ニューヨークを拠点とするブラッケンド・デスコア・バンド、A Wake In Providenceが新曲「The Horror ov the Old Gods」のミュージックビデオを公開しました。バンドは今年、Unique Leader Recordsとの契約を発表し、レーベルからのデビューシングル「Godkiller」をリリースしていました。過去にはLorna ShoreのWill Ramosが在籍したこのバンド、新体制となり、ここまで大化けするとは驚きです。新作に期待しましょう。
ユタ州ソルトレイクシティのデスコア・バンド、Chelsea Grinが新曲「Origin of Sin」のミュージックビデオを公開しました。バンドは現在ドラマーPablo Viverosが活動休止中であるが、オリジナル・メンバーのベーシストDavid Flinnを中心に活動中。この新曲は、2022年11月22日にONErpmからリリースされるダブル・アルバム『Suffer In Hell』、『Suffer In Heaven』の収録曲。
すでにアルバムのトラックリスト、アートワークがが公開されている。楽曲の中には亡くなったThe Black Dahlia MurderのTrevor Stnadの名前も。

『Suffer In Hell』
1. Origin of Sin
2. Forever Bloom (featuring Trevor Strnad)
3. Deathbed Companion
4. Crystal Casket
5. Flood Lungs
6. The Isnis
7. Mourning Hymn
8. Suffer In Hell, Suffer In Heaven
『Suffer In Heaven』
9. Leave With Us
10. Orc March (featuring Dustin Mitchell)
11. Fathomless Maw
12. Soul Slave
13. The Mind of God
14. Yhorm the Giant
15. Sing to the Grave
16. The Path of Suffering
カナダ・ケベックのハードコア・バンド、Get The Shot がニューシングル「Bloodbather」のミュージックビデオをSlam Worldwideから公開しました。この楽曲は、2022年10月7日にリリースするニューアルバム『Merciless Destruction』からの先行シングル。
アルバムアートワークを見ても分かるように、グッとブルータルに舵をきったスタイルへとアップデート! 楽曲名、ミュージックビデオのディレクション、サウンドなど至る所にブルータル要素満載、これまでのGet The Shotファンであるハードコア・リスナーも彼らの鳴らすブルータルさは受け入れられるはずだ。
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<メンバーラインナップ>
Jean-Philippe Lagacé – Vocals
Tom Chiasson – Guitar
Guy-Pierre Genest – Guitar
Dany Fisher Roberge – Bass
David St-Pierre – Drums
RIFF CULT : Spotifyプレイリスト「All New Deathcore」
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スロベニアのメタルコア・バンド、Within Destructionが新曲「Scars」をリリースしました。この楽曲は、2022年9月30日にリリースするニューアルバム『Lotus』の収録曲だ。
すでにアートワークやレコ発ツアー、アルバムアートワークをコンセプトにした新たなマーチャンダイスの販売がスタートしている。初期はブルータルなデスコアをプレイしていた彼らだが、次第にメタルコア・ニューメタルコアへと接近。お得意のバウンシーなリフはそのままに、現代エクストリーム・メタルのメインストリームへスロベニアから食い込んでいく。
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USブラッケンド・デスコア・バンド、Lorna Shoreが最新曲「Cursed To Die」のミュージックビデオを公開しました。この楽曲は、2022年10月14日にリリースされる待望のニューアルバム『Pain Remains』の収録曲。
ついにアルバムの発売日、そしてタイトルが発表された。この作品は間違いなく2022年下半期のベスト・デスコアアルバムになるだろう。
配信URL : https://lornashore.lnk.to/PainRemainsID
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USデスコア・バンド、Enterprise Earthが、「You Couldn’t Save Me」のミュージックビデオを公開しました。この曲は、MNRK Heavyから2022年上半期にリリースされたアルバム『The Chosen』の収録曲。
ギタリストのGabe Mangoldは、このビデオについて次のように語っています。
「もし、The Chosenの中の1曲でライブのエネルギーを表現できるとしたら、それは簡単に「You Couldn’t Save Me」と言えます。この曲は演奏するのが楽しくて、特に最後の方ではいつも観客のエネルギーが高まっているんだ。2022年冬のアメリカ・ツアーで撮影され、最高のをとらえたものなんだ」。
カナダのデスコア・バンド、Carcosaが新曲「Restless」のミュージックビデオを公開しました。この楽曲は、カナダの先住民族が直面する問題、残虐行為について歌ったもので、バンドは「Restless」を通じ、このような残虐行為を決して忘れないとコメントしています。
ビデオの概要欄には「この曲を正しく作るために、私たちは先住民族のミュージックビデオの監督や編集者とだけ仕事をし、彼らが自分たちのストーリーを語り、真実を語ることができるようにしました。私たちは、彼らが答えと説明責任を求めるとき、彼らと一緒に叫ぶためにここにいるのです」と明記しており、マーチャンダイスの売上をIndian Residential School Survivors Societyに寄付すると話しています。
RESTLESS. OUT NOW.
