スウェーデンを拠点に活動するデスコア・バンド、The Hate Project が新曲「Blessed With Malevolence」のミュージックビデオをSeek & Strike から公開しました。ブラッケンド・デスコアとして知られる彼らですが、その枠に拘らない、キャッチーさを持ち合わせており、本楽曲も中盤から後半にかけてのダークなビートダウン、暗黒のアトモスフィアが素晴らしいです。
イギリス・コルチェスターを拠点に活動するプログレッシブ・デスコア・バンド、Existentialistは、ニュー・シングル「Shrouded in Darkness」のミュージックビデオを公開しました。この曲は、2023年の初めにSeek & Strikeと契約して以来、3曲目のシングルとなり、同レーベルからリリースされるデビュー作に収録されることが予定されている。
Upon A Burning Body : テキサス州サンアントニオを拠点に活動するメタルコア/デスコア・バンド、Upon A Burning Body (アポン・ア・バーニング・ボディ) が、ニューアルバム『Fury』をSeek & Strikeからリリースしました。前作『Southern Hostility』から3年ぶりのリリースとなる本作は、彼らにとって通算6枚目のスタジオ・アルバムとなる。
Seek & Strikeへと移籍してから2作目となる本作。Upon A Burning Bodyの人気が爆発していたデビューから4作目まで、つまりはSumerian Recordsに所属していたことに比べると、やや人気は落ち着いた印象がありますが、ラテンのヴァイブスを取り込んだメタルコア/デスコア・サウンドは迫力満点。これまでのファンも絶対にチェックしてほしいアルバムに仕上がっていることは間違いありません。先月頭にリリースされた先行シングル/ミュージックビデオ「A New Responsibility」はビデオ・ディレクション含め、現在のUpon A Burning Bodyを象徴する仕上がりとなっているので要チェックだ。
アルバムには収録されていないものの、Upon A Burning Bodyのファンならこのファニーなカバー「Saved By The Bell」もチェックしておこう。2010年代頭にはFearless Recordsなどが企画したカバーシリーズが人気で、メタルコア、デスコア、ポストハードコア、ポップパンク・バンドらが有名なポップソングなどをカバーし一定の新規ファンを獲得しました。現代もそのような流れはあるようで、Our Last Nightなどを筆頭に頻繁にポップソングのカバーは行われ続けています。Upon A Burning Bodyのこのカバーが新規ファンを獲得するのに有益に働くかどうかは分かりませんが…… 面白い試みであると思います。
Seek&StrikeはSumerian Recordsに比べれば小さなレーベルかもしれませんが、MonasteriesやAbbie Fallsといった将来有望なニューカマーとしっかり契約をしていて信用できるレーベルだと思います。こうした立ち位置のバンドにとって有益なレーベルなのか、彼らの活躍次第といったところでしょうか。アルバムの内容も変わらず素晴らしいので、ぜひ現代のUpon A Burning Bodyもチェックしてみて下さい。