Crabcoreはなぜ衰退したのか? Attack Attack!から始まったMySpace時代の熱狂、その衰退と現在のリバイバル

2000年代後半のメタルコアを振り返るうえで、Crabcoreほど当時のインターネット・カルチャーと密接に結び付いた言葉は少ないかもしれない。極端に腰を落としてギターを弾くステージアクション、派手なシーンヘア、スキニージーンズ、エレクトロニック・サウンド、オートチューンを多用したクリーンボーカル、そして強烈なブレイクダウン。当初は一部のメタルコア・バンドを馬鹿にするためのジョークとして使われた言葉だったが、やがて一つの時代を象徴する存在になっていった。

YouTubeに公開された「What Killed CRABCORE?」では、Attack Attack!を起点としてCrabcoreが誕生し、MySpaceやYouTubeを通じて急速に拡大した過程、そしてなぜ2010年代半ばまでに勢いを失っていったのかを振り返っている。

動画が描くCrabcoreの歴史は、単純な「流行した音楽が飽きられて消えた」というものではない。シーンそのものの過飽和、ファンの成長、SNSの変化、バンド側がより成熟した音楽を求め始めたこと、そして次の世代のオルタナティヴ・ミュージックが台頭したことなど、複数の変化が同時に起きた結果として、その時代は終わっていった。しかし現在、そのサウンドや美学は再び新しい世代から注目され始めている。

 

Attack Attack!「Stick Stickly」から生まれたCrabcore

動画では、Crabcoreの誕生をAttack Attack!の「Stick Stickly」ミュージックビデオと結び付けている。ギタリストたちが極端に腰を落として演奏する姿が「カニのように見える」と揶揄され、それをきっかけにCrabcoreという呼び名が広がった。

興味深いのは、Attack Attack!自身がその呼び名に抵抗しなかったことだ。動画内で紹介される過去のインタビューでは、誰かがバンドを馬鹿にするためにWikipediaへ書き込んだ言葉だったのではないかと振り返りながら、「面白いからそのまま受け入れた」という姿勢を見せている。後にはCrabcoreを冠したTシャツまで制作しており、自分たちに向けられた嘲笑を逆にバンドのアイデンティティの一部へ変えていった。

しかし、Attack Attack!が物議を醸していたのはステージアクションだけではなかった。アルバム『Someday Came Suddenly』では、ハイトーンのスクリーム、パニックコード、チャグを主体としたブレイクダウンへ、派手なシンセサイザー、エレクトロニック・パート、オートチューンを強く使用したクリーンボーカルを組み合わせた。

当時の伝統的なメタルファンから見れば、あまりにも突飛な組み合わせだった。批評家から冗談のような作品として扱われることもあった一方、この音楽を必要としていたのは必ずしも既存のメタルファンではなかった。

動画では、当時エモやシーン・カルチャーからメタルコアへ足を踏み入れようとしていた新しい世代にとって、Attack Attack!が「入口となるバンド」だったと捉えている。暗くシリアスであることが当然とされていたヘヴィ・ミュージックに、鮮やかな色彩、ポップミュージック、エレクトロニクス、遊び心を持ち込んだことで、それまでのメタルコアとはまったく異なる聴衆を呼び込んだ。

 

MySpaceがCrabcoreを世界規模のムーブメントへ変えた

Crabcoreの拡大を語るうえで欠かせないのがMySpaceとYouTubeだった。

「Stick Stickly」の公式ミュージックビデオは当時としては珍しい規模で拡散し、世界各地のシーンキッズがAttack Attack!を知るきっかけとなった。メタルコミュニティから強烈に嫌われる一方、それと同じくらい熱烈に支持する若いファンも存在していた。

その後、似た感覚を持ったバンドが次々と人気を獲得する。動画ではAsking Alexandria、Confide、Of Mice & Men、I See Stars、A Skylit Driveなどが、この時代を構成した重要なバンドとして取り上げられている。

Asking AlexandriaはAttack Attack!が提示した要素を、より攻撃的で完成された形へ進化させた存在として紹介され、Of Mice & MenではAttack Attack!を離れたAustin Carlileが新たなスターとなった。I See Starsは当時のElectronicoreを語るうえで重要な存在であり、Attack Attack!自身も彼らからの影響について語っていたという。

