THROWN、ニューメタルコア・ブレイク候補 待望の新作『EXTENDED PAIN』リリース+「parasite」のMVも

 

スウェーデンを拠点に活動するニューメタルコアバンド、THROWNが新作EP『EXTENDED PAIN』をリリースしました。収録曲「parasite」のミュージックビデオが所属レーベルArising Empireから公開されています。

THROWNは元GrievedのボーカリストMarcus Lundqvistを中心に、Vildhjarta/Humanity’s Last BreathのBuster Odeholmがドラム、ギタリストにJohan LiljebladとAndreas Malmを加えた体制で結成された新しいバンドで、昨年シングル「greyout」でデビュー、Arising Empireと契約を果たしている。

 

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RIFF CULT : Spotifyプレイリスト「Best of NU-METALCORE」

 

RIFF CULT : YouTubeプレイリスト「All New Nu-Metalcore」

MeshuggahのドラマーTomas Haakeが謎の病気に悩まされることが明らかに

2022年4月1日にニューアルバム『Immutable』をリリースするスウェーデンのプログレッシヴ・デスメタルバンド、MeshuggahのドラマーTomas Haakeが、健康問題を抱えていることをRolling Stone紙で明らかにした。

Haakeは、「手のひらに湿疹があるんです。ドラムキットをいじるだけでもすべての指にテープを貼って、手袋をはめなければならなかったんです。アルバムのレコーディング以来、ドラムに触っておらず、1年近くドラムを叩いていないよ」と話し、治療法も見つかっていないという。

いくつかの皮膚科医によると、Haakeが接触性湿疹の可能性があり、日常生活にも問題をきたすレベルにあるという。この症状を理由に、今年のツアーが延期されたこともありましたが、Haakeはこの症状を克服するために努力を続けていると次のように語っている。

「本当に参ったよ。でも、このようなことがあっても前向きに考え、落ち込まないようにしているよ。そういうものなんだ。新しい医者が何か重要なことを教えてくれるかもしれないし、この状況を打開する助けになるかもしれない。でも、もしそうでなかったとしても、僕はプレーしなければならない気がするよ」。

リリースまで半月を切ったMeshuggah。Fredrik Thordendal復帰後のアルバムとあって注目度も高い。Haakeが謎の病気を克服し、ライブに戻ってくれることを祈る。

 

VildhjartaのBuster率いる新バンド”THROWN”、新曲「new low」リリース!

 

スウェーデンを拠点に活動するニューメタルコアバンド、THROWNが新曲「new low」をArising Empireから公開しました。

THROWNは元GrievedのボーカリストMarcus Lundqvistを中心に、Vildhjarta/Humanity’s Last BreathのBuster Odeholmがドラム、ギタリストにJohan LiljebladとAndreas Malmを加えた体制で結成された新しいバンドで、昨年シングル「greyout」でデビュー、Arising Empireと契約を果たしている。

 

General Surgery : 血みどろゴアグラインド・レジェンド、新作『 A Legendary Death』リリース!

 

General Surgery : スウェーデンを拠点に活動するゴアグラインド・レジェンド、General Surgeryが新作『A Legendary Death』をリリースしました。血みどろのアーティスト写真から一転、マスクをした大人っぽいアーティスト写真にチェンジしていますがそのサウンドは変わらず生臭いゴアグラインド!

 

同名バンドが同じジャンルに6組も?! 世界の”Disgorge”をまとめてみた

「Disgorge (ディスゴージ)」。普通に生活していたら、英語圏でもあまり使用する機会は少ないこの単語だが、デスメタル・リスナーであれば誰もが知っている単語かもしれない。〔口から~を〕吐く、戻す、〔勢いよく~を〕噴き出す、吐き出す、〔盗品などを仕方なく〕引き渡す、差し出すという意味を持つ「Disgorge」を冠したバンドが世界にいくつか存在しており、しばしばバンド名の後に国名を明記する。不思議とデスメタルとの親和性の高いこの単語をバンド名に冠したバンドをわかる限りまとめてみたいと思う。

 

