デスコア・モンスター Slaughter To Prevailが新曲「Viking」のミュージックビデオを公開!

ロシア出身、現在はフロリダ州オーランドに拠点を移したデスコア・バンド、Slaughter To Prevail (スローター・トゥ・プリベイル) が、最新シングル「Viking」のミュージックビデオを公開しました。この曲は彼らの3枚目のスタジオ・アルバムに収録される予定だが、その詳細はまだ明らかにされていない。

ニューメタルコアの影響からSlipknotに通ずるメインストリーム・メタル、グルーヴメタルのエレメンツを取り入れながら、自身のデスコアを拡大しているSlaughter To Prevail。彼らの現在地とも言える強力なニューシングルでもAlex Terribleのボーカルの存在感は絶大だ。

ロシア出身のグルーヴィー・デスコア、SLAUGHTER TO PREVAILが新曲「1984」をリリース!

 

ロシア出身のグルーヴィー・デスコア・バンド、Slaughter To Prevailが新曲「1984」をSumerian Recordsからリリースしました。フロントマン・Alex Terribleの公式YouTubeチャンネルからはミュージックビデオも公開されている。Slaughter To Prevailは、デスコアをさらにヘヴィに、そしてダウンテンポ、ブラッケンドへと発展させている従来のバンドらとは違い、よりグルーヴ・メタルへと接近させている。

 

 

RIFF CULT : Spotifyプレイリスト「All New Deathcore」

 

RIFF CULT : YouTubeプレイリスト「All New Deathcore」

ロシアのメタルコア、Wildwaysが”Hide and Seek”を意味する新曲「Прятки」をリリース!

 

ロシアを拠点に活動するメタルコア/ポストハードコア・バンド、Wildways が”Hide and Seek (かくれんぼ)”を意味する新曲「Прятки」をリリースしました。現在、ロシアを拠点にしつつもウクライナ人メンバーが参加しているWildways。先日、自身のSNSでそのことについて話していましたね。今も変わらず活動を続けていることにリスペクト。

 

Abominable Putridityの経歴を辿る -ロシアン・スラムの帝王-

 

Abominable Putridity (アボミナブル・ピュートリディティー)

 

結成 : 2003年
中心メンバー : Andrey Kuklin / Koubiachvili Alexander / Sergey Balayan
関連バンド : Vermicular Decay, Ease of Disgust Back Door to Asylum, Disgorge
For Fans of : Devourment, Pathology, Cephalotripsy, Katalepsy, Kraanium
聴きどころ : キャッチースラムリフ
トリビア : バンド結成時、Balayanは15歳だった。

 

▶︎バイオグラフィ 

2003年ロシア・モスクワにて結成。結成当初は Devoured Entrails を名乗っていたが、直後に改名した。

 

Vermicular Decayで活動していた当時17歳のAndrey Kuklin、Inherited Suffering Recordsを運営し、Guttural Graphicsでバンドロゴ、カバーアートを手掛けるKoubiachvili Alexander、当時若干15歳だったギタリストSergey Balayanの3人体制で活動をスタート。翌年には、待望のボーカリストVladimir Korolenkoが加入。Alexと共にInherited Suffering Recordsの運営も行う。

 

Koubiachvili Alexander

 

2006年にプロモ音源を発表。翌年Lacerated Enemy Recordsとリリース契約を結び、『In the End of Human Existence』をリリースした。この作品のレコーディングからギタリストSergが加入、レコーディングは2006年に行われたが、プレオーダーの発送が遅れ、事実上2008年頭のリリースとなった。

 

ファースト・アルバム前後のAbominable Putridity

 

 

アルバムリリース後は、ロシアを中心にライブ活動を展開。その凄まじいスラミング・サウンドは、ロシアのデスメタル/ハードコアリスナーから幅広く支持され、着実にその知名度を拡大させていった。2009年ボーカルを務めてきたVladimirが脱退。後任には、Disfiguring the Goddess、Big Chocolate、Malodorous、Misericordiam、Burning the Massesで活躍し、Suicide Silenceのライブでボーカリストを務めた経験のあるカリスマCameron Argonが加入。アメリカ出身の彼とロシアを活動拠点にするバンドとのやりとり、制作活動はすべてオンライン上で行われた。