やがて「Crabcore」は単なるカニのような動きだけを意味するものではなくなっていった。シーンヘア、スキニージーンズ、派手なファッション、エレクトロニクス、メタルコア、独特なステージアクションなどをまとめた一つのカルチャーへと変化していった。動画ではAttack Attack!がその「設計図」のような存在になり、新しく登場するバンドがそのフォーマットを取り入れていったと振り返っている。

その拡大を可能にしたのがMySpaceだった。動画ではMySpaceについて、単なるSNSではなく、巨大企業や既存メディアが握っていた音楽発見の力をリスナーへ開放した存在として捉えている。ユーザーはプロフィールからプロフィールへ移動しながら、新しいバンドを次々と発見することができた。

シーンが急拡大すると、当然レーベルも動き始める。CrabcoreやElectronicoreが人気を集めれば、各社は「次のAttack Attack!」を探すようになる。こうして、もともとはインターネット上のジョークから生まれた言葉が、音楽産業からも無視できないムーブメントへと変わっていった。

 

Asking AlexandriaとOf Mice & Menがもたらした「ロックスター」

Attack Attack!がCrabcoreの設計図を作った一方、動画では彼らのピーク時に一つ欠けていたものがあったとも指摘している。それが、シーン全体を象徴する「ロックスター」の存在だった。

そこで登場したのがAsking AlexandriaのDanny WorsnopとOf Mice & MenのAustin Carlileだった。

@before_beyond From metalcore chaos to soulful solo sounds 🎤 Danny Worsnop’s journey is pure transformation. From Asking Alexandria to his country-blues solo career, he’s proven he can do it all. Which Danny era is YOUR favorite? 👇 Don’t miss this 12-moment evolution! 🔥 👉 Follow for more artist evolutions and epic music journeys! #DannyWorsnop #AskingAlexandria #ShadesOfBlue #MusicEvolution #RockIcon ♬ The Final Episode (Let’s Change Channel) – Asking Alexandria
@before_beyond From stage screams to survival—Austin Carlile’s story of resilience and rebirth in 12 moments. #AustinCarlile #OfMiceAndMen #MetalcoreLegend #MusicEvolution #MetalMusic ♬ Second & Sebring – Of Mice & Men

彼らはルックス、ファッション、ボーカル、カリスマ性、そして強烈なステージパフォーマンスを持っており、単なるバンドのフロントマンを超えて、若いファンが憧れるアイコンになっていった。

こうしたスターの誕生によってCrabcore周辺の音楽はさらに大きな注目を集め、レーベルや企業もその商業的な可能性を認識するようになる。Asking Alexandriaがテレビ番組「Jimmy Kimmel Live!」に出演するなど、かつて一部のインターネット・カルチャーだった音楽がメインストリームへと到達する場面も生まれた。

ジョークとして始まったCrabcoreは、一時期メタルコアの中でも最も目立つスタイルの一つとなった。しかし、急激に拡大したムーブメントには、やがて避けられない問題が起こり始める。

 

なぜCrabcoreは衰退したのか――最大の問題は「過飽和」

動画がCrabcore衰退の大きな理由として挙げているのが、フォーマットの過飽和だった。

人気ジャンルが生まれると、似たバンドが増える。それ自体は珍しいことではない。流行に便乗して利益を得ようとする者もいれば、その音楽に可能性を感じ、自分なりの形へ発展させようとする者もいる。

しかし、チャグを主体としたブレイクダウン、エレクトロニックなシンセサイザー、ハイトーンのクリーンボーカル、大量のオートチューンといった組み合わせが何度も繰り返されるうちに、かつて予測不能に感じられたサウンドが次第に定型化していった。

音楽だけではない。派手なシーンファッションや蛍光色を使用したマーチャンダイズなども大量に登場し、本来は目立つためのデザインだったものが、全員同じ方向へ進んだことで逆に目立たなくなっていった。

最初は「こんな音楽を作っていいのか」と思わせるほど異質だったCrabcoreが、数年後には「またこのサウンドか」と思われるものへ変化してしまったというわけだ。

 

Crabcoreと一緒に、シーンキッズも大人になった

Crabcore側の変化と同時に、聴いていたファン自身も成長していった。

2000年代後半にシーン・カルチャーへ夢中になっていた10代の若者たちは、数年後には学校を卒業し、仕事を始め、自分が何者なのかをシーンの外でも探す年齢になっていた。一部はそのままヘヴィ・ミュージックを聴き続けたが、完全に別の音楽へ移っていった人もいる。

