ドイツ出身のエレクトロニックコア・バンド”ELECTRIC CALLBOY”は、Tanzneid World Tourのフランクフルト公演において「Echoes Of The Past / Old Songs Medley」をライブで披露した。これはフランクフルトのステージで、過去の楽曲をメドレー形式で演奏したパフォーマンスとして届けられた。
このメドレーは、バンドの初期カタログを横断する内容で、「Monsieur Moustache」「Muffin Purper-Gurk」「We Are the Mess」「Crystals」など、これまでの楽曲が現代的な演奏とエネルギーで再構築されている。
オーストラリア・ブリスベン出身のメタルコアバンド”Diesect”は、新曲「Four Walls」を公開し、EP『Hide From The Light (Deluxe)』を2026年2月20日にGreyscale Recordsからリリースすると発表した。
『Hide From The Light (Deluxe)』は、2025年5月にリリースされたオリジナルEP『Hide From The Light』を拡張した作品であり、今回発表された「Four Walls」を含む複数のボーナストラックを収録する。EPはこれまでの攻撃的なスタイルを踏襲している。
バンドはこの新作を携えて、2026年2月〜3月にかけて初のヨーロッパ/UKツアーを実施する予定であり、Crystal Lake、Miss May I、Great American Ghostと共に各地を巡る。また3月にはオーストラリア国内でSpiteおよびVarialsのサポート公演も予定されている。
収録トラックリスト:
01 – Hide From The Light
02 – Too Many Scars
03 – Pretty Much Dead
04 – Shura
05 – There Was Never Light
06 – Suffer In The Dark
07 – Four Walls
08 – Death Of A Shadow
09 – No Home Left To Find
For those who are unaware, my beautiful wife and I brought twin baby boys into the world on January 6th and we want to say thank you for all the love we’ve been getting, we feel so blessed our family has grown by 2. Their mom did so good and is resting… pic.twitter.com/mOwEbtJdrz
バンドはMotionless In WhiteとのEU/UKツアーを予定しており、Valerioはツアーには不参加となるが、2026年5月から開始される北米ヘッドライニングツアーには復帰する見込みである。Valerioの代理として、長年のクルーメンバーであるDevin Chanceがツアーに参加する。
アメリカ・カリフォルニア出身のハードコアバンド”Lionheart”は、新作スタジオアルバム『Valley Of Death II』をリリースした。
本作は、2019年に発表されたアルバム『Valley Of Death』の精神的続編として制作された作品であり、近年連続して公開されてきたシングル群に続くフルレングス作品となる。アルバムには複数のゲストが参加しており、そのうちの1人としてKublai Khan TXのボーカリストMatt Honeycuttが名を連ねている。
Matt Honeycuttは、収録曲「Chewing Through The Leash」にゲストボーカルとして参加している。同曲については、Daniel Priessが監督を務めたミュージックビデオが公開された。
LIONHEART’s brand new single ‘Chewing Through The Leash ft. Matt Honeycutt from Kublai Khan TX’, taken from their new album Valley Of Death II, out on January 9th, 2026!
Pre-order here: https://arisingempire.com/lionheart
メタルコアバンド”Sylar”は、長期の活動休止を経て復帰を発表し、新曲「Pushing Me Off」をリリースした。バンドはソーシャルメディア上で休止の終了を告知し、ボーカリストのJayden Francoが「噂は本当だ。Sylarは戻ってきた!『Pushing Me Off』がリリース中だ」と投稿した。
「Pushing Me Off」は、2018年にリリースされたアルバム『Seasons』以来となる新曲であり、長期間の音楽活動のブランクを経て公開された最初の作品となる。
大阪を拠点に活動するデスコア・バンド、Dreadmeldが、ファースト・アルバム『SCORCHED INTO THE DAWN』を配信リリースしました。1月17日からは、CD販売も開始となる。本作はコンポーザー/アレンジャーとしてこまちだとDreameld、アートワーク、サポートボーカルにイツキ/PartyPeakがクレジットされている。関西から日本全土へ、そして世界へと活動規模を広げるだろうポテンシャルの詰まった本作、必ずチェックしよう!
