Mental Cruelty、北欧神話の“フィンブルの冬”描く新曲「Frost」公開! 新作アルバム『Echoes of a Forlorn Land』は10月発売へ

ドイツのMental Crueltyが、ニューシングル「Frost」をリリース。Riivata Visualsが制作したオフィシャル・ミュージックビデオも公開された。同曲は10月23日にCentury Media Recordsからリリースされるニューアルバム『Echoes of a Forlorn Land』に収録される。

「Frost」が題材とするのは、北欧神話に登場するフィンブルの冬。ラグナロクに先立って訪れる長大な冬の荒涼とした世界を、歌詞とサウンドの両面から描いている。

バンドは楽曲について、氷と雪の中を3年間進み続けるような、重く、空間的で、哀愁を帯びたサウンドを目指したと説明。音楽的なイメージとしてRotting ChristとWardrunaを引き合いに出し、ブラックメタル的な暗さと北方的な空気感を組み合わせた一曲として位置付けている。

「Frost」は『Echoes of a Forlorn Land』の9曲目に収録。これまでにSigns Of The SwarmのDavid Simonichを迎えた「Helheim」、「The Serpent Of Midgard」、「Raise The Raven Banner」などが新作に先駆けて公開されている。

『Echoes of a Forlorn Land』は2023年作『Zwielicht』に続くスタジオアルバム。北欧神話や古い伝承を作品全体の軸とし、ブラックンド・デスメタル/デスコアの基盤にブラックメタル、フォークメタル、パワーメタルなどの要素を取り入れている。

アルバムではヨーロッパやアジア各地の伝統楽器も使用。重いリフ、ブラストビート、オーケストレーション、メロディと組み合わせながら、神話や忘れられた世界を描く全11曲が制作された。

プロデュース、ミックス、マスタリングはJens Bogrenが担当。Dimmu Borgir、Behemoth、Kreator、Amon Amarth、Opethなど数多くのメタル作品を手掛けてきたプロデューサーとともに、新たなサウンドを構築した。

アルバム発売後には、Mental Crueltyにとって初の本格的なUK/ヨーロッパ・ヘッドラインツアーを開催。Ov SulfurとExtermination Dismembermentを迎え、日程によってSun EaterまたはAcraniusが出演する。11月27日のロッテルダム公演から12月20日のカールスルーエ公演まで各地を巡る予定だ。

『Echoes of a Forlorn Land』収録曲

1. Weltennacht
2. Fenrir
3. Blood for Blood
4. The Serpent of Midgard
5. Helheim
6. Draugar
7. Raise the Raven Banner
8. Cry of Batariel
9. Frost
10. Dämmerbruch
11. Ride of the Valkyries

「Frost」
2026年9月17日リリース
Century Media Records

『Echoes of a Forlorn Land』
2026年10月23日リリース
Century Media Records

Pre-order

ECHOES OF A FORLORN LAND CD – PRE-ORDER

Official Website

https://mentalcrueltyofficial.com/

ドイツのブラッケンド・デスコア・バンド Mental Cruelty、新作『Echoes Of A Forlorn Land』10月23日リリース決定! 北欧神話を描く「Raise The Raven Banner」MV公開

ドイツ・カールスルーエを拠点とするブラッケンド・デスコア・バンド Mental Crueltyが、ニューシングル「Raise The Raven Banner」をリリースし、オフィシャル・ミュージックビデオを公開した。同曲は10月23日にCentury Media Recordsからリリースされるニューアルバム『Echoes Of A Forlorn Land』の7曲目に収録される。

『Echoes Of A Forlorn Land』は、2023年の『Zwielicht』に続くスタジオアルバムで、全11曲を収録。北欧神話からインスピレーションを受けた作品となっており、Odin、Loki、Thorをはじめとする神々や神話上の存在を題材にしながら、ブラックンド・デスコアにブラックメタル、フォーク、パワーメタルなどの要素を取り入れている。

「Raise The Raven Banner」は、Mental Crueltyが持つ極端なヘヴィネスをすぐに前面へ出すのではなく、シネマティックなフォーク要素や戦場を思わせるインストゥルメンタルから始まる楽曲。古代的なメロディと軍楽的な質感によって中世の戦場を思わせる空気を作り上げ、そこから重厚なギター、激しいドラム、獰猛なボーカルへと展開していく。