動画では、Crabcoreが単なる音楽ジャンルではなく、特定の世代の「人生の一時期」と強く結び付いていたことを指摘している。だからこそ、その世代が成長すれば、同じ形の音楽を永遠に求め続けるわけではなかった。

さらにインターネット自体も変化した。MySpaceは自分の好きな曲、好きなバンド、友人、写真、派手なグラフィックなどを使い、自分自身のページを自由に作ることのできる場所だった。しかしSNSがFacebookなどへ移行すると、プロフィールは次第に統一され、よりシンプルで使いやすいものになっていった。

動画では、このインターネットの変化とCrabcoreの衰退を重ねている。派手で、騒々しく、過剰で、個性的だったMySpace。そして同じように派手で、騒々しく、過剰だったCrabcore。インターネット全体が整理され、均一化されていくなかで、Crabcoreは人々が過去に置いていこうとしていた時代そのものを象徴するようになっていった。

 

バンド自身も「Crabcoreから卒業」しようとした

Crabcoreを聴いていたファンだけではなく、演奏していたミュージシャン自身も若かった。

成功した当時はリスナーと数歳しか違わないメンバーも珍しくなく、彼らも当然成長していった。そこで生まれたのが、「自分たちは本当にこの音楽を一生作りたいのか」という問題だった。

さらにCrabcore系バンドは長年、一部の批評家やメタルファンから冗談のように扱われてきた。その結果、多くのバンドが「自分たちは本物のミュージシャンだ」と証明したいと考えるようになったのではないか、と動画では分析している。

シンセサイザーを減らす。派手な色をなくす。コミカルな要素を消す。よりシリアスで「成熟した」メタルを目指す。

しかし、その過程で最初に人々を惹きつけていた個性まで失ってしまったバンドもいた。技術的には成熟していても、新鮮さや楽しさがなくなり、結果として無難な音楽になってしまう。

動画では、この時代のメタルコアが「成熟しようとすること」に集中しすぎた結果、かつての魅力だった混沌やキャラクターまで失ってしまったと指摘している。

同時に、Danny WorsnopやAustin Carlileのような強烈な個性を持った人物が象徴していた「ロックスター性」も薄れていった。プロダクションは整い、ミュージシャンはよりプロフェッショナルになった。しかしステージ以外では存在し得ないような強烈な人物像を持つスターが減っていったという見方だ。

 

2010年代半ば、バンドはそれぞれ別の道へ

2010年代半ばになると、Crabcoreの中心にいたバンドやミュージシャンはさまざまな方向へ進んでいく。

Confide、That’s Outrageous!、Close to Homeなど解散するバンドがいる一方、別のプロジェクトで新しい成功を手にした人物もいる。動画ではAttack Attack!周辺から生まれたOf Mice & Men、Bilmuri、Beartoothを、その代表例として挙げている。

また、ニューメタル、オルタナティヴ・メタル、ハードロックなど、より長い商業的実績を持つスタイルへ移行するバンドも増えた。動画では、Crabcoreというフォーマット自体がすでに成長の限界へ到達していたため、さらに大きな成功を目指したバンドがラジオ向けのサウンドへ進んだ可能性にも触れている。

その結果、かつて旧世代のロックとはまったく違う音楽として登場したバンドたちが、徐々に自分たちが置き換えようとしていた従来型のハードロックへ近づいていくという皮肉な状況も生まれた。

その中で、動画が成功例として取り上げているのがCaleb ShomoのBeartoothだ。

BeartoothではAttack Attack!時代のコミカルさや強いエレクトロニクスを減らした一方、ブレイクダウンなど自分自身にとって重要だった要素は残された。さらに生々しいプロダクション、個人的な感情、強いフックを加えることで、単純に過去を否定するのではなく、Attack Attack!で得た経験から必要な部分だけを次の音楽へ持ち込んだ。

動画では、これは流行から抜け出す一つの理想的な方法だったのではないかと評価している。

 

