The Number Twelve Looks Like You、Foxy Shazamとの新曲「Joy Is A Weapon」公開 10月に7年ぶりのアルバムをリリース

アメリカ・ニュージャージー出身のマスコア・バンド The Number Twelve Looks Like Youが、ニューシングル「Joy Is A Weapon」をリリースし、ミュージックビデオを公開した。同曲にはFoxy Shazamが参加しており、10月16日にEqual Vision Recordsからリリースされるニューアルバム『Howls From The Holographic Heart』の最終曲に収録される。

『Howls From The Holographic Heart』は、2019年の『Wild Gods』以来7年ぶりとなるスタジオアルバム。全12曲で構成され、Jeremy Cormitas、Trae Titus、そしてギタリストのAlexis Parejaがプロデュースを担当した。

「Joy Is A Weapon」にはFoxy ShazamのボーカリストEric Nallyとホーン奏者Alex Nauthが参加しており、The Number Twelve Looks Like Youの予測不能なマスコア/ポストハードコアと、Foxy Shazamの持つ華やかで演劇的な要素を組み合わせた楽曲となっている。ミュージックビデオはニュージャージー州リンドハーストのAmerican Legionで撮影され、Jesse KormanとTom Haasが共同監督を務めた。

楽曲では、怒りや恨み、自分を傷つけた人々によって人生そのものを決められることを拒み、喜びを見つけること自体を抵抗として捉えている。バンドは「反撃することだけが最も強い反抗ではなく、どんな形でも喜びを見つけ、壊されることを拒むこともまた反抗になり得る」と説明している。

フロントマンのJesse Kormanは新作について、「とても正直なアルバム」と表現。キャリアの現在地では、周囲から期待されるThe Number Twelve Looks Like You像に応えようとするのではなく、自分たちが本当に作りたい作品へ進むことを選んだと語っている。

Alexis Parejaも、バンドは流行や周囲の期待に合わせるのではなく、自ら進む方向を決めてきたと説明している。『Howls From The Holographic Heart』では、音楽だけでなくアートワークや全体の美学まで含め、一つのまとまった作品として作り上げながら、必ずしもすべてのリスナーに受け入れられることを目的にはしていないという。

アルバム発売に先駆け、The Number Twelve Looks Like Youは9月から『Mongrel』発売20周年を記念したアメリカツアーを開催する。Kaonashi、Blind Equation、Differenceが日程ごとにサポートとして参加し、9月25日のサンアントニオ公演から10月30日のレイクウッド公演まで各地を巡る予定となっている。

『Howls From The Holographic Heart』収録曲

Trust Chaos
Glow In The Dark Skin
Dancing Before The Flood
False Face
Fangs Out
A Candle Awaits
Indeciso
Hard To Be Human
Volcanic March
Desire To Expire
Become A Ghost
Joy Is A Weapon

『Howls From The Holographic Heart』
2026年10月16日リリース
Equal Vision Records

 

Music Video Credits

Directed by Jesse Korman + Tom Haas
Additional Directing by Eric Nally
Edited by Tom Haas
Director of Photography: Tom Haas
Additional Cinematography: Nick Libraro
Production Assistant: Michael Spadola + Nick Libraro + Vinny Noto
Playback and Audio: Chris Golom
Filmed at Lyndhurst American Legion, Lyndhurst, NJ
Set Photography by Siddharth Gandhi

SPECIAL THANKS TO THE BEST CROWD EVER FOR SHOWING UP AND GOING WILD, JERSEY SHORE SALSA, OBSIDIAN ABSURD AND EVERYONE ELSE WHO PARTICIPATED IN MAKING THIS COME TO LIFE.

The Number Twelve Looks Like You、新メンバーを迎えたニューシングル「Eyes On The Fireworks」をリリース!

アメリカ・ニュージャージーを拠点とする伝説のマスコア・バンド、The Number Twelve Looks Like You (ザ・ナンバー・トゥエルブ・ルックス・ライク・ユー)は、2019年以来となるニュー・シングル「Eyes On The Fireworks」をドロップし、今年初めにEqual Vision Recordsとの契約を発表しました。2019年のアルバム『Wild Gods』で彼にカムバックしたカオティックハードコア/マスコア・シーンの技巧・芸術派として知られるThe Number Twelve Looks Like You。リリース後、初のシングルとなるだけでなく、新メンバーとしてベーシストのCody McCorryとドラマーMichael DeMarcoが加入し、初めて制作した作品であることも発表している。

Filmed, directed and edited by: Jaakko Manninen / wordup.video
Produced by Jeremy Comitas
Audio Production by Mikhail Marianas

NJ-based mathcore band The Number Twelve Looks Like You have dropped their first new single since 2019, “Eyes On The Fireworks,” marking their first release since signing with Equal Vision Records earlier this year.

This not only will be the first single from the band since the release of 2019’s LP, Wild Gods, it will also be the first to feature new members, bassist Cody McCorry and drummer Michael DeMarco.

