One Eye Closed : One Eye Closedが新たなシングル「Squall」のミュージックビデオを公開しました。フィーチャリング・ゲストには、ISSUESのAJ Rebollo、サウンドエンジニアリングにはЯyo Trackmaker (girugamesh)を迎えた力作で、邦楽ロック的な強みをより前面に押し出したキャッチーかつソリッドなサウンドは、ラウドフォロワーのみならずライトな音楽リスナー層にも響くこと間違いなし。
DIVINITIST : 日本を拠点に活動するデスコアバンド、DIVINITISTが新曲「IMITATOR OV DEITIES IN FALSE GENESIS」のリリックビデオをSlam Worldwideから公開しました。自身のサウンドを「Divinity Deathcore」と自称するDIVINITIST、ドゥーミーなガテラルが漆黒のブラッケンド・サウンドを更に黒く染め上げ、緩急の効いた楽曲展開で楽曲をドラマティックに仕立てていきます。
東京を拠点に活動するメタルコアバンド、Crystal Lakeが、新体制となってから初となるミュージックビデオ「Curse」を公開しました。新メンバーにはHer Name in BloodのTajiが参加し、ミュージックビデオにも登場。これまでのCrystal Lakeが鳴らしてきたメタルコアに浮遊感のあるメロディを散りばめたらしさ溢れる一曲になっており、多くのアーティスト達も反応している。
$iva : どうなんだろう。音楽を聴き始めたきっかけは、親がやっていたバンドですかね。その影響で洋楽には幼い頃から馴染みがありましたね。3つ上の兄貴もバンドをやっていて、兄貴が持っていたTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTのCDとか聴いてからディグりまくって、Rage Against the Machineにたどり着きました。確か、その時ゲットしたRage Against the Machineのポスターに、Kダブシャインがコメントを書いていて、どんな人なんだろうと興味を持って聴いたら完全にハマりましたね。そこからCD300枚くらい万引きして、いろいろ聴き漁りましたね。
KAMU¥ : $ivaくんがホラー映画が好きで、Ho99o9とかGHOSTEMANEとか、そういうラッパーを教えてもらった時にラップもスクリームとかしていいんだみたいな発見がありましたね。ニューメタルとかラップコアとか。それこそRage Against the Machineもそうだけど、バンドでラップしてる人はけっこういても、ヒップホップのジャンルでロックをやってる人ってそんなにいないなって思っていたんですよね。海外にはいるんでしょうけど、うちらの周りにはいなかった。それでやってみようかなと思ったかな。
KAMU¥ : 「All My Homies」の歌詞を制作した時は、比喩表現はなるべく使わずにストレートな感じを意識しましたね。DEVDFRE$Hのリリックに関しては、自分の気分をぐっと沈めた状態で書くようにして、比喩表現も割と使うように意識していますね。ぱっと読んだだけでは理解できないような、深読みさせられるようなもの。
RIFF CULT : おふたりのパートがしっかり分かれていながら、それぞれに個性もあり、スタンダードな交わりがない感じが面白いですよね。このEPリリース後のシングルも興味深いものばかりです。Marilyn Mansonの「This Is The New Shit」でラップしてみようと思ったきっかけはあるんですか?
Piguri : 最初に聴いた激しめの音楽で言うと、確かBlack Flagですかね。あんまり詳しく覚えていないですが (笑) メタルコアだと、For The Fallen Dreams?
Matsuno : いきなりFor The Fallen Dreamsは絶対うそでしょ (笑)
Piguri : いやーどうだったかな。
Matsuno : Hatebreedとか聴いてないの?
