
オーストラリアを拠点に活動するメタルコア・バンド、Void Of Visionが、新しいスタジオ・アルバム『What I’ll Leave Behind』をUNFDから配信リリースしました。 ボーカルのJack Berginはアルバムリリースと同時に発表された「Neuotic」についてアルバムとあわせて次のように語っている:
「”Neuotic”は、私だけのエゴデス (*自分自身を失った感覚) 賛歌だ。 私はこれまで何年もの間、ノイローゼになりそうな頭の中で過ごしてきた。 自己中心的で、全体的にクソみたいな人間だったんだ。 つい最近まで、前に進むためには自分自身の一部を手放さなければならないことがあり、その瞬間にすべてを口に出して言うことは、そのステップの一部であり、より現実的なことなのだと気づいていた。 放射線治療以来、自分自身の成長を自覚し、意識するようになったことで、本当に大切なことに気づかされた。 私たちが自分自身を閉じ込めている人工的なファンタジーは、それほど長くは続かない。 この殺伐としたラットレースの中で見つけた以上の幸福を与えてくれる」。
Jackは「脳動静脈奇形」に侵されていることを発表していた。彼の健康状態から見えてくる内省的なダークネスが詰まったこのアルバムには、病気などによるフラストレーションで自分を見失っている人たちの心に響くメッセージが溢れている。歌詞にも注目して聴いてみてほしい。
▶︎Void Of Vision 『What I’ll Leave Behind』
Stream / purchase – https://vov.lnk.to/WhatIllLeaveBehind
1.Oblivion 02:53
2.Blood For Blood 02:45
3.Supernova 02:59
4.Neurotic 03:06
5.Gamma Knife 02:59
6.Beautiful Things 02:30
7.Empty 03:20
8.Midnight Sweat 02:39
9.Decades 03:04
10.Angel Of Darkness 03:03