Photo by Benjamin Zietlow
アメリカ・テキサス州オースティンを拠点とするプログレッシブ・メタルコア・バンド FERVENCEが、ニューアルバム『Constructs』を10月16日にMetal Blade Recordsからリリースすることを発表した。あわせて、先行シングル「Zenith」のオフィシャル・ミュージックビデオを公開している。『Constructs』は、2025年にMetal Blade Recordsと契約したFERVENCEにとって同レーベルから初のフルアルバムとなる。
『Constructs』には全11曲を収録し、人生、死、感情、人間関係をめぐる個人的な経験を、音楽と歌詞の両面から掘り下げている。ギタリストのTrent OdnealとAustin Bentleyがプロデュースを担当し、ミックスとマスタリングはZack Ohrenが手掛けた。
Odnealは2020年のデビューアルバム『Ghost』以降の作曲について、ボーカルがメロディをより自由に展開できるスペースを意識的に増やし、構成、ムード、曲の流れ、大きなコーラスへどう到達するかに重点を置くようになったと説明している。『Constructs』には『Ghost』への直接的、間接的なつながりも組み込まれているという。
Odnealは新作について、メンバーが個人としてもバンドとしても成長する中で、存在や人生に対する考え方も変化してきたと説明。『Constructs』では、これまで扱ってきたテーマをより多くの人が共有できる形で表現しながら、そこから派生する新たな題材にも踏み込んでいる。
今回公開された「Zenith」は、長期にわたる健康上の問題と、それに伴う絶望や抑うつを題材にした楽曲だ。ボーカルのStevie B.は、自分自身が健康問題と向き合うことや、愛する人が苦しんでいる姿を見る中で、「自分の身体の囚人になったように感じる」状態や、状況が決して良くならないように思える感覚から歌詞が生まれたと説明している。
FERVENCEはDeftones、Architects、Silent Planetなどから影響を受け、攻撃的なヘヴィネスと浮遊感のあるメロディを行き来するサウンドを展開している。『Constructs』では、Stevie B.のボーカルを軸に、Trent OdnealとAustin Bentleyのギター/プログラミング、Jon Danielsのベース、Chris Tufinoのドラムによる現在の5人編成で制作された。
バンドは2019年にネバダ州リノでOdnealのソロプロジェクトとして始動し、2020年に『Ghost』を発表。その後ラインナップ変更を経て、2023年にStevie B.をボーカルに迎えて再始動した。2024年にはEP『Realm//One』を発表し、同年夏にはリノからテキサス州オースティンへ拠点を移している。
アルバムのアートワークはBillelisが制作した3D作品。Bentleyによると、人間のアイデンティティ、関係性、野心、経験といったものは美しい一方で、最終的には崩壊し得る“constructs=構築物”であるという考えをビジュアルにも反映しているという。
FERVENCEは9月からアメリカ各地を巡るツアーを開催し、アルバム発売日の10月16日からはEnthronementとのツアーもスタート。ダラス、ラファイエット、シャーロット、リッチモンド、ブルックリン、ボストンなどを巡る予定となっている。
『Constructs』収録曲
1. Pathways
2. Oculum
3. Interwoven
4. Miasma
5. Maelstrom
6. The Things We Can’t See
7. Zenith
8. Ghost II
9. Ascension
10. Providence
11. Constructs
『Constructs』
2026年10月16日リリース
Metal Blade Records
Pre-order
https://www.metalblade.com/fervence/
Official Website
