カリフォルニアを拠点に活動するプログレッシブ・メタルコア・バンド、Silent Planet (サイレント・プラネット) が新曲「Antimatter」のミュージックビデオを公開しました。バンドはこの曲に「the next chapter (次の章)」というキャッチを付け公開。ミュージックビデオはKevin Johnson (ケヴィン・ジョンソン)がディレクションを手掛けている。ヴォーカリスト/ギタリストのGarrett Russell (ギャレット・ラッセル)は、自身の治療のために制作したと話している (Garrett は目下最新アルバム『Iridescent』において、精神病院に入院中に楽曲を制作、アルバムに収録していた)。
ニュー・アルバムに関する情報はまだないが、バンドはこの秋、DayseekerとMoxy The Bandと共に再びツアーに出る予定だ。
プログレッシヴ・デスメタル・バンド、Obscuraの元ベーシストで現在はAlkaloid、Obsidiousで活躍する Linus Klausenitzer(ライナス・クラウゼニッツァー)が、ソロ・デビュー・アルバム『Tulpa』を2023年10月6日にリリースすると発表した。このアルバムは、1873年にドイツで出版されたEmil Besetzny (エミール・ベセツニー)の名著「Die Sphinx」にインスパイアされたもので、以下の強力なミュージシャンが参加している。また、収録曲「King Of Hearts」のビデオが公開されている。
Javi Perera (Obsidious): Vocals
Ian Waye (Soreption): Lead & Rhythm Guitars (all songs)
Aaron Homma (Annihilator, Killitorous): Lead & Rhythm Guitars (“King Of Hearts”), Acoustic Guitars (all songs)
Vanesa Jalife: Piano (all songs)
Hannes Grossmann (Alkaloid, Triptykon, ex-Obscura, ex-Necrophagist): Drums (All Songs)
Roland Grapow (Masterplan, Ex-Helloween) “King Of Hearts”
Phil Tougas (First Fragment, Chthe’ilist) guest solo on “Axiom Architect”
Ian Waye (Soreption) guest solo on “Our Soul Sets Sail” / “Sehraff Streaming” / “The Devil’s Tongue” / “Queen Of Hearts”
V. Santura (Triptykon) guest solo on “Sword Swallower”
Dee Dammers (U.D.O., Dirkschneider) guest solo on “Sister In Black”
Chris Hermsdörfer (Beyond The Black, Serenity) guest solo on “Dig Deeper”
Nicolas Alberny (Gorod) guest solo on “Lunar Assailant”
“King Of Hearts” is available at all common streaming platforms now. 🔥
カリフォルニア州ロサンゼルスを拠点に活動するオルタナティヴ・メタル・バンド、In This Moment (イン・ディス・モーメント)が、2023年10月27日にBMGよりニュー・アルバム『Godmode』をリリースすることを明らかにした。このアルバムは、Ice Nine KillsのSpencer Charnasをフィーチャーした「Damaged」などを含む全10曲で構成されており、収録曲「The Purge」のミュージックビデオが公開されたばかり。
01. “Godmode”
02. “The Purge”
03. “Army of Me”
04. “Sacrifice”
05. “Skyburner”
06. “Sanctify Me”
07. “Everything Starts and Ends with You”
08. “Damaged” (feat. Spencer Charnas of Ice Nine Kills)
09. “Fate Bringer”
10. “I Would Die for You”
イギリス・ニューポートを拠点とするレゲエメタル・バンド、Skindred (スキンドレッド)が、新曲「Unstoppable」のミュージックビデオを公開しました。この曲は、2023年8月4日にEarache Recordsからリリース予定のアルバム『Smile』の収録曲。アルバムの収録曲は以下の通りで、先に公開されている「GIMME THAT BOOM」のミュージックビデオも併せてチェックしておこう!
01. “Our Religion”
02. “GIMME THAT BOOM”
03. “Set Fazers”
04. “Life That’s Free”
05. “If I Could”
06. “L.O.V.E. (Smile Please)”
07. “This Appointed Love”
08. “Black Stars”
09. “State of the Union”
10. “Addicted”
11. “Mama”
12. “Unstoppable”
ジョージア州アトランタデスコア・バンド、Left to Sufferが「Consistent Suffering」のミュージックビデオを公開しました。この曲はバンドの最新アルバム『Feral』収録曲で、現在全てのストリーミング・プラットフォームで入手可能だ。
ミュージックビデオについて、バンドは次のように語っている:
「Left to Sufferを始めた時、僕らは最もヘヴィでスラムなバンドになりたかった。時が経つにつれて、メロディーとコーラスを求めるようになった。この “Consistent Suffering “には、3分半のLeft To Sufferの猛攻撃の中に、僕らの全てが詰まっているような気がする」。
オルタナティヴ/ニューメタルをベースとしつつも、Ryoがこれまで築いたメタルコアのキャリアもKnosisサウンドの重要なピースとなっている。ミックス/マスタリングをBuster Odeholmが担当していることからも分かるように、グローバル・スタンダードのダーク&ヘヴィネスをエレクトロニックなアレンジをもってして作り上げた。「You Can’t Kill Me Undead」、「Come and Kill the Undead」といったフレーズもライブにおけるフロアのボルテージを加熱させるキーリングになっている。
Music and lyrics : Ryo Kinoshita and Yosh Morita
Produced and recorded : The Hideout Studios JPN
Mixed and mastered : Buster Odeholm (Odeholm Audio)
Artwork : Tom Byrne (Valiant Hearts, Galleons and Endless)
大きな喜びとともに、数年にわたる議論の末、Deicideの最新アルバム『Banished By Sin』のレコーディングとマーケティングのために、新しく結成されたRPMと歴史的なアルバム契約を結んだことを発表したい。私たちは、RPMの音楽を創り出す才能ある厳選された人々と共に仕事をし、Deicideのカタログに最新のアルバムを加えることを楽しみにしています!
