ロサンゼルスのメタリック・ハードコア・バンド Lockslip、ディストピア小説『The Giver』に着想を得た新曲「Gray World」公開 Bleakhouseからデビューアルバム発売へ

アメリカ・ロサンゼルスを拠点とするメタリック・ハードコア・バンド Lockslipが、デビューアルバム『The Conversation』を11月6日にBleakhouseからリリースすることを発表した。あわせて、King Yosefをゲストボーカルに迎えた先行シングル「Gray World」のミュージックビデオを公開している。BleakhouseはKing Yosefが設立したレーベルとなる。

Lockslipは自身のサウンドについて、mathcore、metalcore、hardcoreを混ぜ合わせたものだと説明しつつ、それらのジャンル名だけに限定されたくはないとコメント。Convergeの感情的な激しさやCar Bombの複雑なリズムから影響を受けながら、独自のヘヴィ・サウンドを構築している。

『The Conversation』では、Noah Baxterによる高速かつ激しいドラムを軸に、TJ JaegerとNick Pinderのギター、Enrique Isla-Eisenacherのベースが重なり、大規模なブレイクダウンへと展開。一方でメロディックなパートも随所に取り入れ、Sara Gのスクリームを前面に押し出している。

Sara Gはアルバムについて、現在の世界が複雑で暗く予測不可能な状態にあるからこそ、自分たちもそうした不安を反映した音楽を書きたいと説明している。新曲「Gray World」はLois Lowryによるディストピア小説『The Giver』からインスピレーションを受けて制作された。

『The Giver』では、苦しみや痛みが排除された一見完璧な社会が描かれるが、その代わりに人間が多くの感情や自由も失っている。Sara Gは、現代では痛みから完全に逃れることができず、楽しい時間を過ごしていても世界で起きている出来事を思うと罪悪感を覚えることがあると説明。その感覚から、良いものと悪いものの両方を捨てて、どちらでもない状態を選びたいと思う瞬間があるという考えを「Gray World」に重ねている。

アルバムにはKing Yosef以外にもゲストが参加。NailsのTodd Jonesが「Iconoclast」、ThirdfaceのKathryn Edwardsが「Paradise Is Not for Us」でボーカルを担当している。

Lockslipは2022年に結成され、これまでに自主制作のセルフタイトルEPを発表してきた。『The Conversation』はバンド初のフルアルバムで、ドラマーのNoah Baxterがイースト・ロサンゼルスに構えるDichotic Studiosでレコーディングとミックスを担当。マスタリングはNailsやAngel Du$tなどを手掛けてきたNick Townsendが担当した。

今後は10月24日にフロリダ州ゲインズビルで開催されるThe Festへの出演も予定されている。

『The Conversation』収録曲

1. Gray World feat. King Yosef
2. Vengeance (You’ll Be Seen By Your God)
3. Rattle of Death
4. I’m the Same
5. Speak Without Words
6. Inglorious
7. Paradise Is Not for Us feat. Kathryn Edwards
8. Cut Out the Odds
9. Young
10. Iconoclast feat. Todd Jones
11. End the Conversation

『The Conversation』
2026年11月6日リリース
Bleakhouse

「Gray World」ストリーミング

https://bleakhouse.vyd.co/GrayWorldFtKingYosef

『The Conversation』予約

https://bleakhouse.co/pages/lockslip

Official Website

https://lockslip.band