新作ではJens Bogrenがプロデュース、ミックス、マスタリングを担当。Mental Crueltyは、北欧神話をテーマにした作品を制作するにあたり、スウェーデン出身のBogrenを迎えたことについて触れ、その仕上がりがアルバムへ大きなインパクトを与えたと説明している。BogrenはこれまでDimmu Borgir、Behemoth、Kreator、Amon Amarth、Opethなどを手掛けてきた。

「Raise The Raven Banner」のミュージックビデオは、フィンランドのRiivata Visualsと制作するためエストニアで撮影された。バンドは音楽と同じレベルで映像にも高い基準を設けており、楽曲の世界観を単に再現するだけでなく、映像によってさらに拡張することを重視しているという。Riivata VisualsはこれまでOrbit Culture、Humanity’s Last Breath、Allt、Insomniumなどの映像も手掛けている。

『Echoes Of A Forlorn Land』には、すでに公開されている「The Serpent Of Midgard」「Helheim」なども収録。タイトル曲を置かず、「Fenrir」「Draugar」「Ride Of The Valkyries」といった曲名を並べることで、作品全体に北欧神話を軸とした統一された世界観を持たせている。

アルバム発売後には、Mental Crueltyにとって初となるヨーロッパ・ヘッドラインツアーも開催される。Ov SulfurとExtermination Dismembermentが全日程に参加し、Sun EaterとAcraniusが一部公演に出演。11月27日のロッテルダム公演からスタートし、ロンドン、パリ、ハンブルク、コペンハーゲン、ストックホルム、ヘルシンキ、ベルリン、プラハなどを巡り、12月20日に地元カールスルーエでツアーを締めくくる。

『Echoes Of A Forlorn Land』収録曲

1. Weltennacht
2. Fenrir
3. Blood For Blood
4. The Serpent Of Midgard
5. Helheim
6. Draugar
7. Raise The Raven Banner
8. Cry Of Batariel
9. Frost
10. Dämmerbruch
11. Ride Of The Valkyries

『Echoes Of A Forlorn Land』
2026年10月23日リリース
Century Media Records

Pre-order/Pre-save

https://mentalcruelty.lnk.to/EchoesOfAForlornLandID

「Raise The Raven Banner」ストリーミング

https://mentalcruelty.lnk.to/RaiseTheRavenBannerID

Official Website

https://www.mentalcrueltyofficial.com/

ブラッケンド・デスコア Mental Crueltyが新曲「Forgotten Kings」のミュージックビデオを公開

 

ドイツを拠点に活動するスラミング/ブラッケンド・デスコア・バンド、 Mental Cruelty の最新フルアルバム『Zwielicht』は、6月23日にCentury Media Recordsから発売されることが決定している。また、このアルバムから先行シングルとして、「Forgotten Kings」のビデオが公開された。

 

 

Mental Crueltyは、このニューシングルについて次のようにコメントしている:

 

「この曲はギリシャのプロメテウス・サーガ、またはダークソウルのロスト・シナーの物語からインスピレーションを受けています。この曲は、山頂で足かせをかけられた男の物語です。彼は、閉じ込められて孤立し、それに対して罪悪感を感じている感覚を表しています。邪悪なコード進行に巨大なオーケストラの装飾と速いテンポのブラストビートが組み合わされ、現代風にアレンジされたオールドスクールなブラックメタルを聴いているような感覚を味わえるはずです」

【RIFF CULT Spotifyプレイリスト】

RIFF CULTのSpotifyプレイリストでは、日々世界中でリリースされるメタルコア、デスコア、デスメタル、プログレッシヴ・メタルなどを更新するプレイリストを公開しています。ぜひお気に入りに登録して日々のディグに役立てて下さい。

▶︎All New Metalcore
▶︎All New Deathcore
▶︎All New Progressive Metal / Djent
▶︎All New Brutal / Technical Death Metal
▶︎All New Nu-Metal / Rap Metal /Nu Metalcore

 

ブラッケンド・デスコア 2021年の名盤5選

 

