Hatebreed、新作『Fatal Paradox』タイトル曲のビジュアライザー公開 6年ぶり9thアルバムを11月6日にBLKIIBLKからリリース

アメリカ・コネチカット州出身のハードコア/メタル・バンド Hatebreedが、ニューシングル「Fatal Paradox」のビジュアライザーを公開した。同曲は11月6日にBLKIIBLK Recordsからリリースされる9thスタジオアルバム『Fatal Paradox』のタイトル曲となる。

「Fatal Paradox」は3分に満たない楽曲で、グルーヴを前面に押し出したリフとブレイクダウンを軸に構成されている。新作ではHatebreedが長年培ってきたメタリック・ハードコアを中心に、スラッシュ、Dビートなどの要素も取り込み、作品全体を通して攻撃的なサウンドを展開する。

『Fatal Paradox』は2020年の『Weight Of The False Self』以来、約6年ぶりとなるフルアルバムで、HatebreedにとってBLKIIBLK Records移籍後初の作品。長年のコラボレーターであるChris “Zeuss” Harrisがプロデュースを担当しており、バンドとZeussが再びタッグを組んで制作された。

アルバムからは先行して「Kill Count Increase」も公開されている。同曲では加速するスピード感、強烈なギターリフ、Jamey Jastaのボーカルを組み合わせており、新作の中でもスラッシュ色の強い楽曲として位置づけられている。一方、「The Carrion Choir」「Truth Is A Lion」ではHatebreedのハードコア色をより前面に押し出している。

『Fatal Paradox』には全11曲を収録。「Sacrifice Season」にはObituaryのJohn Tardyがゲスト参加するほか、最終曲にはCorrosion Of Conformityの「Poison Planet」のカバーが収められる。

Hatebreedは『Under The Knife』『Satisfaction Is The Death Of Desire』『Perseverance』『The Rise Of Brutality』『Supremacy』などを通じ、ハードコアとメタルを融合させたスタイルを長年展開してきた。近年では2016年の『The Concrete Confessional』、2020年の『Weight Of The False Self』を発表しており、『Fatal Paradox』で新たな活動期へと進む。

現在のラインナップはJamey Jasta、Wayne Lozinak、Frank Novinec、Matt Byrne、Carl Schwartzの5人。バンドは夏から秋にかけて北米でライブ活動を続け、9月4日にはSlayerのサポート、9月19日にはTurnstileとの公演、10月10日にはFurnace Festへの出演も予定されている。

『Fatal Paradox』収録曲

1. Kill Count Increase
2. The Carrion Choir
3. Decisions Become Destinies
4. Total Invincible
5. Fatal Paradox
6. Still A Threat
7. Sacrifice Season feat. John Tardy
8. Truth Is A Lion
9. Make The Demons Obey
10. None Left To Save
11. Poison Planet (Corrosion Of Conformity cover)

『Fatal Paradox』
2026年11月6日リリース
BLKIIBLK Records

Official Website

https://www.hatebreed.com/

Polyphia、4年ぶり5thアルバム『BE NOT AFRAID』を10月23日リリース決定! リオの教会で撮影した新曲「POWER IN THE BLOOD」MV公開

PHOTO: CALEB YOUNG

アメリカ・テキサス出身のインストゥルメンタル・ロック・バンド Polyphiaが、5thスタジオアルバム『BE NOT AFRAID』を10月23日にRise Recordsからリリースすることを発表した。あわせて、ニューシングル「POWER IN THE BLOOD」のミュージックビデオを公開している。

「POWER IN THE BLOOD」のミュージックビデオはCaleb Youngが監督を担当し、ブラジル・リオデジャネイロにあるSão Francisco da Penitência Churchで撮影された。豪華な金箔装飾が施されたバロック様式の教会を背景にメンバーが演奏する映像となっており、『BE NOT AFRAID』で展開される新たな世界観を視覚面から提示している。

『BE NOT AFRAID』は2022年の『Remember That You Will Die』以来、約4年ぶりとなるフルアルバム。Polyphiaは2024年から2025年にかけ、マイアミ、ロサンゼルス、ダラスなど複数の場所で制作を進め、共同プロデューサーのRJ Pasin、ギタリストのSpiro Dussiasとともに新作を完成させた。