Watch the new music video and read below for a very important message about this release.
🔗 // https://t.co/z2KzUtHyOO pic.twitter.com/pGCI35KHrq
— CARCOSA (@carcosabc) July 27, 2022
デンマークのデスコア・バンド、Cabalが新曲「Violent Ends」のミュージックビデオを公開しました。この楽曲は、2022年10月21日にNuclear Blast Recordsからリリースするデビュー・アルバム『Magno Interitus』の収録曲。
初期はブラッケンド、またはデプレッシヴなブラックメタルをデスコアに落とし込んだスタイルで、耳の早いデスコア・リスナーの間で話題となっていた彼ら。Nuclear Blastとの電撃契約を果たし、いよいよグローバルな人気を得た彼らの快進撃、絶対に見逃さないようにしよう。
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USブラッケンド・デスコア、Lorna Shoreがニューシングル「Cursed to Die」をCentury Media Recordsからリリースしました。これぞ「Lorna Shore」というべき美しきオーケストレーション、そして全てが弾けるようにして打ち鳴らされるブレイクダウンの威力。必聴です。
また、この楽曲のミュージックビデオが7月28日午前1時に公開される。そちらも楽しみに待とう。
‘Cursed To Die’ premiering 7/27 pic.twitter.com/8PSKanDtQS
— Lorna Shore (@LornaShore) July 25, 2022
https://www.youtube.com/watch?v=2eTMN622DRg
USデスコア・バンド、BLIGHTが、Dead/AwakeのDillon Hareをフィーチャーした新曲「Circle of Bones」をリリースしました。ビートダウンすることに命を懸ける彼ら、ダウンテンポ・スタイルの楽曲で銃声サンプリングを組み込みまくりながら展開。Dead/AwakeのDillonもファックと叫びまくります。
STRANGLEDのメンバーからなるOrphanのデビュー・ライブにも出演するとのこと。
アルバムを除けば、2022年上半期のデスコア・シーンは、Lorna Shoreの話題で持ちきりだった。リアクション・ビデオとして恰好の楽曲となった「To The Hellfire」(*2021年リリース)、「Sun//Eater」はデスコア・リスナーだけでなく、オーバーグラウンドのメタル・シーンにも衝撃を与えた。そこからデスコア、ブラッケンド・デスコア・シーンへどのくらい新しいリスナーが流入したかは分かりかねるが、アンダーグラウンド・デスコア・シーンは次のLorna Shoreになるべくブラッケンドなスタイルが本格的にトレンド化していった。半数くらいは正直ブラッケンド・デスコアを上手く表現しきれていないが、デスコアの中のマイクロ・ジャンルとして成立するくらいにはブラッケンド・デスコアを自称するバンドが増えてきたように思う。
個人的な思いとしてはメタル・ミームとしてデスコアは非常に扱いやすい「ネタ」であるので、Lorna Shoreをきっかけにもっとたくさんの新規デスコア・リスナーが増えるかなと思っていた。「ネタとは言うのはどうなのか」ってのもあると思うけど、アンダーグラウンドの新しい音楽にとって、カッコつけて聴かれないことよりネタとしてリアクションされることの方が数百倍価値があるはずだ。
色々思うことはこれくらいにしといて、2022年の上半期にリリースされた作品の中から、これからの数年重要な作品になって行くだろう作品をピックアップ、レビューしてみた。新しいお気に入りを見つけて欲しい。
NOCTURNAL BLOODLUST 『ARGOS』
一言 : デスコアの未来に語り継がれていく名作
▶︎https://linktr.ee/nb_argos