次の世代となったポップパンク・リバイバル

Crabcoreの勢いが落ち始めた頃、Warped Tourでも別の新しい流れが存在感を強めていた。

2013年から2014年頃には、The Story So Far、State Champs、Neck Deepなど、次世代のポップパンク・バンドが若いオルタナティヴ・ミュージック・ファンから大きな支持を集めるようになった。

動画では、Crabcoreがあまりにも過剰な音楽だったからこそ、その次に注目されたポップパンクが対照的だった点を興味深い変化として挙げている。複雑なエレクトロニクスや極端なブレイクダウンを重ねるのではなく、パワーコードとキャッチーなコーラスを中心としたシンプルな音楽が、新しい世代にとって新鮮な存在になった。

つまりCrabcoreには、ある日突然「死んだ瞬間」があったわけではない。

フォーマットが使い尽くされ、ファンが成長し、ミュージシャン自身も別の音楽を求め、新しいシーンが登場した。優れたアーティストは新しい方向へ進み、単純なコピーだったバンドは消えていく。その積み重ねによって、Crabcoreというムーブメントは徐々に姿を消していった。

 

MySpaceへのノスタルジーとCrabcore再評価

しかし、時間が経つと、それまで恥ずかしい過去だと思っていたものが再び魅力的に見えることがある。

現在、MySpace時代の美学そのものが再発見され始めている。ストレートアイロンで作った髪型、スネークバイト・ピアス、ネオンカラーの服、極端な角度から撮影した写真など、2000年代後半のシーン・カルチャーを知らない新しい世代までが、そのスタイルを取り入れている。

音楽でも同様の現象が起きている。特にMySpace Deathcoreではリバイバルの動きが強く、動画ではREV3RENT、Slamwich、Psycho-Frameなど、2007年前後のデスコアを思わせるサウンドを持った新世代のバンドを紹介している。

現代のメタルが高度に洗練され、技術的にも完璧なプロダクションへ向かってきた反動として、荒々しく、不完全で、MySpace時代からそのまま出てきたような音楽が逆に新鮮に響いているという。

Crabcoreでは同規模のリバイバルはまだ少ないものの、動画ではAshes At Lastを一例として紹介している。過去のElectronicore/Crabcore的な要素を再び取り入れる新しいバンドが存在し、実際に支持を伸ばしていることは、このサウンドに再び需要が生まれている証拠ではないかと捉えている。

 

Electric Callboyは「進化したCrabcore」なのか

一方、動画ではCrabcoreそのものが完全に消えたわけではなく、その基本的な発想は現代の音楽へ進化して残っているとも考えている。

その代表として名前が挙げられるのがElectric Callboyだ。

エレクトロニックなプロダクション、巨大なクリーンコーラス、ブレイクダウン、複数ジャンルの衝突、派手な衣装、ユーモア。そして何より「楽しさ」を失っていない。

クラシックなCrabcoreとの大きな違いは、その馬鹿馬鹿しさが完全に意図されたものとしてコントロールされている点だと動画では分析している。

初期Crabcoreでは、さまざまな要素が無秩序に詰め込まれたように感じられる楽曲も多かった。それに対してElectric Callboyは、自分たちがどのようなバンドなのかを理解したうえで、カオスを計算されたエンターテインメントとして成立させている。

動画では、これは「成熟=シリアスで退屈になること」と考えなければ、初期Crabcoreのバンドたちが進むことのできた未来の一つだったのではないかと見ている。

そして興味深いことに、復活したAttack Attack!も似た結論へたどり着いている。

現在の彼らは『Someday Came Suddenly』をそのまま再現するのではなく、現代的なメタルコア、EDM、ポップ、Electric Callboy以降のパーティー・メタル的な要素を取り入れている。同時に、かつては嘲笑の対象だったCrabcoreという言葉から逃げることをやめ、ユーモアやエレクトロニクスを再び自分たちのアイデンティティとして利用するようになった。

Electric Callboyや現在のAttack Attack!はCrabcoreの「進化した形」を提示し、Ashes At Lastのような新しいバンドはオリジナルに近いサウンドそのものの復活を試みている。

 

Crabcoreは「ただの流行」ではなかった

Crabcoreが再び2000年代後半と同じ規模でメタルコアを支配する可能性は高くないのかもしれない。それでも、長い間多くの人が距離を置こうとしていたCrabcoreを、新しい世代が積極的に探し始めているという変化は興味深い。