今回の制作では、Tim Hensonがこれまでとは異なる作曲方法を採用。最初にメロディを声で歌い、それをギターへ置き換えていくことで楽曲の骨格を作り、そこからメンバー全員が同じ空間でアイデアを発展させていったという。これまでの作品では各自がアイデアを持ち寄ることが多かったが、新作では最初の段階から全員で制作する、より共同作業を重視した方法が取られた。

Hensonは『BE NOT AFRAID』について、幅広い方向へ手を伸ばすのではなく、一つひとつの要素を可能な限り深く掘り下げた作品だと説明。何度聴いても新しい要素を発見できるほど多くのレイヤーがあり、テーマ面でも「これまでで最も意味のある作品」になったと語っている。

Scott LePageも、Polyphiaには同じアルバムを二度作ることができないほど進化を求める感覚があるとコメント。今作では全員で集まった状態から曲を書き始めたことで、これまで以上に制作そのものを楽しむことができ、その楽しさが作品の中に記録されたと振り返っている。

サウンド面では、異世界的なメタル、未来的なプログレッシブ・ミュージック、脈打つハウス・ミュージックを組み合わせ、サンプリングやビートメイキング、Tim HensonとScott LePageのギターワークを融合。作品全体では“善と悪”という両極端な概念を大きな軸にしている。

Hensonはアルバムについて、非常に高揚感のある勝利的な世界と、背筋が凍るほど恐ろしい世界という2つの極端なムードを行き来すると説明。「自分で聴いていて本当に怖くなる瞬間もある」と明かしている。

また、制作期間中には社会の暗い側面について深く調べていたといい、現実に公開された資料の中に、それまで話していたほど極端な内容が実際に現れる経験もあったという。Hensonは『BE NOT AFRAID』を、そうした世界の醜さによって無力になるのではなく、それに対して美しいものを作ることで応答した作品だと説明している。

アルバムからは今年、約4年ぶりのニューシングルとして「CAN YOU FEEL IT」も先行公開されている。同曲ではメタルとダンス・ミュージックを融合し、Polyphiaの新たな方向性を提示していた。「POWER IN THE BLOOD」はそれに続く新曲となる。

『BE NOT AFRAID』には全12曲を収録。公式ストアでは「Let There Be Light」「With Eyes To See」「Screwtape」「They Know Not What They Do」「Mark Of The Beast」「Near Death」「Deny The Flesh」「Fear God」などのタイトルが公開されている。

Polyphiaはアルバムを納得できる形で完成させることを優先した結果、2026年に予定していた北米ツアーを2027年へ延期。一方、11月から12月にかけて行われるUK/ヨーロッパツアーは予定通り開催され、PerturbatorとRJ Pasinが同行する。

『BE NOT AFRAID』収録曲

1. Let There Be Light
2. With Eyes To See
3. Screwtape
4. Power In The Blood
5. They Know Not What They Do
6. Mark Of The Beast
7. Can You Feel It
8. Near Death
9. J-Bomb
10. Deny The Flesh
11. Devil Get Behind Me
12. Fear God

『BE NOT AFRAID』
2026年10月23日リリース
Rise Records

Pre-order

https://polyphia.lnk.to/BENOTAFRAID

Official Website

https://polyphia.com/

moreru、「詩人に口無し」ミュージックビデオ公開! 7inchアナログ盤を10月31日にリリース

moreruの新曲「詩人に口無し」のミュージックビデオが、YouTubeで公開された。

「詩人に口無し」は、8月28日に配信リリースされたシングルの表題曲。ロックンロールパンクを軸に、モッシュパートやシンガロングパートを取り入れた楽曲として発表されている。ミュージックビデオの監督は、夢咲みちる(Vo)が務めた。

また、「詩人に口無し」は10月31日にカラーヴァイナル仕様の7inchアナログ盤としてリリースされることも決定。アナログ盤には、SIDE Aに「詩人に口無し」、SIDE Bに「思弁的射聖障害残尿論」「死の逆(生ではない)」が収録される。