NOCTURNAL BLOODLUST、通称ノクブラ。彼らのサウンドを「デスコア」というジャンルの枠だけに当てはめるのはもはや不可能だ。ただ、RIFF CULT的視点でこのアルバムをどこかにカテゴライズしなければならないとするならば、「デスコア」以外の何者でもないことから2022年上半期のデスコア・ナンバーワン・アルバムとして評したい。
このアルバムをオープニングからエンディングまで聴いた時、メンバーが現代メタルコアやデスコア、その他周辺ジャンルのトレンドをしっかりとキャッチしていることがよく分かる。NorthlaneやErraといったプログレッシヴ・メタルコアのリフ・ワーク、Lorna ShoreやShadow of Intentに代表されるシンフォニック/ブラッケンド・デスコアのオーケストレーション、加えて、日本のラウド・シーンで育まれてきたメインストリーム・ラウドの様式美、ニューメタルコアの尖ったサウンド・プロダクション。細部に至るまでこだわりを貫いたアレンジが組み込まれており、何度聴くたびに発見があり、時代の感覚をしっかりとキャッチしていることが感じられる。
デスコアとして評した時に、このアルバムのキートラックとなるのはもちろんPROMPTSのPKがゲストとしてフィーチャリングしている「Cremation」だ。本格的なオーケストレーションはMasahiro Aokiのアレンジによるもので、世界中見渡してもこれほど優れたオーケストレーションを持つデスコアの楽曲はない。「Red Soil」や「Bow Down」といった楽曲についてはメタルコアの2022年トップトラックとして語る必要もあるし、10年、20年後に2020年代のメタルを語るとき、このアルバムがどれほど重要なものであったか話題に登るに違いない。リアルタイムでこの作品を体感できている事に人類は感謝したほうがいいくらい。とにかく素晴らしかった。
Shadow of Intent 『Elegy』
一言 : シンフォニック・メタルとデスコアの最高級クロスオーバー
▶︎https://found.ee/9kCZ4
シンフォニック・デスコアと言えばShadow of Intentという人も多いだろう。結成以来レーベルに所属せず、D.I.Yのスタイルを取るバンドとして他のデスコア・バンドへ与えた影響は大きい。そんな彼らの鳴らすサウンドにデスコアのトレンドが追いつき始めた2022年、この『Elegy』がもたらした衝撃は凄まじいものがあった。デスコアにシンフォニックなエレメンツを加えたというよりは、シンフォニック・メタルとデスコアのクロスオーバーと表現するのが言い得て妙だろう。そのバランス感覚は頭ひとつ抜きん出た才能によって作られるものであり、決して簡単にフォロワーを生み出せるようなスタイルではない。アルバム収録曲で先行シングル/ミュージックビデオとして発表された「Intensified Genocide」に彼らの魅力がたっぷりと詰まっている。
Enterprise Earth 『The Chosen』
一言 : Dan Watsonのカリスマ性がたっぷり味わえる
▶︎https://enterpriseearth-thechosen.com/
デスコア・シーンのカリスマ・ボーカリストDan Watson在籍時のラスト・アルバム。Enterprise Earthの人気を考えた時、やはり彼の存在は大きいし、『The Chosen』もそんな彼のデスコア・ボーカリストとしての魅力がたっぷり詰まった作品だ。
ハイピッチ・スクリームからメロディックなシャウトまで、緊張感のあるサウンドをスリリングに表現する彼の歌声はやはり、高い人気があるだけあってクオリティは一級品。アートワークから楽曲のタイトル、プロモーションに至るまで一貫したコンセプトがあり、サウンド・デザインも時折オリエンタルな要素があったりとEnterprise Earthの世界観に忠実であったのも素晴らしいポイントだ。一つ一つの楽曲では伝わらない魅力が、アルバムという形になった初めて伝わってくる。新たなボーカリストが加入し、再び動き出した彼らの動向にも注目だ。
Bodysnatcher 『Bleed-Abide』
