdome)」の合計5曲入りカバーEP『Phantomime』をリリースしているので、チェックしてみましょう。
「プログレ、パンク、ポップという3つの要素を確実に押さえるスウェーデンのバンド、ゴースト。最新アルバム『IMPERA』でゴーストは、70年代ロックの叙事詩のような野心的な広がりを、面白いほど不可解なストーリーラインとともに(比較的)一口サイズに収めている。このアルバムで最もストレートな曲の1つである「Spillways」は、ビリー・ジョエルの「All for Leyna」のようなド迫力のピアノで始まり、耽美なロックチューンに移行している。バッド・レリジョンとジーザス・クライスト・スーパースターが血管の中を流れていると思えばいい」とニューヨーク・タイムズ紙は「Spillways」について批評しています。
1. Imperium (インペリウム)
2. Kaisarion (カエサリオン)
3. Spillways (スピルウェイズ)
4. Call Me Little Sunshine (コール・ミー・リトル・サンシャイン)
5. Hunter’s Moon (ハンターズ・ムーン)
6. Watcher In The Sky (ウォッチャー・イン・ザ・スカイ)
7. Dominion (ドミニオン)
8. Twenties (トゥエンティーズ)
9. Darkness At The Heart Of My Love (ダークネス・アット・ザ・ハート・オブ・マイ・ラヴ)
10. Griftwood (グリフトウッド)
11. Bite Of Passage (バイト・オブ・パッセージ)
12. Respite On The Spitalfields (レスピトゥ・オン・ザ・スピタルフィールズ)
<バイオグラフィー>
2006年にスウェーデン、リンシェーピングにて結成されたロック・バンド。2010年デビュー・アルバム『オーパス・エポニモウス』(Opus Eponymous)をリリース。2013年セカンド・アルバム『インフェスティスマム』(Infestissumam)とデイヴ・グロールのプロデュースによるカヴァーEP『If You Have Ghost』をリリース。2014年、サマーソニックで初来日を果たす。2015年リリースのサード・アルバム『Meliora』とそれに続くEP「Popestar」がロック界で高く評価され、アルバム収録曲「Cirice」が2016年にグラミー賞「最優秀メタル・パフォーマンス」を受賞。『Meliora』は全米ビルボード・アルバム・チャートTOP 10入り、「Popestar」は同ロック・アルバム・チャート1位を記録した。Entertainment Weeklyは“地球で最もダイナミックでラウドなバンドの一つ”と評した。2018年に4枚目のスタジオ・アルバム『プレクウェル』(Prequelle)をリリース、全米アルバム・チャート3位。『プレクウェル』は第61回グラミー賞「最優秀ロック・アルバム」に、シングル「ラッツ」(Rats)は「最優秀ロック・ソング」にノミネートされた。2019年にはDownload Japanにて再来日を果たしている。2021年にはメタリカのチャリティー・アルバム『メタリカ・ブラックリスト』にて「エンター・サンドマン」をカヴァー。2022年には新アルバム『IMPERA』をリリースした。