新旧ラップメタル・キングによるハードなスプリット作 (Hed) P.E. & Dropout Kings『Last Ones Standing』リリース!

▶︎(Hed) P.E. & Dropout Kings 『Last Ones Standing EP』

1. (Hed) P.E. – Bartenders (feat. Dropout Kings & DJ Lethal)
2. Dropout Kings – Hey Uh
3. (Hed) P.E. – Boot Hill (feat. Hard Target)
4. Dropout Kings – GlitchGang (Remix) (feat. (Hed) P.E., Crazy Town & Twiztid)

 

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ラップメタル・レジェンド(Hed) P.E. と トラップを組み込んだラップメタル・ニューカマー、Dropout KingsによるスプリットEP『Last Ones Standing』がリリースされました。先行公開されたDJ Lethalが参加した「Bartenders」ほか、Cray TownやTwiztidといった有名人が参加。ラップメタルから現在のトラップメタル、ニューメタルコアへ繋がっていたサウンドのルーツを滲ませた、新旧ラップメタルの重要アーティストのコラボ作品は必聴である。

 

 

(hed) P.E. : カリフォルニアの情景が目に浮かぶ渾身の新作『Califas Worldwide』リリース!

 

(hed) P.E. : 1994年からカリフォルニア州カリフォルニア州ハティントンビーチを拠点に活動するラップメタルバンド、(hed) P.E.がニューアルバム『Califas Worldwide』をSuburban Noize Recordsからリリースしました。前作『Class of 2020』から2年振り、通算13枚目となる本作は、2021年に加入したギタリストNathan Javierと共に制作した最初のアルバムで、なんと全21曲入りの大ボリューム・アルバム。

 

 

昨年12月に公開された楽曲「Death Trip」はカリフォルニア・パンクスタイルでプレイされた軽快なナンバーで、ホラーテイストなミュージックビデオが話題となった。

 

 

一転、アルバムリリースと同時に公開された「Hurricane (feat. Sad Silence)」は怪しげなメロディを纏ったヘヴィなラップ・メタルサウンドに仕上がっており、現行ニューメタルコアにも接近しそうな雰囲気を感じる。メタルコアからNotionsやDropout Kings辺りに興味を持った方は、(hed) P.E.の歴史を掘り返してみるのも面白いだろう。

 

 

90年代スケートパンク/スカ・ファンでもある個人的なフェイバリット・トラックは、アルバム最後に収録されている「PMA All Day」だ。全くラップメタルではないが、カリフォルニアで生きた人にしか作れない味わい深いレゲエ・チューンでアルバムのエンディングにふさわしいと言える。充実の21曲、全てに面白さ、挑戦、歴史を感じる仕上がりなので、たっぷり余裕を持って聴くことをオススメする。