一言 : 殺傷能力MAX モッシュ・パートてんこ盛り
▶︎https://bodysnatcher.ffm.to/bleed-abide
アメリカン・アンダーグラウンド・デスコアの王者とでも言うべきBodysnatcher。ダウンテンポ・デスコアのポテンシャルを最大限に発揮したタフなサウンドは、これまでに幾多のフロアで殺人級のモッシュを巻き起こし、その殺傷能力に磨きをかけてきた。Lorna Shoreを筆頭に、シンフォニック/ブラッケンド・デスコア・ムーヴメントが巻き起こる今、全くメタルの影響を受けず、ハードコア・ルーツのモッシュパートを武器とするサウンド・デザインに振り切っているのが清々しい。「Absolved of the Strings and Stone」や「Flatline」といった楽曲はそんな彼らの持ち味が発揮されたキラーチューン。
Mire Lore 『Underworld』
一言 : 次のデスコア・トレンドはこれだ
▶︎https://www.youtube.com/watch?v=60-NmVx2Zqo
上記のEnterprise Earth、そしてBodysnatcherに在籍した経歴を持つDan Watson (ex-Enterprise Earth / ex-Infant Annihilator)と、Frankie Cilella (ex-Bodysnatcher / Existence Has Failed) によるプロジェクト、Mire LoreのEP。上半期滑り込みで食い込みTOP10にランクイン。コアなデスコア・リスナーの関心を集めるこのプロジェクト、BodysnatcherのモッシュコアのエレメンツとDan Watsonのハイ&ローを見事に操るスクリームの数々が味わえるハイブリットな仕上がりだ。言うならば、現代デスコアのシンフォニック的なトレンドと激化するヘヴィネスの両方を兼ね備えたサウンドと言えるだろう。独特の緊張感も漂わせつつ、アンダーグラウンド的な美的感覚をスケール豊かに表現した、実に今っぽい作品と言えるだろう。
Paleface 『Fear & Dagger』
一言 : スラミング・ビートダウン最高傑作
▶︎https://linktr.ee/palefaceswiss
スイスを拠点に活動するPalefaceは、Slam Worldwideを通じ発表してきた様々なミュージックビデオをきっかけに注目を集めてきた。メンバーが首を吊って集団自殺するかのようなビデオ・ディレクションは刺激的で、彼らのサウンドを上手く表現している。
怒りや日頃の鬱憤を歌詞やサウンドに投影するということは長い音楽の歴史を見てもよくあることだが、彼らはその怒りのレベルが桁違い。ビートダウンを軸に縦横無尽に展開する彼らのサウンドは、マックスに達した怒りによって発生する感情のうねりを表現しているし、ボーカル、コーラスのラフなスタイルもまとまらない感情そのままだ。例えば震えるほどの怒りを感じやり場のない怒りに感情を支配された時、『Fear & Dagger』を聴くことによって怒りの発散が出来るし、聴く鎮静剤として非常に有能。デスコアかと言われれば賛否両論あるかと思うが、スラミング・ビートダウンを鳴らすバンド自体少ないので、デスコアとして今回は評価したい。
Fit For An Autopsy 『Oh What the Future Holds』
一言 : メインストリーム・デスコアの最先端
▶︎https://bfan.link/FitForAnAutopsy-OWTFH
数々のデスコア歴史的名盤を手掛けてきたWill Putney率いるFit For An Autopsy。オーバーグラウンドのメタルシーンのメタル勢に引けを取らないサウンド・プロダクションで他のデスコア勢を圧倒する本作は、ミドルテンポ主体かつオルタナティヴ・メタルのエッセンスを取り入れた挑戦的な仕上がりとなっている。先行シングル/ミュージックビデオとして公開された「Far From Heaven」では、雄大なコーラスワークを携えたクリーンパートとミドルテンポからでしか作り出せないダイナミックなブレイクダウン/ビートダウン・パートが印象的。
