モッシュコア並みのヘヴィリフを搭載したオルタナティヴ・メタルコア炸裂させる「To Take Your Place」、激情的なメロディがダイナミックな躍動する「A Past Embrace 」など先行シングルから156/Silenceらしいモダンさとダークさを兼ね備えたバンド。地味な存在ながらSharpTone Recordsのダークホースとしてコアなメタルコア・リスナーからの評価は高い。
おすすめは「For All To Blame」。2010年代前後のメタルコア/ポスト・ハードコア、例えばThe Devils Wears Pradaにあったような不気味さとオルタナティヴ/ニュー・メタルのヴァイブスをクロスオーバーさせた迫力の楽曲。メタリックでカオティックな雰囲気もありとても面白い。そのほか公開されているミュージックビデオも併せてチェックしてもらいたい。
秋にヘッドライナー・ツアー「Scars For You To Remember Tour」を控えているフィラデルフィア出身のメタルコア・バンド Varials が、ニューシングル「.50」のミュージックビデオを公開しました。この曲は、2022年10月14日にFearless Recordsからリリースされる予定のアルバム『Scars For You To Remember』に収録される予定です。
NEW VARIALS! ".50" the lead single from their forthcoming album Scars For You to Remember. Check it out & make sure you've got your tix to their @beatkitchenbar show on Nov. 4 with Dr. Acula, Orthodox and Distinguisher! 🎟: https://t.co/i6i4buUkxgpic.twitter.com/WRanhML5Nw
Tallah : ペンシルバニアを拠点に活動するニューメタル・バンド、Tallah が新曲「The Impressionist」のミュージックビデオをEarache Recordsからリリースしました。この楽曲は、2022年9月9日にリリースするニューアルバム『The Generation Of Danger』の収録曲です。
『The Generation Of Danger 』は、隠蔽されることにうんざりしている天才科学者のコンセプト・アルバム。バンドはこのアルバムについてビデオの概要欄で「彼を雇っている数十億ドル規模の企業が、受賞歴のある彼の最新の発明の手柄を横取りした後、彼はブチ切れて彼らに報復し、科学の世界が見たこともないような偉大な実験に参加することを強要するのだ」と語る。
What's your favourite metal guitar solo?🤔
We know you'll find some new ones to love in @tallah__'s tracks, old and new, courtesy of the lightning-fingered Derrick Schneider.⚡️👏
ペンシルバニア州ピッツバーグを拠点に活動するブルータル・デスコアバンド、Signs of the Swarmが通算4枚目、前作『Vital Deprivation』から2年振りとなるスタジオ・アルバム『Absolvere』をUnique Leader Recordsからリリースしました。素晴らしい作品だったので、聴きどころを解説してみたいと思います。
前作をリリースした2019年から3人脱退、Bobbyのパートチェンジもあり、これまでのSigns of the Swarmとは根本的に鳴ってる音は違います。2017年リリースのシングル「CESSPOOL OF IGNORANCE」のMVなんか改めて見返してみるとちょっとびっくりすると思います。
ポイントその② : ブレてほしくないところはブレてない!
Signs of the Swarm最大の魅力はブルータリティ溢れるデスコア・グルーヴ。今でこそLorna Shore、Vulvodyniaがいて、To The Grave、Brand of Sacrifice、Darko USといった次世代ヘヴィ・バンドがたくさんいますが、ほんの数年前まではやっぱりSigns of the Swarmの存在感は凄かったし、新しい時代が来ると感じました。その時から彼らのデスコアサウンドには、ブルータルデスメタル・フレーバーがありましたし、本作も先行シングル&MVの「Death Whistle」でクリーンパートが導入されていますが、持ち前のブルータリティは健在。そこさえぶれなければ、彼らはBobbyとDavidが入れば、ブルータル・デスコアを時代ごとにアップデートしていってくれるはずです。リリース直前のドタバタをみていて不安になりましたが、アルバム聴いて安心しました。
ポイントその③ : 未来のSigns of the Swarmを感じる
現行ヘヴィ勢の圧倒的な勢いにはただただ圧倒されるが、「じゃあ次、これを超える刺激的な作品ってなんだろう」ということをいつも考えてしまう。これよりヘヴィなリフって作れるのか、そんな音楽ってありえるのか。この作品にはSigns of the Swarmにとって非常に挑戦的なフレーズや展開美、コンセプトが随所に感じられるし、先ほども書きましたがクリーン・パートの導入をはじめ、アルバムという作品に深みをもたらすようなアレンジにセンスを感じます。Shadow of IntentのBen Duerrがフィーチャーしている「Blood Seal」はイントロ/アウトロが全編の肝になっていると感じますし、ブルータル・リスナー以外にもリーチ出来るポイントもあって、Signs of the Swarmの未来、というかブルータル・デスコアのメインストリームにおける可能性を一つ示しているようにも感じます。Whitechapelがデスコアリスナーの想像を超える人気を獲得したことも前例としてありますし、数万人規模のライブでこうしたバンドがライブをする未来も近いかもしれません。
Mike Portnoyの息子で、NEXT TO NONEでも活動するMax Portnoyが在籍するペンシルバニア州拠点のニューメタルバンド、Tallahが、新曲「Vanilla Paste」のミュージックビデオを公開しました。
この楽曲には、Fire From The GodsのAJ Channer、Chelsea Grin/Darko USのTom Barber、Guerrilla WarfareのGarett Hoodがフィーチャリング・ゲストとして参加しており、メタルコア、デスコア、そしてニューメタルコアのリスナーもチェックしておくべき楽曲だ。