MySpace Deathcoreのリバイバルは当時のブルータリティを復活させ、ファッションのリバイバルは当時の美学を取り戻した。そしてCrabcoreの再評価は、メタルコアから失われていった「楽しさ」をもう一度取り戻そうとしているのかもしれない。

動画の最後では、若者から生まれた流行には次の若い世代が必要だという考えも語られている。かつてCrabcoreを作ったミュージシャンや聴いていたファンは年齢を重ねた。それ自体は自然なことであり、無理に昔の姿へ戻る必要もない。

重要なのは、次の世代が過去から影響を受けながら、自分たちなりの新しいものを作ることだ。

深く真剣な音楽と、馬鹿馬鹿しいほど楽しい音楽は同時に存在できる。ヘヴィ・ミュージックだからといって、常に自分自身を深刻に見せ続けなければならない理由はない。

もともと一つのジョークから生まれたCrabcore。しかし、それは最終的に世界各地の若者を巻き込み、メタルコアのサウンド、ファッション、ライブパフォーマンス、そしてインターネット上の音楽カルチャーそのものに影響を残した。

単なるギミックでも、一時的な流行だけでもない。

動画が最後に表現しているように、Crabcoreは一つの「時代」だったのだ。

 

参照元動画

「What Killed CRABCORE?」

Attack Attack!、新作EP『Disaster』リリース!

アメリカ・オハイオのメタルコア・バンド、Attack Attack! が新作EP『Disaster』をOxide Recordsから配信リリースしました。また、このリリースに合わせて収録曲「Spitfire」のミュージックビデオが公開されている。

前の4枚のシングルと同様、オリジナル・ギタリストのAndrew Whitingが作曲家としてクレジットされている。Andrewは2023年にAttack Attack!を脱退したとされている。それにより、オリジナル・メンバーとしてはドラマーのAndrew Wetzelのみ、残りのメンバーは2021年以後に加入したメンバーで、初期ファンからは賛否両論だ。

Written by: Andrew Wetzel, Andrew Baylis, Chris Parketny, Dan Pellarin, Andrew Whiting
Produced by: Andrew Baylis and Cameron Mizell
Mixed by: Jonathan Roach
Mastered by: Ted Jensen
Programming: Randy Slaugh
Artwork by: Jake Johnston
Label: Oxide Records

▶︎Current members

Andrew Wetzel – drums (2007–2013; 2020–present), keyboards (2012–2013; 2020–present)
Chris Parketny – lead vocals (2020–present)
Cameron Perry – bass, backing vocals (2021–present)
Ryland Raus – clean vocals, rhythm guitar (2022–present; touring 2021) lead guitar (2023–present)

Attack Attack!、ニュー・シングル 「We All Meet Up In The End」リリース!

アメリカ・オハイオを代表するメタルコア/ポストハードコア・バンド、Attack Attack!が、ニュー・シングル 「We All Meet Up In The End」をOxide Recordsから配信リリースしました。 前の3枚のシングルと同様、この曲には元ギタリストのAndrew Whitingが作曲者としてクレジットされており、この曲もAndrew Whitingが脱退する前に書かれたものと思われる。

Written by: Andrew Wetzel, Andrew Baylis, Chris Parketny, Dan Pellarin, Andrew Whiting
Produced by: Andrew Baylis and Cameron Mizell
Mixed by: Jonathan Roach
Mastered by: Ted Jensen
Programming: Randy Slaugh
Artwork by: Jake Johnston
Label: Oxide Records

Ohio metalcore outfit Attack Attack! have shared a fourth single, “We All Meet Up In The End”, via Oxide Records.

As with the previous three singles, former guitarist Andrew Whiting is given a writing credit on the track, so it too seems to have been written before the guitarist’s departure.

Bilmuri、ジャンルを超越した新境地見せるニュー・アルバム『GOBLIN HOURS』リリース!