2019年のマスコア・ベスト曲まとめ

右上のタブからプレイリスト全体を表示する事が出来ます。
▼Playlist▼
The Number Twelve Looks Like You – Raised And Erased
Mary Fields – What’s in a Nom de Plume?
Car Bomb – Dissect Yourself
.gif from god – possible futures in the minds of children
Norma Jean – Children Of The Dead
SeeYouSpaceCowboy – Self Help Specialist Ends Own Life
Dr. Acula – Egg Monsters From Mars
DOOMEYE – Pending gravestone of a hangman
Steaksauce Mustache – Barnyard Brodown
The Sound That Ends Creation – The Human Race Makes Mistakes,You’re The Worst I’ve Seen So Far
Street Sects – Fourteen Frames (feat. Nick Sadler & Lingua Ignota)
The Number Twelve Looks Like You – Ruin The Smile
ITHACA – Impulse Crush
WRISTMEETRAZOR – LOATHSOME
Under the Pier – FLUX – Ottobar 10/15/2019
SEIZURES! – The Cycles Unnumbered
Prissy Whip – Dr. Jessup
The Burning Wind – Inheritance
Plasticbag Facemask – From Russian Torrents With Love
Serration – Ease Yourself Back into Consciousness
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2018年末から2019年はマスコアをもう一度しっかり追いかけてみようと思った。というのも、Code Orangeの躍進以降、インダストリアルやエクスペリメンタルをキーワードにメタルコアやデスコアといったヘヴィ・ミュージックが新たなサウンドを作り上げる為に、マスコアシーンからヒントを得られるだろうと感じたからだ。自分がマスコアを熱心に聴いていたのはおよそ10年前。See You Next TuesdayをキッカケにそれこそThe Number Twelve Looks Like YouやThe Dillinger Escape Plan、確かThe Chariotもその頃来日して、渋谷サイクロンに観に行ったのを覚えている。そこからArsonists Get All The GirlsやDr.Aculaが出てきて、エクスペリメンタル・デスコアの方に興味が持って行かれてから、The Number Twelve Looks Like Youの活動休止もあり、マスコアシーンを追いかけることから遠ざかっていた。
先ほども言ったように、Code Orangeの「The Hunt」を聴いてから、やっぱりマスコアバンドがやってきた事が、これからのデスコアやメタルコアシーンがヘヴィネスを極めていく上で、間違いなく重要になってくると感じた。また、SlipknotのCorey Taylorがゲスト・ボーカルとして「The Hunt」に参加していた事もその可能性が現実のものになるのではないかという気持ちを駆り立てた。
もうひとつ、Frontiererの存在も自分が再びマスコアに興味を持つきっかけのひとつになった。そして、The Number Twelve Looks Like Youが2019年に復活し、アルバムをリリースするというニュースが決定的なものになり、1年を通じてマスコアとタグ付けされる音楽を手当たり次第すべて、チェックした。その中から個人的に良かったものをプレイリストにまとめてみたので、是非チェックしてもらいたい。
10年振りとなるThe Number Twelve Looks Like Youのフルアルバム『Wild Gods』は、今年聴いたすべてのジャンルをひっくるめたとしても、トップ10に入れたくなる程聴き込んだ。淀んだ空気を切り裂くようなギターワークと、お馴染みであるジャズやフュージョンをベースに組み込まれるクリーンパートの対比。様々マスコアと呼ばれるバンドがいる中でも、この世界観は彼らにしか作れないと思う。
Car Bombは、MeshuggahとThe Dillinger Escape Planをベースにしながら、リズムの概念をぶち壊したカオスな展開美を軸にしている。強烈なノイズでデスコア/ブルータルデスメタル勢らを蹴散らす程にヘヴィで、正確。同じくベテランNorma Jeanも変わらぬ世界観の中で、シーンを牽引してきた威厳を見せつけた。Norma Jeanに影響を受けているであろうSeeYouSpaceCowboyやWRISTMEETRAZORも人気が高まってきている重要なバンドなので、絶対にチェックしてほしい。
プレイリストの2曲目、Mary Fieldsも注目しておきたいバンドのひとつだ。こういうバンドがメタルコアシーンでプレイしたら、一気に人気に火がつきそうな気配がある。
Dr.Aculaに関してはデスコアで語るべきかもしれないが、エクスペリメンタルデスコアというひとつの小さなカテゴリーは、ほそぼそと受け継がれており、DOOMYEやSteaksauce Mustache、Plasticbag Facemaskらはチェックしておいて良いだろう。
Street Sects も非常に面白いバンドだ。彼らが自身のサウンドをマスコアだと思っている可能性は低いだろうが、インダストリアルというにはメタルコア/デスコア的な雰囲気があるように感じる。彼らはユニットという形式をとっているが、The Sound That Ends Creationはワンマン・マスコアプロジェクト。そういう人達も高いクオリティの楽曲を出すし、バンドサウンドではできないような事をやるので、面白い。
久しぶりにマスコアをチェックしてみて、2000年代から現役のバンドもいれば、新しく知るバンドも多く、楽しかった。ここ数年は本の執筆もあり、デスメタルを聴く割合が多かったが、そうしたシーンにはないアイデアがあり、ヘヴィネスがある。ニュー・メタルコアというワードもあるし、そうしたヘヴィネスを極めている様々なメタルのサブジャンルがクロスオーバーしていくと、さらにまた新しくて面白い音楽が誕生するかもしれないとワクワクする。