メタルコアバンド”Poison The Well”は、新曲「Thoroughbreds」のミュージックビデオをプレミア公開した。これは、2026年3月20日リリース予定のスタジオアルバム『Peace In Place』の正式な先行シングル映像作品である。
映像はChris Candyが監督を務めており、「Thoroughbreds」は同作の中心となるトラックとして収録される予定である。アルバムには「Wax Mask」「Primal Bloom」「Everything Hurts」「Weeping Tones」「A Wake Of Vultures」「Bad Bodies」「Drifting Without End」「Melted」「Plague Them The Most」といった楽曲が含まれる見込みだ。
メロディック・メタルコアバンド”All That Remains”は、ギタリストのKen Susi(元Unearth/元As I Lay Dying)を新たなメンバーとして迎えたことを発表した。
Ken Susiは、1998年にUnearthでリズムギタリスト兼バックボーカルとしてキャリアを開始し、2023年まで同バンドで活動していた。その後、2022年にはAs I Lay Dyingに加入し、2024年のアルバム『Through Storms Ahead』にもギタリストとして参加したが、同年秋にバンドを脱退している。
今回の加入は、バンドが前任のギタリストJason Richardsonとの決別を公表して以降の動きであり、新体制でツアー活動を再開する準備の一環とみられている。SusiはInstagramおよびAll That Remains側の投稿で新たな参加を喜びの言葉とともに表明し、バンドと共にステージへ戻ることへの意欲を示している。
All That Remainsは、マサチューセッツ州スプリングフィールド出身のバンドで、1998年の結成以来多数のフルアルバムをリリースしてきた。
ヘヴィメタルバンド”Black Label Society”は、新作スタジオアルバム『Engines Of Demolition』を2026年3月27日にリリースすると発表した。これはMNRK Heavyからのリリースとなる。
『Engines Of Demolition』には、「Name In Blood」「Gatherer Of Souls」「The Hand Of Tomorrows Grave」「Better Days & Wiser Times」「Broken And Blind」「The Gallows」「Above & Below」「Back To Me」「Lord Humungus」「Pedal To The Floor」「Broken Pieces」「The Stranger」「Ozzy’s Song」「Name In Blood (Unblackened)」「Lord Humungus (Unblackened)」の15曲が収録される予定である。
Whitechapelにとって9作目のスタジオ・アルバムはMetal Blade Recordsからのリリース。ギタリストのZach Householderがプロデュースを手がけた初のセルフ・プロデュース作品で、Mark Lewisが関与しないアルバムとしては『A New Era of Corruption』以来の作品で、彼らの代表作として知られる『This is Exile』の続編であり、前作『Kin』で追求したプログレッシヴ・デスメタルとは違い、『The Valley』でみせたヘヴィネスに近い雰囲気が感じられる。
先行シングル「Fractures」では、Crystal LakeのJohnがゲスト参加。ヘヴィ・デスコア・ファンならニヤリとするフィーチャリングだろう。先に出たEPももちろん同様に評価しているが、2作を通じて最も素晴らしい楽曲は「Ov Agony」だと思う。Fit For An Autopsy過ぎる感じも否めないが、これからさらに磨かれて光る各メンバーの個性が感じられるし、ゴスなYasminがカッコ良過ぎる。
▶︎SPITE 『NEW WORLD KILLER』
南カリフォルニア・ベイエリアを拠点に活動するSPITEによる5枚目のフルアルバム『NEW WORLD KILLER』は、バンド結成から約10年にわたって積み重ねてきたキャリアを総括しつつ、なお更新し続ける現在進行形の姿を強烈に刻み込んだRise Recordsからの一作だ。
SPITEはこれまで、作品ごとに異なるスタイルを見せながらも、常に“SPITEらしさ”を失わないバンドだった。故にRise Recordsとの契約を勝ち取り、シーンの中心バンドとして活躍しているとも言えるだろう。2015年のEP『Misery』に見られたニューメタル的な感触、2022年に発表されたアルバム『Dedication to Flesh』で前面に出た、Suicide Silence直系とも言える剥き出しのピュア・デスコア・サウンド。その流れを受け継いだ『NEW WORLD KILLER』は、過去の要素を組み合わせたような作品と言えるかもしれない。
本作から新たなギタリストとして、The Zenith Passage、Fallujahと渡り歩き、All Shall PerishやThy Art Is Murderのライブサポートを務めた経歴を持つRob Maramonte、本作のプロデュースも務めたエンジニアMike Sahmをベーシストに迎えている。
彼らがテクニカル・デスコアであることは間違いないし、2021年のデビュー作『The Codex of Flesh』は、Crown Magnetarが何であるかをシーンに見せつけ知らしめた。本作も間違いなくテクニカルであるが、それ以上に強烈なバウンシーなブレイクダウン、リフが何よりも印象的だ。ファストに踏み込まれるツインペダルの疾走から急転直下のブレイクダウンの破壊力は、Lorna Shoreを凌駕するかのようだ。
Mike SahmがメンバーとしてこれをプロデュースしているのはこれからのCrown Magnetarにとってプラスしかない。テクニカルでありながら、誰も予測不能なブレイクダウンでフロアを焼け野原にしてしまう彼らのサウンドが、結成から10年目となる2026年にどこまで進化するか楽しみ。
▶︎Ameonna 『The Birth of Death』