 

Attack Attack! 黄金期を支えた Johnny Franck が2016年に立ち上げたプロジェクト、Bilmuri がニュー・アルバム『Goblin Hours』をリリースしました。プロジェクト開始以降、毎年のようにアルバムをリリース (年に数枚という時も) するなど多作っぷりで湧き上がるクリエイティヴィティでシーンで独特な存在感を見せつけてきた。

 

メタルコアともポストハードコアとも位置付けることができないそのサウンドは、時にシーンからの完璧な評価を得ることは出来なかったように思う。それはどこか、Attack Attack!がずっと葛藤してきたモヤモヤにも似たもののように感じる。Bilmuri として、本作『Goblin Hours』で挑んだのはスムースなR&Bとポスト・ハードコアを輪郭をぼやかしながらクロスオーバーさせることだ。サックスを交えながらもメタルコア・フレーバーを感じされるダイナミズムとグルーヴが面白い「ANABOLIC SPUDSMAN」や「A HOGMAN’S DELIGHT」など、Bilmuri でしか作れない音楽を完成させている。

 

トラックリストを眺めるだけでも多種多様なフィーチャリング・ボーカルによってより鮮やかに奏でられるBilmuri の新しい音楽が想像出来るだろう。

 

 

1. CORN-FED YETIS (feat. Knox)
2. THE VOID APPROACHETH (feat. Summer Hoop)
3. FAIRY: VOID TYPE (feat. Seneca)
4. MUSCLE BOUND DENIZEN (희망 없다) (feat. Shorelle)
5. ANABOLIC SPUDSMAN (feat. Spencer Stewart)
6. A HOGMAN’S DELIGHT (feat. Rory Rodriguez)
7. FAIRY: ETHEREAL TYPE (feat. Seneca)
8. VASCULAR DEMI-GOTH (feat. Laur Elle)
9. SWAMP CREATURE, THE FIRE BREATHER (feat. Enrose)

【年始企画】今年リリース10周年を迎える作品たち (Rise Records編)

年始企画 : 10年前の2012年と言えば、メタルコアやポストハードコアが少しずつ洗練され、世界中から個性的でハイ・クオリティなアーティスト達が続々とデビューした年だ。現在のメタルコア・ポストハードコアの基盤とも言えるサウンドを作り上げ、フォロワーを生み出した多くのバンドがRise Recordsに所属しており、今では名作と呼ばれるような作品をリリースしている。10年という月日を感じながら、改めて現在のメタルコア・ポストハードコアがどのように進化してきたのか、また2032年にどんなバンドが誕生しているかを想像しながら、ぜひ振り返ってみてほしい。

 


 

Issues ‎– Black Diamonds

Woe, Is Meを脱退したTyler Carter、Michael Bohn、Cory Ferris、Ben Ferrisによって2012年夏に結成され、すぐにRise Recordsと契約。『Black Diamonds』は彼らのデビューEPで、名曲「Love Sex Riot」収録。

 

 

 


The Acacia Strain ‎– Death Is The Only Mortal

ハードコア・シーンとメタルコア・シーンを繋いた存在として、このころすでに神格化されていたThe Acacia Strainの6枚目となるスタジオ・アルバム。長くThe Acacia Strainのコンポーザーとして活躍したDaniel “DL” Laskiewicz在籍時最後の作品。

 

 

 


Memphis May Fire – Challenger

USメタルコア・シーンを牽引する存在となったMemphis May Fireの3枚目スタジオ・アルバム。Billboard 200で16位にランクイン、現在までのバンドキャリアの中でも最も勢いに乗っていた頃の作品と言えるだろう。「Prove Me Right」は名曲中の名曲。

 

 

 


Secrets – The Ascent

2010年に結成、デモ音源を経てRise Recordsと契約したSecretsのデビューアルバム。ボーカリストAaron Melzerは2020年に死去。現在も活動しており、2010年代のレガシーを後世へと受け継いでいる。

 

 

 


Crown the Empire – The Fallout

テキサス州ダラスを拠点に2010年に結成されたメタルコア・バンドのデビュー・アルバム。Joey Sturgisによってプロデュースされた作品で、この作品から現在まで堅実なキャリアを築いている。

 

 

 


My Ticket Home – To Create A Cure

後にオルタナティヴな方向へと進んでいくMy Ticket Homeのデビュー・アルバムは、アグレッシヴなメタルコア・サウンドを鳴らし、Secrets、Crown The Empireと共にこの年のメタルコアを語る上で重要な作品と言える。

 

 

 


Attack Attack! ‎– This Means War

Joey SturgisによってプロデュースされてきたAttack Attack!が、本作はCaleb Shomoのプロデュースでアルバムを制作。通算3枚目となるスタジオ・アルバムは、Billboard 200で初登場11位にランクイン。Memphis May Fireと共にRise Recordsの顔として存在感を見せつけた。