デスコアのサブジャンルでありながら、近年枝分かれ的に注目されてきた「ブラッケンド・デスコア (Blackend Deathcore)」。今年は特に、来年以降の盛り上がりを確信するような仕上がりの作品が多数リリースされた。筆頭に挙げられるのはやはりLorna Shoreで、「To The Hellfire」のミュージックビデオ公開以降、デスコア以外のメタルリスナーからも支持を集め、Bring Me The Horizon、A Day To Rememberのツアーに帯同することも決まっている。彼らが自身の音楽をブラッケンド・デスコアだと自称しているわけではないが、ヘヴィでバウンシーなデスコアと轟音で疾走するブラッケンド・パートをブレンドしたサウンドでシーンから評価を得たことは、後続のバンドに多大な影響を与えたことだろう。

 

また、長らくブルータルデスメタルの老舗レーベルとしてメタルシーンに認知されていたUnique Leader Recordsも近年はデスコア・バンドとの契約に力を入れており、ブルータル・デスコアの他にブラッケンド系の獲得にも力を入れている。根強いファンベースを持つブラックメタルシーンとメタルコア、オルタナティヴといった若いファンベースから支持を得られれば、ブラッケンド・デスコアの未来は明るいと思う。2022年は間違いなくブラッケンド・デスコアの年になるので、その土台となった今年リリースの注目作を紹介したいと思う。

 

 

第5位 : Ov Sulfur – Oblivion

レーベル : Independent
Facebook : https://www.facebook.com/ovsulfur
Instagram : https://www.instagram.com/ovsulfur
Twitter : https://twitter.com/ovsulfur

 

一言コメント : ex.SuffokateのRicky在籍、タレント揃いのニューカマー

 

 

2021年から本格始動したex.SuffokateのRicky Hoover率いるネバダ州ラスベガス拠点の新星、Ov SulfurのデビューEP。Suffokateも2000年代後半からデスコアを聴いていない人にとっては、特段思い入れもないと思いますが、Mediaskare Recordsから2枚のアルバムをリリースし、Job For A CowboyやVolumesらと共にSuicide Silenceに次ぐデスコアのニューカマーとして人気を博したバンドで、Rickyのカリスマ性はSuffokateの活動が止まった2010年代中頃以降、伝説になっていた。そんな彼が再びバンド活動を再開するとあって、Ov Sulfurは今年、熱心なデスコア・リスナーから熱視線を集めた。中期Whitechapelを彷彿とさせるデスコア・サウンドに、重厚なオーケストレーションをブレンド、Rickyの存在感もさすがだが、クリーンパートも聴きどころの一つ。コテコテのブラッケンド感はないが、ブラッケンド・デスコアの入門作として非常に聴きやすい作品では無いかと思います。来年はフルアルバムを出してくれることを楽しみにしています!

 

 

第4位 : Arbitrator – Forsaken

レーベル : Independent
Link : https://linktr.ee/ArbitratorUS

 

一言コメント : 荘厳なオーケストレーション、エレガントでシンフォニー

 

 

アメリカとオーストラリア、それぞれに在住のボーカリストRyan Dennisとマルチ・ミュージシャンSean Sparacoによるシンフォニック・ブラッケンド・デスコアユニット、ArbitratorのデビューEP。サウンド・プロダクションはまだまだ荒削りな部分も多いが、シンフォニック・ブラッケンド・デスコアというサブ・サブジャンル的な音楽を上手く具現化していて、2021年出会ったアーティストの中でも非常に興味深い存在でした。デスコア要素は30%程度というのも他のブラッケンド・デスコア勢に比べると少なく、どちらかというとシンフォニック/ブラックメタル寄り。とは言え、しっかりとヘヴィなブレイクダウンを搭載しています。プロダクションの向上がブレイクの鍵になると思いますが、本作も十分高く評価出来ます。

 

 

 

第3位 : Mental Cruelty ‎– A Hill To Die Upon

レーベル : Unique Leader Records
Link : https://www.mentalcrueltyofficial.com/

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一言コメント : ブラッケンド・デスコアの完成形

 

 

2015年ドイツ/カールスルーエにて結成されたMental Crueltyの4枚目フルレングス。2019年からUnique Leader Recordsと契約し、本作が同レーベルからの2作目となる。ブラックメタルの雄大さ、壮大さをシンフォニック・メタルの手法を交えながらデスコアに落とし込んだスタイルで他を圧倒するクオリティのブラッケンド・デスコア・サウンドを確立。そのブレンド具合も絶妙で、「ブラッケンド・デスコア」として想像するサウンドの完成形がMental Crueltyと言っていいだろう。ボーカリストLuccaのインパクトは血塗れのビジュアルと合間って強烈。