元Chelsea GrinのボーカリストAlex Koehler、ドラマーPablo Viveros、ギター/ベーシストJake Harmondによる新プロジェクト、AmeonnaによるサードEP。今更気づいたが、バンド名は雨女と読むのだろうか。日本モチーフの前作EPのアートワークから本当にそんな気がする。『The Birth of Death』は、Chelsea Grinが2010年のデビュー作から2010年代中頃にかけて築き上げてきたダウンテンポ・デスコアのクラシックスタイルを軸にしながら、ドラマティックなオーケストレーションを燻らせた、誰もがChesea Grinに求めるあのサウンドだ。
作品のタイトル曲である「The Birth of Death」は、まさしくChelsea Grinで10年前のChelsea Grinが突然2025年に現れたかのよう。差し込まれるサンプルに違いはあれど、AlexとPabloの掛け合いにも胸が熱くなる。
▶︎Impending Doom 『TOWARDS THE LIGHT』
アメリカ・カリフォルニア州リバーサイドを拠点に活動するImpending Doom。2025年にバンドは結成20周年を迎えた。2023年以来となる新作『TOWARDS THE LIGHT』は自主リリース。6枚のフルアルバムを重ねてきた彼らにとって本作は、現在のImpending Doomがどこに立ち、何を表現しようとしているのかを端的に示す位置づけの作品となっており、アートワークにおいて強力なインパクトを放つ十字架が示すように、クリスチャン・デスコアとしてのImpending Doomらしさが感じされる。
EPは「Christ Is King」で幕を開ける。詩篇23篇 (*旧約聖書の詩篇の中の一篇)をモチーフにした導入から、タイトルを冠したコーラスへと流れていく。ドゥーミーなアトモスフィアからはFit For An Autopsyにも近いが、どちらかというとThe Acacia Strainのような危険な香り、緊張感が張り詰めているように感じる。彼らはハードコア・ファンからも人気があるし、続く「Punishment」では、デスメタリックなヘヴィリフとモダン・ハードコアのヘヴィネスをリンクさせながら展開。もちろんメッセージ性の高さも無視できないし、「Christ Is King」〜「Punishment」と連なるミュージックビデオも必見だ。
The Crimson Armadaは2000年代後期から2010年代前半において2枚のアルバムをリリースしたのみの短命バンドであったが、2000年代後半〜2010年代初頭のメタルコア/デスコア・シーンにおいて独自の存在感を放っていたバンドだ。クリスチャン・デスコアとしてImpending Doomらとシーンを盛り上げてきたが、最近になってバンドはクリスチャン・メタルに多大な影響を受けたが、自身はクリスチャン・デスコアをやっているつもりはないとポッドキャストで話している。
タイトル曲「Ceremony」では、同時代に活躍したメタルコア・バンドMiss May IのLevi Bentonがフィーチャリング・ゲストとして参加。この曲はメロディックな感じもいいが、ブレイクダウンもいなたくて最高です。『Ceremony』は完成度の高いEPとは言い切れない部分もあるが、それ以上に「バンドが戻ってきた」という事実と、荒いプロダクションの奥に確かに存在する楽曲の魅力が印象に残るEPだ。
Nick Arthurのデスコア・シーンにおける功績は大きく、自著『デスコア・ガイドブック』でも彼について書いたことを覚えている。今ではデスコアのトップに君臨するThy Art Is Murderでライブ・ボーカルを務めた経歴ももち、多くの作品にも関わってきた。彼の所属バンドであるMolotov Solutionも、ダイナミズムで言えばThy Art Is Murderに負けていない。
「Mortis Imperium」と「The Golden Tower」はミュージックビデオにもなっており、現在のMolotov Solutionを端的に理解できるサウンド、個性が光る2曲になっている。Thy Art Is MurderやWhitechapelに匹敵するダイナミズム、ソングライティングの良さを持ち合わせながら、Lorna Shore-ishなイリーガル・ビートダウンもテクニカルかつバウンシー。
アメリカ・ワシントン州スポケーンを拠点に活動するEnterprise EarthによるEP『Descent Into Madness』は、2025年1月30日にインディペンデントでリリースされた通算3作目のEPで、MNRK Music Groupとの契約を終了し、自主リリースという形で発表された。Gabe Mangoldが中心となり、作曲・プロデュースからミックス/マスタリングまでを手がけている。ドラム・エンジニアリングにはJason Suecofが名を連ね、アートワークはChris Maxwellが担当。長年にわたるメンバー交代を経て、現在はGabe Mangoldを軸に、ヴォーカルTravis Worland、ベースDakota Johnson、そして本作から正式参加となるドラマーAron Hetskoという編成で制作されている。2022年のDan Watson脱退以降、完全に別のバンドへと生まれ変わったEnterprise Earthが、ようやく現在進行形の形を確立した作品として印象的だ。
『Descent Into Madness』は明確なコンセプトを持つ作品であり、精神的崩壊や内面の闇へと沈み込んでいく主人公の視点を軸に、全6曲・約26分で構成されている。冒頭の「I. The Descent」は、不穏なスポークンワードから一気に爆発する構成で、Djentyなリフとデスメタリックなヘヴィネスが炸裂。Travis Worlandのヴォーカルは、単なる凶暴さに留まらず、焦燥感、狂気、寂しさや怒りをを帯びた感情表現として機能しているのが作品を引き締めている。
Humanity’s Last Breathにも接近するようなThallっぽさがありつつ、グルーヴィなデスメタルの古典的な雰囲気も見せるスタイルは、現代デスコアの中でも特異なスタイルと言える。ブラッケンドに接近したり、テクニカルであったり、Dan脱退以降挑戦してきたEnterprise Earthが向かう先が明確となったように感じるし、アートワークからもそれが読み取れる。次作への注目も高まる。