Piguri : あ、聴いてました。あとはMADBALLとかSICK OF IT ALLとか。
Matsuno : Piguriってそんなハードコアな人だったの? (笑)
Piguri: そうでしたね (笑)でも最近はあまり聴いてないですね。
PK : 僕は中学2、3年生の頃、友達にアコースティックギターをプレゼントしてもらった事がきっかけで音楽に興味を持つようになりました。最初はSTINGとかオールドポップとかが好きだったんですが、高校1年生の時に同じクラスメイトでサークルも一緒だった友人に、DisgorgeとかCannibal Corpseとかを教えてもらい、Deathとかオールドスクールなスラッシュメタルにもハマっていきました。メタルコア系だと、Lamb of Godなどから聴き始めて、Killswitch Engageあたりを一通り聴きましたね。高校3年生くらいにはAsking AlexandriaとかWe Came As Romansとかに興味が出るようになって、そちらをよく聴くようになりましたね。そこからバンドやってみたいと思いました。最初はKillswitch EngageやLamb of God直系のバンドだったんですけどね。
Matsuno : 確かにけっこう多いよね。そのTurn For OurのベースのHyeong DooってやつとかもTo My Last Breathってバンドを前やってたり。
To My Last Breathは韓国最初のデスコアバンドとして知られる存在。現End These DaysのフロントマンSang Yul Songがギター兼リーダーを務めていた。
Matsuno : To My Last Breathの最初の音源が2009年とかだからかなり早いよね。日本でいうHer Name In Blood的な存在だったのかなと。Turn For OurもTERRORやTRAPPED UNDER ICEのようなストレートなハードコアを鳴らしていて音源が凄くカッコ良かった。最初聴いたとき欧米のバンドかと思ったくらい。
PK : 間違いなく、Watchout! Recordsを運営しているカントさん(Kangto Lee)だと思います。Day of Mourningというバンドでギターもやっていますね。一時期韓国のレジェンド的なバンドVASSLINEにも在籍していました。またDay Of Mourningのもう一人のギター のマンキさんはPromptsの最新作『Magenta Smile』のエンジニアもやってくれました。韓国の多くのメタルコア/ハードコアバンドを手掛けていて彼はシーンでは一番有名なエンジニアと言えますね。
PK : あとはやっぱりEnd These Daysのユルさん(Sang Yul Song)ですね。日本のバンドシーンと最も親交が深いのはユルさんだと思います。End These Daysが2017年にリリースした「Solace」という曲のMVでは、Crystal LakeのRyo Kinoshitaがゲストボーカルとして参加して話題になりました。来日も4回していて2018年にはPaledusk主催のBlue Rose Tourに出演したり、年末のNERDS FESTに出演したりしています。また、2017年には日本からPrompts、Infection、Will You Rememberを招いて韓国ツアーを企画したりしてくれました。
Matsuno : 僕もユルとは7~8年前くらいからFacebookを通して連絡を取り合うようになって、家に泊めたこともあるし今もずっと親交があります。End These Days初来日は確か、RNR TOURS主催で秋葉原音楽館だったかな。
PK : この三人が、Watchout! Recordsというレーベルを始めて、日本からもMirrorsなど、いろんなバンドを韓国に呼び始めて、大きな企画を打つようになりました。Born of OsirisとかPeripheryなどが韓国でライブできるように働きかけて、Watchout! Recordsからオープニングアクトをブッキングしたりもしていましたね。
PK : それからIn Your Faceも韓国シーンにおいて重要なバンドです。彼らはJUMP OVER THE LINEという企画をやっていて、6回目から日本のバンドが参加するようになりました。韓国のシーンは小さく、いつも同じラインナップだから、日本のバンドを呼ぶ事が自然と増えていった形だと思います。これまでにAbstracts, Paledusk, Victim of Deception, Foad, Sable Hillsなどを招致していて日本と韓国の繋がりを作ってくれた大きな存在です。Vo.のミナトは現在は東京在住でよくライブハウスに遊びに来ています。
Matsuno : ミナトもそうだけどビックリしたのはメタルコアやハードコアのシーンの中で日本語ちょっと話せます、みたいな人がちょくちょく居ること。日本のバンドマンで韓国語喋れる人って言われてもほとんどいないから、すごいな~と思いましたね。あとけっこう韓国から日本にライブ観にくる人も多いんだよね。SCREAM OUT FESTIVALとかBloodaxe Festivalとかで韓国から遊びに来てる人と仲良くなったりしたなぁ。
RIFF CULT : 韓国でライブをやる時によく使ってたライブハウスはありますか?