Disgorge (USA)

Disgorgeというバンド名で一番有名、というか元祖と言えるのがカリフォルニア州サンディエゴを拠点とするブルータルデスメタルバンド、Disgorge (USA)。1992年結成で、ブルータルデスメタルを代表するアーティストとして知られている。2006年に活動休止するも、2011年に復活しマイペースながらライブ活動を続けている。

 

Disgorge (Mexico)

アメリカのDisgorgeに次いでデスメタルシーンで知名度があるのが、メキシコのDisgorgeだ。アメリカのDisgorgeとスタイルも割と近いが、彼らはアートワークや歌詞のテーマが徹底してゴア。ストリーミング・サービスが利用出来ないレベルのアートワークなので、アンダーグラウンドな存在。ただ、熱狂的なファンがおり「Disgorgeと言えばメヒコ」というメタルヘッズも多い。このふたつの存在がそれぞれ混同しないようにバンド名の後ろに国名を明記されているようなものだ。

 

 

Disgorge (Norway)

知名度こそないものの、Metal Archivesに登録されている「Disgorge」というバンド名の中で最も結成年が古いのが、ノルウェーのDisgorge。唯一リリースされたデモテープ『Morbid Collapse』が1991年4月にリリースされている。そのサウンドはオールドスクールなデスメタル。このあとリリースもなく、詳細が少ない。

 

https://www.youtube.com/watch?v=FTy2iNTc-6I

Disgorge (Sweden)

同じ北欧のスウェーデンにもいる。彼らは1992年とアメリカのDisgorgeと同じで、デスメタルシーンではそれなりに知名度もあるバンドだ。Metal Archivesには1994年と1995年にそれぞれ一本ずつデモテープをリリースしているとあるが、実際には1992年にリリースした『Sleeping Prophecie』がファースト・デモのようだ。ただ、95年以降にリリースはなく、デモテープのリリースのみで活動が終了している。

 

Disgorge (Netherlands)

他のDisgorgeというバンドの存在を知っていたのかは不明だが、95年に結成されたオランダのDisgorgeは2001年にEP『Gorge This』を発表している。この時点で他にDisgorgeというバンドが存在していることは間違いなく知っていたと思うが、それでもDisgorgeを名乗り、作品タイトルにも”Gorge”と付けるあたり、やはりこの単語とデスメタルは何か切っても切れない繋がりがあるのかもしれない。確かに響きはどこかデスメタル的とも言える。サウンドはゴアグラインドなどの影響も感じるデスグラインド、と言えるだろうか。

 

Disgorge (Germany)

最後に紹介したいのが、このドイツのDisgorgeだ。彼らの情報はどこにもなく、Metal Archivesに掲載されているロゴ、このアーティスト写真、そしてデモ音源の情報のみ。どんなサウンドかは全く分からない……。

 

他にも「Intestinal Disgorge」や「Visceral Disgorge」といった「〜Disgorge」というバンドも多く、「Disgorged」というバンドも存在する。おそらくデスメタル以外のジャンルではこの単語は全く使われることのない単語だと思うが、その響き、意味に何かデスメタルとの親和性があるのだろう。もし、上記の6組以外にDisgorgeというバンドを知っている人がいたら、ぜひ情報提供をお願いしたい。

IMMINENCE : 瑞々しく滑らかなメロディ光る新作『Heaven In Hiding』リリース!

 

IMMINENCE : スウェーデンを拠点に活動するポストハードコア/メタルコアバンド、IMMINENCEが前作『Turn The Light On』から2年振りとなる通算4枚目のスタジオ・アルバム『Heaven In Hiding』をArising Empireからリリースしました。

 

荘厳なサウンド・スケープによって透明感を増すボーカル、メロディ……。ポストハードコア/メタルコアの美的感覚に長けたIMMINENCEらしい一枚に仕上がっています。ミュージックビデオも必見!

 

Orbit Culture : 格の違いを見せ付ける待望の新作EP『Shaman』リリース!