And Hell Followed With 『Quietus』
一言 : クラシック・スタイルそのままで奇跡の復活
▶︎https://www.facebook.com/AndHellFollowedWith
2010年にアルバム『Proprioception』以来、12年振りとなる完全復活作『Quietus』に、古参デスコア・リスナーは大いに沸いたことだろう。音楽SNSとして一世風靡したmySpace世代のデスコアとして解散後もカルト的な存在として影響を与え続けてきた。
スタイルに大きな変化はなく、ファストなブラストビートを主体にデモニックなグロウルを炸裂させていく。トリプル・ギターなのも懐かしのデスコア・スタイルを感じさせてくれる。ベテランの復帰ともあり、参加したゲスト・ミュージシャンも豪華で、BodysnatcherのKyle Medina、Brand of SacrificeのKyle Anderson、The FacelessのJulian Kersey、VulvodyniaのDuncan Bentley、Spirit BreakerのTre Turnerらが楽曲に華を添える。
Worm Shepherd 『Ritual Hymns』
一言 : これが本物のブラッケンド・デスコア
▶︎https://orcd.co/wsritualhymns
いよいよブラッケンド・デスコアが本格的に主流になっていくという予感が確信に変わったのがちょうど1年前。Lorna Shoreの「To the Hellfire」がリリースされたことで、後続のバンドが2022年に入り続々と登場してきた。その中でもWorm Shepherdは、主流になっていくという予感が芽生えた頃、いち早くブラッケンド・スタイルを取り込み出したことを覚えている。それは2020年、シングル「ACCURSED」をリリースした時だったと思う。彼らはそれを深く追求し、整理、Worm Shepherdのサウンドとして作り上げ、Unique Leader Recordsと契約まで果たした。このアルバムが持つ重要性、後に2020年代のデスコアのムーヴメントを掘り下げた時、Lorna Shoreと同様に扱われるべき作品であることは間違いない。
The Last Ten Seconds of Life 『The Last Ten Seconds of Life』
一言 : 遂に完成させたニューメタルxモッシュコアの高次元融合
▶︎https://orcd.co/tltsol
Bodysnatcher同様、長きにわたりアメリカン・アンダーグラウンド・デスコアの番長的存在感を見せてきたThe Last Ten Seconds of Life。アルバムリリース後にWyatt McLaughlin以外のメンバーが脱退するという事件が起きてしまったものの、バンドの歴史を振り返った時、この作品は歴代トップに匹敵する作品だと感じる。
彼らがニューメタルへと傾倒したとき、シーンで賛否両論巻き起こったことは鮮明に覚えている。自分自身、それを受け入れるのに時間がかかったが、昨今のニューメタルコア・ムーヴメントを見れば早すぎた試みだったのかもしれない (今のニューメタルコアとはスタイルは違うが)。彼らが試みてきたニューメタルとデスコアのクロスオーバーはここへきてグッと洗練され、モッシュ・パート主体でありつつ、KornやSlipknotを彷彿とさせるアクセントを取り入れてる。RIFF CULT的に世界一かっこいいバンド名だと思ってるので、新たなメンバーが加入し、これからも活動を継続してくれることを願うばかりだ。
USデスコア・バンド、Spiteが新曲「Dedication To Flesh」のミュージックビデオを公開しました。この楽曲は、2022年8月19日にRise Recordsからリリースされるニューアルバムからのタイトル・トラックだ。聴けばわかるように、まるでSlipknotがデスコア化したかのようなアイデアが随所に散りばめられたグルーヴィな仕上がりとなっている。
配信URL : https://riserecords.lnk.to/dedicationtoflesh