Piguri : CLUB AORかな。弘大(ホンデ)っていう日本でいう原宿みたいな場所にあるライブハウスは有名ですね。
PK : もちろん超重要です。 ギタリストのLee Jung MinはPaydayのメンバーでもありますね。釜山のハードコアといえば、All I Have。みんながリスペクトしています。メンバーのGeon(ゴン)さんはみんなの兄貴的な存在で、REMNANTS OF THE FALLENなど韓国の色んなバンドのアートワークやマーチデザインを作ったりもしていますね。
REMNANTS OF THE FALLENは、ソウル出身でDOMと来日経験も有るメタルコア/メロデスバンド。2017年度と2021年度の「韓国大衆音楽賞」最優秀メタル/ハードコア賞を受賞している。アルバム『SHADOW WALK』収録の”MISERY INJECTION”ではPKもゲストボーカルで参加。
Yuta : リアルタイムな歌詞だから、PRAISEもリアルタイムな状況で表現できる事に挑戦しようと思いました。楽曲にはギターも入ってるけど、現状ギタリスト不在というバンド体制もそのままミュージックビデオに落とし込んでいます。Aoriの存在も、DTMを使って曲を作り上げていったところを表現できるように別シーンを使って撮影しました。PRAISEの今の状況が伝わるように。
Yuta : コロナウイルスの流行があって、SNSでもこれまで気にならなかった部分が見えてしまうようになりました。これは、自分達だけの感情ではないと思っていて、普段音楽を聴かない人も、ライブハウスに遊びにくる人も、なんとなく同じだと思う。嫌でも目についてしまう、見なきゃいいのに気になってしまう事。歌詞の中にもあるけど、誰かが逮捕されたとか、当事者には分からない事なのに見えてきてしまう事。そこをテーマにして曲を書いてみたかった。
この曲を届けたいと思う人は?
Yuta : 同じように考えている人がいるだろうと思う。こうしたSNSのダークな部分に対して、そうじゃないだろって。でもそれをSNSに書くだけじゃ変わらないんじゃないかって思うから、PRAISEとして音楽という形で発信しようと。それを受け取ってもらえたら。
ファンのみなさんの反応は気になりますか?
Yuta : もちろん、でもなんか、あまりリアクションに影響を受けすぎないようにしていますが、やっぱり気になってみてしまいますね。「そうそう、それが伝えたかったんだよ」ってうれしくなる事もあるし。
YU : 「これは道徳の教材にするべきだ」って書いている人もいたね笑
YouTubeのコメント欄も見てますか?
Yuta : メンバー全員、それぞれに反応はチェックしていて、うれしいコメントもありますね。良い事ばっかり書かれている訳じゃなくて、「なんか微妙だな」って反応がある事も含めて、嬉しいというか。PRAISEとしては、そういう反応も含めて形にしていってやるぞって思ってるかな。
Yuta : そこから得られる事も多いしね、「ああ、確かにそうだよな」みたいな。今まではそういうコメントに対してイライラしていたし、SNSでのくだらないトラブルも目に付いていたけれど、最近はそういうのもなくなった。そんな事にエネルギーを使っている事がもったいないとすら、思うようになれている。ライブを観せたいともね。
Yuta : ひとつ言えるのは、まだまだPRAISEは終わらないよって事。次のステップに向けて準備している事もたくさんあって、実は新メンバーも決まっているんだ。だから、期待して待っててもらえたら嬉しいな。コロナウイルスの流行によって、音楽やライブシーンから離れてしまった人も少なからずいて、今までライブにもよく遊びに来てたけど、足が遠のいている人もいると思うし。その人たちがまたライブシーンに戻ってきて、「やっぱ、PRAISEやばいな」って思ってもらえる自信がある。
Yuta : 今年に入って、コロナウイルスの影響で予定していたツアーを全公演する事が出来なくなってしまったり、僕ら自身、生活が大きく変わったんですよね。ファンもバンドと接する機会が減って、強いて言えばSNSだけがコミュニケーションの場所になりました。SNSも良くないニュースばかりで、誰かが不倫しただの、逮捕されただの、金配りだの…。こういう言葉にインスパイアされて、曲を作ってSNSを通じて公開する事に意味を感じて、「GOSTRAIGHT 2020」として発表した、って感じです。
Aori : 最近だと海外の作曲家のMick Gordonに影響を受けていますね。エレクトロでラウドなテイストのゲームミュージックを多く生み出していて、最近だとBring Me The Horizonとコラボして作品を出したりしてるんですが、彼の手掛けた楽曲をよく聴いていた事もあり、自然と自分が楽曲制作を進めていく中で、このリフにはこうしたアレンジが合うんじゃないかと閃きを形にしていきました。FXを重ねていくうちに、なんだかSNSでの会話を描写するような形になりましたね。
jorge : ドラムを始めたきっかけまで遡るとMetallicaですね。それとKORNを筆頭にニューメタルはけっこう聴きました。バンドを始めるまでは海外の音楽が中心でしたが、Pay money To my Painやcoldrainに出会って衝撃を受けましたね、ものスゴく。今でも強く影響を受けています。
jorge
YU : 父親が音楽好きで、その影響から最初はLed Zeppelinなどを聴いていました。楽器を始めてからはRed Hot Chili Peppersや311、Nirvanaなど、どんどん昔に掘り下げていきましたね、Jimi Hendrixとかも。高校生になってSlipknotやLimp Bizkit、Linkin Park、Primusみたいに聴く音楽が広がっていきました。特にPrimusはPRAISEのベースラインをプレイする上で影響を受けてますね。あの不気味な音が凄いんですよね!