 

Orbit Culture : スウェーデン/エークシェーを拠点に活動するメロディックデスメタル/メタルコアバンド、Orbit Cultureが新作EP『Shaman』をSeek&Strikeからリリースしました。2013年の結成から音源リリース、ツアーと精力的に活動を続け、北欧の実力派メロディックデスメタル/メタルコアバンドとして着実に人気を付けてきたバンド。オリジナルメンバーはギター/ボーカルのNiklas Karlssonのみですが、逆に初期から音楽性がブレてなくて良いです。

 

メロディックデスメタル、RIFF CULTが運営するRNR TOURSでもTensideやDefecto、Dagobaとヨーロッパの実力派をこれまで招集してきましたが、本国に比べると人気の差は歴然。もちろんツアー自体は盛り上がり、個人的には人柄も最高で大好きなのですが、こういうバンドがもっと人気が出てくれると嬉しいです。

 

Knotfestが企画したPulse of The Maggots Festivalにも出演、このライブビデオは彼らの魅力が味わえる素晴らしいビデオなので、新作聴いて気になった方はぜひチェックしてもらいたいですね!

 

【年間ベスト】Mentalist – Freedom of Speech (Melodic Power Heavy Metal)

Mentalist – Freedom of Speech

2018年に結成されたMelodic Power/Heavy Metal。Blind GardianやColdseedで活躍したドラマーThomen Stauch、Dreadful ProphecyのベーシストFlorian Hertel、Angels CryやStarchildのギタリストKai StringerとPeter Moog、EpilogやMolten Trailなどで活躍するボーカリストRob Lundgrenからなる5人組、というだけで興味をそそられる人も多いだろう。ドイツとスウェーデンを拠点とするミュージシャン故、ライブ活動は頻繁ではなく、デビューアルバムとなる本作も結成から2年を有して完成させられた。

ポリティカルなアティトュートを持ち、アートワークや歌詞世界にもパンクな姿勢が見られるのがパワーメタルファンからしたら新鮮かもしれない。リードトラックの「Freedon of the Press」のリリックビデオは、昨今の混沌とした国際情勢をテーマに描かれている。クラシカルなヘヴィメタルの香りの中、ハイセンスなメロディが際立つファストチューンが多く聴きごたえ十分だ。

01. Metasphere (00:54)
02. Freedom of the Press (06:05)
03. Life (05:38)
04. Whispering Winds (06:06)
05. Digital Mind (04:01)
06. Belief (feat. Daniel Heiman) (08:30)
07. Your Throne (04:46)
08. Isolation (05:21)
09. The Deal (01:34)
10. Devil’s Game (05:29)
11. Price of Time (05:12)
12. Run Benjamin (08:11)
13. Whispering Winds (Orchestral Version) (05:42)

【年間ベスト】Majestica – A Christmas Carol (Melodic Power Metal)

Majestica – A Christmas Carol

スウェーデンを拠点に2000年から活動していたReinXeedがMajesticaへと改名し、昨年リリースした再デビューアルバム『Above The Sky』はMelodic Power Metalシーンで大きな話題になりました。本作はクリスマスをコンセプトにした作品でありますが、もちろんクリスマスでなくても楽しめるポップなメロディが疾走する素晴らしい作品になっています。

改めてメンバーのおさらいをしますが、ギター/ボーカルは今年Memories of OldでもアルバムをリリースしたSabatonのTommy、ベーシストはAzoria、FuzzgodのChris、ギタリストにAlex Oriz、ドラマーには今年から加入したJoel Kolibergという4人組。ファンタジックなMelodic Power Metalサウンドはキャッチーでポップなものが多いです。

聴き馴染みのあるクリスマスメロディが荘厳に疾走するだけでもちろん最高ですが、各ミュージシャンのテクニックにもフォーカスして楽しむと良いかと思います。この冬じっくり楽しみたい1枚!

1. A Christmas Carol
2. A Christmas Story
3. Ghost of Marley
4. Ghost of Christmas Past
5. The Joy of Christmas
6. Ghost of Christmas Present
7. Ghost of Christmas to Come
8. A Christmas Has Come
9. A Majestic Christmas Theme