ネバダ州ラスベガスのデスメタル・バンド、Semi-Rotted が、新曲「Torture Congregation」のミュージックビデオを公開しました。このバンドは、元Five Finger Death PunchのJeremy Spencerがフロントマンを務めるニューバンド。2022年8月25日にChop Chop RecordsからデビューEP『Deader Than Dead』をリリースしています。
また、Polyphiaは2022年10月28日にニューアルバム『Remember That You Will Die』をリリースすることを発表している。トラックリスト、アートワークは以下の通り。
Polyphia 『Remember That You Will Die』
01. Genesis feat. Brasstracks
02. Playing God
03. The Audacity feat. Anomalie
04. Reverie
05. ABC feat. Sophia Black
06. Memento Mori feat. Killstation
07. Fuck Around and Find Out feat. $not
08. All Falls Apart
09. Neurotica
10. Chimera feat. Lil West
11. Bloodbath feat. Chino Moreno
12. Ego Death feat. Steve Vai
オハイオ州を拠点に活動するメタルコア・バンド、Miss May I が、前作『Shadows Inside』から5年振りとなるニューアルバム『Curse Of Existence』を2022年9月2日にSharpTone Recordsからリリースしました。
Miss May Iは名作『Monument』以降、メタルコア史に自ら打ち立てた金字塔を越えられていないというコアなファンからの声もちらほらあった (といってもセールス的にはずっと成功してきた)。個人的にはそうは思わないが、『Monument』が今後数十年に渡り語り継がれていくアルバムであること、そして彼らがシーンに与えたインパクトが強烈だったことは間違いない。そんな『Monument』に匹敵する凄まじいサウンドで、2022年にMiss May Iは再びシーンに戻り、そして今バンド史上最高傑作と言える『Curse Of Existence』を発表した。
Miss May I にファンが求めるのは、ソリッド&メロディックなリフ、アンセム的なコーラス、そして強烈なブレイクダウンといったところだろうか。オープニングを飾る「A Smile That Does Not Exist」を聴けば、すぐにこのアルバムの力強さに圧倒されるはずだ。ブラストビートにシュレッダーリフ、Leviのスクリームが炸裂していく。続く先行シングルとしてリリースされた「Earth Shaker」や「Bleed Together」とファストなキラーチューンが立て続けに繰り広げられていく。特にこの2曲のブレイクダウンがアルバムのハイライトとも言えるパワーがある。
シュレッドなギターと印象的なコーラスのハーモニー、クラシックなメタルコア・ブレイクダウンを搭載した「Into Oblivion」は、個人的にアルバムのベスト・トラックで、Bring Me The Horizon、Architectsなどに匹敵するスタジアム・ロック的なスケールがたまらない。思わず「INTOOO OBLIVIOOON!!!」と叫ばずにはいられないはず。
1. A Smile That Does Not Exist
2. Earth Shaker
3. Bleed Together
4. Into Oblivion
5. Hollow Vessel
6. Free Fall
7. Born Destroyers
8. Unconquered
9. Savior Of Self
10. Bloodshed
1. Ashes Lie Still (feat. Julia Frau)
2. Shadows in Time
3. You’ll Never Learn
4. Tides of Glass
5. From Hollow Words (feat. Sven De Caluwé)
6. Sea of Stone
7. All I’ve Lost (feat. Matthew K. Heafy)
8. With Broken Wings
9. Echoes of Hate
10. Scratch the Vein
11. Rebirth (Remixed)
来日経験もあるオランダの女性ボーカル・メタルコア・バンド、For I Am Kingが新曲「Liars」のミュージックビデオを公開しました。Miss May IやFit For A Kingを彷彿とさせる、純度100%のメロディック・メタルコア、女性ボーカルのAlmaは高いテクニックでドラマティックに楽曲を仕立てています。
日本のハードコア、パンクのライブ・シーンを語る上で欠かせない存在であるKEEP AND WALK。旗揚げ15周年を記念したコンピレーション・アルバムが2022年10月上旬に発売されることが決定した。
レーベル、ジャンル、活動拠点、世代……。あらゆる垣根を越えてKEEP AND WALKの名の下に18組が集結、全アーティスト新曲で参加するとのことで、このコンピレーション・アルバムのリリースを記念したイベントも計画中とのことだ。詳しくはKEEP AND WALKのSNSをフォローして情報をGETしよう。
また、KEEP AND WALKによる参加アーティストのプレイリストが公開されている。
リリース情報
旗揚げ15周年記念作品
KEEP AND WALK 15th anniversary compilation album
レーベル/ジャンル/活動拠点/世代 あらゆる垣根を越えて KEEP AND WALKの旗の下に18組集結 全バンド新録・新曲収録
今年に入り、シングル「Thinking in Tongues」と活発な動きを見せる彼ら。一時はニューメタルへ接近したものの、すでにSuicide Silenceらしいクラシックなデスコアへとカムバックしています。ここでさらっと初期のスタイルへ回帰している、というだけでなくもう少し深掘りしてこの「You Must Die」について考えてみたい。
UKプログレッシヴ・メタルコア・バンド、Oceans Ate Alaska (オーシャンズ・エイト・アラスカ) が、ニューアルバム『Disparity』をFearless Recordsからリリースしました。前作『Hikari』から5年、2016年に脱退したオリジナル・ボーカリストJames Harrisonが2020年に復帰し、再びシーンに戻ってきました。
シングル「Metamorph」、「New Dawn」、「Nova」はもちろん、I, PrevailのEric Vanlerbergheをフィーチャーした楽曲「Dead Behind The Eyes」など、期待を裏切らない楽曲がたっぷりと収録されている。正直、Oceans Ate Alaskaにとっても、我々リスナーにとっても、『Hikari』から5年という時間はとても長かった。それは単純な長さに加えて、パンデミックなどによるダメージも大きい。センセーショナルなFearless Recordsからデビューであったからこそ、「次、いったいどんな作品を仕上げてくるのか」という高まった期待が一度落ち着いてしまうと、なかなかそれを超えてくる作品は出てこない。
しかしどうだろう、今この記事を読みながら『Disparity』を聴いている方は、オープニング・トラックの「Paradigm」を再生した瞬間、Oceans Ate Alaskaに期待するものを得られた喜びを噛み締めていることだろう。5年をかけて作り上げたと言われれば納得 (おそらくそれよりももっと短期間で完成させられている) の作品で、個人的には楽曲「Sol」の完成度の高さに驚いた。
アルバム収録曲の総時間は30分。そこに詰め込まれたOceans Ate Alaskaらしいアイデア、ドラマーChrisの卓越されたドラムプレイ。たとえ次のアルバムがさらに5年後だとしても、5年間聴き続けても飽きないような作品になっているように思う。じっくりじっくりと聴き返したい作品。
1. Paradigm
2. Nova
3. Metamorph
4. Shallow Grave
5. Sol
6. Dead Behind The Eyes (feat. Eric Vanlerberghe of I Prevail)
7. Plague Speech
8. Disparity (Interlude)
9. Emtpy Space
10. New Dawn
11. Hallucinogen