Yuta : 父親がバンドをやっていて、車ではいつもロックが流れているような環境でした。初めて行ったライブも父親に訳も分からず連れて行ってもらったThe Rolling Stonesの東京ドーム公演。とにかくロックばかりだったけど、自分が反抗期になると、そうでないものを聴きたいという気持ちが湧いてきて、ヒップホップに夢中になっていきましたね。最初はDA PUMPとかでしたけど、RIP SLYMEやKICK THE CAN CREWを聴き、もっといかついのがあるぞ! とキングギドラを聴いてみたり、アンダーグラウンドなものもチェックするようになりました。同じ頃、友達と一緒に観たGOING STEADYのライブビデオも衝撃で、青春パンクも聴くようになりましたね。海外のパンクも聴いたけど、やっぱり日本のバンドの方が好きだった。言葉の力強さが自分の中では重要だなって。青春パンクもヒップホップもそういう意味で自分のルーツになっています。
Yuta
海外のヒップホップはどうですか?
Yuta : 映画『8 Mile』を観て興味を持ったくらいで、そこまで聴いてはないですかね。みんなで移動している時にいろいろ聴いたりもしてるけど、BGMとして、かな。
Azraelなどで活躍するベーシストYasuを中心とした女性ボーカルシンフォニック・パワーメタルバンドGrand Finaleの2年振りセカンドアルバム。前作『Descent with Modification』発表後にキーボーディストAOIとドラマーKenshoが加入し制作された本作は、日本のみならず海外のパワーメタルファンからも高い評価を得ている。
ヒロイックなメロディがアップテンポな楽曲に染み入るように馴染む「Silent God」や、シングルとしてもリリースされた「Fly To The Shangri-La」、多彩なキーボードワークと日本語詞が心地良い「Fly Away」など、思わず拳を突き上げたくなるような熱いナンバーがずらりと並ぶ良作!
01. Human (05:24)
02. World of Glory (05:03)
03. Fly to the Shangri-La (05:10)
04. Silent God (07:12)
05. 君は鳥 (05:02)
06. Fly Away (03:56)
07. Moment (04:34)
08. Again (04:55)
09. Unchanging Days (04:20)
10. The Last One (04:57)
11. This Is Amazing (05:30)
YUI : 今回はソーシャルディスタンスという環境を利用したVJ投影による演出表現というのが大きなポイントになっています。イベントのタイトル、「PARALLEL WORLD (パラレルワールド)」にも関係してきますが、自分の中での裏テーマがあって、それは普段僕達が行なっているような、ライブハウスで密集してダイブなどを行なっている世界線がTRUEな世界線だとすると、今回のライブは”ウィルスが世界中に蔓延して、誰もが密集した状態で娯楽が全くできなくなってしまった20XX年のライブ会場で、誰にも見つからないように地下施設で、その時の最新の技術を駆使して特殊な演出をしている世界線”というものを表現していて。それはまさにパラレルワールドで、”IFの世界のライブハウス”を表現しました。全席着席にして、VJを使ってわかりやすいデジタルな雰囲気と近未来な演出というのを行ったのもそのコンセプトに基づいています。
今もまだまだだけど、自分達なりに経験値を積んできて、実際にa crowd of rebellionの丸山獏さんや宮田大作さんとお話する機会も増えてきて、Earthists.も5周年を迎えて腰を据えてお願いできる段階に来たと感じて、今回オファーしました。冒頭の話しに戻りますが、THINGS.がこのイベントで映像を担当してくれなかったら企画を行ってないのと同じで、亮輔くんにオファーを断られたら、別の曲を再録しようと思ってました。