「好きなメタル・バンドはたくさんいるけど、その多くはアンダーグラウンドで広がっていて、まばらな感じがするんだよね。僕が思うにLamb of Godは、本当にビッグになった最後のメタル・バンドらしいメタル・バンドだったと思う。メタル界には、Sylosisがこれからリリースするニュー・アルバム『A Sign Of Things To Come』のようなものを求める大きなギャップがある。そのギャップを埋めたいんだ」。
今回もメロディックであるものの、テクニカル/プログレッシヴ・デスメタルを基調としつつ、ブラックメタルのアトモスフィアを取り入れながら、シャープで切れ味鋭いリフをキーとしており、比較的長年のCattle Decapitationリスナーには聴きやすいと思う。ただ、彼らにクリーンパートを求めていないとするなら、「Terrasitic Adaptation」といったアルバムのリードトラックは微妙かもしれない。ただ、「The Insignificants」や「…And the World Will Go on Without You」といったアルバム中盤の楽曲はクラシックなCattle Decapitationの魅力が詰まった楽曲で、頭の楽曲だけで判断せず聴いてみて欲しい。特に「…And the World Will Go on Without You」、「We Eat Our Young」はグラインドな展開の妙にニヤリとしてしまう。
どれだけメンタルヘルスに気を使ったとしても、地獄のような生活をしていたらそれは変わらない。環境保護と経済的な成長を両立させることはこの地球の長年のテーマであるが、Cattle Decapitationは愚かな人間の自己中心的な考えを否定し続け、警鐘を鳴らし続けている。「We Eat Our Young」の歌詞で印象的なフレーズである「Own world we obliterate (=自分たちの世界は自分たちで消し去る)」は、このアルバムを端的に表していて、それはアートワークからもふんわりと感じられるはずだ。この人間中心の地球の行く末、最悪の結末に向かって何も変わらない社会へのヘイトは相当のものであり、それは単なる怒りをぶちまけたものでなく、歌詞としての世界観の芸術性も高く、非常に素晴らしいと思う。ヴィーガン・デスメタルは真っ赤な怒りで塗り固められたものだけでない。その怒りを表現する手段として、彼らはテクニカル・デスメタルを武器にしている。
2009年スイス・ローザンヌで結成。本作までに2枚のフル・アルバムを発表、本作は女性ギター/ボーカルLisa Voisard、ギタリストManu Le Bé、ベーシストJulien Waroux、ドラマーFlorent Duployerの4人体制でレコーディングを行った。いわゆる「Dissonant Death Metal」に分類される彼らは、ドゥーミーに展開される楽曲に不気味なメロディの霧をしっとりと燻らせながらAnachronismのテクニカル・デスメタルへ聴くものを誘っていく。静かにうねりをあげるドラミングにも注目だ。
2022年からノルウェーを拠点に活動を開始した超若手。本作は同郷のデスメタル中堅Blood Red ThroneのドラマーKristofferとベーシストStian、FilthdiggerのボーカルEirik、ゲスト・ギタリストとしてWormholeやEquipoiseで活躍するSanjay Kumarが参加しレコーディングしたデビュー作だ。きめ細やかなドラミングと次第に存在感を増すベースライン、バランス良く配置されたスラム・パートが上質な作りの良さを浮き彫りにする。「Moon Dweller」で顔を覗かせるスラッシュ・メタルからの影響も見逃せない彼らの魅力だろう。
2019年ベルギー・ブリュッセルで結成。女性ボーカリストLoreba Moraes、ボーカルも兼任するギタリストのLou-IndigoとLucas、ベーシストLéo、ドラマーLorenzoの4人で制作された本作は、彼/彼女らのデビュー作。終始ミドルテンポで押し続けるスタイルでありながら、奇想天外なリフとドラムパターンが蠢き続けるのがTriagone流。共にリードボーカルを取るLorebaとLou-Indigoの掛け合いも独特。収録曲「Ad Mortem Sem Papyrvs」はMVになっており彼らの特性を視覚的に感じられる。
2011年スウェーデン・エーレブルーで結成。ボーカルJonatan Karasiak、ギタリストのMarcus Jokela NyströmとRickard Persson、ベーシストMarcus Strindlund、ドラマーJacob Hednerで、デビュー作『Dogma of the Deceased』から3年を経て本作を完成させた。メロディックなリフを追随するかのようなガテラルは時に人間離れしたデモニックなシャウトも交え存在感抜群。初期はデスラッシュをやっていたことも感じられる、最新型Carnosusの名刺代わりとも言える快作。
フランスのHenkerに在籍していたギター/ボーカルStef、Human VivisectionのベーシストSonny、ドラマーDriesによるトリオのデビュー作 (バンド自体はベルギーを拠点としているそうだ)。デスコアの影響を感じさせるダンサブルな2ステップ・パートやブレイクダウンを交えながら、超絶技巧のタッピング・フレーズやプログレッシヴなアトモスフィアなども組み込んだハイブリッドなスタイルだが、すっきりとしたサウンドプロダクションでアルバムとしての完成度は高い。Deeds of FleshからArshspireまで飲み込み昇華した新世代テクデスのダークホース的存在と言えるだろう。
MESH-KEYの公式アナウンスに海外からは「このアルバムが本当に好きだ、アナログ盤で手に入れられるのが待ちきれない」、「素晴らしいレコードだ、間違いなく適切なリイシューに値する!」などとコメントが書き込まれている。またINUのサウンドについてMESH-KEYは「INUのユニークなサウンドを他のバンドと比較して説明するのは難しいが、も気弱なRichard Hell & The VoidoidsがPiLとジャムっているところを想像してみては?」と表現している。