【リリース情報】

moreru
Single「詩人に口無し」
2026年8月28日配信リリース

https://ssm.lnk.to/PoetMenTellNoTales

【7inchアナログ盤】

moreru
『詩人に口無し』
2026年10月31日リリース
カラーヴァイナル仕様

収録曲:

SIDE A

詩人に口無し

SIDE B

思弁的射聖障害残尿論
死の逆(生ではない)

https://ssm.lnk.to/PoetMenTellNoTales_7inch

大阪デスコア・バンド Dreadmeld、Remaster EP『CISTUS』配信リリース!

大阪のデスコアバンド Dreadmeldが、Remaster EP『CISTUS』を配信リリースした。

本作は、各種ストリーミングサービスで配信中。Spotify、Apple Musicのほか、配信リンクから各サービスで聴くことができる。

クレジットには、Composer / ArrangerとしてこまちだとDreadmeld、またSupport Vocalとしてイツキ/PartyPeakが参加。Mixing / Masteringはたいへーが担当した。

YouTubeでは、『CISTUS』のOfficial Audio Streamも公開されている。

 

【リリース情報】

Dreadmeld
Remaster EP『CISTUS』
配信中

Spotify
https://open.spotify.com/intl-ja/album/61tSxjavn7LUYf0G9hWsWG

Apple Music
https://music.apple.com/jp/album/cistus-2026-remaster-single/6802917714?at=10l7qr

Streaming
https://linkco.re/2G8fNdFG

Signs Of The Swarm、Rob Zombieの名曲「Dragula」をカバー Will Ramos、Bam Margeraら参加のカオスなMV公開

Photo Credit: Alberto Villalobos

アメリカ・ピッツバーグのデスコア・バンド Signs Of The Swarmが、Rob Zombieの代表曲「Dragula」のカバーをCentury Media Recordsからリリースし、オフィシャル・ミュージックビデオを公開した。最新アルバム『To Rid Myself Of Truth』のリリース1周年を記念して発表された単独シングルとなる。

今回のカバーには、Signs Of The Swarmらしい重量感とデスコアのアプローチを大胆に投入。ドラマーのBobby Crowによると、バンドは以前からカバーに適した楽曲を探しており、The Prodigy、Slayer、Static-Xなどさまざまな候補を検討していたという。長距離ツアー中にはRob Zombieの『Hellbilly Deluxe』を繰り返し聴いて眠気を飛ばしており、「Living Dead Girl」「Superbeast」「Spookshow Baby」などもお気に入りだった。

その中で、ある日メンバーが「Dragula」をSigns Of The Swarm流に演奏したらどうなるかを口ずさみながら試したことがきっかけになった。全員がすぐに手応えを感じ、プロデューサー/エンジニアのJosh Schroederへアイデアを持ち込んだところ、ビートループや大幅に低くしたギターチューニングを取り入れながら、わずか1日ほどで形になったという。

ミュージックビデオもRob Zombieのオリジナル映像を意識しながら制作された。当初は原作をできるだけ忠実に再現する構想だったものの、適切な車を用意できず、代わりにPolaris Slingshotを使用するアイデアが浮上。David Simonichは、楽曲を現代的にアップデートするなら映像も同じように刷新しようと考え、普段のシリアスな映像とは異なる自由な方向へ進んだと説明している。

映像には多数のゲストがカメオ出演。Lorna ShoreのWill Ramos、156/SilenceのJack Murray、The Last Ten Seconds Of LifeのTyler Beam、Dying FetusのTrey Williams、August Burns RedのMatt Greinerらが登場している。Galactic EmpireのKevin Corkranもドラム隊に加わった。

さらに、プロスケーターのBam Margeraも出演した。Signs Of The Swarm側の映像スタッフを通じて声をかけたところ、Margeraがちょうどウェストチェスター周辺へ戻るタイミングと重なり参加が実現。友人のプロスケーターDalton Dernも同行し、撮影現場では倉庫内の屋根からオーリーするアイデアまで持ち込まれたという。Simonichは、撮影当日が「とりあえずやってみよう」という言葉で象徴されるような一日だったと振り返っている。