ポイントとしてはLorna Shore同様、ドラムのサウンド・プロダクション。リフを調和した瞬間の瞬発力が凄まじく、地鳴りのようなブラストビートがたまらないという人が多いと思う。このタイプのヘヴィ感は2022年あちこちで聴かれるようになるだろうし、スラム系にも良い影響を与えるはず。

 

 

 

第2位 : Carnifex – Graveside Confessions

レーベル : Nuclear Blast
Website: http://www.carnifexmetal.com/
Facebook: https://www.facebook.com/CarnifexMetal
Instagram: http://www.instagram.com/carnifex
Twitter: https://www.twitter.com/carnifex
YouTube: http://bit.ly/subs-crnfx-yt

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一言コメント : 元祖ブラッケンド・デスコア、変化しない強さ

 

 

カリフォルニア州サンディエゴを拠点に活動するベテランCarnifexの、通算8枚目となるスタジオ・アルバム『Graveside Confessions』は、前作『World War X』からおよそ2年振り。メンバーチェンジもなく安定期を継続する彼らの新作は、アルバムタイトル・トラックで幕を開ける。自身はブラッケンド・デスコアの元祖である自覚があるかどうかと言われれば、はっきり断定はできないがブラッケンドな疾走感と残忍なリフワークを組み合わせたデスコア・サウンドが後続にもたらした影響は計り知れない。

 

アルバムには初期曲の再録も収録されており、2007年のデビューアルバム『Dead in My Arms』収録曲「Slit Wrist Savior」ほか、「Collaborating Like Killers」など渋い人気曲も現代的にアップデートされていて古くから彼らを追いかけているファンにはたまらないものがあるでしょう。今も昔のほとんどブレることなく、Carnifexサウンドを追求する姿勢は見習うものがあり、ブラッケンド・デスコアのオリジネイターとして心強い。

 

 

第1位 : Lorna Shore ‎– …And I Return To Nothingness

レーベル : Century Media Records

Facebook : https://www.facebook.com/LornaShore/
Instagram : https://www.instagram.com/lornashore
Twitter : https://twitter.com/LornaShore

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一言コメント : メタルの歴史を変えるヘヴィネス

 

やはり今年、ブラッケンド・デスコアを象徴する一枚として挙げたいのが新ボーカリストWill Ramosを迎え再出発となったLorna ShoreのEP『…And I Return To Nothingness』。3曲入り、EPというかシングルというか、とりあえずそんなこと関係なくこの作品が2021年デスコアシーンに与えた衝撃はデカ過ぎた。デスコアだけでなく、メタルコア、幅広いメタル・リスナーが彼らに注目したと思う。これまでの常識を覆す圧倒的なヘヴィネス、流麗なブラッケンド/シンフォニック・パート、テクニカルなドラミングにリフ、そしてなんといっても新たにLorna Shoreの顔となったWill Ramosの非人間的なボーカル・ワーク。どれをとってもネクスト・レベルであり、2022年にブラッケンド・デスコア・ムーヴメントを巻き起こすエネルギーに満ち溢れている。

 

 

ブラッケンド・デスコア最前線レポート vol.01

“ブラッケンド・デスコア”という、デスコアのサブジャンルについては、2017年に執筆した『デスコアガイドブック』の中でも触れていた。有名どころでいえばLorna ShoreやA Night in Texasなどが挙げられると思うが、バンド活動に安定感がなく、ブラッケンド・デスコアというシーンを牽引していける存在として活躍しているかと言えば疑問だ。ただ、彼らの登場に刺激を受け、アンダーグラウンドではブラッケンド・デスコアバンドとして少しずつファンベースを拡大しているバンドもいる。ここでは、2021年にニューアルバムをリリースした、または計画があるバンドを中心に最先端のブラッケンド・デスコアがどうなっているか、彼らはそれぞれにどんな特徴があるのかをチェックしていこうと思う。


 