 

 

 


Bleeding Through – The Great Fire

1999年から活動し、Roadrunner Recordsを牽引してきたメロディック・デスメタル/メタルコア、Bleeding ThroughがRise Recordsへと移籍したことは大きなニュースになった。そんな彼らの6枚目となるフルレングスは、彼ららしい火花飛び散るメロディック・メタルコア。

 

 

 


Woe, Is Me ‎– Genesi[s]

リード・ギタリストKevin Hanson以外のメンバーが脱退したWoe, Is Meが残したファイナル・アルバム。タレント揃いのIssuesが鳴らしたR&Bとメタルコアのクロスオーバー・サウンドとは違い、多彩なコラージュを組み込んだヘヴィなメタルコアを鳴らし、大きな話題となった。翌年に発表したEP『American Dream』で解散。一つの時代が生まれ、消えていく間に生まれた名作。

 

 

 


Miss May I ‎– At Heart

Rise Recordsがシーンにおける存在感を強めていく中で、欠かせない存在となっていたMiss May Iの通算3枚目フルレングス。Memphis May FireやAttack Attack!とはまた違い、メロディアスなメタルコアで独自のファンベースを堅持した一枚。

 

 

 


Palisades – I’m Not Dying Today

Marilyn Is Deadから改名し、再出発となった彼らのデビューEP。2013年にデビューアルバム『Outcasts』をリリースするが、この作品の存在感はそれを超えているように思う。エレクトロニックなアレンジと流麗なクリーン・パートに才能を感じた一枚。

 

 

 


Thick As Blood – Living Proof

Attack Attack!やMemphis May Fireという存在がこの頃のRise Recordsを象徴していると言えるが、The Acacia StrainとThick As Bloodがハードコアとメタルコアの文化をミックスさせ、モッシュコアなどを盛り上げた功績は絶対に忘れてはいけないし、しっかり評価すべきだ。この頃来日も果たし、LOYAL TO THE GRAVEとのスプリット作品も発表したThick As Bloodの快作。

 

 

 

 


Abandon All Ships – Infamous

エレクトロニック・ポストハードコアとして2000年代後半にデビューし、Rise Records黄金期の第2世代としてブレイクしたAbandon All ShipsのRise Records移籍後初となるセカンド・アルバム。Issuesの影に隠れながらも間違いなく2010年代初頭を象徴するバンドである。

 

 

 

 


In Fear And Faith – In Fear And Faith

2006年に結成し、2000年代後半のスクリーモ・ムーヴメントを盛り上げた存在として知られるIn Fear And Faithの通算3枚目フルレングスであり、ラスト・アルバム。時代がメタルコア・ポストハードコアへと移行していき、彼らの活動が止まったことは一つ象徴的な出来事だった。

 

 

 

Hands Like Houses – Ground Dweller

オーストラリアのバンドとしてRise RecordsからデビューしたHands Like Housesのファースト・アルバム。前述のIn Fear And Faithらが築いたスクリーモ/ポストハードコアの礎が全世界的に飛び火し、新たなシーンを生み出していく予兆がHands Like Housesの登場によって確信に変わったと言っても過言ではない。

 

 

 

American Me – Ⅲ

Thick As Blood、The Acacia Strainの陰に隠れがちではあるが、モッシュコアとしてハードコアとメタルコアを接続する存在として多大な功績をシーンにもたらしたAmerican Meの通算3枚目となるフルレングス。バンドは本作以降リリースなど目立った活動はないものの、近年復活の兆しがある。間違いなく伝説的な存在になっているバンド。

 

Attack Attack!が新曲「Brachyura Bombshell」をリリース + YouTuber達の反応は?