Signs Of The Swarmは2025年8月22日に6thアルバム『To Rid Myself Of Truth』をリリース。同作もJosh Schroederがプロデュースを担当し、Lorna ShoreのWill Ramos、WhitechapelのPhil Bozeman、156/SilenceのJack Murray、PrisonのJohnny Crowderらがゲスト参加している。公式ストアでは全11曲の収録内容も確認できる。

バンドは今後、Nekrogoblikon、Aborted、Party Cannon、The Last Ten Seconds Of Lifeらとともに北米ツアーを開催。10月13日のシカゴ公演からスタートし、トロント、デトロイト、デンバー、シアトル、ロサンゼルスなどを巡った後、11月21日に地元ピッツバーグでツアーを締めくくる予定となっている。

『To Rid Myself Of Truth』ストリーミング/購入

https://SignsOfTheSwarm.lnk.to/ToRidMyselfOfTruth-AlbumPR

Official Website

https://signsoftheswarm.com/

テクニカル・デスメタル・バンド Allegaeon、「Dark Matter Dynamics」MV公開 アコースティック名手Adrian Bellue参加で“ダークマター”を描く

Photo by Stephanie Cabral

アメリカ・コロラド州を拠点とするテクニカル・デスメタル・バンド Allegaeonが、「Dark Matter Dynamics」のオフィシャル・パフォーマンスビデオを公開した。同曲にはギタリスト/マルチインストゥルメンタリストのAdrian Bellueがゲスト参加しており、2025年4月4日にMetal Blade Recordsからリリースされた7thアルバム『The Ossuary Lens』に収録されている。

「Dark Matter Dynamics」では、Allegaeonが得意とするテクニカルで重量感のあるデスメタルと、スティール弦アコースティック・ギターによる繊細なサウンドを融合。Greg Burgessは、自身が愛するスティール弦アコースティックの音楽をAllegaeonへ持ち込み、さらにそのスタイルをAdrian Bellueとともに掘り下げられたことを「永遠に誇りに思う」と振り返っている。

ボーカルのEzra Haynesも、Bellueとは近年親交を深めてきたと説明。楽曲については、Allegaeonらしい科学を題材としたテーマを持ちながら、激しいギターリフの間にソウルフルでアトモスフェリックなインストゥルメンタル・パートを配置することで、アルバムの幅広さを示す一曲になったと語っている。さらにコーラス部分を、これまでのAllegaeonで「最もジャンプしたくなるリフ」と表現した。

タイトルが示す通り、歌詞ではダークマターや宇宙物理学を題材にしている。原始ブラックホール、重力レンズ、赤方偏移、暗黒エネルギー、時空の歪みなどの科学用語を盛り込みながら、直接観測することのできないダークマターを“光の亡霊”“重力の幽霊”のような存在として描いている。

今回の映像はKyle Lamarが撮影したパフォーマンスビデオ。公開時には、デンバーで開催されたFlatline FestでBellue本人を迎えて「Dark Matter Dynamics」を演奏することも発表され、同フェスにはCattle Decapitation、The Zenith Passageらも出演した。

『The Ossuary Lens』はAllegaeon通算7作目のフルアルバムで、2015年に脱退したオリジナル・ボーカリストEzra Haynesが復帰後初めて参加したフルアルバムでもある。HaynesがAllegaeonのアルバムでボーカルを務めるのは、2014年の『Elements Of The Infinite』以来となった。

アルバムはデンバーのFlatline AudioでDave Oteroとレコーディングされ、AllegaeonにとってOteroと制作した6作目のアルバムとなった。作品全体では“死”を大きなテーマに設定し、それぞれの楽曲で異なる角度から死という概念を見つめている。

「Dark Matter Dynamics」ミュージックビデオ

『The Ossuary Lens』
2025年4月4日リリース
Metal Blade Records

ストリーミング/購入

https://allegaeon.bandcamp.com/album/the-ossuary-lens

Official

https://www.metalblade.com/allegaeon/