Mental Cruelty – A Hill To Die Upon

2014年からドイツの都市、カールスルーエを拠点に活動するブラッケンドデスコア/スラミング・デスコアバンド。2018年にセカンド・アルバム『Purgatorium』をRising Nemesis Recordsからリリースすると、それまでアンダーグラウンドのデスコア・コミュニティ内に留まっていた人気がワールドワイドなものに拡大。2019年からはUnique Leader Recordsと契約を果たし、アルバム『Inferis』を発表。ブルータルデスメタルやデスコアという枠を超え、メインストリームのエクストリーム・メタルシーンにおいてもその名を轟かせた。彼らのブラッケンド成分は、作り込まれたオーケストレーションと、ファストに疾走するブラストパートのコントラストにあるだろう。これらは、彼らが得意とするダウンテンポ・パートの破壊力を倍増させる為にも聴こえるが、それにしてはクオリティが高い。このパートのみで楽曲を作れば、Century Media RecordsやMetal Blade Recordsのブラックメタル勢にも食らいつける実力があるようにも思う。5月にリリースが決まっている新作『A Hill To Die Upon』は、クリーン成分もあり、ステップアップのきっかけになりうる作品になることは間違い無いだろう。

https://www.facebook.com/MentalCruelty

 

Drown In Sulphur – Vivant Tenebrae

イタリア/ミラノを拠点に2014年から活動するダウンテンポ・デスコア/ブラッケンド・デスコア、Drown In Sulphur (ドローン・イン・サルファー)。もともとはOceans Ate Alaskaがダウンテンポ・デスコアをプレイしたかのようなエクスペリメンタルなスタイルを得意としていたが、2019年にドラマーDomenico Francesco Tamila以外のメンバーが脱退。以降はコープスペイントを施した強烈なヴィジュアルで、ストレートなメロディック・デスコアへと傾倒していく。このメロディック感がDark Funeralなどを彷彿とさせ、彼らをブラッケンドと呼ぶ所以になっている。ところどころニューメタルコアのようなワーミー・フレーズも組み込んでいて、洗練されればなかなか面白いサウンドをプレイするようになるかもしれない。ちなみに2019年に脱退したMattia Maffioli、Max Foti、Simone Verdeは新たにDefamedを結成。こちらもデスコアシーンでは注目を集めるバンドのひとつに成長している。

https://www.facebook.com/wedrowninsulphur/

 

THE HATE PROJECT – HUMAN SACRIFICE

スウェーデンの都市、カルマルを拠点に活動するブラッケンド・デスコア。2019年から本格始動ということで、まだまだアンダーグラウンドでの人気に留まっているが、彼らも注目しておきたいバンドのひとつだろう。今年2月にリリースされたデビューアルバム『Seize the Obscurity』は、同郷のVildhjartaやHumanity’s Last BreathにあるようなThall成分が豊富で、アトモスフェリックさも個性的。シンプルすぎるバンド名も、得体の知れない邪悪さがあってサウンドとマッチしている。

https://www.facebook.com/TheHateProject/

Bonecarver – MALLEVS MALEFICARVM

スペインを拠点にCANNIBAL GRANDPAという名前で活動していた彼らが、Unique Leader Recordsとの契約をきっかけにBonecarverへと改名。若干B級感のあったサウンドもぐっと引き締まり、今年リリースしたアルバム『Evil』も好評だ。ダウンテンポやビートダウンというところよりも、メロディック・デスコアとブラックメタルを純粋にクロスオーバーさせたようなスタイルを得意としている。アルバム収録曲「MALLEVS MALEFICARVM」は、特にメロディアスでオーケストレーションも良い塩梅で組み込まれている。やはりブラストビートに注力しているデスコアは、デスコア以外のメタル・コミュニティから高評価を得る傾向にあるように思う。

https://www.facebook.com/bonecarverofficial

Worm Shepherd – ACCURSED (FT. ALEX KOEHLER)

おそらく今、最もブラッケンドなデスコアは、Worm Shepherdだろう。ちょうど2021年3月26日にUnique Leader Recordsとの契約を発表。ブレイクに向かって、じわじわと注目度を高めている。プログレッシヴ・デスメタルとブラックメタル、そしてデスコアが調和したサウンドは、これからのブラッケンド・デスコアのスタンダードとも言える雰囲気がある。特にデスコア成分においては、爆発的なダウンテンポ・パートが一発のみという清々しさがあり、あとはほとんどブラストビートで疾走し続けている。まだ新作のインフォメーションなどは出てきていないが、先行で公開されるだろうシングルは即日チェックすることをオススメしたい。

https://www.facebook.com/WormShepherdBand