 

Cameron Argon

 

2009年にCameronがロシアへ渡り、Abominable Putridityの公演に参加。会場には数千人近いファンが押し寄せ、彼らの熱演を大いに盛り上げた。Cameronは2011年に脱退。正式にリリースされた音源にCameronが参加することはなかった。(*いくつかのデモテープでCameronが歌ったAbominable Putridityの楽曲がYouTubeにアップされている。)

 

 

2011年にはMatti Wayが加入し、セカンドアルバム『The Anomalies of Artificial Origin』を発表。オンライン上でのみの参加ではあったが、バンドの知名度をブルータル・デスメタル・シーン全体に拡大することに成功した。

 

 

 

2015年

 

 

Matti Way加入後のAbominable Putridityはアメリカなどでもライブ活動を展開。スラム・シーンにおいてその名を確固たるものとした。順風満帆のように見えたが、2020年に、Alexander以外のメンバーが脱退。以降、Alexanderが全ての楽器を担当し、CephalotripsyのAngel Ochoaがボーカルに起用された。

 

 

2021年にアルバム『Parasitic Metamorphosis Manifestation』をリリース。再び動き出したAbominable Putridityの動向にスラム・シーンから注目が集まる。

 

https://www.facebook.com/abominableputridityrus

 

COVIDectomy、コロナウイルスがテーマの新作『Populate. Indoctrinate. Dominate.』をリリース!

 

アメリカとロシアに在住のミュージシャン二人によるスラミング・ブルータルデスメタル・ユニット、COVIDectomyがデビューアルバム『Populate. Indoctrinate. Dominate.』をInherited Suffering Recordsからリリースしました。

 

 

2020年結成、2020年解散、EPの売り上げはコロナウイルスに苦しむ人たちをサポートするCenter for Disaster Philanthropyへ寄付するという潔い活動で話題になりましたが、なんとフルアルバムをしれっとリリース。しかも内容がかなり良いです。変幻自在のスラムリフ&ダウンテンポ・フレーズ、バンド名が嫌になったら改名してちゃんとやってほしいレベルです。

 

Zachariah Jackson Vocals (2020, 2021-present)
See also: KopperHead, ex-Angel Splitter, ex-VampireCunt, ex-Priest Mutilation, ex-SkumPuppet

Artyom Shirman All instruments (2021-present)
See also: Deprecation, Manifesting Obscenity, ex-Spice Mutated Corpse, Smile a Velociraptor

Abominable Putridity、ニュー・アルバム『Parasitic Metamorphosis Manifestation』をサプライズ・リリース!

ロシアを拠点に活動するスラミング・ブルータルデスメタル・ユニット Abominable Putridity がニュー・アルバム『Parasitic Metamorphosis Manifestation』をInherited Suffering Recordsからリリースしました。新曲は以前に公開されていたものの、アルバムリリースについては事前告知がなく、サプライズ・リリースとなりました。

DisgorgeのMatti Wayがボーカリストとして加入していた経歴を持つ彼ら。ロシアを代表するスラミング・ブルータルデスメタルであり、本作も殺傷能力が高いリフが繰り出され続ける残忍な仕上がりになっています!

 

 

Album: Parasitic Metamorphosis Manifestation
Release: Digitial – March 1, 2021 / Physical – May 1, 2021 via Inherited Suffering Records
Genre: Brutal Death Metal
Location: Russia / USA
Facebook: https://www.facebook.com/abominableputridityrus

 

Track-list:
SW INTRO
1. Transcending Into Orbital Solitude
2. Supreme Void
3. Obscure Entity Of Darkness
4. Superior Extradimensional Decimation
5. Non Infinite Sequence
6. Paroxysm
7. Inorganic Infusion Protocol
8. Parasitic Metamorphosis Manifestation
9. Macrocosmic Cessation

Line-up:
Angel Ochoa – Vocals
Alexander – Instruments

Credits:
Recorded and produced by Alexander at Cube-Zero Studio
Mixed and mastered by Ivan at Anthropocide Studio (https://www.anthropocide.com​)
All music by Abominable Putridity
Angel Ochoa vocals recorded by Brandon Colao
Lyrics by Angel Ochoa
Artwork by Daemorph
Logo by Steve Crow