電撃復活を果たし、これまでに2曲のニューシングルをリリースしたAttack Attack!。賛否両論ある中リリースされた「Brachyura Bombshell」は、Attack Attack!の名作『Smokahontas』を彷彿とさせるサウンドを鳴らし、高評価を得ています。YouTuber達のリアクションビデオも出揃ってきたので、まとめて紹介していきます。

 

Nikはこれまでの新曲があまり良くないのではと話してましたが、今回は良い反応。

 

Hopesick Reactsも悪くないですね。それよりもミュージックビデオのディレクションに夢中。蟹が街を守りきれるかどうか笑 他にもいろいろアップされているので、掲載しておきます。

 

 

 

 

Attack Attack!の新曲「All My Life」を聴いて思ったこと。

12月7日に復活を果たしたAttack Attack!のニューシングル「All My Life」がリリースされました! 多くのポストハードコア/メタルコアファンが楽しみにしていた彼らの復帰作。みなさんはどんな感想を持ちましたか?

Attack Attack!の復活について、今わかっているすべてをまとめてみた (10/25)
https://riffcult.online/2020/10/25/attackattack2020/

復活のアナウンスがあったタイミングでメンバーラインナップも大きな話題になりました。Attack Attack!の顔とも言えるCalebは復活に携わっておらず、オリジナルメンバーのAndrew WetzelとギタリストのAndrew Whitingを中心に復活している。彼らももちろんAttack Attack!の伝説的なメンバーであるが、この復活にかかる期待を超えるには、今回の楽曲はなかなか厳しいところもあったと思う。YouTubeのビデオに書き込まれたコメントを読む限り多い意見はこうだ。「これがAttack Attack!だと知らずに聴いたらかなりイケてるが、Attack Attack!の復帰作としては最高だとは言えない」、「Crabcoreを待っている」…。これらのコメントには同様に多くのLIKEも付いている。

問題はこれからだ。彼らはこの1曲だけを残してまた沈黙するわけがない。これからリリースされるであろう楽曲にはAttack Attack!として復活する必要のあった新曲があるはずだ。Crabcoreもそうだが、2000年代後半のポストハードコアサウンド。それを楽しみに待っている。

Attack Attack!の復活について、今わかっているすべてをまとめてみた

Attack Attack!が復活したというニュースが10月21日に公開され、驚いた方も多いだろう。2000年代後半に大きく盛り上がりを見せたメタルコア/ポストハードコアシーンを象徴するバンドであり、BearteethのCalebやOf Mice & Menで活躍したAustinがかつて所属したバンドとしてその名前だけ知っている、という人も多いはず。今回彼らが復活を遂げたものの、いまだに詳しい詳細は明らかになっていない。そこで今回は、現段階で分かっている情報をまとめてみることにした。

 

バンドは2006年オハイオ州コロンバスにてAmbianceという名前でJohnny Franck、Andrew Whiting、Nick White、Andrew Wetzel、Austin Carlileの5人で結成された。すぐにCaleb Shomoが加入し、Attack Attack!へと改名。2013年の活動休止までに3枚のフルアルバムをリリースしており、それらはすべてメタルコア/ポストハードコアシーンに名を残す名作として語り継がれている。

2021年に何か作品をリリースするとすれば、およそ8年振りの復活となる。

今回の復活にさいして、そのメンバーラインナップはどのようなものだろうか。バンドのフロントマンとして黎明期を支えたCaleb Shomoは今回の復活に関与しておらず、またJohnny Franckも復活メンバーにはラインナップされていないという事は、彼らのInstagramのストーリーへの投稿で明らかになった。

今回の復活は、オリジナルメンバーのAndrew WetzelとギタリストのAndrew Whitingを中心に計画されており、現在Attack Attack!がTwitterでフォローしている4人が最新のメンバーであろうと推測できる。上記2名に加え、Nine Shrines/Strangers To Wolvesで活動するシンガーChristpher Parketnyと、DrudgeのベーシストJay Millerが新しいメンバーだと推測できる。

彼らはすでにJoey Sturgisと共にレコーディング作業を行っており、新曲「All My LIfe」のTeaserが公式からアップされている。レーベルはOxide Recordsに所属し、アルバム、またはEPはそこからリリースされるものと思われる。

【まとめ】2020年にリリース10周年を迎えるポストハードコアの名盤 vol.01

Attack Attack! – Attack Attack! (2010年6月8日リリース / Rise Records)

Woe, Is Me – Number[s] (2010年8月30日リリース – Rise Records)

For All Those Sleeping ‎– Cross Your Fingers (Fearless Records)

Underoath ‎– Ø (Disambiguation) (Tooth & Nail Records / Roadrunner Records)

The Devil Wears Prada – Zombie EP (Ferret Music / Triple Vision)